大阪府医師国保　臨時組合会

次期就任役員選挙を開催

　大阪府医師国民健康保険組合（理事長＝茂松茂人・大阪府医師会長）は６月４日午後、府医会館で次期就任役員選挙のための臨時組合会を開催した。
　開会にあたり、茂松理事長があいさつ。定率国庫補助金の段階的な引き下げに触れるとともに、高額薬剤などによる医療費の高騰や、後期高齢者支援金をはじめとする拠出金の負担増を指摘した。更に、新型コロナウイルス感染症に関連した傷病手当金の拠出や保険料の免除が今後発生することを踏まえ、医師国保の経営状況は「非常に厳しさを増している」と言及。組合員への理解・協力を求めた。
　議事では行岡陽子氏が仮議長を務めた。推挙により、議長に砂川満氏が選ばれ、以後は同氏が進行。副議長には武田温裕氏が選出された。次期就任医師国保理事および監事選挙は、ともに定数どおりの立候補であり、各氏がそれぞれ就任。なお、理事長は同組合の選挙規定で「府医会長の職にある者に委嘱する」とされており、第３１６回府医臨時代議員会（５月28日開催）で３期目の就任が決まった茂松・府医会長が引き続き職務を果たす。
　組合会終了後には臨時理事会が開かれ、互選により副理事長に豊田紘生氏と山田晃久氏が選ばれた。

理事長

　茂松　茂人（再・茨木市）

副理事長

　山田　晃久（再・松原市）
　豊田　紘生（再・淀川区）

理事

　栗山　隆信（再・高槻市）
　西部　俊三（再・茨木市）
　大久保芳明（再・枚岡）
　寺川　文彦（再・東住吉区）
　海野　勝利（再・平野区）
　中　　　透（再・泉大津市）
　廣瀬　一史（再・高石市）
　長　　　等（再・堺市）

監事

　杉本　睦子（再・阿倍野区）
　榎本　剛夫（再・大東四條畷）
　堀古　民生（再・和泉市）

※氏名は届出順、敬称略。任期は令和２年６月26日～２年後の府医決算に関する代議員会終結時まで。