医師国保第２回通常組合会

令和５年度事業計画および予算等を承認

　大阪府医師国民健康保険組合（理事長＝高井康之・大阪府医師会長）は２月16日午後、府医会館で令和４年度第２回通常組合会を開催した。
　開会あいさつで高井理事長は、組合運営に対する理解・協力に謝意を示すとともに、現在本組合が直面する課題について言及。平成28年度より段階的に削減されてきた国庫補助率は現在13％となっているが、国では所得水準の高い国保組合の国庫補助率をさらに削減する動きがあると憂慮した。一部では医師国保が補助金廃止を容認するかのような報道がなされたが、そのような事実はないと否定した。また、高額薬剤・医療費や組合員および被保険者数の減少など、組合を取り巻く状況は非常に厳しいが、安定的な運営に努めるとして、一層の協力を求めた。
　次いで、山田晃久副理事長が事業経過を報告。その後、杉本睦子監事より監査報告、長等理事、山田副理事長より規約の一部改正に関する報告がなされた。引き続き、豊田紘生副理事長および廣瀬一史理事、西部俊三理事より、①令和４年度歳入歳出補正予算②組合規約一部改正③５年度事業計画および歳入歳出予算④同役職員退職積立金処分⑤同法令遵守のための実践計画策定――をそれぞれ提案し、すべて原案どおり可決決定された。