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医師・医療関係者のみなさまへ

府医看護専門学校卒業式

府医ニュース

2020年6月3日 第2930号

看護の道へ新たな一歩踏み出す

 大阪府医師会看護専門学校(学校長=茂松茂人・府医会長)は3月4日午後、府医会館で令和元年度卒業式を挙行。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、保護者の出席を制限するなどの措置が図られる中、3年の専門課程を修了した42回生161人が看護職として新たな一歩を踏み出した。
 茂松学校長は式辞で、看護職は医療・看護の知識や技術はもちろん、患者の不安に寄り添う人間性豊かな心の持ち方が大切と強調。日頃から患者に信頼される看護職になるよう、生涯にわたり研鑽を続けてほしいと語った。また、「人の命や心を救うという仕事の尊さは何事にも代え難い」と語り、一人ひとりが抱いている理想を忘れずに患者と向き合ってほしいとエールを送った。
 その後、在校生代表が送辞とともに花束を贈呈。卒業生代表は答辞で、恩師や同級生、家族への感謝を伝え、それぞれが目指す看護師像へ向かって努力を重ねると誓った。