アイコン
こくご
エイズ 知識の強化書

「エイズに関する言葉と知識」

AIDSとHIVは同じ意味である?


●AIDS(エイズ)は病名、HIVはエイズの原因となるウイルス。


●エイズとHIV感染との違い

エイズはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスによって起こる病気のことをいいます。HIVは人の免疫系に取り付き、抵抗力を弱めていくウイルスです。HIVに感染してもすぐにエイズを発症するものではなく、治療を受けないで自然に経過した場合、平均10年間程度の無症状期間があります。

●HIV−ヒト免疫不全ウイルスの特徴

免疫とは体に侵入した病原体を排除し、健康を保つ、いわば体の防衛隊で中枢にあたるのが白血球中のリンパ球。その中のCD4リンパ球が人間の免疫の活性を促す司令官の役目を果たします。HIV はこの司令官であるCD4リンパ球を殺し、免疫を破壊する、つまり体の防衛能力を奪うウイルスです。

日和見感染とは・・・
通常の免疫機能が働いている場合には病気にならないような細菌や原虫がその人の体の状態をうかがって日和見で攻撃するように感染することをいいます。

●HIVの感染力は、主な感染源は

HIVの空気感染はありません。またウイルスが多く含まれるのは血液、精液、膣分泌液、母乳の4つです。だ液、汗や涙にもウイルスは含まれていますが、量が少ないのでほとんど感染することはありません。いま最も増えているのはセックスによる感染です。

◆主な感染源は血液、精液、膣分泌液です。
  • 異性間、同性間を問わず、セーフセックスを心掛けましょう。
  • 注射器や注射針の共用も、そこに付着したHIVを含む血液が体内に入り危険です。


「男女を問わず知っておきたい常識問題」

問 : 母親がHIVに感染している場合、次の ○の中に当てはまる文字を入れなさい。

母○感染の恐れがある



●いま女性のHIV感染者から生まれてくる子供への感染が問題になっています。


●もし感染者が妊娠したら

母親が感染者の場合、適切な処置をしなければ生まれてくる子供の約20〜30%はHIVに感染する可能性があります。しかし、現在では適切な処置をすれば感染率は限りなく0%に近づけることができるようになっています。また幸い子供が感染しなくても、将来両親をエイズで失うかもしれません。


●母子感染とは、そして主な感染経路は

母体が感染するとなぜ子供が感染するのでしょうか。それは胎盤を通じて、またお産の時に産道で、出生後は母乳から赤ちゃんに感染する危険性があるからです。

◆母子感染の感染経路
  • お産時産道を介して
  • 産後母乳から
  • 子宮内胎盤を通じて
この 3つを合わせての感染率は約20〜30%
ただし、適切な処置をすることで限りなく0%に近づけることができます。


●母子感染対策について

妊娠の早い時期から感染がわかれば子供への感染を防ぐ対策があります。子供のエイズは発症までの潜伏期間が大人の約半分で3〜5年ですが、治療を受けなければ生後1ヵ月以内に75%が亡くなるとされています。いま母子感染を防ぐために様々な方法が考えられていますから、感染の不安のある方は、進んで検査を受けてください。妊娠時の検査で陽性とわかれば、主治医に相談し、専門医を受診しましょう。



前に戻る はじめに 次に進む



健康情報トップページ