TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

調査委員会だより No.100

府医ニュース

2023年3月1日 第3029号

調査委員会の調査メールに関するアンケート結果(1/2)
大阪府医師会理事 栗山 隆信

 大阪府医師会には令和5年1月現在、約1万7200人の会員がいます。一方、調査委員会の調査メールに対する会員の普段の回答数は800~1200件程度で、会員数の1割に満たない数です。回答率増加を図る目的をもって、表題のアンケート(4年12月12日に初回、18日に再発出、26日締め切り)を実施しました。2回に分けて報告します。
 今回の調査メール(送信7580件)に対してのアクセス数は2314人で回答数は1502件でした。「設問数が少なく簡単な内容ですので、ぜひご協力をお願いします」との前置きにもかかわらず、予想よりも少数でした。
 ①回答数は、診療所長/病院長/勤務医/その他(理事長、施設長、医育関係者等)が、それぞれ693/104/610/95人でした。
 ②調査メールを「毎回・ほぼ毎回開く」は、それぞれ89.8/85.6/83.8/74.4%でした。
 ③調査アンケートに「毎回・ほぼ毎回回答する」は、それぞれ86.8/84.1/73.6/77.5%であり、勤務医の回答数が少ない傾向でした。
 ④調査メールを「ほとんど・全く開かない」209人の主な理由(複数回答)は、勤務医以外は「他のメールが多すぎて開く気がしない(メール過多)」が5~6割と最も多く、続いて「忙しい」が約4割でした。勤務医は「内容を読むのが面倒」が約5割と最も多く、続いて「忙しい」「メール過多」でした。
 ⑤調査アンケートに「ほとんど・全く回答しない」247人の主な理由(複数回答)は、診療所長と病院長は「忙しい」が約6割と多く、「内容が自分に関係ないと感じた(内容無関係)」が3~4割であり、勤務医は「忙しい」「内容を読むのが面倒」「内容無関係」の順でほぼ同率(4割)でした。そのほかは「内容無関係」が約6割と多く「忙しい」が2~3割でした。
 以上(中間報告)をまとめると、調査委員会の調査メールは3割がアクセスされ、その9割弱がメールを開き、8割が回答するとの結果でした。メールを開かない最大の理由は、普段のメール数が多すぎることでした。開いても回答しない理由は、多忙であることおよび設問内容等の問題でした。
 次回、他の設問の回答を加えて、今後の調査の方針・方向性を報告します。