
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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将棋部だより
府医ニュース
2026年5月6日 第3143号
3月15日に今年2回目の例会を、大阪市中央区谷町の大阪府社会福祉会館で開催した。少し暖かくて色々な花が咲いていた。
「春愁や学に飽(う)みしにあらねども」と生理学者の松本淳治先生はお詠みになった。我々は春の愁いに時を費やさず、将棋の読みに没頭するのである。
精神分析の祖フロイトは「対象発見とは、実は対象の再発見のことである」と気付いた。我々は将棋というゲームに、哲学と芸術ばかりでなく宗教さえも発見したのである。
参加者は10人だった。女性の準会員が参加したことは特筆するべきことで、それは約40年振りのことだった。さらにJCHO大阪病院(福島区)の石見先生が、娘さんに観戦させたいと望まれて連れていらしたことは府医将棋部始まって以来初めてのことだった。娘の優衣(まい)さんはまだ8歳なのにとても熱心だった。こんな状況で初参加の女性が自ら申し出て、医師と対局しながら優衣さんとの対局もしてくれたのには驚いた。10代の頃村田智穂プロの好敵手だったという。それだけの技術と知識の量を感じさせる2面指しだった。
この日は3勝1敗者が3人で、規定により優勝が女性準会員で、2位が濱田五段(東住吉区)、3位が山中五段(福島区)だった。ほかの参加者は手島七段(和泉市)、伊藤五段(野崎徳洲会病院/大東市)、佐野五段(豊中市)青谷三段(高槻市)、岩崎三段(小松病院/寝屋川市)、準会員四段、準会員二段だった。
与謝蕪村は辞世の句として「白梅に明くる夜ばかりとなりにけり」と詠んだ。死の直前まで花を見つめ、この世の美しさを観賞したのだった。我々は学問と将棋を考える。そして永遠の真理を見つけたい。
入部をご希望の方は、いずみがおかメンタルクリニックの手島(電話0725-56-2727)までご連絡ください。
報告 手島 愛雄(和泉市)