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医師・医療関係者のみなさまへ

大阪市内医師会 救急医療担当理事連絡協議会

府医ニュース

2021年2月3日 第2954号

中央急病診療所への出務医師割当を協議

 令和2年度第2回大阪市内医師会救急医療担当理事連絡協議会が1月15日午後、大阪府医師会館で開かれ、26人が出席。中央急病診療所へ出務する医師の割当などについて協議した。
 司会進行は鍬方安行理事が務めた。加納康至副会長は開会あいさつで、日頃の急病診療体制確保への協力に謝意を表すとともに、新型コロナウイルス感染症の拡大状況に言及。急病診療所に出務する医師をはじめ、すべての医療従事者の十分な安全確保に今後も努めていくとした。次いであいさつした大笹幸伸氏(大阪市救急医療事業団中央急病診療所長)は、年末年始期間の診療について「コロナ患者が急増する中であったが、大きな混乱なく無事に終えられた」と謝辞を述べた。一方で、例年と比較して受診患者の大幅な減少が見られたと語り、受診抑制への懸念を示した。
 議事では、大阪市内急病診療所における年末年始の診療実績や、月別患者数の推移、感染症発生動向調査報告件数の報告が行われ、続いて3年度上半期および年末年始期間の中央急病診療所出務医師割当(案)が承認された。また、鍬方理事が郡市区医師会の急病診療に関する会議等の開催状況を報告するよう要請。そのほか、新型コロナ感染が疑われる患者への対応について情報共有が行われた。