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医師・医療関係者のみなさまへ

大阪府眼科医会主催 目のすべて展

府医ニュース

2021年11月24日 第2983号

いつまでも「見える」人生を

 大阪府眼科医会(佐堀彰彦会長)の主催する第48回「目のすべて展」が10月10日、「いつまでも『見える』人生を」を標語に開かれた。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からライブ配信で実施。約1千人から申し込みがあり、アーカイブによる配信を含め約3千回の視聴があった。
 佐堀会長はあいさつで、本催しでは例年、多数の参加者を得て、「在阪5大学の専門医による特別講演」「目の健康相談」などの取り組みを行っていると説明。令和3年度はコロナ禍を踏まえ、オンラインでの開催となったことに理解を求めるとともに、「本催しが目の健康について考える良い機会になれば」と期待を寄せた。
 恒例となる特別講演では、①糖尿病網膜症(西田健太郎氏〈大阪大学〉)②加齢黄斑変性(大中誠之氏〈関西医科大学〉)③白内障(田上瑞記氏〈大阪市立大学〉)④緑内障(野本裕貴氏〈近畿大学〉)⑤子どもの斜視弱視(奥英弘氏〈大阪医科薬科大学〉)――がテーマに取り上げられ、それぞれの疾患に関する最新の治療法が紹介された。