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医師・医療関係者のみなさまへ

此花区医師会主催ワールドカフェ

府医ニュース

2019年2月6日 第2882号

多職種連携 それぞれの「強み」話し合う

 此花区医師会(板東博志会長)および同区在宅医療・介護連携相談支援室が主催する「ホンネで語ろう在宅連携パートⅡ」が平成30年12月1日午後、同区内で開かれた。これは大阪市高齢者等在宅医療・介護連携に関する相談支援事業として実施され、約100人の医療・介護サービス従事者が参加した。
 冒頭、板東会長は主催者あいさつの中で、開催趣旨を説明。多職種がそれぞれの得意分野をアピールし、顔の見える関係を構築してほしいとした。また、「そうした連携が患者の安心につながる」と述べ、本催しがその一助になればと期待を寄せた。
 今回は、「大丈夫!! ここは私にまかせてください」をテーマに掲げ、ワールドカフェ方式で意見を交換。同区三師会の役員らがホスト役となり、5~6人ずつ席に着いた。患者が希望する在宅療養を提供するため、「それぞれが得意とする役割」を改めて確認。円滑な多職種連携に向けて方策を探った。この日は、ホスト役以外が20分ごとに席を移り、多くの情報を共有。楽しい雰囲気を演出するため、時期に合わせて「サンタクロース」や「トナカイ」に扮した姿が見られるなど、様々な工夫が凝らされていた。