第40回臨床検査精度管理調査結果報告書

第40回臨床検査精度管理調査結果報告書 page 137/368

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―137―5)まとめ HCV抗体検査に関しては、例年同様、全ての施設で正しい成績が得られた。反応性に一部異なるものがあるものの、大阪府下の各医療機関で採用されている試薬・測定系には大きな問題となるものはなか....

―137―5)まとめ HCV抗体検査に関しては、例年同様、全ての施設で正しい成績が得られた。反応性に一部異なるものがあるものの、大阪府下の各医療機関で採用されている試薬・測定系には大きな問題となるものはなかった。HBs抗原同様、参加施設の皆様の日々の精度管理の賜物であると考える。 病診連携を踏まえた、他施設間でのデータ比較にはやはり定量性を持った上で、どこの施設でも同じような測定値が得られることが望ましい。本年2月8日に厚生労働省から出された「健康増進事業に基づく肝炎ウイルス検診等の実施について」の一部改正通知の中で、いわゆる「定性法」の記載がなされたものの、次のステップでは「高力価」と「中力価・低力価」に分別できる測定方法での検査が推奨されている。また、「HCV抗体の検出」方法で「陰性」と判定された場合、および「HCV抗体の検出」方法で「陽性」と判定されたが、「HCV抗体検査」では「陰性」と判定された場合は、「現在、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が低い」と判断される。近年の大阪府下での測定法には問題はないと思われるが、HCV抗体検査法間での乖離例が少なからず報告されている。各試薬の性能に問題はないのか、今後予定されている国立感染症研究所による調査の結果が非常に興味深い。現時点では抗体検査測定値の標準化・共有化は非常に難しい部分があると思われる。今回の通知を踏まえて、まずはHCV抗体検査はスクリーニング検査であるという位置づけで、特異度・感度の高い方法を選択し、確実に管理を行って日常業務に供することがわれわれの義務であり、またメーカー側は極力乖離結果のでない測定系の統一(標準化)を目指していただきたい。???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????? ??????????????????????????図37-2 測定装置別報告値の試料17/18比