東淀川区みんなの健康展

健康にトライ

　東淀川区医師会（赤井啓二会長）をはじめ同区歯科医師会・薬剤師会・区役所の主催による第41回「みんなの健康展」が10月19日午後、同区役所内において「健康にトライ　東淀川」をテーマに開催され、区民ら約６００人が参加した。
　宮田憲一・同区薬剤師会長のあいさつの後、俳優で、ホームヘルパー２級の資格を持つ金田賢一氏が「介護を元気に愉しく」と題して講演。自身の母親の介護体験などを踏まえ、その人その人に合った介護の仕方があるとアドバイス。愉しく介護を行うためのポイントを分かりやすく伝えるとともに、物事には表と裏の両面があり、良い面を見ていけば愉しいことが増えていく、と語りかけた。
　会場には、医師会による健康相談をはじめとする様々なコーナーが設置された。東淀川区の在宅医療連携を考える会「こぶしネット」では在宅医療コーナー「自分で決めたい医療と介護（人生会議）」を開設。３月に東淀川区でＡＣＰ（人生会議）を普及させるために結成された「チームＡＣＰ」が、将来の「いざ」という時に備えて、自分自身の将来の医療や介護、最期の時まで暮らしたい場所などの願いや考え方を書き記しておく「オレンジノート」の紹介などを行った。