かかりつけ医からの特定健診受診勧奨事業を実施

豊中市、枚岡、河内、布施各医師会で特定健診受診勧奨活動を展開

　かかりつけ医から特定健診の受診勧奨を行うことで、受診率を向上させることを目的に、令和３年度に初めて「かかりつけ医からの特定健診受診勧奨事業」を実施。参加医療機関の協力により、受診率向上に一定の効果を確認できた。
　そこで、４年度も「特定健診受診率向上のための地域と医師会との連携強化事業」の一環として、３年度と同じ、豊中市、枚岡、河内、布施各医師会の医療機関を対象とした。
　４年12月の１カ月を「特定健診受診勧奨月間」と位置付け、協力医療機関でポスターの掲示やリーフレットなどを配付。特定健診対象者への受診勧奨活動を展開することで、受診率向上に向けて取り組んだ。今後、事業を検証し、特定健診受診率向上につなげていく。

アンケートを実施
効果的な勧奨検討

　また、同事業の一つとして、１月19日から３月12日まで全会員医療機関を対象に、「特定健診・特定保健指導実施率向上に向けたアンケート」を施行した。３月９日時点で、８６７人から回答が得られている。
　本アンケートの結果を基に、かかりつけ医の特定健診・特定保健指導への関わり方などの実態を調査する。そして、効果的な受診勧奨の方法や市町村と医師会、医療機関とのさらなる連携体制構築を目指す。