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医師・医療関係者のみなさまへ

救急医療担当理事連絡協議会

府医ニュース

2019年8月28日 第2902号

JMAT大阪の活動状況など報告

 令和元年度第1回郡市区等医師会救急医療担当理事連絡協議会が7月29日午後、大阪府医師会館で開催され、約50人が出席。夜間・休日急病診療体制や災害時の対応など、救急・災害医療対策に関して協議した。
 鍬方安行理事が司会を務め、加納康至副会長があいさつ。4月下旬から5月の大型連休では、休日急病診療所への出務など多くの先生方の協力により大きな混乱が発生することがなかったと謝意を述べた。また、様々な大規模イベントの開催などを控え、外国人患者への対応がますます求められるとし、一層の協力を呼びかけた。
 議事では、加納副会長が救急・災害医療関係事項の平成30年度事業報告および令和元年度事業計画を説明。昨年度の西日本豪雨災害や大阪府北部地震におけるJMAT大阪の活動、府医JMAT研修の開催などについて報告があった。続いて、鍬方理事から令和元年度「救急の日」「救急医療週間」行事実施要綱などが説明された。そのほか、ラグビーワールドカップ2019に向けて行われた「マスギャザリング災害(CBRNEテロ含む)対策セミナー」や「大阪880万人訓練」(9月5日実施)の概要説明に加え、今後の研修会開催などについて協議がなされた。
 本協議会に先立って開催された「大阪市内医師会救急医療担当理事連絡協議会」では、平成30年度大阪市急病診療実績等が報告された。その後、中央急病診療所の令和元年度下半期分および2年度ゴールデンウィークの出務医師割り当て案を提示。一部内容の変更点が説明されたが、異議なく了承された。