茨木市医師会創立70周年記念式典

先人の功績受け継ぐ

　茨木市医師会（上野豊会長）は１月19日午後、大阪市内のホテルで創立70周年記念式典を挙行。会員・関係者ら２０２人が集い、ともに祝った。
　上野会長は式辞で、昭和23年の発足以降、70年の長きにわたる功績に対し、歴代会長をはじめとする諸先輩会員に感謝を述べた。特に、阪神・淡路大震災を契機に災害医療に力を注ぐとともに、関係団体との連携を密に事業を展開してきたと説明。長年の医療費抑制政策により医療環境が年々厳しくなる中、国民皆保険制度を堅持し、現状を改善するには、会員一人ひとりが日常の医師会活動の中で考え、行動することが大切と強く訴えた。
　来賓として、福岡洋一・茨木市長、茂松茂人・大阪府医師会長、松川るい・自見はなこ両参議院議員が登壇。それぞれから祝辞が述べられた後、永年会員・役員表彰が行われ、上野会長から表彰状が手交された。
　祝宴では、原田憲治・衆議院議員、松原謙二・日本医師会副会長、大槻勝紀・大阪医科大学長から祝辞が述べられた。また、これに先立って開かれた記念コンサートでは、大手前大学ＯＢで結成されたビッグバンドジャズオーケストラが演奏を披露し、会場に花を添えた。