臨床検査精度管理調査結果報告書

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― 37 ―第 五 章精度管理調査の結果と解析1.臨床化学検査(1)総ビリルビン1)測定法の推移 平成23年度精度管理調査の参加数は270施設、そのうち自施設での実施は254施設、他施設に依頼したものは16施設であ....

― 37 ―第 五 章精度管理調査の結果と解析1.臨床化学検査(1)総ビリルビン1)測定法の推移 平成23年度精度管理調査の参加数は270施設、そのうち自施設での実施は254施設、他施設に依頼したものは16施設であった。測定法の年次推移を表1-1に示す。バナジン酸酸化法は128施設(47.4%)、酵素法が78施設(28.9%)、ジアゾ法が14施設(5.2%)、ドライケミストリー法が45施設(16.7%)であった。バナジン酸法が47.4%とほぼ半数を占め、前年度と同様の傾向である。2)測定法別・メーカー別測定結果 表1-2に測定法別、補正後(1回切断)の集計を示した。酵素法・バナジン酸酸化法のC.V.値は5%以内に収束しているが、バナジン酸酸化法の測定値は例年同様他法より低値を示している。また、ドライケミストリー法は低値域でバラツキが大きい。ドライケミストリー法内では、昨年度までと同様にメーカー間でマトリックスの違いや試料の成分により測定値に差が生じている。23年度22年度21年度20年度ジアゾ法14(5.2%) 14(5.2%) 14(5.2%) 14(5.2%)酵素法78(28.9%) 78(28.9%) 78(28.9%) 78(28.9%)バナジン酸酸化法128(47.4%) 128(47.4%) 128(47.4%) 128(47.4%)ドライケミストリー法45(16.7%) 45(16.7%) 45(16.7%) 45(16.7%)表1ー1.総ビリルビン測定法の推移試料1 試料2 試料3mean S.D. C.V. mean S.D. C.V. mean S.D. C.V.ジアゾ法0.92 0.09 9.69 6.32 0.81 12.87 3.71 0.24 6.56酵素法0.98 0.04 4.15 6.52 0.13 2.03 3.79 0.10 2.64バナジン酸酸化法0.92 0.04 4.62 6.35 0.12 1.90 3.60 0.07 2.05ドライ法(ビトロス) 0.88 0.11 12.23 6.33 0.11 1.74 3.53 0.10 2.86ドライ法(富士) 1.02 0.08 7.46 6.13 0.20 3.24 3.55 0.17 4.92表1ー2.総ビリルビン測定法別集計(補正後)