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医師・医療関係者のみなさまへ

第27回 西淀川区いきいき講演会

府医ニュース

2026年5月6日 第3143号

住み慣れたまちで暮らし続けるために

 西淀川区医師会(竺原俊光会長)をはじめとする三師会、区役所、社会福祉協議会、地域包括支援センターなどで構成されている「に~よん地域包括ケアシステム委員会」は2月14日午後、同区内で27回目となる西淀川区いきいき講演会を開催。「住み慣れたまちで暮らし続けるために私たちができること――現状と課題」をテーマに、同区医師会理事の杉山博通先生(精神科医)を座長とし、基調講演とシンポジウムの2部構成で行われた。
 第1部の基調講演では、釜江和恵氏(浅香山病院精神科副院長・認知症疾患医療センター長)が、「認知症の早期診断と診断後支援の重要性」について講演。日常生活で見られる軽度認知症障害(MCI)の気付いてほしいサインを示すとともに、症状が進行する中での本人と家族の葛藤を語ったほか、受診へのアプローチの重要性と早期診断・早期治療のメリットなどを詳述した。
 第2部は杉山座長、釜江講師も交え、陽だまり西淀川オレンジチームをはじめ、中島昌二氏(愛仁会千船病院認知症看護認定看護師)、地域包括、認知症家族の方々をパネリストに、シンポジウム「誰もが当たり前に自分らしく暮らし続けるために――声に耳を傾け共にこれからを考える」を実施した。
 ▽最初の違和感▽受診までの迷い▽誰に相談すればよいのか分からなかったこと▽仕事との両立――などパネリストの生の声が伝えられ、会場からの質問も多く寄せられた。参加者は82人と多くはなかったが、MCIについての理解が少しでも得られ、参加者にとって、とても有意義な時間を過ごせたのではないだろうか。

報告 西淀川区医師会