第40回臨床検査精度管理調査結果報告書

第40回臨床検査精度管理調査結果報告書 page 136/368

電子ブックを開く

このページは 第40回臨床検査精度管理調査結果報告書 の電子ブックに掲載されている136ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
―136―査依頼をしており、委託先では今年度と全く同じ方法で測定しているが、他施設とほぼ同じ測定値を報告していた。定性判定では正しい報告であったが、原因追及が望ましい事例であると考えられた。一方で、施設....

―136―査依頼をしており、委託先では今年度と全く同じ方法で測定しているが、他施設とほぼ同じ測定値を報告していた。定性判定では正しい報告であったが、原因追及が望ましい事例であると考えられた。一方で、施設A、Bは同じ委託先に検査を依頼しており、その受託先は施設Dであった。今回、この3施設からの報告値が全く同じ数値であったことは、施設A、Bからの委託試料の測定を行っていない可能性がある。試料の保管・搬送などを含めてのばらつきも1指標として有用なデータであると考えるが、このような状況では母集団データとして機能しないことになる。20年以上前からの指摘事項ではあるが、機会を見て是正を促したい。 大部分の試薬では試料17/18比が、0.34~0.43の間であったのに対し例年同様、ランリームHCV ⅡEX(シスメックス社)、アーキテクトHCV抗体(アボット社)、ビトロスHCV抗体(オーソ社)では、0.52~0.81と他社とは異なる反応性を示した(図37-2)。抗体測定系では用いる抗原の種類や、抗原抗体反応の環境によって必ずしも希釈直線性は得られないが、他施設とのデータ比較が必要な場合もあり、将来的にはより高精度・高感度でありながら、互換性の取れた反応系に集束することが望まれる。詳細は、別途添付されている、測定法別散布図等を参照願いたい。試料17試料18A43.7121.3B43.7121.3C13.7117.45D43.7121.3表37-2 試薬513の報告値(C.O.I.)????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????図37-1 HCV抗体測定値ツインプロット図4)外部委託 外部委託に関しては、ほぼ例年と同様の傾向を示した。委託先数は12施設であり、総受託件数は36施設であった。採用試薬の内訳はアーキテクト・ HCV 22施設、ケミルミCentaur-HCV抗体4施設、オーソHCVAbLPIAテストⅢ3施設、ルミパルスⅡオーソHCV 3施設、ランリームHCVⅡEX 2施設、オーソクイックチェイサーHCVAb 2施設であった。全ての施設で正しい報告がなされていた。