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医師・医療関係者のみなさまへ

世界糖尿病デー〝おおさか〟セレモニー

府医ニュース

2018年11月28日 第2875号

 大阪府三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)などの団体で構成する大阪糖尿病対策推進会議(代表:清野裕・公益社団法人日本糖尿病協会理事長)は、11月14日夕刻より、「世界糖尿病デー〝おおさか〟2018セレモニー」を府医会館で開催した。同日はインスリンを発見したカナダのフレデリック・バンティング博士の誕生日であり、これに因み、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養を喚起する啓発運動が展開されている。
 開会あいさつで清野代表は、今年度の「全国糖尿病週間」のテーマはサルコぺニアであると紹介。同推進会議においても、高齢者の糖尿病対策に取り組んでいくと語った。また、同会議の顧問を務める茂松茂人・府医会長より、「関係各団体と協力し尽力していく」旨のあいさつが矢野隆子・府医理事より紹介されたほか、松井一郎・大阪府知事、吉村洋文・大阪市長のメッセージが代読された。また、11月11日に市内各地で実施されたサブイベントについて報告。リーフレット等の配布や健康相談のほか、血糖値・HbA1C測定の結果などを踏まえ、啓発の重要性が改めて強調された。
 日没からはライトアップを実施。大阪城および通天閣がシンボルカラーの青色に染められた。