TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

郡市区等医師会 新会長に聞く

府医ニュース

2019年8月28日 第2902号

 新たに就任された郡市区等医師会新会長より、あいさつ・抱負等を寄稿していただきましたので、紹介いたします(順不同)。

箕面市医師会 中 祐次 会長

 この度、6月22日の総会以後、箕面市医師会会長に就任いたしました中祐次です。
 箕面市は大阪の北部に位置しており、人口約13万人の大阪のベッドタウンです。箕面市の北部のほとんどが山林で国定公園になり、箕面大滝、箕面温泉など観光地でもあります。人口は増加しており、箕面市の子育て政策がうまく行っているため若い世代の人口が増加しているのが特徴です。北大阪急行(地下鉄御堂筋線の江坂より北の路線)の延伸工事が行われ、2023年に2つの新しい駅が誕生する予定です。今後人の質と流れが変わると予想されますので医師会としてしっかり見定めて対応して行く必要があると考えます。
 大阪府医師会の諸先生方および郡市区等医師会会長先生方と連携を図りながら大阪の医療の発展に少しでも貢献できればと考えております。しかし、私はまだまだ若輩者でございますので皆様のご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

東淀川区医師会 赤井 啓二 会長

 本年6月に春田龍吾・前会長から東淀川区医師会会長を引き継ぎました。
 当医師会は昭和49年に現淀川区との分区後、今年で45周年を迎えました。当時から東淀川区医師会は常に先進的な事業を積極的に展開して参りました。その精神は代々引き継がれ、より深く広範囲に及び、その活動は地域社会にも貢献できているものと自負しています。
 現在、認知症等高齢者支援、高齢者等在宅医療・介護連携相談支援をはじめ、東淀川区の在宅医療を考える会、通称「こぶしネット」を立ち上げ、在宅医療をより円滑に充実させるべく、専門多職種、行政機関、地域団体と顔の見える連携を構築しています。また、大規模災害時対策として関係機関と協定書を取り交わしており、平時より訓練を定期的に実施することで万全な体制づくりに取り組んでいます。
 微力で頼りない新会長ではありますが、会員の惜しみない支援や理事役員の高い会務遂行能力により、堅実で身の丈に合った医師会運営を継続していきたいと思います。府医師会員の皆様にはご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。