第40回臨床検査精度管理調査結果報告書

第40回臨床検査精度管理調査結果報告書 page 103/368

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概要:
―103― 配布試料の安定性については、適正に保管すれば精度管理試料として問題ないと思われるが、試料の配布に伴う溶血が例年問題となっている。本年度の調査では、昨年に比べ溶血を認めた施設がやや減少したが、....

―103― 配布試料の安定性については、適正に保管すれば精度管理試料として問題ないと思われるが、試料の配布に伴う溶血が例年問題となっている。本年度の調査では、昨年に比べ溶血を認めた施設がやや減少したが、中等度から強度の溶血を認めた施設が試料10で6施設、試料11で2施設あり、赤血球数などで明らかに低値の傾向があり、評価対象外とした。また、今回配布した試料10については試料自体の安定性に起因する白血球数の経時的な低下が見られたため「細胞崩壊など」のコメントを記載された施設は評価対象外とした。今後、配布試料に起因すると思われる報告値のバラツキ等に関する対応については委員会で検討する。試料10の白血球数を除くCBC項目では、ほぼ例年通りの変動係数で良好な結果であった。しかし、例年のことであるが、各試料の測定結果を逆に入力したと推察される施設、白血球数、血小板数では桁違い入力の施設がみられ、誤報告がないよう注意をしていただきたい。参考調査として実施している網赤血球比率については、約70%の施設が機械法である。配布試料の網赤血球比率が基準範囲内であり測定機器によりバラツキが大きい結果となった。自動白血球分類については、好中球、リンパ球について、ある程度収束した結果が得られており、日常検査の参考としていただきたい。まとめ