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医師・医療関係者のみなさまへ

みやっこみんなで健康づくりのつどい

府医ニュース

2019年11月27日 第2911号

区民の健康寿命延伸へ

 「みやっこみんなで健康づくりのつどい」が10月27日午後、都島区民ホールで開催された。これは、同区内の医師会・歯科医師会・薬剤師会・社会福祉協議会などで組織する実行委員会が主催するもので、区民の健康増進を目的に平成20年度より実施されている。この日は、好天に恵まれ、区民ら約250人が訪れた。
 はじめに主催者を代表し、遠山祐司・同区医師会長があいさつ。健康寿命の延伸が重要であり、「80歳を超えることを目指したい」と述べた。続いて、大畑和彦・同区長が登壇。本催しを通じて健康づくりのモチベーションが高まればと期待を寄せた。その後、「都島区健康づくり推進宣言」が採択された。
 会場では、健康啓発のための様々なブースが出展され、医師会は「健康に関する個別相談」を実施。訪れた区民の悩みに応じた。また、別会場でミニ講演会を企画。理事の矢木泰弘氏は、「冬季に流行する感染症」として、インフルエンザ・ノロウイルスを取り上げ、疾患の特徴や治療法、予防対策などを説明。同じく同区医師会理事の安藝敏彦氏は「お腹の悩み――腹痛・便秘」と題して講演し、命の危険を伴う腹痛もあることから、我慢し過ぎずに医療機関を受診するよう促した。
 そのほか、都島区住みます芸人「マダムはサウスポー」による漫才や同区オリジナルの「みやっこ体操」を園児らが実演するなど、大いに盛り上がった。