大精診 心の健康なんでも相談

世界自殺予防デーに因んで開催

　大阪精神科診療所協会（堤俊仁会長／大精診）は９月８日午前から夕刻にかけて、第36回「専門医による心の健康なんでも相談」（共催：日本精神神経科診療所協会）を開催。今回はこれまでの大阪駅前ダイヤモンド地下街ディアモール大阪から、なんばＣＩＴＹガレリアコートに会場を移して行った。
　当日は、多くの人が行き交う地下街の一角にパーテーションで仕切られた無料相談ブースを設置。同協会所属の専門医が、来場者やその家族が抱える様々な心の悩みに一人ひとり丁寧に応じた。相談件数は49件に上った。
　また、今回はＷＨＯ（世界保健機関）が制定した９月10日の「世界自殺予防デー」に因み、自殺予防をテーマとしたパネル展示やリーフレット配付を実施。精神疾患や心の健康の保持増進について府民に広く啓発した。各コーナーでは、多くの来場者が認知症やうつ病などの疾患やその予防に関するパネルに目を通したり、リーフレットを手に取る姿が見られた。