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府医会員からの投稿をお待ちしております。


【応募について】
  1. 大阪府医師会員本人が撮影した作品であり、かつ未発表のもの(所属医師会をお示しください)。
  2. デジタル画像データ(JPEG)のみお預かりします。掲載にあたってはファイルサイズを縮小し、1枚あたり100KB~300KBになります(写真データのバックアップをお取りください)。
  3. 作品についてタイトル、撮影日時、説明文(100字まで)を添えてください。
  4. 撮影機材等について、必要な場合はお知らせください。
  5. 同時に投稿できる写真は5点までとします。
  6. 大阪府医師会においてギャラリーへの掲載について決定します。写真の並び順などはご一任ください。
  7. 肖像権やプライバシーについて本会は関与しません。投稿会員ご本人が十分ご注意ください。

【投稿・連絡先】
〒543-8935 大阪市天王寺区上本町2-1-22 大阪府医師会
E-mail photo@po.osaka.med.or.jp
「虹」 「虹」・その1
撮影:能田貞二(堺市医師会)

山形県寒河江市周辺にて 2017年9月18日の撮影です。
台風の合間に綺麗な虹が迎えてくれました。
「季の重なり」 「季の重なり」・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県高島市今津町・今津浜公園

「映画のセットではないか」あるいは、「印象派の絵画の原風景ではないか」と思うほど見事な風景であります。更に、前夜の小雨で濡れた草木が色濃く、木々の隙間から見える遠景には霞が発生しており、紅色のヒガンバナがポツンと群生している風景は、現実から少し離れた不思議な印象を与えるのであります。
「カワセミ」 「カワセミ」・その1
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

もうすぐ色づく紅葉とカワセミのツーショットです。
和歌山城の紅葉渓にいつもやってきます。
「旭岳・紅葉の時期と初冠雪」 「旭岳・紅葉の時期と初冠雪」・その1 「旭岳・紅葉の時期と初冠雪」・その2 「旭岳・紅葉の時期と初冠雪」・その3 「旭岳・紅葉の時期と初冠雪」・その4
撮影:齊藤嘉一(枚方市医師会)
撮影日時:2014年9月23日

秋分の日の頃、紅葉と初冠雪が同時期に見られるのは、北海道の”旭岳”と”黒岳”だけです。それも、そのタイミングは僅かです。
最近10年間に何回か、この時期に訪れておりますが、ちょっと気に入った写真が撮れたのは2014年だけです。今年も”冠雪”無しでした。
(左から①~④)
①~③紅葉の時期に初冠雪
④秋・チングルマの線毛と初冠雪
「森のやすらぎ」 「森のやすらぎ」・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県高島市今津町・今津浜公園

琵琶湖・湖畔に群生する彼岸花で有名な桂浜公園であります。林の中にひそかに咲いた彼岸花。その両脇に控える緻密に描写された幹が、ここから先は立ち入るなと結界を張っているように感じられます。死人花のイメージのある彼岸花。その奥にうっすらと朝靄に霞む草地に光が差した瞬間を捉え、死を乗り越えた先に希望の象徴を見たと意識したのであります。
「曼珠沙華」 「曼珠沙華」・その1 「曼珠沙華」・その2 「曼珠沙華」・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県高島市今津町今津浜園

つきぬけて天上の紺曼珠沙華  誓子

「死人に関係のある花だから、縁起のいい花ではない」が、俳句の世界では、「紅蘂のその花を美しいとして愛された」のである。
不吉なイメージを払拭して、蘂の反りや色彩の華麗さが評価された曼珠沙華は、誓子の好みにあったらしい。紺碧な空に、紺曼珠沙華が紅い蘂を張って真直ぐに立っている、日本画の一幅を見るような色彩対比の美しい世界である。
「夕焼け」 「夕焼け」・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:AQUOS ZETA SH
撮影場所:大阪市阿倍野区阿倍野筋・近鉄百貨店9階

夕焼けとは、薄明現象のひとつ。太陽が西の空に没してのち、大気中の空気分子や浮遊微粒子の撒射で、すぐに暗くならない。朝よりも浮遊する微塵数が多いから、薄明現象が著しい。もっとも真夏の日照り続きには、見事な夕焼けを見ることが多い。

夕焼や生きてある身のさびしさを   花蓑
夕焼けのはかなきことも美しく    汀子
「蕎麦の花」 「蕎麦の花」・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会))
撮影機材:AQUOS ZETA SH
撮影場所:鳥取県日野郡日南町

蕎麦は、タテ科のソバ属で、7-10月に開花する一年草で、花言葉は「一生懸命、誠実」。
清楚な白色が多いが赤いのもあります。

蕎麦はまだ花でもてなす山路かな   芭蕉
そばの花山傾けて白かりき     山口青頓 
「グリーン島 オーストラリア」 「グリーン島 オーストラリア」・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

ケアンズから最も近い世界遺産のサンゴ礁で船で約50分で到着します。歩いて1時間ぐらいで回れる小さい島ですが、グレート・バリア・リーフにあるサンゴ礁と熱帯雨林に囲まれた島。
ビーチでゆっくりエメラルドグリーンの海を眺めるのも最高の喜びです。
「オールドイングリッシュシーフドッグ」 「オールドイングリッシュシーフドッグ」・その1 「オールドイングリッシュシーフドッグ」・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県日野郡日南町

オールドイングリッシュシーフドッグは、イギリス原産の大形の牧羊犬。その頭文字から「OES」の愛称で呼ばれ、英語では断尾されていることから「ポプティル」と呼ばれる。「オールド」と呼ばれるが、200年程度の歴史を持つ比較的新しい犬である。
「小宇宙での瞑想」 「小宇宙での瞑想」・その1
撮影:島田永和(羽曳野医師会)
撮影日時:平成29年8月17日

庭にある小さな瓶の上で、水草に乗って蛙がじっとしていました。
近寄りがたい哲学者の瞑想のように感じて、撮りました。
「キュランダ観光鉄道 オーストラリア」 「キュランダ観光鉄道 オーストラリア」・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

『世界の車窓から』というテレビ番組で、長くオープニングに使われていました。
ケアンズからキュランダまで、熱帯雨林を走り抜けて行きます。綺麗な可愛い電車でした。
「セミの羽化」 「セミの羽化」・その1 「セミの羽化」・その2 「セミの羽化」・その3 「セミの羽化」・その4 「セミの羽化」・その5
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

和歌山城でセミの羽化に出くわしました。神秘的な体験でした。
「琵琶湖北・晩夏景」 「琵琶湖北・晩夏景」・その1 「琵琶湖北・晩夏景」・その2 「琵琶湖北・晩夏景」・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県長浜市豊公園
今も古代湖の姿を残す琵琶湖の北部湖岸の夏景色。
琵琶湖は非常に広いため空も広く、空の雲の表情は格別だ。湖面の小波と太陽の光の輝きに晩夏の情感を感じさせられた。

秋の淡海かすみ誰にもたよりせず
         森 澄雄
「ウルル オーストラリア」 「ウルル オーストラリア」・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

オーストラリアのほぼ中央にあるウルル・カタジュタ国立公園内にあり、世界で2番目に大きな一枚岩で周囲約9キロ、地上からの高さ348メートルです。
岩が鉄分を多く含んでおり、外観は鉄分が酸化した赤色のため、太陽の当たり方で色が変わって見えます。夕陽に照らされ赤色に輝くウルルをヘリから撮影しました。
「向日葵」 「向日葵」・その1 「向日葵」・その2 「向日葵」・その3 「向日葵」・その4
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県北葛城郡河合町佐味田・馬見丘陵公園近

向日葵の存在感を重視し、夏空を背景に咲く姿を意識した構図にしました。
向日葵という植物は実に不思議な姿をしています。やけに大きいし、形も可憐な花という風情ではないのですが、存在感はある花です。 寄って撮るのも良いですが、できるだけ広角で背景も含めて撮りたい花のように思いました。
花のセンター部分に的を絞り、花心が描く表情の面白さ、ラインの造形の妙を軸にとらえた表現です。花心だけを画面いっぱいにフレーミングし、微妙な色調の変化やパターンとしての美しさに主眼を置いた絵作りを試みました。
「新緑の樹林帯(白樺・ブナ)」 「新緑の樹林帯(白樺・ブナ)」・その1 「新緑の樹林帯(白樺・ブナ)」・その2 「新緑の樹林帯(白樺・ブナ)」・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県大山町・大山国定公園・三ノ沢付近

冬の眠りから目覚めた木立が芽吹く瞬間、躍動感あふれる光景が広がるのであり、更に陽射しに呼応する木立は日増しにきらめきを増す。
梅雨の時期の樹林の雰囲気を表現するために、暗くならないように努めた。樹林帯ではベストな光は曇天。幹や枝葉に光が均一に回っているため、しっとりした印象に仕上がったように思われる。
ブナは「無用の木」から「無限の木」へと、格が上がったのは最近のことで、以前は「木へんに無」と書かれて邪魔にされてきた。燃料用に次々と伐られ、杉や松の人工林に変えられてきたが、豊かな森の木としてブナの役割がようやく認められ、保護や植樹が行われている。
四季を通じての変化も美しい「森の主役」と言われている。
「リンデン博物館」ほか 「リンデン博物館」ほか・その1 「リンデン博物館」ほか・その2 「リンデン博物館」ほか・その3 「リンデン博物館」ほか・その4 「リンデン博物館」ほか・その5
撮影:山上勝久(泉佐野泉南医師会)

平成29年4月26日から、ベルツ博士の生誕の地と終焉の地などベルツ博士ゆかりの地を訪問しました。
(左から1~5)
  1. リンデン博物館(シュツットガルト)。ここにはベルツ博士が滞日中に収集し賜暇休暇で一時帰独された時に持ち帰った日本的なものが多く所蔵されています(ベルツコレクション)。様々な階級の人々から収集された膨大なコレクションです。博物館の担当者は、できるだけ保守、修復に努めているものの、まだまだ一部しか手をつけられていないと言っていました。それらの一部は時折展示されます。
  2. ヴュルテンベルク州立博物館
  3. シラーの像(シュツットガルト)
  4. バーデンバーデン(カラカラ浴場)。ベルツ博士が若い頃兄弟と訪れた浴場。バーデンバーデンはクアハウス(保養施設)が充実していている。来日した当時、草津温泉にはそのような施設がなかったため残念に思い、充実させようと盛んに努めた。
  5. バーデンバーデン
「ロンドン」 「ロンドン」・その1
撮影:貴志 豊(泉佐野泉南医師会)

7月16日からアルツハイマー病学会のためロンドンを訪れました。
ビッグベンは改修工事が始まっていましたが、好天にも恵まれ、きれいな姿を見せてくれました。
「満奇洞――神秘的な世界」 「満奇洞――神秘的な世界」・その1 「満奇洞――神秘的な世界」・その2 「満奇洞――神秘的な世界」・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:岡山県新見市豊永赤馬・満奇洞

江戸時代末期、猟師が狸を追っている時に発見したと言われ、古くから知られてきました。歌人与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだことから、満奇洞と言われるようになりました。洞窟は迷路に富む閉塞型の平面に発達した横穴で、総延長は約450メートル、最大幅は約25メートルあります。
満奇洞はノッチの形成も良く、カーテンつらら石・リムストーン・流れ石・曲がり石など、あらゆる種類の鐘乳石もあり、その変化の素晴らしさは他に比類がないと言われ、悠久の時間と水が地球に刻んだ造形の画廊であります。全容を見届けるには、人生の時間の短さを感じさせられました。
何百万年もの間、流れる水によって砂岩に刻まれた幾筋もの線。その優美な曲線は心を和らげ、岩の茶色い曲線に安らぎを覚えます。

満奇の洞千畳敷の蝋の火のあかりに見たる顔を忘れじ  晶子
「蒼い山並みに爽快感」 「蒼い山並みに爽快感」・その1 「蒼い山並みに爽快感」・その2 「蒼い山並みに爽快感」・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県日野郡日野町明地高原展望台

鳥取県日野郡日野町・明地高原展望台から幾重にも山が連なった光景を目にする機会に恵まれました。そして朝の光の絶妙なトーンで変化する山並みを見ると、日本には美しい山地の多いことを実感させられるのであります。朝靄漂う早朝に出現するのこの光景、まるで日本画を思わせる色のグラデーションに、感動を憶えた次第であります。
「ハス」 「ハス」・その1 「ハス」・その2 「ハス」・その3 「ハス」・その4
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

ハスの花は、お釈迦様の台座になっている花でもあり、どこか神秘的な雰囲気が特徴的です。7月の誕生花で、ちなみに花言葉は雄弁。この花のモチーフとしては、群生している情景を風景写真の被写体としてとらえるのも良いですし、一輪をクローズアップするにはもってこいの花だと言えます。
早朝に咲き昼には閉じるという性格から、ベストの状態をとらえるのがコツです。開き過ぎたものよりは開き始めの表情が美しく、つぼみも絵になるモチーフだと思います。また、雨の日や雨上がりのときは、絶好のシャターチャンスと思います。
「日本風の屋根付き橋」ほか 「日本風の屋根付き橋」ほか・その1 「日本風の屋根付き橋」ほか・その2 「日本風の屋根付き橋」ほか・その3 「日本風の屋根付き橋」ほか・その4 「日本風の屋根付き橋」ほか・その4
撮影:山上勝久(泉佐野泉南医師会)

平成29年4月26日から、ベルツ博士の生誕の地と終焉の地などベルツ博士ゆかりの地を訪問しました。(左から1~5)
  1. 日本庭園から旧市街へ通じる日本風の屋根付き橋
  2. Unteres Tor. これより向こう側が旧市街です。
  3. ビーティヒハイム・ビッシンゲン市役所の前にある、Frauleinbrunnen(銘板プレートによれば昔は飲用にも使われていたようですが今は飲用には使われていません)。
  4. ビーティヒハイム・ビッシンゲンには様々なオブジェがあり楽しませてくれます。乳牛のオブジェ。
  5. オブジェ(噂話をする老人)
「見上げるアングルで装飾花と木漏れ日のボケ」 「見上げるアングルで装飾花と木漏れ日のボケ」・その1 「見上げるアングルで装飾花と木漏れ日のボケ」・その2 「見上げるアングルで装飾花と木漏れ日のボケ」・その3 「見上げるアングルで装飾花と木漏れ日のボケ」・その4
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

ガクアジサイの一輪をクローズアップし、その背景に大きく木漏れ日のボケ味を配して構成を図りました。やや下から斜め上を見上げるアングルからバックの状況を吟味し、小雨模様の中、主題の表情を把握しつつとらえる視点を検討しました。
「日本庭園」ほか 「日本庭園」ほか・その1 「日本庭園」ほか・その2 「日本庭園」ほか・その3 「日本庭園」ほか・その4
撮影:山上勝久(泉佐野泉南医師会)

平成29年4月26日から、ベルツ博士の生誕の地と終焉の地などベルツ博士ゆかりの地を訪問しました。(左から1~4)
  1. 「日本庭園1」
    ビーティヒハイム・ビッシンゲン市の日本庭園(Japangarten、JunSusuki設計)は、ベルツ博士の草津温泉研究の功績を称えて草津町とビーティヒハイム・ビッシンゲン市の間に姉妹都市が締結された際(約55年前)に建設されました。
  2. 「日本庭園2」
    現在では一部に柵が設けられ残念ながら中に入ることができません。
  3. 「ビーティヒハイム・ビッシンゲン市役所」
    ビーティヒハイム・ビッシンゲン市役所
  4. 「1850年頃のベルツ博士の生家(模型)」
    1850年頃のビーティヒハイム。白く光って見えるのがベルツ博士生家(郷土博物館の模型)
「風韻を愉しむ」 「風韻を愉しむ」・その1 「風韻を愉しむ」・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県宇陀市向渕・竜王ケ渕池

竜王ケ渕池は、額井岳(大和富士)の山腹、標高530メートルの山中に湧水をためた神秘的な池です。古くから貴重な水源で、信仰の地として大切に守られています。池は東西約150メートル、南北約100メートルの楕円形の窪地に湧水がたまったものです。山間の県道から集落に上る細い道を抜けて、より細い山道をしばらく上がると、この池に着きます。ここは静寂の世界、風が無ければ水面は静かに景色を映し、深緑の世界となります。
撮影のポイントは、新緑の樹、深緑の森、木立のリズム、映り込みとのバランスなどです。この作品では水面の映り込みを主とせず、微妙に上下のシンメトリーを避け、新緑の樹と深緑の木立の奥行き感のある構図としました。朝から1日、三脚を据え、じっくりしたリズムで、景色を撮るというより、その場所の時間を撮っていくイメージで撮影しました。
「合歓の花」 「合歓の花」・その1
撮影:貴志 豊(泉佐野泉南医師会)

宋の時代の政治家、詩人の蘇軾が、きれいな湖、西湖のことを読んだ詩

飲湖上初晴後雨 (湖上に飲す初めは晴れ後に雨降る)
水光瀲艶晴方好 (水光瀲艶<れんえん>として晴れてまさに好し)
山色空濛雨亦奇 (山色空濛<くうもう>として雨も亦奇なり)
欲把西湖比西子 (西湖を把って西子に比せんと欲すれば)
淡粧濃抹総相宜 (淡粧濃抹総べて相い宜し)
蘇軾

西子は西施のことです。
この詩をもとに江戸の芭蕉は奥野細道で、

象潟や雨に西施が合歓の花

と読んでいます。
今日、合歓の花がきれいに咲いていました。
「アジサイ」 「アジサイ」・その1 「アジサイ」・その2 「アジサイ」・その3 「アジサイ」・その4
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

アジサイは、古くから日本国内に自生する花であり、伊豆の海岸線に自生するガクアジサイが原種であると言われています。色や形など多種多様の品種が多く、梅雨の季節に咲く代表的な花として親しまれています。風景写真の撮影ポイントとして知られているところも少なくありません。
そんなアジサイの花はボリュームがありますし、クローズアップ表現のモチーフとして絶好です。一輪だけを接写したり、その部分を切り撮ることも容易な花だと言えます。また、この花の特徴としては、花びらの色合いが変化するということで、その彩りの変化に着目した絵作りも、味わい深い表現が得られます。
「水面に雄姿を写すモルゲン・ロートの白馬三山」 「水面に雄姿を写すモルゲン・ロートの白馬三山」・その1 「水面に雄姿を写すモルゲン・ロートの白馬三山」・その2
撮影:齊藤嘉一(枚方市医師会)
撮影日時:平成29年5月21日 午前4時50分
撮影場所:白馬山麓

この様な写真のポイントは八方池。小生には、早朝到達不可能。
他に白馬三山が映る池・湖が無いため、数年前からポイント模索。
田の畦道を荒らさないため側道のある田で、田植え直前・満水時の1~2日間、無風・快晴を待つ。何回か空振り。
「ベルツの生家」ほか 「ベルツの生家」ほか・その1 「ベルツの生家」ほか・その2 「ベルツの生家」ほか・その3 「ベルツの生家」ほか・その4 「ベルツの生家」ほか・その5
撮影:山上勝久(泉佐野泉南医師会)

平成29年4月26日から、ベルツ博士の生誕の地と終焉の地などベルツ博士ゆかりの地を訪問しました。(左から1~5)
  1. 「ベルツの生家」
    ベルツ博士の生誕の家は、ビーティヒハイム・ビッシンゲン市の日本庭園の傍に残っています。
  2. 「日独の懸け橋(郷土博物館、ベルツコーナー)」
    ベルツ博士を顕彰するベルツのコーナーはビーティヒハイム・ビッシンゲン市郷土博物館にあります。
  3. 「日本庭園」
    日本庭園から市内を望む。手前に水原秋櫻子の句碑があります。
    「秋空や かがやく歴史 六百年」
  4. 「シュツットガルト中央駅」
    現在、頭端式ホームから通過式ホームに変更する工事が行われています。
  5. 「ベルツ一家のお墓(森林墓地)」
    ベルツ一家のお墓。シュツットガルト市森林墓地、Waldfriedhof 3にあります。
    ベルツ博士、花夫人、御子息トクベルツ、トクベルツ夫人へレーナのお墓は右端にありました。
「スイレン」 「スイレン」・その1 「スイレン」・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

この花は早朝、陽が昇ると花びらが開き始めるのが特徴で、水に浮かぶ花として、とても瑞々しく清楚な表情をを見せ、水面に映える花姿もまた麗しく魅力的です。
撮影では、やはりその端正な花びらのフォルムや曲線のラインに主眼を置くことがポイントに思われ、水に映り込んだ花の表情にも配慮して、映り込みの花の姿も同時にとらえたいと思います。
鏡のような水面に映るスイレンの姿にウエイトを置き、少し波が立つのを待って、波紋が起きたところをねらってみました。
「ハナショウブ」 「ハナショウブ」・その1 「ハナショウブ」・その2 「ハナショウブ」・その3 「ハナショウブ」・その4
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

花の色は、白、桃、紫、青、黄など多数あり、花のフォルムやパターンの組合せを含めると5千種類あると言われます。
撮影の基本的なネライとしては、水辺で群生しているところを、その花の重なり具合を意識してとらえ、前後のボケ味を効かせて撮影するのも味があるように思われます。
また、一輪だけに的を絞って構成を図り、その特徴的な花びらの色調やパターンの色あわせの変化に注目し、絵作りを試みるのも一興かと思われます。その場合、あまり花の全体像を画面に取り入れると平凡な雰囲気な絵になりかねませんから、できれば画面からはみ出すくらいにクローズアップしてもおもしろいと思われます。その方がかえって画面に広がりや勢いが備わり、インパクトのある表現がうかがわれます。
「木組みの家」ほか 「木組みの家」ほか・その1 「木組みの家」ほか・その2 「木組みの家」ほか・その3 「木組みの家」ほか・その4
撮影:山上勝久(泉佐野泉南医師会)

平成29年4月26日から、ベルツ博士の生誕の地と終焉の地などベルツ博士ゆかりの地を訪問しました。(左から1~4)
  1. 「木組みの家」
    明治初期、日本政府がお雇い医師として東京大学医学部に招聘したベルツ博士が生まれ、若い頃を過ごした街、ビーティヒハイム・ビッシンゲン市を訪問しました。州都シュツットガルトから約30キロくらいのところにある非常に落ち着いた街です。木組みの家が印象的でした。
  2. 「噴水」
    ビーティヒハイム・ビッシンゲンの日本庭園の近く、エンツ川がネッカー川と合流する地点に噴水があります。
  3. 「アードラー塔」
    リューデスハイムにあるアードラー塔(鷲の塔)。15世紀に建造されたもの。
  4. 「猫城」
    猫城(ザンクト・ゴアールスハウゼン)。あいにく雨でしたがライン川対岸のラインフェルス城ホテルから撮りました。
「芍薬」 芍薬・その1 芍薬・その2 芍薬・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

しやくやくの芯の湧き立つ日南かな  太祇
芍薬の花の真中には芯の毬がある。一本の雌芯を囲んで無数の雄芯が集まっている。
句は、この芯の毬が初夏の日差しを浴びて湧き上がってくるかのようだというのだ。
きっと花びらが開き切っているのだろう。火焔の玉のようでもある。
「昆虫と花」 昆虫と花・その1 昆虫と花・その2 昆虫と花・その3
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影日時:平成29年5月28日
撮影場所:堺市大泉緑地公園

花は美しく咲いて匂いとともに昆虫を呼び受粉の手助けをしてもらいます。昆虫は花より花粉と蜜という食べ物を得ます。
互いにウィンウィンの関係で共生しており、自然界は良く出来ています。
「バラ」 バラ・その1 バラ・その2 バラ・その3 バラ・その4 バラ・その5
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市北区中之島公園・バラ園

四季を通じて花の代表格とでも言うべきものが、このバラではないでしょうか。様々な種類があり、色々なフォルムや色調をした品種が開発されています。写真表現としても、これというひとつの正解がある訳ではなく、自由なとらえ方が推奨されていますが、基本的なポイントは、あまり強い光の下のでは影が強く出るので、光の見極めが大切だと言うことです。
デリケートな花びらの渦の表情に注目した表現です。花を真正面からとらえて花びらのエッジにピントを合わせ開放絞りのボケ味の効果をきかせて描写してみました。
「角島大橋 下関市」 角島大橋 下関市・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

「つのしまおおはし」は本土と角島に架かる橋で、長さは1,780メートルです。
エメラルドグリーンの海の上に、壮大な橋が浮かんでいました。この日は本土に帰る車で大渋滞!! 角島にある「瀬崎陽の公園」(せざきあかりのこうえん)から撮影しました。
「ネモフィラ」 ネモフィラ・その1 ネモフィラ・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

ネモフィラは北アメリカ原産で、ムラサキ科ネモフィラ属の一年草、ギリシャ語のネモス(小森)とフィレオ(愛する)を合わせて名付けられた。京都府立植物園のネモフィラは、鮮やかなライトブルーのインシグニスブルー一品種である。外周が青く中心が白い花がよく知られている。初夏らしく、群生する青い花をターゲットに、そして青いメルヘンチックな妖精を連想し、涼感を誘われるのである。
「初夏の鳥(2)」 初夏の鳥(2)・その1 初夏の鳥(2)・その2
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

オオヨシキリは、少しにごった声で特徴がありますが、葦のはえている所では、賑やかに鳴きあっていました。この声がきける期間はそれほど長くありません。
「初夏の鳥(1)」 初夏の鳥(1)・その1 初夏の鳥(1)・その2 初夏の鳥(1)・その3 初夏の鳥(1)・その4
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

(左から1~4)
  1. ツバメの雛です。親鳥が巣に近付くと、餌をねだって可愛い顔を見せてくれました。
  2. こちらの巣では、まだ生まれたばかりで産毛に包まれたヒナたちが、それでも親鳥が近付くと餌を求めて顔を見せてくれました。
  3. ホウッと鳴きながら雉が美しい姿を見せてくれました。
  4. チッチッチッチッとセッカの美しい声が冴えわたっていました。
「清水港 静岡市清水区」 清水港 静岡市清水区・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

神戸港、長崎港とともに「日本三大美港」のひとつです。後方には笠雲がかかった富士山が立ちはだかり、圧倒的な存在感を示していました。
日本平パークウェイ からの撮影です。
「ポピー」 ポピー・その1 ポピー・その2 ポピー・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

ポピーは、写真愛好家にとっては人気の花のひとつです。器のようなはっきりした花のフォルムや、カラフルで鮮やかな色調、そして花心の繊細な表情や緩やかな茎のラインなども魅力的です。
「花紀行」 花紀行・その1 花紀行・その2 花紀行・その3 花紀行・その4 花紀行・その5
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影日時:平成29年4月30日
撮影場所:奈良県五條市金剛寺、御所市船宿寺

花の撮影はマンネリ化する傾向がありますが、同じ花でも立ち位置、天候、時刻、光の加減により変化があり興味が尽きません。
また、観ているだけでも心が休まる花、あるいは活力を与えてくれる花と、人間にとって無くてはならないもののように思えます。
「チューリップ」 チューリップ・その1 チューリップ・その2 チューリップ・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・花の丘

櫻が散るのを待っていたかのように、チューリップなどの春の花が彩りを見せ始める。淡い色合いの櫻とは趣の異なる色鮮やかな花の風景を楽しむことができる季節が到来する。近所の公園でも存分に撮影を楽しめる一番気軽に狙える被写体かもしれない。
花畑での撮影が中心となることが多い。このような場所では花をのぞき込むような高い位置から漫然と撮影するのではなく、できるだけ低い位置に撮影ポジジョンを選ぶことがポイントである。つい一番手前にある花を主役にしたくなるが、それでは図鑑的な写真になってしまい印象的にはならない。1つ2つ先にある花を選び出し、望遠レンズを使用して手前の花を前ボケとして利用すると花畑らしいイメージが増すように思われる。
「ウグイス」 ウグイス・その1
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

紀の川河川敷をサイクリングし、美しいウグイスのさえずりに聞き惚れながら、やっと姿を見つけることができました。
「さくら 櫻 サクラ」 さくら 櫻 サクラ・その1 さくら 櫻 サクラ・その2 さくら 櫻 サクラ・その3 さくら 櫻 サクラ・その4 さくら 櫻 サクラ・その5
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:向日市鶏冠井町大極殿跡公園

「花は櫻、人は武士」という諺は、昔のもので、櫻花は散り際の潔さと戦国武士の生き様とを結び付けたものだが、時代がさがって、「敷島の大和心を人問はば、朝日に匂う山桜花」と詠った本居宣長にいたっては、櫻は日本人の心の中に確固たる位置を占めるようになった。
こういった歴史的背景を抜きにして、「なぜ櫻なのか」。 虚心に裸の目でもって、植物としての櫻を見て思うのは、大和心とは関係なく、ただひたすらに美しいということだ。この美しさをなんといい表せばよいか、結局のところ写真でしかないのであるが、この櫻の美とは、「散り際の潔さ」にあるのではなくて、集合の美についてである。蘭や椿なら一輪でも観賞に耐えるが、櫻の場合、そうはいかない、小さい花が寄り集まって咲き競うその佇まいが美しいのである。
ところが、写真の対象として、櫻ほど撮り難いものはない。どの枝のどの花に焦点を合わせたらよいかととまどう。ちょっとした風でも花が揺れ動いて撮れない。カラーで撮る場合、櫻のなかでも最もポピュラーなソメイヨシノになると、ほんのり櫻色というくらいで、花弁は赤すぎても白すぎてもいかず、森の緑や空の青と光の反射率が違いすぎて、時間帯の設定が必要となってくる。また、天候の関係で翌日に延ばそうものなら、一夜にして花が散り、葉桜になるから厄介である。
櫻と悪戦苦闘しながら対決して、満開の桜の樹の下にあって、花の幻想に誘われ、西行ゆかりの、死をふと思ったりするのは、やはり昭和ひとけた生まれだからでしょうか。
「孤独」 孤独・その1
撮影:後藤 武(堺市医師会)
撮影日時:2017年4月10日

病院への行き帰り、寝屋川で見かけるアオサギ。いつも一羽でいる。夕方、帰り道、鴫野橋を渡っていると橋のたもとにそのアオサギがいた。いつもの通り、1羽だけ、本当に孤独なアオサギ。
「雉」 雉・その1
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

龍門山の麓、紀の川の河川敷で雉を見かけました。
飄々とした仕草、鮮やかな色彩に思わずシャッターをきりました。
「太陽の光条とシダレザクラ」 太陽の光条とシダレザクラ・その1 太陽の光条とシダレザクラ・その2 太陽の光条とシダレザクラ・その3 太陽の光条とシダレザクラ・その4
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市上京区・京都御苑(近衛邸跡)

枝垂れサクラを広角レンズでローアングルから逆光で撮影することで、ダイナミックに作画を試みました。太陽光は画面内にあるだけで充分に力強いポイントになりますが、更に光条により、希望・夢・活力という心情を写真に込めることを願い、巨大な老枝垂れサクラの樹枝の隙間から太陽光が見える位置を探し、太陽光の光条が美しく見えるチャンスを待ちました。

花はいや増しに見えしなり、これ、誠に得たりし花なるが故に、能は枝葉も(少なく)、老木になるまで、花は散らで残りしなり、これ、目のあたり、老骨に残りし花の証拠なり。
風姿花伝の一節  世阿弥
「盛春」 盛春・その1 盛春・その2 盛春・その3
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影日時:平成29年4月16日
撮影場所:大阪造幣局桜の通り抜け

大阪造幣局の桜の通り抜けに行って来ました。朝の9時過ぎに到着したのですが、もう人で埋まっていました。
繁華街の人波と変わらないぐらいで、人気の高さがうかがえます。南門から北門まで560メートルに135種類350本の桜が植えられており、そのほとんどは八重咲で豪華さを競っていました。
ただ残念なことは留まってゆっくり鑑賞できないことです。
「シジュウカラ」 シジュウカラ・その1
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

先日近くの墓地公園で囀っているシジュウカラを撮りました。
「アズール・ウィンドウ マルタ共和国」 アズール・ウィンドウ マルタ共和国・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

数千年の間、風と波の浸食を受けて作られた石灰岩からなる天然のアーチ(高さ20m)が、2017年3月8日、強い風波の影響を受けて跡形もなく崩壊しました。残念です! 2016年の正月の撮影です。
「見えない光の記憶」 見えない光の記憶・その1 見えない光の記憶・その2 見えない光の記憶・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市天王寺区四天王寺町・四天王寺本坊庭園

春爛漫、満開の桜の樹の下に立ち、はらはらと舞い散る花びらを身に受けると、一瞬、なんだかとても非現実的な感覚になる。まぶしいようでまぶしくない。夢の中にいるようで夢ではない。
ところである。そんなときに撮影された写真を後になって見てみると、写真の中の桜はただただ白っぽく、平板に写っているだけで、桜の下で確かに感じていた「あの奇妙な浮遊感」、そんなものは写真には全然写っていない。それはいったなぜだろう。
ヒトの眼とカメラの撮像素子とではおそらく異なる桜の光を見ている。すなわち、異なる範囲の波長を感じているのではないか。カメラにはたくさんのフィルターによって、長波長側(近赤外線側)と短波長側(近紫外線側)の光がカットされ、ヒトの眼が捉える可視光線の領域に合致した写真が撮れるようになっている。しかし、そのカットの仕方は機械的なもので、ヒトの眼の感受性のカーブとは微妙に違ったものにならざるを得ない。これが、桜を桜らしく写せない理由ではないだろうか。桜は、可視光だけでなく長波長側の光と短波長側の光をもたくさん反射している。ヒトは赤外線、紫外線を見ることができないけれど、その境界に明確に線引きがあるわけではない。赤外線、紫外線に近い光はある種のまぶしさ、浮遊感、輝きに似た感覚をもたらすのではないだろうか?
ピンぼけの桜の写真は、ピンぼけであるがゆえに、見る人をして、手前の滲んだ光の中に何かを探させる。そのあと視線はピントのあったものにさまよう。私たちの網膜の底で無意識的に感じとっていた見えない光の記憶を呼び起こしてくれているような気がしている。
「さくら、さくら」 さくら、さくら・その1 さくら、さくら・その2 さくら、さくら・その3
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影日時:平成29年4月9日
撮影場所:奈良県立馬見丘陵公園

奈良県上牧町の馬見丘陵古墳群を利用した広大な公園がある。現在チューリップ祭りが開かれており、朝から雨模様であったが出かけてみた。昼前から雨もやみ晴れるかと思ったが、曇り空で残念であった。それでも桜は満開で心浮き立つものがあった。
「河津桜(カワヅサクラ)」 河津桜(カワヅサクラ)・その1 河津桜(カワヅサクラ)・その2 河津桜(カワヅサクラ)・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市鶴見区鶴見緑地公園

澄み切った青空にひときわ鮮やかに映える濃いピンクの花姿を目にすると、一足早い春を感じます。このサクラの開花は早い年で2月中旬、遅い年で3月中旬と開きがあります。太陽が西に傾き始める夕方には、夕陽に照らされて赤く染まるカワヅサクラを順光、斜光で、または逆光でシルエットにモノトーンで浮かび上がらせ、花弁に透明感をもたせるサクラも悪くありません。 その形態から、カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種と考えられております。いずれにしても、カンヒザクラの血が入っていることが、早咲きには重要であるようです。
しかし、今回日中の光を攻略することに挑戦してみました。
その1つ目はハイキーです。優しさに満ちた表現なので、春という季節にはピツタリとなるはずです。
2つ目は色表現です。日中こそ、風景が持つオリジナルの色を表現できるチャンスです。
3つ目は形や質感を意識したり、ボケを使う方法です。これら3つの秘訣をこの春の撮影に生かしてみました。
「春が来た」 春が来た・その1 春が来た・その2 春が来た・その3
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影日時:平成29年3月19日
撮影場所:国営明石海峡公園

淡路島北部にあるこの公園は花を中心とした広大な公園で、一年中何らかの花が見られます。
今回はカワヅザクラを撮影する為に訪問しましたが、少し時期が遅かったようで葉桜に成りかけていました。
「春はおぼろ」 春はおぼろ・その1 春はおぼろ・その2 春はおぼろ・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所大阪市鶴見区鶴見緑地公園・風車の丘

ナノハナが咲き、サクラが咲くのどかで暖かな春の日、なま暖かな空気を感じてそのまま横になっているとやがてウトウト……。眠ってしまいたくなりそうです。
眼の前に咲くナノハナを見ながら、おぼろでハッキリしない思いを写真にするには何をどう撮れば良いか思案?? 思いついたところで腰をあげました!!

『朧月夜』
菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく  空を見れば
夕月かかけて  にほひ淡し
    作詞  高野辰之
    作曲  岡野貞一
「モモ」 モモ・その1 モモ・その2 モモ・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市中央区・大阪城公園・桃園

桃は「木へん」に兆の「つくり」で構成される。兆はきざし。そこに桃の持つ重要な意義が潜む。中国の古代、牛の肩甲骨を薄く削り、そこに焼いた棒を押し付け、ひび割れで占いを行った。ひびが走った状態を表わしたのが兆で、転じて「割れる」「わかれる」「離れ」の意味が生じた。
桃の原義も割れる、わかれるにある。それは花ではなく果実に基づく。モモの古い品種は果実が手で2つに割れた。そこで桃の字があてられたのである。
更にモモの花は明るく、春早くに咲き、陰気な冬を終わらす陽の花とみられた。陰と陽の対立する陰陽の世界は、中国の古代から続く重要な概念であり、陽のパワーが重視された。 女の子の健やかな成長を願い、邪を退けるには、中国の古代の思いが底流しているとはいえ、モモの花は華やかで、ふさわしいように思われる。
「紅・白梅」 紅・白梅・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

白梅はその凛とした装いと気品高く上品で、しかも叡智に長けた風格、瑞々しい色気を感じさせる気高さと初々しさに、圧倒されるものを感じます。
一方、紅梅は熱い情熱と、ふくよかな肉体を連想させ、その迫り来る凄いエネルギッシュな情熱を感じ、白梅の静的な色気と紅梅の動的な色気に魅せられる思いに駆られます。
この紅梅・白梅を明と暗の対比に、また紅梅の動に対し白梅の静、紅の若に対し白の老と、様々な両義性を兼ね備えた両面は、人間が理知とエロス、善と悪、貞淑と背徳を表裏に併せもつ矛盾した生き物であることに似ているように思われます。
「クロッカス」 クロッカス・その1 クロッカス・その2 クロッカス・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

この花が咲き出すと、その鮮やかな彩りとチャーミングな花びらのフォルムが地面を埋め尽くし、まるで風景がカラフルに染め上げられたような印象を憶えます。やはり、真横から狙って特徴的なフオルムの面白さを引き出すことが基本でしょう。しかし、撮影姿勢は腹ばいになり、バックの情景を配慮して絵作りすることが必要と考えました。この背の低い花を撮影することは一苦労でしたが、それもまたマクロ撮影の醍醐味であり、撮り終えたあとの充足感は想像以上のものです。普段とは違う視点から見る花の素顔には新鮮味を憶えます。
「紅梅」 紅梅・その1 紅梅・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市中央区・大阪城公園・梅林園

紅梅は華やかで艶やか。香りも濃くて、幹じゅう紅の質となるものが充満しているように思われます。実際、年老いて切り倒された紅梅の木の材は、渋くゆかしい紅色をしています。

 紅梅の紅の通へる幹ならん 高浜虚子
「スノードロップ」 スノードロップ・その1 スノードロップ・その2 スノードロップ・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

この花は背が低いながら、とてもチャーミングで可愛いイメージの花です。
まるで鳥の翼のような形をした花びらが特徴的で、花の妖精とも映るところに魅力を覚えます。 この花は茎の曲線が味わい深く、花と茎の両者に着目して、かなり低い視点から捉えることが基本だと思われます。

早春賦
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず

作詞  吉丸一昌
作曲  中田 章
「冬ざれ(無常観)」 冬ざれ(無常観)・その1 冬ざれ(無常観)・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市右京区北嵯峨・大覚寺・大沢池

古来、日本のすぐれた文学も美術も、そこに通底する美意識の源は無常観であると言って過言ではない。四季折々の自然の様相に、移ろいやすい心の思いが重ねられる。
 あさきゆめみし、ゑひもせず……。
いろは歌の一節が、この写真の中に込められている。季節は冬。花も葉も枯れ落ちた蓮の屈曲した茎の動きが、銀灰色のモノトーンの上にグイグイと写される。写真でありながら、クレーのごとき抽象的な響きが表されている。 人生とは浅くて儚い夢の如し。移ろう時間が止まることはありません。
「ロウバイ」 ロウバイ・その1 ロウバイ・その2 ロウバイ・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市中央区・大阪城公園・梅林園

色の少ない冬の季節に、鮮やかな彩りをもたらしてくれる花です。ロウバイの蕾が膨らんでくると冬が終わり、ようやく新しい春の季節がやって来たことを実感します。蕾の鮮やかな色調や丸くチャーミングな形が魅力的ですし、光沢感のある質感も味わい深く印象的です。
開き始めた花を主題にして、そのバックに蕾を配することでおもしろいボケ味も得られます。この際のポイントは、逆光気味の方向からねらい、反射光の輝きをとらえることでしょう。花の特徴的なポイントに注目することも大切で、やはり、ロウバイならではの蝋のような花びらの質感や可愛いフォルムが、絵作りの大きな鍵ではないかと思われます。
「雪景色と無常」 雪景色と無常・その1 雪景色と無常・その2 雪景色と無常・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

雪の日は、世の雑音をことごとく消し去り、見慣れた景観も生まれ変わる。まるで無垢な天地が現れたようだ。それに加えて、粉雪がちらちらと舞い降り、溶け込んでいくその常ならぬ様相は、移り変わりやすい人間の心の在りようを表徴するように思われた。
「吉野の秋空」 吉野の秋空・その1
撮影:藤村浩人(東住吉区医師会)
撮影日時:平成28年11月13日
撮影場所:奈良県吉野郡下市町

吉野に帰り庭の落ち葉を掃除していて、ふと空を見上げると、すべての葉を落とした百日紅の枝々を愛しむかのように、綿雲が空いっぱいに広がっていた。

「カリブ海 カンクン メキシコ」 カリブ海 カンクン メキシコ・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

カンクンはメキシコが世界に誇るリゾート地で200軒以上のホテルがあります。
真っ白な砂浜とターコイズブルーの海面が長くどこまでも続いていました。
「ハボタン」 ハボタン・その1 ハボタン・その2 ハボタン・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

ハボタンは外見が花キャベツと呼ばれるように、サニーレタスのように同心円状の葉が特徴的なカラーリーフです。
冬の花壇や正月飾りには欠かせないもので、そのボリューム感のある立派な葉姿や鮮やかな彩りを愉しむ園芸植物の一種です。この名前の由来は葉をボタンの花と見立てたもので、ハボタンの花そのものは観賞の対象にはなっていません。
マクロ撮影のモチーフとしても、その葉に注目してねらうことが基本です。
冬の季節の植物なので、霜が降りた時が絶好のチヤンスで、その霜が解け始めると雫になり葉の淵に綺麗に並んでくれます。
そんな雫を逆光からとらえることで、雫の輝きが光の円ボケを描き、とても瑞々しい表現が期待できる訳です。
「絵馬・干支(酉)」 絵馬・干支(酉)・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨泉川町・下鴨神社

干支の酉の意味と由来
十二支10番目の動物である「とり」は神鶏とも呼ばれ、神の使いとされています。
太陽が昇るとき必ず鶏が鳴くため、鶏の鳴き声には太陽の神を呼ぶ力があると言われています。
酉は、積極的な行動と素早さを象徴すると言われています。
とりは「とりこむ」につながり、商売などに縁起のよい干支であるとされています。
「江井ケ島の夕陽」 江井ケ島の夕陽・その1 江井ケ島の夕陽・その2 江井ケ島の夕陽・その3
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:明石市大久保町江井ケ島

明石の西方の漁港・江井ケ島は初冬の落陽には最適の撮影地であると思い、ここ数年よく通っております。今年も12月3日午後4時頃に撮影に訪れました。
直視できないほどの眩しい太陽が徐々に光を弱め、西(家島諸島)方向に傾き日没の瞬間を待つ。……夕陽色に染まった海面には黄金の道が現れ、太陽が最後の輝きを見せ空も、海も素晴しい茜色に染めあげるのであります。
夕陽が水平線に沈んで、しばらくすると、雲の形状や高さにより夕焼け雲が二度焼けることがあります。この夕焼け(小焼け)は、赤黒く染まり、深みのある夕焼け雲となり、大自然のキャンパスに描かれた時空を越えた創造の美しさに魅了されるのであります。
暗くなった海原には、灯台が灯り、南西の天空には、三日月と宵の明星(金星)がひときわ輝き、興奮と緊張した頬を、初冬の冷たい風が心地よく撫ぜてくれるのです。

夕焼けを探しに
母の背中で聞いた
歌を道ずれに
「いい日旅立ち」   作詞・曲:谷村新司
「ローレンシャン高原」 ローレンシャン高原・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)
撮影場所:ケベック州 カナダ

ロッキーとは違って なだらかな山が続くカナダ東部の秋の高原には、カエデやシラカバの赤・黄色の紅葉が広がっていました。
「竹中稲荷神社と灯篭」 竹中稲荷神社と灯篭・その1 竹中稲荷神社と灯篭・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区吉田神楽岡町30 吉田神社・竹中稲荷神社

本殿周辺や参道の終わりあたりには程よい大きさの紅葉が枝を伸ばし、小さいながら品のよい神社の景観に彩りを添えています。
赤い提灯が灯る宵頃を狙って撮影に訪れました。
「千手滝(せんじゅたき)」 千手滝(せんじゅたき)・その1
撮影:能田貞二 (堺市医師会)
撮影場所:三重県名張市赤目町

赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)のひとつです。 岩を伝って千手のように落水するところから命名された説と「千手観音」に因むとする説があるらしい。
「落葉」 落葉・その1 落葉・その2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

葉の落ちる音すら聞こえるのではないかと思わせる静謐さ。画面の枠を超えて、人を無限の広がりに引き入れるような不可思議な空間性。そして、散り敷かれた落葉をやや俯瞰的な構図によって、ボリューム感をあたえ、予兆もなく落ちてくる葉のリズム感をあわせて、秋も深まり、落葉した林の清澄な気分を表現してみたく思った次第である。
「カレッタ 汐留」 カレッタ 汐留
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

光と音のイルミネーションは最高に綺麗なショーでした。
結婚式でしょうか……。
「秋の暮」 秋の暮・その1 秋の暮・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市雑司町東大寺界隈

東大寺は一般の寺院の境内雰囲気とは違い、おおらかさがあり、そして、その自然のたたずまいは、どの角度から見てもそれぞれ趣があり、まとまりのある構図を成している。
大佛殿裏あたりの風景にしても、探そうとしなくても、風景そのものから誘いかけ、「さあ撮りなさい」と構えていてくれる感じがする。季節や天候の移り変わりにともない、それにふさわしい装いに変えられているように思われる。
二月堂に通じる裏参道の「秋の夕暮れ」の景観を眺めていると、

 此道や行人なしに秋の暮     芭蕉

を思い出し、感慨に耽りつつ、撮影した次第である。
「三島池」 三島池・その1 三島池・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県米原市池下

鎌倉時代に造られた農業用水池で、「ため池百選」のひとつ。マガモが自然繁殖する最南の池として知られ、水鳥や野鳥が数多く生息。周囲約780メートルある。
滋賀と岐阜の県境に聳える日本百名山の一座、伊吹山と三島池の名演が見事。特に、水面をなでる風がおさまり、「逆さ伊吹」が写し出された水鏡はうっとりする程美しい。
「紅葉の精」 紅葉の精・その1 紅葉の精・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪府箕面市・箕面国定公園

猪名川の支流である箕面川にかかる滝で、高さ33メートルの岩壁から轟音とともに一気に流れ落ちる様は、まさに荘厳な水の芸術である。
更に加えて滝に至る全長約3キロの川に沿った山道から眺める景観の中で最も葉が朱色になる樹種は、コミネカエデとサラサドウダン、ナナカマド、ヤマウルシであるが、周囲の緑が朱の鮮やかさを一層、際立たせている。 それら紅葉の樹木が静かな川面に反映する虚影・実影は、筆跡を残して「紅葉の精」の油絵を観ているようであった。
「紅葉狩り・その1」 紅葉狩り・その1 紅葉狩り・その1 紅葉狩り・その1
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪府箕面市・箕面国定公園

紅葉だより、「色づき始め」の情報で箕面公園に撮影に行ってきました。
見頃には程遠い状況でした。ご笑覧下さい。
「ミラーレイク ローレンシャン カナダ」 ミラーレイク ローレンシャン カナダ
撮影:能田貞二(堺市医師会)

鏡のように静かな湖面に写る紅葉
秋のローレンシャン高原は最高に美しい!
「石上神宮の鶏」 石上神宮の鶏 石上神宮の鶏 石上神宮の鶏 石上神宮の鶏
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県天理市布留町・石上神宮

御祭神は布都御魂大神、布留御魂大神、布都其魂大神。神武天皇東征の際に天皇を救った神剣、布都御魂剣を主祭神とし、石上大神と称えて祀る。寡っての豪族・大伴家の武器庫でもあった。
大和盆地を見下ろす山辺の道は、日本最古の街道といわれ、この街道沿いにある石上神宮は、その神域に往古の情景が思い浮かばれるものがある。
神につかえる鶏が放し飼いにされており、時をを告げる声が聞かれ、古代歴史の原風景を見出した思いがしたのである。
「軒先からパパイヤ」 軒先からパパイヤ 道端にひっそりとパパイヤ 波照間島のマンホール
撮影:松尾康史(枚方市医師会)
撮影日時:平成28年10月9日~11日
撮影場所:石垣島(1)、波照間島(2)(3)

左より(1)~(3)
(1)『軒先からパパイヤ』
沖縄県では、「パパイヤはそこらへんになっているのを取ってきて食べる物 マンゴーは他人様から戴いて食べる物」だそうです。石垣島市街地を散策中、民家の軒先にパパイヤがなっていました。

(2)『道端にひっそりとパパイヤ』
波照間島上陸後、徒歩で田舎道を移動中、たわわに果実をつけてもひっそりと生えるパパイヤの木がありました。やはりパパイヤはそこらへんになっているものでした。マンゴーにはなれません。

(3)『波照間島のマンホール』
ご存じ波照間島は有人日本最南端の地です。また南十字星が美しく輝く島としても有名です。美しい海や空の風景だけでなく、皆様どうか足元下もご覧下さい。マンホールの模様がロマンチックでしょ!
「飯岡の渡し跡」 飯岡の渡し跡 飯岡の渡し跡
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府京田辺市飯岡

千数百年以前より、平城京と平安京は、木津川を越える重要な街道で結ばれていた。その渡しは「飯岡の渡し」と呼ばれ、交通の要衝地としてされていた。そしてそこには「渡し場」独特の悲喜交々の物語が展開されたことが想像される。
しかし、木津川は今も変わらない往年の姿で滔滔と流れ、ススキの穂がしなやかな姿を見せる頃ともなれば、河畔には爽やかな風がやってき、光を受けてほのかに輝くススキが頭を垂れる様子は、初秋の象徴である。
彼方の対岸と滔滔と流れる川、ならびに白色の州浜に往年の飯岡の渡しの面影が偲ばれ、そして手前の風にそよぐススキとの対比は、見応えのある風景であり、長い時間を経たものならではの面白さがある。
それは、否定や羨望というイメージではなく、現在(いま)に生きることを痛感させるものである。
「コスモス」 コスモス コスモス コスモス コスモス
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園自然文化園・花の丘

秋に咲く代表的な花のひとつがこのコスモスでしょう。そして近年では、種々の種類のコスモスが見られるようになり、我々の眼を愉しませてくれます。
この花は写真のモチーフとしてはポピュラーですし、ほどよい大きさの花でもあり、とても撮りやすい被写体だと言えます。しかし、ただ漠然と写しただけではやはり物足りないので、何か一工夫がほしいと考えてみました。
コスモスのどこに魅かれるか明確にし、的を絞ることで新鮮なアイデアを絞ってみました。光に透ける花びらのデリケートな風合いや、バックの絡み具合を配慮して絵作りをしてみました。
「秋櫻(コスモス)」 秋櫻(コスモス) 秋櫻(コスモス) 秋櫻(コスモス) 秋櫻(コスモス)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府京田辺市飯岡

日本での歴史は浅く、明治時代に日本に渡ってきたメキシコ生まれの花です。
秋になると咲き乱れるほのかなピンクや白の可憐な花に、明治時代の人々は心を奪われたのでしょう。「秋櫻」という名前をつけました。

 晴天やコスモスの影撒きちらし  鈴木花蓑
「彼岸花の赤を求めて」 彼岸花の赤を求めて 彼岸花の赤を求めて 彼岸花の赤を求めて
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪府富田林市・第三中学校界隈

野草の中でも、しみじみと秋の到来を感じさせてくれるのは彼岸花である。
真っ赤な花は、あまりにも強烈な色ゆえに、かえって一抹の哀しさをもって見る者の目に飛び込んでくる。
そして、彼岸花は草木の茂りの中、あるいは真っ青な秋空を背景に、異彩を放っているのである。
しかしながら、その黒ずんだ、毒気のある、怖ろしみを帯びた調子の一種異様な赤から、私は、婉然たる毒を血管に吹く妖女を連想しながら、怖れ、愉しみを感じながら撮影した次第であります。
「彼岸花」 彼岸花 彼岸花 彼岸花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

夏から秋へ、移り変わる季節の中で咲くヒガンバナ。
名前は彼岸の頃から咲き始めることに由来するそうですが、「地獄花」「幽霊花」などの異名があり、不吉であると忌み嫌われる一方、「天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもあるようです。
写真的にはそのユニークな花姿と鮮やかな赤が魅力の花と言えます。
夕刻の弱い光の中で、ヒガンバナの妖艶な雰囲気・色彩を、暗い背景で狙い、ローキー調で深みのある赤・白の造形を印象的に見せてみました。

曼珠沙華落暉も蘂をひろげけり    中村草田男
「カワセミ」 カワセミ
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

和歌山城で見つけたカワセミです。
「エッフェル塔 フランス」 エッフェル塔 フランス
撮影:能田貞二(堺市医師会)

パリのシンボルの高さは324メートル。セーヌ川との撮影ですがどちらも世界遺産です。
「陸のクリオネ」 陸のクリオネ 陸のクリオネ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

ハギはマメ科ハギ属の総称で、アジアと北米を中心に広く分布しますが、花が美しいのは東アジアの種に限られるそうです。
秋の七草のひとつとして、万葉の昔から歌に詠まれ愛されてきました。
マメ科特有の赤紫の小花を細長い枝いっぱいに咲かせ、野辺の風に揺れる姿はいかにも涼しげに映ります。
ハギは、散り溢れる様に雅趣があると、古来より讃えられています。花弁を中心に、特徴のある三出複葉の葉との配列を整え、クローズアップ主体の画面構成とし、緑の葉陰に下がる花弁が、水中を浮遊するクリオネをイメージして、緑の背景に浮き立つハギを描写しました。
「溽暑」 溽暑
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックスDHC
撮影場所:大阪市北区新梅田シティー・空中庭園

真夏日、酷暑、猛暑、大暑、炎暑、いずれも夏の暑さと照りつける日差しの強さが感じられ、からっと晴れた夏がイメージされます。
しかし、湿度が高く蒸して耐え難い大阪の夏を表わす「溽暑」(じょくしょ)は、何もせずとも汗が滴る、不快な暑さの表現です。
実際、大阪の夏は晴れていても湿気で空が潤み、遠景の見通しの悪いガスと晴れの日が多いのです。
湿潤で熱帯夜を予感する夕暮れ、そよとも風の吹かない川畔で、湿気の篭った西大阪の真夏の夕暮れ感を表わすため、コントラストと彩度を幾分下げて撮影しました。
「モンテ・ローザ(左) リスカム(右) スイス」 モンテ・ローザ(左) リスカム(右) スイス
撮影:能田貞二(堺市医師会)

ヨーロッパアルプス第2のモンテ・ローザ(4,634m)。山の下方に小さな湖があり、その右上にモンテローザ小屋がご覧いただけます。
右はリスカム(4,527m)です。右下には ゴルナー氷河 が流れています。ツェルマットにあるゴルナーグラート展望台(3,089m)から撮影しました。
「薄」 薄
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックスDHC
撮影場所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通界隈

新鮮な穂が銀色に輝くのは見応えがあるが、逆光で写すと輪郭が光って目立つものの穂自体のディティールは出し難く、肉眼で感じた穂の豊かな質感が感じられない。
旬のうちは順光ー斜光くらいのほうが、実際の美しさを表現しやすいように思われた。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」 閑さや岩にしみ入る蝉の声
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックスDHC
撮影場所:京都符長岡京市天神町・長岡天神境内

晩夏の炎天下の午下り、人・一人いない静かな境内で、涼を求めて樹陰で休息をしていると、突然蝉の声がしてきた。
しかし早朝に聴かれるあのラッシュとは異なり、心なしか活気がなく、もの悲しく侘しく感じられる。
耳をすますと、蝉の声の彼方に晩夏の天地の大いなる静寂が広がっており、それは自分を取り巻く宇宙の静寂そのものだった。

閑さや岩にしみ入る蝉の声   芭蕉
「マッターホルン」(標高4,478m) マッターホルン
撮影:能田貞二(堺市医師会)

観光・登山の拠点として多くの人で賑わうツェルマットから、早朝にマッターホルンの朝焼けを撮影しました。
氷河を抱いた山が真っ赤に輝いていました。2016年8月の撮影です。
「晩夏の憂愁」 晩夏の憂愁
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府長岡京市天神町・長岡天満宮

エネルギシュな夏も「盆が明ける」頃ともなれば、活動的な人でもその引退間際には、何か憂愁の影が感じられるように、空の雲、太陽の日射しにも力の衰えが感じられるのである。
晩夏の浮雲と心なしか弱くなった太陽の映り込みの虚像を捉え、晩夏の憂愁を表現してみた次第である。
「天空を飛翔」 天空を飛翔 天空を飛翔 天空を飛翔
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックスDHC
撮影場所:京都市左京区岡崎円勝寺町界隈

土用の炎天下の午下りの天空を飛翔し、その刻刻と変化する造形を水面をカンバスとしてその自然の瞬間の素晴らしさを表現することができ、その自然の造形力に堪能した。
「蓮花の心」 蓮花の心
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

盛夏の早朝、大きな葉翳に、開花をまつ蓮華の一輪が朝靄がたなびく蓮池に浮かぶ幻想的な風情は、蓮の花がつくり上げた世界という気がする。
そこには生があり、そして、死がある。10年来、毎年蓮の花を撮影し続け、初めはただひたすら蓮の花の美しさを見つめていたが、いつしか花が語る詩を翻訳しようと想うようになった。
造形の美しさは飽きるが、花の心を読み始めると、果てしないからである。
「ツバメ」 ツバメ
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

もうすぐ巣立つようなツバメのヒナです。
「祇園守(槿花)」「くちなしの花」 祇園守(槿花) くちなしの花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

「祇園守(槿花)」(写真左)
「槿花一朝の夢」は儚さの譬えに言われ、茶人・千宗旦が夏の朝の茶席に好んで活けたことから「宗旦むくげ」とも呼ばれ、「日の丸むくげ」はその白地と底紅のコントラストが夏空に映え、思わず見とれてしまうのである。
正確には「白祇園守」、半八重咲きの純白色の槿、他の槿同様に7月から9月頃まで花をつける。特に京都では、祇園祭が行われる7月に茶席に好んで使われる。この「祇園守」は、ほの暗い茶室では涼やかな色気を帯びる花だが、強い日差しにすっくと伸びる姿には、その美しさと、真夏を生き抜く逞しさに強い感銘を憶えるのである。
名の故となる祇園祭もまた、灼熱の都大路を人々が闊歩する真夏の命の祭りである。
17日の山鉾巡行で、先頭を努める長刀鉾の音頭取りが手にする「音頭取扇」には白槿が添えられているのである。

「くちなしの花」(写真右)
……くちなしの花を花を見るたび
淋しい笑顔が また浮かぶ
くちなしの白い花
おまのような花だった

渡哲也歌う「くちなしの花」(作詞:水木かおる、作曲:遠藤実)の一節である。
花言葉「幸せを運ぶ」「清潔」……
「沖縄県八重山諸島の夏風景」 竹富島 竹富島 石垣島 波照間島ニシ浜ビーチ
撮影:松尾康史(枚方市医師会)
撮影日時:平成28年6月25日~26日
撮影場所:竹富島(1,2)、石垣島(3)、波照間島ニシ浜ビーチ(4)

左より1~4
  1. 竹富島の集落は静寂につつまれた午後でした。
  2. 竹富島には屋根の美しい集落がありました。
  3. おはようございます。八重山地方は今日も快晴です。青空と白い入道が、これからの波照間上陸を祝福してくれているみたいです。
  4. 絶海の孤島、波照間島は船の欠航率が高く、行きにくい島です。その分、ビーチの青さ(波照間ブルー)は格別です。
「紫陽花とデザイン」 紫陽花とデザイン 紫陽花とデザイン
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・自然文化園・あじさいの森

日本の装飾芸術を代表する琳派芸術もまた、人工的に作りだした幾何学的な文様などはなく、みな自然のすがたをデザイン化するところからはじまっている。すなわち琳派の特徴は、形態の簡素化、変形、パターン化といった造形面の特徴が際立っているが、その造形の基にあるものはすべて自然の持つ形態である。自然が持っているリズムやパターンを鋭い感性で見抜き、造形化するのである。
またリズムやパターンという言葉がキーワードとなることで分かるように、心理的な心地よさを誘うという意味では、装飾芸術はきわめて音楽的だということができる。
「鷺」 鷺
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

紀ノ川の堰に鷺が、獲物が多いのでしょうか、じっと立っていました。
「プリトヴィッツェ湖群  クロアチア」 プリトヴィッツェ湖群  クロアチア
撮影:能田貞二(堺市医師会)

標高650メートルにある湖から次々と滝が流れては湖を形成し 標高差150メートルの間に16ヶの湖と92ヶの滝があります。
深い森の中にある湖、滝、小川、野花はどれを撮っても美しい。
「蓮・ハス」 蓮・ハス 蓮・ハス
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・日本庭園ハス池

ハスの花は、お釈迦様の台座になっている花でもあり、どこか神秘的な雰囲気が特徴的です。7月の誕生花で、夏の季語でもあります。ちなみに花言葉は「雄弁」。
この花は、写真のモチーフとしては代表格であり、群生している情景を風景写真の被写体としてとらえるのも良いですし、一輪をクローズアップするには持って来いの花だといえます。
早朝に咲き昼には閉じるという性格から、ベストの状態を狙ってとらえるのがコツです。開き過ぎたよりは開き始める表情が美しく、つぼみも絵になるモチーフだと思います。
ハスのつぼみをモチーフにした作品でグリーンをボケ味として描写し、メルヘンチックなイメージを漂わせた絵にと思った次第です。
「紫陽花」 紫陽花 紫陽花 紫陽花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市山科・勧修寺

「アジサイ」は日本原産のユキノシタ科アジサイ属の落葉低木です。その名は、青い花が固まって咲く様子を集真藍(あずさあい)と呼んだことから来ています。
あじさいは万葉の時代から自生していた落葉低木で、「万葉集」にはあじさいの歌が二首あります。その一首は咲きながら色が変わっていくあじさいの特徴を移り気としてとらえた歌があります。
紫陽花の花言葉は「移り気、浮気、冷酷……」。
このように変わり花といわれるこの花を萩原朔太郎は「こころ」という詩で「こころをばなににたとへん こころはあぢさいの花 ももいろに咲く日はあれど うすむらさきの思い出ばかりは せんなくて」と自分の心の変化にたとえています。

 花二つ紫陽花 青き月夜かな  泉鏡花
梅雨上がり紫陽花の花の毬が二つ、青い月光を浴び、ぬれながら寄り添うが如く咲くその色、風情にどこか寂しげなイメージがあったのでしょう。

紫陽花は、丸い雪洞のような大きな花をいくつもつける身近な落葉低木です。6月上旬から梅雨のころ、雨にうたれても、ほかの花のようにうなだれることもなく、美しく咲きます。色彩が鮮やかで、葉の色とのコントラストが強いため、曇りの日や梅雨空でも目立つ花です。身近に見ることのできる平凡な花ほど、私達はその本来の輝きを見落としがちです。そんな花ほど、心を落ち着かせて眺めると、きっと新たな出会いを感じられるのではないでしょうか。
「紫陽花と装飾」 紫陽花と装飾 紫陽花と装飾
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市山科・勧修寺

日本の装飾芸術を代表する琳派芸術もまた、人工的に作りだした幾何学的な文様などはなく、みな自然の姿をデザイン化するところから始まっている。すなわち琳派の特徴は、形態の簡素化、変形、パターン化といった造形面の特徴が際立っているが、その造形の基にあるものはすべて自然の持つ形態である。自然が持っているリズムやパターンを鋭い感性で見抜き、造形化するのである。
またリズムやパターンという言葉がキーワードとなることで分かるように、心理的な心地よさを誘うという意味では、装飾芸術はきわめて音楽的だということができる。
「花菖蒲」 花菖蒲 花菖蒲
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪府吹田市万博記念公園・日本庭園

ひとくきの白あやめなりいさぎよく   日野草城
「ひとくきの」といえば、すらりと伸びるあやめの長い茎が目に浮かび、その茎の先端の白いあやめの花。その花の肉感をとらえている。
「ピラミッド エジプト」 ピラミッド  エジプト
撮影:能田貞二(堺市医師会)

夕日が落ち 静寂がもどったピラミッド。幻想的に撮ってみました。
「赤松池」 赤松池
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県西伯郡大山町・赤松池

風景写真の撮影に際し、自分自身の思いのままに、感じるままに、一瞬の出逢いにも迷うことなくシャッターを押し続けてきたが、その気持ちは今も自分にとって一番大切なものだと思っている。
時間や季節、気象の変化によって表情が一変する自然界の魅力、怖さ、美しさ、その自然の持つ陰と陽を感じとった瞬間の湧き上がる気持ちを大事にしながらこれらも自然と対峙していきたいと思っている。
樹木の新緑と池の水面の映りこみがより印象的・神秘的な美しさである。
「芍薬」 芍薬 芍薬
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

しやくやくの芯の湧き立つ日南かな  太祇
芍薬の花の真中には芯の毬がある。一本の雌芯を囲んで無数の雄芯が集まっている。
句は、この芯の毬が初夏の日差しを浴びて湧き上がってくるかのようだというのだ。
きっと花びらが開き切っているのだろう。火焔の玉のようでもある。
「杜若」 杜若 杜若 杜若
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:京都市北区上賀茂本山・大田神社

1)よりそひて静かなるかなかきつばた    高浜虚子
2本の杜若がそっと寄り添ったまま時間が暫し止まってしまったかのようだ。ここで描かれているのは確かに杜若であるが、「よりそひて」しかも「静かなるかな」とあると、おのずから2つの花に2人の人の姿が重なる。

2)朝々の葉の働きや杜若    去来
「葉の働き」とは葉の動き、朝風に杜若の葉がそよいでいるのだろう。ただ、「動き」といわず「働き」というと生きて動いている感じがする。杜若の花の美しさは葉の美しさでもあることをよく知っている人の句である。

3)杜若べたりと鳶の垂れてける   蕪村
この句は明らかに岩絵の具を塗り重ねた障壁画だろう。「べたりと鳶の垂れてける」。黄土や辰砂や紺青や・・・金箔の上に盛り上がる極彩の岩絵の具が思い浮かぶ。そして光琳の「燕子花図屏風」にべたりとへばりつく鳶の糞の絢爛たる幻が心をよぎる。
「しゃが」 しゃが
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

シャガは日本各地の低地や人里近くの湿った森林に普通に見られる。白または薄青色の花を咲かせ、花弁には黄色と紫の模様が特徴的で、アヤメ科アヤメ属の常緑多年草である。花言葉は反抗、決心、友人が多い……。
「サクサ イワマンの砦 クスコ ペルー」 サクサ イワマンの砦 クスコ ペルー
撮影:能田貞二(堺市医師会)

インカの都クスコを守るために巨石を積み上げた堅牢な要塞跡。
観光客の後を並んで歩いていくアルパカの姿が面白い……。
「藤の花の内に秘めた剛」 藤の花の内に秘めた剛 藤の花の内に秘めた剛 藤の花の内に秘めた剛
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市春日野町・万葉植物園

長い花房を枝垂れて咲く藤の姿は、この上なく優美で艶やかに見えます。
「これ(明石の媛君)は、藤の花といふべからむ。木高き木より咲きかかりて、風になびきたるにほひは、かくぞあるかし」と「源氏物語」の一節にも、気品高い女人の匂うような美しさだと讃えています。
しかし、藤の本質は獰猛さにあるのではないかと思えるのです。木々に絡みつきながら高みへ高みへと枝を伸ばし、絡みついた木を殺してでも生き延びる藤蔓は、さながら蛇のように動物的で攻撃性があります。長い花房から放つ香りは官能的なほどの強さで虫をたくさん集めます。
一見、嫋嫋と見えるけれど、じつは強靭な蔓から生まれた剛を内側に秘めている。……藤原氏を象徴してきただけの強さを抱え込んだ花だと思います。
「端麗な花の王(牡丹)」 端麗な花の王(牡丹) 端麗な花の王(牡丹) 端麗な花の王(牡丹)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県葛城市当麻町・当麻寺

ことのほか牡丹を好んだ唐の玄宗皇帝(在位712-756)は、その愛妃、楊貴妃を豊麗、艶麗な牡丹に譬えて賞賛したといいます。中国では牡丹を花王と讃え、花の富貴なるものとして珍重しました。さすが一国を治める王の力をもつ花だと思われ、茶の湯では、一輪だけしか使わず格調高くいけます。蕾がちな頃から艶然と開花して散るまで、牡丹は心を豊に晴れやかにしてくれる、花の力が強いのです。
「薔薇」 薔薇 薔薇 薔薇
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市北区中ノ島公園・薔薇園

正五角形の一辺と対角線、対角線によって区切られる二つの線分について、それぞれが1対1.618となり、この割合がもっとも美しいとされる黄金分割と言われています。
これと関係するのが五芒星です。軍隊のマーク、国旗などにみられ、セーマンとも呼ばれて「お守りの印」にもなっています。この幾何学模様は何からヒントを得たのでしょうか。
バラの花が浮かびます。バラの造化の妙を抽象化した美学が、ギリシャ以来の黄金比となったのではないでしょうか。しかし造化の妙ともいうべき花から五角形という図形を導き出した抽象能力は明らかにギリシャ的知の所産であって、その知性に頭の下がる思いがします。
そして花の中に星を幻想した想像力にも胸を衝かれます。当初、美しいと思った星形が後々力の象徴となった経緯……。
美が力だという思想がまた素晴しいではないかと思った次第です。
「カタクリ(春の妖精)」 カタクリ(春の妖精) カタクリ(春の妖精) カタクリ(春の妖精)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県宇陀市大宇陀上新・森野旧薬園

カタクリは3~4月に咲くユリ科の花。山地の林の中に棲息する多年草。花言葉は「謙遜、尊重される」。
早春に2枚の葉の間から出した花茎の先に、淡い紅紫色の花びらを後ろにそらして、勢いよく前におしべを出している。下向きに咲き、花弁は6枚で、中心には6本のおしべと1本のめしべ、濃い紫色の模様があり、日中は花弁が大きく外側に反り返り、日が暮れると閉じる性質が特徴です。
「オランダ坂  長崎市東山手町」 オランダ坂  長崎市東山手町
撮影:能田貞二(堺市医師会)

重要伝統的建造物群保存地区の「東山手」にある坂で 当時は東洋人以外を「オランダさん」と呼んでおり「オランダさんが通る坂」という意味で「オランダ坂」と呼ばれる様になったらしい。  右の建物は「東山手十三番館」、左には「活水女子大学」があります。
「サイタ サイタ サクラガ サイタ」 サイタ サイタ サクラガ サイタ サイタ サイタ サクラガ サイタ サイタ サイタ サクラガ サイタ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府向日市鶏冠井町長岡宮跡・大極殿公園

長岡京は784年に桓武天皇の命により平城京より遷された都で、794年に平安京に遷されるまでの10年間、古代日本の首都であった。その大極殿跡周辺に植えられた桜の樹齢数百年を超えると思われる数本の古木が見事に開花し、春を謳歌しているようであった。
満開の当日、桜花の初々しさ、その新鮮さ、明日のことより今に生きるその生命に執着し、執念を燃やす怖ろしさのような凄まじいエネルギーと、その美しさに感動し、それを表現したく思い撮影した。

 咲満ちてこぼるる花もなかりけり    虚子まし
「長崎夜景 長崎市」 長崎夜景  長崎市
撮影:能田貞二(堺市医師会)

長崎夜景は、香港・モナコと並び「世界新三大夜景」に認定されています。高さ333メートルの稲佐山山頂展望台から撮影しました。長崎の夜は不思議な魅力と美しさがあるようです。
「枝垂れ櫻」 枝垂れ櫻
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市上京区・京都御苑

まさをなる空よりしだれざくらかな   富安風生
豊中市医師会写真部作品「湖畔の夕景」
【第1部】
撮影者:森田重治 湖畔の夕景 湖畔の夕景
撮影者:北村公一 湖畔の夕景 湖畔の夕景
撮影者:栗田清 湖畔の夕景 湖畔の夕景
撮影者:澤木政光 湖畔の夕景 湖畔の夕景
撮影者:原吉幸 湖畔の夕景 湖畔の夕景
撮影者:原育子 湖畔の夕景 湖畔の夕景
撮影者:行岡陽子 湖畔の夕景 湖畔の夕景
【第2部】
「ごろごろ」「つらら」 撮影者:谷野桂子 ごろごろ ごろごろ つらら つらら
「春のサンフランシスコ」 撮影者:北村浩之 春のサンフランシスコ 春のサンフランシスコ 春のサンフランシスコ
(豊中市医師会)
撮影日時:平成28年2月11日夕刻
撮影場所:琵琶湖北東部湖岸

豊中市医師会写真部の作品です。
第1部は同じテーマで撮影したもので、部員7名による共同作品です。
各人の2作品を出展いたします。
第2部は2名の部員の作品です。
いずれも豊中市医師会の所属です。

豊中市医師会写真部世話人 森田重治
「軍艦島 端島(はしま) 長崎市」 軍艦島 端島(はしま) 長崎市
撮影:能田貞二(堺市医師会)

長崎港から南西19kmに浮かぶ島である。明治から昭和にかけて海底炭鉱により栄え、5千人以上の人口がありましたが 1974年(昭和49年)に閉山となり無人島になっています。正式には「端島」ですが島の形が軍艦の「土佐」に似ていることから「軍艦島」として知られています。
2015年に世界文化遺産に登録されました。できるだけ軍艦に見えるように撮ってみました。
「京都御苑・糸櫻」 京都御苑・糸櫻 京都御苑・糸櫻 京都御苑・糸櫻
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市上京区京都御苑

京都御所の外苑は、明治2年(1869年)の東京遷都までは宮家や公家の邸宅が約200軒立ち並んでいたと言う。現在は緑豊かな公園として整備され、広さはおよそ南北1,300メートル、東西700メートルある。
近衛邸跡の糸櫻(枝垂れ櫻の古称)は、早咲きの桜として知られ、京都市内の櫻のなかでは、一足早く満開を迎える。在りし日の近衛邸は櫻で有名で、室町時代、三代将軍足利義満が近衛邸の糸櫻を所望したことも記録に残っている。現在の糸櫻は後世に植樹されたものだが、かっての近衛邸の姿を偲ぶことができる。

 願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ   西行
 さまざまな事 おもひ出す桜かな   芭蕉
 咲きたれてそよりともせず初ざくら  清原拐童
 糸ざくら花明りまだなさず垂る    宮津昭彦
「艶っぽい花姿」 艶っぽい花姿 艶っぽい花姿 艶っぽい花姿
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市中央区・大阪城公園・桃園

地咲きの桃の頭芽は必ず葉芽となります。徒長枝のような成長の旺盛な枝には若葉が出ています。自由にのびのびした枝ぶりこそ、本来愛できた桃の姿。古い画には必ず萌芽が描かれているものです。
桃はやぼったいゆえに魅力があるといいますが、直線的に折り矯める梅に対して、桃のたわんだ優しい枝ぶりを大事にしたいと思います。
桃の花の表情は、ぼってりした色気を漂わせます。紅白の桃はゆるりと曲がった枝先に独特の艶やかな雰囲気がある。みっしりとした花をつける桃ですが、間遠に花がつく枝ぶりのほうが、優艶な大人っぽさがあると思います。
「ウメ」 ウメ ウメ ウメ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:堺市南区宮山台二丁・荒山公園梅林

梅は櫻に次いで、日本を代表する花ではないかと思われます。櫻ほどのエンターティナーではありませんが、その楚々とした花姿には趣を感じますし凛々しさも伝わってきます。
ことに繊細な花心の表情がとても美しく、初々しさを覚えるシベの鮮やかさやデリケートな雰囲気が意欲をそそります。
しかしその反面、梅という花の高雅さの内に秘めた野趣を引き出してみたくなりました。枝にびっしりと咲き、強い香りを放つ梅は、中々猛々しい花のように思われ、生命感に溢れる梅花と春が始まろうとする大地の命の脈動も合わせて表現しようと試みました。

 梅咲いて庭中に青鮫が来ている  金子兜太
「吉野の春」 吉野の春 吉野の春
撮影:藤村浩人(東住吉区医師会)
撮影日時:平成28年3月6日
撮影場所:奈良県吉野郡下市町

吉野に春が到来した。寒風の中で大阪より少し遅れて咲く梅花がそっと教えてくれた。
「生命の誕生」 生命の誕生
撮影:谷本吉造(生野区医師会)
撮影日時:2015年7月15日
撮影場所:谷本医院前栽
撮影機材:SONY Cyber-shot MEGA PIXELS

医院の前栽に今年も小鳥が巣をつくった。ひ弱で可愛い雛のさえずる声がするので、そっと覗いて見ると3羽の雛が孵っていた。
3羽とも親鳥が餌を与えにきたと勘違いをし、雁首を揃えて口を大きく開けて餌を待っていた。
「荒山公園・梅林」 荒山公園・梅林 荒山公園・梅林
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:堺市南区宮山台2丁・荒山公園

荒山公園は、多冶速比売神社の敷地の一部を取得して造られた総面積17ヘクタールの総合公園で、梅林は昭和59年から60年にかけて、面積2.7ヘクタールの土地に植栽された。
現在、50品種・約1,400本あり、2月中旬から3月上旬に見頃を迎える。
「梅花」 梅花 梅花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下賀茂・京都府立植物園

ぽかんと花を眺めながら、
人間も、本当によいところがある、と思った。
花の美しさを見つけたのは人間だし、
花を愛するのも人間だ。
                  太宰治
「浮かびあがる花姿」 浮かびあがる花姿 浮かびあがる花姿 浮かびあがる花姿
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市右京区嵯峨・清涼寺(嵯峨釈迦堂)

やっと咲き始めた紅梅。早春の暖かい日差しを望んでいます。
雪の冷たさ、気温の寒さに耐えてこそ凛とした強い梅の花を咲かすことができるのでしょう。
更に頑張っている蕾にも思いを込めてシャッターを押しました。逆光のスポットライトによって立体感が強調され、背景の中で浮かび上がる印象的な花姿を表現することがねらいです。
「福寿弁財尊天」 福寿弁財尊天
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市右京区天竜寺・慈済院

慈済院に安置する大弁財尊天は、七朝の帝師として道徳の誉れ高く、衆生済度の功業を施した。
世に開運出世大弁財尊天と尊称し奉られている。
六百五拾有星霜その霊験顕著にして香華の絶えることなし
「マルサシュロック  マルタ共和国」 The Saluting Battery  マルタ共和国
撮影:能田貞二(堺市医師会)

マルタ本島最大の漁港で、沢山の青い船(ルッツ)が浮かんでいました。
日曜日にはサンデーマーケットが開かれ、たくさんの露店が並びます。
港沿いにあるレストランではこの美しい港を眺めながら、美味しいシーフードを楽しむことが出来ます。
「嵯峨野の散策」 嵯峨野の散策 嵯峨野の散策
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100

(左から(1)・(2))
(1)「灯篭」
撮影場所:京都市右京区嵯峨車折神社

(2)「白梅」
撮影場所:京都市右京区嵐山・天竜寺
 しら梅のかれ木に戻る月夜かな    蕪村
「神の山に向きあう古寺から」 神の山に向きあう古寺から
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県櫻井市下692・聖林寺

光が、雲が、流れる風が、美しい。
向いは多くの万葉歌人に歌われた神の山、三輪山。標高467メートル、優美な円錐形の山に特別な思いを寄せてきました。
古代の都は山を原点として営まれた形跡があります。象徴としての山、これが一番神聖な原点でした。
それでは何故、三輪山は都の原点になるほどに尊い山だったのでしょうか。それは三輪山の姿です。日本人は円錐形の山とその緩やかな傾斜を好みました。それはまさに「和」の心を象徴とするような姿だったからです。これが古代日本人の心だったのです。
日本文化の根源にある和の姿、これを象徴するのが、三輪山の姿にほかならないと思われます。
 三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなむ 隠さふべしや
 卷1・18 額田王、
「春の霊力を宿す椿」 春の霊力を宿す椿 春の霊力を宿す椿
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市北区北山京都府立植物園

艶やかな葉とその蔭に身を隠すように咲く真っ赤な花。古代の人々が、神秘なものを感じたのもわかるような気がします。
野生の雪椿や藪椿から発展した椿の園芸種は、江戸時代以降、枚挙に暇が無いほど増え続け、欧米はじめ各地でも新たな品種が生まれています。
霜があたって花びらに茶色いしみがついた椿は、爛漫の春とは異なる風趣。寒い中を生き抜く姿がまた魅力的に感じます。
「端麗な花の王(牡丹)」 端麗な花の王(牡丹) 端麗な花の王(牡丹)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県葛城市当麻町・当麻寺

ことのほか牡丹を好んだ唐の玄宗皇帝(在位712-756)は、その愛妃、楊貴妃を豊麗、艶麗な牡丹に例えて賞賛したといいます。
中国では牡丹を花王と讃え、花の富貴なるものとして珍重しました。
さすが一国を治める王の力を持つ花だと思われ、茶の湯では、一輪だけしか使わず格調高く生けます。
蕾がちなころから艶然と開花して散るまで、牡丹は心を豊かに晴れやかにしてくれる、花の力が強いのです。
「The Saluting Battery  マルタ共和国」 The Saluting Battery  マルタ共和国
撮影:能田貞二(堺市医師会)

首都ヴァレッタにある堅牢な城壁の上に大砲(Battery)が並んでいました。
12時と16時に兵士が発射するとのことで、戦争が始まったわけではありません。
「無常観」 無常観
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市右京区北嵯峨・大覚寺・大沢池

古来、日本の優れた文学も美術も、そこに通底する美意識の源は無常観とであると言って過言ではない。四季折々の自然の様相に、移ろいやすい心の思いが重ねられる。
 あさきゆめみし、ゑひもせず……
いろは歌の一節が、この写真の中に込められている。
季節は冬。花も葉も枯れ落ちた蓮の、屈曲した茎の動きが、銀灰色のモノトーンの上にグイグイと写される。写真でありながら、クレーのごとき抽象的な響きが表されている。
「人生とは浅くて儚い夢の如し。移ろう時間が止まることはありません」――。モノトーンのシックな諧調の上方に、仄かに光が射している。
「干支・申:飾り物3種」 干支・申:飾り物3種 干支・申:飾り物3種 干支・申:飾り物3種
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
「絵馬(干支・申)」 絵馬(干支・申)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区下鴨町・下鴨神社

2016年の干支の絵馬
「ビクトリアの滝」  大阪府医ニュース新年号応募作品 ビクトリアの滝
撮影:能田貞二(堺市医師会)

ジンバブエとザンビアの国境にあり世界遺産に登録されている世界三大瀑布のひとつで 幅1700メートル、落差100メートルです。
ザンベジ川が轟音をたてて垂直に落下する様子は、滝というより地球の裂け目という感じでした。
「2016年の幕開け」  大阪府医ニュース新年号応募作品 2016年の幕開け
撮影:日下陽子(堺市医師会)
撮影日時:2015年8月14日

2016年は経済・医療界が明るい1年になって欲しいです。
「春を待つ蝦夷富士」  大阪府医ニュース新年号応募作品 春を待つ蝦夷富士
撮影:河井和彦(淀川区医師会)
撮影日時:2015年3月21日

北海道ルスツスキー場からの撮影。まるで富士山を思わせるような羊蹄山。春の光に照らされ春の訪れをまだかまだかと待っているようでした。
「輝く世界」  大阪府医ニュース新年号応募作品 輝く世界
撮影:河井和彦(淀川区医師会)
撮影日時:2009年9月22日

南アルプス北岳での撮影。朝陽が作る輝く光の帯の中に富士山がぽっかり。ここは地球? と疑ってしまうような光景が広がっていました。思わずシャッターを押してしまいました。
「田原の海霧(和歌山県串本町)」  大阪府医ニュース新年号応募作品 田原の海霧(和歌山県串本町)
撮影:大西光英(中央区南医師会)
撮影日時:2013年1月24日

気温の下がる真冬の早朝に冷気が海面に流れ込み、幻想的な海霧が立ち込めます。
「雪山讃歌」  大阪府医ニュース新年号応募作品 雪山讃歌
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影日時:2015年1月11日

白は個性的な色で、神秘的な色だと思われます。
万人を受け入れ、他の個性を引き立て、それでいて決して崩れることのない揺るぎない色なのです。白ほどオリジナリティの確立した存在があるでしょうか。他の色は色同士比べ合うことができるけれど、白は比べるものがありません。すなわち、「色」を超越した別格の存在、それが白なのです。
のどかな田園風景の広がる江府町御机地区。大山南壁を背景に建つ、藁葺き屋根の小屋も冬の声を聞くと、一面白銀の世界に一変し、積雪量が1メートルにもなります。
使い古した大八車の車輪が残る農村風景、小屋の横に立つ柿の木も鉛色の冬の空に寂しく佇んでいました。

 山里は留守かと見えて冬構へ    諷竹
「反橋(太鼓橋)」  大阪府医ニュース新年号応募作品 反橋(太鼓橋)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影日時:2015年10月4日

「すみよっさん」の愛称で親しまれる住吉大社は、御鎮座千八百余年をむかえ、航海安全、祓い、和歌、農耕の神として崇拝され、古来より天皇や貴族をはじめ、多くの人々が参詣に訪れている。
有名な反橋(そりはし)は太鼓橋とも呼ばれ、その大きさは日本一で、住吉大社の象徴として名高く、長さ20メートル、高さ3.6メートル、幅5.5メートルの規模を誇る。
石の橋脚は淀君が幼い豊臣秀頼の成長を祈願して奉納したもので、木製の桁床(けたゆか)等は古くは船大工の奉仕によって架け替えられてきた。
この反橋(そりはし)を渡ることで「お祓い」になると信じられている。四十八度の登り坂には圧倒され、川端康成の「反橋」にも書かれている。
「伏見稲荷大社の千本鳥居――千本鳥居の朱と幻想」
大阪府医ニュース新年号応募作品
伏見稲荷大社の千本鳥居――千本鳥居の朱と幻想 伏見稲荷大社の千本鳥居――千本鳥居の朱と幻想
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市伏見区深草・伏見稲荷大社

稲荷神は、日本で稲作が始まって以来の稲の神で、生産を守る神であります。元々女性神と思われていた稲荷神は、平安から中世にかけて、民衆の心をひきつけ、信仰を集めることになったのです。
伏見稲荷大社は全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮で、本殿背後にある朱色の鳥居のトンネルは観光スポットとして有名であります。びっしりと隙間なく立ち並んでいる朱の鳥居が「千本鳥居」と呼ばれており、他の神社では見られない光景であり、これが入れ子構造のイメージとして捉えられております。
この鳥居を現代の造形的な視点で見たとき、圧倒的な数と規模、自然環境との調和といった点で傑出した魅力を持つのであります。そして、朱の鳥居が連続して建ち並び、鳥居のトンネルを造り、二つの道に分かれたあと再び合流したり、上がり下がりの道行きに、陽光が差し込む変化もあって、この朱の鳥居の回廊は、現代美術的にいえば壮観なインスタレーションということができ、何か幻想的な、不可思議な妖艶なものすら感じられるのであります。
「椿の美」 椿の美 椿の美 椿の美
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区北山・京都府立植物園

不思議なことに、茶人は特に椿に対して満開より蕾や半開きの状態をより好む特別な美意識があります。椿といえば、茶の湯に欠かせない茶花の代表です。そして、その絶対的な地位は今も昔も変わりません。
茶人が好む椿は、色といえば白か薄桃色、形は一重が多く、日本美が宿っているようです。とりわけ「侘助」と呼ばれる、筒咲きの慎ましやかな椿が、清らかな気品によって愛されてきました。
今まさにほころばんとする蕾に、恥じらうようにして花を咲かせるこれらの椿の姿を想像し、その余韻を愉しむという日本的な感性が強く働くのでしょう。昨今、国籍が分からないきらびやかな花が多い中、むしろ淑やかな椿こそ心を和せてくれます。
一輪の花にも民族の歴史に根ざした、更にモダンで健康的な日本女性の美を、この冬の白椿(侘助)に投影を試みてみました。
「スコォガフォスの滝」 スコォガフォスの滝
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

アイスランド島南部にあり、落差60メートル 幅25メートルです。
アイスランド最大級の滝で、その美しさは忘れることができません。
「希望」 希望
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市北区上賀茂神社

薄暗い混沌とした不安な環境で、浮かび上がり輝く紅葉に素晴らしい希望の光を見つけた。
そして、植物を囲む空間に光と影が共存し、光を見ながら闇を見つめ、生を見ながら死の世界を見るという二重性が交差し、響き合う、自然の深遠さを思い識らされながら撮影した次第である。
「東京ミッドタウンクリスマス2015」 東京ミッドタウンクリスマス2015
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

青色の約18万個のLED電球を使用したスターライトガーデンには惑星と星空をイメージした宇宙が広がっていました。
平成27年11月28日の撮影です。
「大樹(紅葉)」 大樹(紅葉)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市右京区北嵯峨北ノ段町直指庵

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉  三橋鷹女

大胆な発想の作で、鮮烈なイメージがあります。
「流れ,浮く紅葉」 流れ,浮く紅葉 流れ,浮く紅葉
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪府箕面市粟生間谷・真言宗・勝尾寺

小川に流れ行く紅葉、浮かび漂う紅葉を眺めながら、若かりし時代に観たフランス映画の妖しくも美しいがある種の寂しさを秘めた中近東地方のジプシーの娘を連想しながら撮影しました。
「晩秋」 晩秋
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市奈良公園

釣瓶落しと形容される、晩秋の夕暮れ近い時、奈良公園の浮見堂のある荒池で撮影した。

 奥山に紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき
 古今集 猿丸大夫
「瑞宝寺公園(有馬)の紅葉」 瑞宝寺公園(有馬)の紅葉 瑞宝寺公園(有馬)の紅葉 瑞宝寺公園(有馬)の紅葉 瑞宝寺公園(有馬)の紅葉
撮影:大西光英(中央区南医師会)
撮影日時:平成27年11月8日
撮影機材:EOS 5Ds

近場ではここの紅葉が一番早くて綺麗です。
特に雨が降ると真っ赤なモミジの色が引き締まります。
「瓢亭」 瓢亭
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区南禅寺草川町

室町時代に京都で一番の禅寺に列せられた南禅寺の参道には、向かい合う二軒の茶店があった。江戸時代に編まれた京の案内誌「花洛名勝図会」に「南禅寺総門外松林店」と紹介されたその一軒が「瓢亭」である。参詣者はここで草鞋をとき、ひと息ついたときに瓢亭玉子で英気を養った。
「瓢亭の煮抜き玉子は近世の奇襲なりとて酒客あまねくこれを食悦す」と評判を呼び、広く世間に知られることになる。
表には茶店の時代を彷彿とさせる草鞋と露地傘がかかっている。
「水路閣」 水路閣
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区南禅寺福地町

アーチに吸い込まれる。
水路閣は何度も訪れることがあるが、行くたびに潜む魅力に、少しづつ魅せられる。
琵琶湖疎水の分線にあり、南禅寺境内を通過する全長93.2メートルのレンガのアーチ型橋脚の構造物。1888年、田辺朔郎氏によって建てられ、京都市指定の史跡になっている。今も水を運ぶ疎水として、京都の代表的な風景の一つである。
アーチ型橋脚に吸い込まれそうにどこまでも続く絶景路を撮影した。
「花と仏」 花と仏 花と仏 花と仏
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市般若寺町般若寺

花(秋櫻)の現実・具象と霞んだ仏像の非現実・抽象的を配し、現実との隔たりが近そうであるが無限な広がりのように感じられる空間を表現し、極楽浄土の異空間を印象的に想定してみました。
「秋櫻(コスモス)」 秋櫻(コスモス) 秋櫻(コスモス)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市般若寺町・般若寺

日本での歴史は浅く、明治時代に日本に渡ってきたメキシコ生まれの花です。
秋になると咲き乱れるほのかなピンクや白の可憐な花に、明治時代の人々は心を奪われたのでしょう。「秋櫻」という名前をつけました。

 心中をせんと泣けるや雨の日の 白きこすもす紅きこすもす   与謝野晶子
「クレムリン モスクワ」 クレムリン モスクワ
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

クレムリンはモスクワの中央に位置し、歴代皇帝の住まいで権力の中心でした。
城壁の長さは2,235mで12世紀の建設です。敷地内には歴史的な大聖堂や1917年成立のソビエト政権から激しい弾圧を受けたロシア正教の寺院が見られます。
写真はモスクワ川から見たクレムリンで、川を向いている南側の壁は他より低く作られているそうです。
「萩寺」 萩寺
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市左京区田中下柳町・常林寺

夜もすがら妻問ふ鹿の胸分けに あだし眞萩の花散りにけり  藤原俊成(長秋詠藻)
(対訳)恋の季節を迎えた牡鹿が恋人を求めて鳴き、胸で萩をかき分けながらさまよっている。あとに萩の花を空しく散らして。

藤原俊成は息子の定家とともに、新古今和歌集を代表する歌人でした。優美で繊細なその歌の世界の中で、二人は特に余情といって歌を詠み終えてからも漂い残る情を重んじ、俊成はそれを幽玄と表現し、定家は有心という言葉で表しています。
後から静かに広がってくる歌の情感、そんな味わいにひたることができる一首です。
妻問いをする鹿の姿はまた、人の思いに重ねることもでき、特後の情感は幾重にも広がっていくようです。音の少なかった時代の秋の夜に、どこからともなく聞こえてくる鹿の鳴き声。それは実に哀切に満ちたものに違いありません。その鳴き声からこのような美しい歌を詠めるのですから、俊成の想像力がいかに豊かななものであったのか、よく分かります。
「知床五湖(1湖) 知床半島」 知床五湖(1湖) 知床半島
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

知床五胡は年間約50万人もの観光客が訪れ、原生林に囲まれた幻想的な5つの湖です。
高架木道の展望台から1湖と後方の知床連山を撮影しました。湖面には樹林や雲に隠れた知床連山が静かに写っていました。
「take off」 take off
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成27年10月4日
撮影場所:岡山県・後楽園

後楽園では瑞鳥として江戸時代から丹頂鶴が飼われていましたが、第二次大戦後居なくなってしまいました。
その後、岡山の旧制第6高等学校に学んだ中国科学院長の郭沫若氏が丹頂鶴2羽を送られました。
今では6羽ゲイジ内で飼われており、秋から冬にかけて月2回芝生広場で展示イベントがあります。
「ススキ」 ススキ ススキ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県御所市・金剛葛城国定公園・葛城高原

ススキ、特に銀色の穂に風はつきもの、波のように揺れる瞬間の形を捉えたいと念願した。
新鮮な補が銀色に輝くのは見応えがあるが、逆光で写すと輪郭が光って目立つものの穂自体のディティールは出し難く、肉眼で感じた穂の豊かな質感が感じられない。
旬のうちは順光ー斜光くらいの方が、実際の美しさを表現しやすいように思われた。
「ヒガンバナ」 ヒガンバナ ヒガンバナ ヒガンバナ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県高島市今津町・桂浜公園

夏から秋へ、移り変わる季節の中で咲くヒガンバナ。
名前は彼岸の頃から咲き始めることに由来するそうですが、「地獄花」「幽霊花」などの異名があり、不吉であると忌み嫌われる一方、「天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもあるようです。
写真的にはそのユニークな花姿と鮮やかな赤が魅力の花と言えます。 複数のヒガンバナを暗い背景でねらい、ローキー調で深みのある赤の造形を印象的に見せてみました。
「古来から使われてきた石畳の古道」 古来から使われてきた石畳の古道
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県奈良市春日野町・柳生街道

人通りの多い町並みから一歩外れた山陰に、石畳の古道(旧柳生街道)がある。宮本武蔵・荒木又右衛門などの剣豪が柳生道場にたどった街道であり、昭和初期まで、牛・馬の背に炭・米を載せ、柳生から奈良に運ばれたのであった。
特に春日山原生林を横切る滝坂の道は、昔ながらの景観を今なお遺す。能登川のせせらぎとミンミンゼミの鳴き声を聞きながら、今にも剣豪が現われても不思議ではない風情を彷彿させる街道の石畳から、足音が聞こえてくるように感ずる構図を考えてみた。
降ったばかりの秋雨が葉も樹も石畳も濡らし、いにしえのロマンを掻き立てているようであった。
「大乗院庭園」 大乗院庭園 大乗院庭園
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市高畑町1083-1名勝大乗院庭園文化会館

大乗院は1087年に創建された興福寺の門跡寺院でしたが、1887年に売却され、分散していました。
1995年に「大乗院四季真景図」を基に復元整備されましたが、橋と橋挟石だけの復元にとどめられています。
しかし、朱色の太鼓橋が緑色の庭園に一際鮮やかな彩を添えているのが、印象的でした。
春には梅や木蓮、秋には紅葉などが美しく、とりわけ、夏には三ツ島のサルスベリが庭園を飾ります。
「竹林の囁き」 竹林の囁き
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府長岡京市長岡公園・竹林の径

東は比叡山、西は愛宕山を頂点に山で囲まれた京都。その中でも西山丘陵は嵯峨野から大山崎まで12キロにわたる竹薮の丘陵で、竹は京都周辺の景観には欠かせないものとなっている。
長岡天満宮を更に西へ向かって、竹林の径へ入り、その別世界のような静けさの径を一歩、一歩、歩んで行くと、そこには上へ上へと伸びる直線だけで構成された空間が広がり、奇妙な世界に迷いこんだかのような錯覚を覚えさせられるのである。
竹は「古事記」にも登場し、日本の最古の小説で竹を題材にした「竹取物語」がある。
竹から人が生まれるという発想は、中国の仏教思想の影響をうけたものである。
このように古くから人々に愛され続けている竹林が、何か囁いているように感じ、表現してみた。
「天使の橋」 天使の橋
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成27年9月1日
撮影場所:自宅屋上

最近は雨続きでしたが、昼過ぎから急に晴れて、日が射してきたので屋上に上がってみました。
東のビル越しに綺麗な虹が出ていました。幼少時田舎にいたときはきれいな虹をよく見ましたが、堺に来てからはこんなに綺麗な虹は初めてです。雨続きで大気のごみが掃除されたためでしょうか。
「遠花火3題」 遠花火3題 遠花火3題 遠花火3題
撮影:岡田康孝(堺市医師会)

お盆の前にwifeの実家に帰ってきました。街の花火が遠くに見えます。
華麗な花火の消えた夜空の向こうには、亡くなった人々の面影が思いだされます。
「晩夏の憂愁」 晩夏の憂愁 晩夏の憂愁
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府亀岡市馬路町平の沢池

エネルギシュな夏も「盆が明ける」頃ともなれば、活動的な人でもその引退間際には、何か憂愁の影が感じられるように、空の雲、太陽の日射しにも力の衰えが感じられるのである。
蓮池に浮かぶ枯葉の実像と晩夏の浮雲と心なし弱くなった太陽の映り込みの虚像を捉え、晩夏の憂愁の艶を表現してみた。
「勧修寺と庭園」 勧修寺と庭園
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:京都市山科区勧修寺

勧修寺は900年に醍醐天皇が創建され、千有余年の歴史ある寺である。庭園は「氷室の池」を中心に造園されており、古く平安時代には、毎年1月2日にこの池に張る氷を宮中に献上し、その氷の厚さによってその年の五穀豊凶を占ったと言われ、京都でも指折り古池になっている。
現在、池面に睡蓮が生茂りその美しい花が土用の暑さの中、透明感のある涼しげな水面の華を咲かせてくれ、印象派の巨匠モネがこよなく愛した「睡蓮の池」をも連想するのである。
「ネヴァ川の跳ね橋 サンクトペテルブルク」 ネヴァ川の跳ね橋 サンクトペテルブルク
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

跳ね橋の一つである「宮殿橋」を深夜1時30分過ぎに撮影しました。橋が開いた瞬間、後方にはペトロパヴロフスク要塞の大聖堂の尖塔(高さ122メートル)が浮かび上がるように黄金に輝いていました。
「夏の匂いが漂うブナ林」 夏の匂いが漂うブナ林
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県西伯郡大山町・大山国立公園・一の沢

イギリスではブナは「森の母」と呼ばれ、ドイツ語では「ブッヘ」、これは「ブック」から来た名で、古代ブナの木の樹皮に文字を刻んだことに由来する。
一方、日本では、狂いが大きい上に腐り易く建築材に向かないことから、木で無い木として、材木としては粗末に扱われていたようである。
しかし、高い保水力を持ち、水源林の役割を担っている。ブナの落ち葉が降り積もって腐葉土となり、大地は厚い絨毯に包まれるように、水を豊に貯える。雪国のブナの若木は冬、身を潜めるようにして雪の中に埋もれているが、雪が解けると再び幹は、立ち上がる。守ってきた水は夏、水田へと送り、無比の恵みを注ぐのである。
撮影地点がやや高い位置にあったので、森を俯瞰気味にみることができた。そのため奥行き感じさせ、夏の匂いが漂うブナ林の美しさを描くことができた。
「夏の光と、睡蓮の葉の生命力」 夏の光と、睡蓮の葉の生命力 夏の光と、睡蓮の葉の生命力 夏の光と、睡蓮の葉の生命力
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府長岡京市長岡天満宮

スイレンの池でぎらぎらと水面を照りつける力強い夏の太陽光と、それを浴びて成長する睡蓮の葉のみなぎる生命力の確かさを表現したく考え、睡蓮の葉と太陽の映り込みのバランスに苦労し、暗い水面に程良く葉が配置されている部分を探し、最後は雲間から太陽が顔を覗かせてくれたことがポイントになりました。
「はるかス、ほか」 はるかス さくらライナー ちん電
撮影:播村佳昭(住之江区医師会)

(左から1・2・3)
1.「はるかス」(ライカM-9 ズマリット90mm)
2.「さくらライナー」(SONYα―99 28-75mm)
3.「ちん電」(SONYα―99 70-400mm)
「ヒメギフチョウ」 ヒメギフチョウ
撮影:齊藤嘉一(枚方市医師会)
撮影機材:ニコン D7100
撮影場所:白馬・五竜カタクリ苑
撮影日時:2015年5月2日

孵化したばかりの天然記念物・ヒメギフチョウで、周りにおられた観光客に、静かに指さして知らせておりますと、花から飛び立ったのは良いが、まだ十分な力が無く、小生の指さした指や、靴に止まったりしながら、数分後には、元気よく飛び立って行きました。
「傾いた石碑」ほか 傾いた石碑 傾いた石碑 透明な翅をもつ蝶 透明な翅をもつ蝶
撮影:友田昭二(堺市医師会)

「傾いた石碑」左から1~2枚
2015年グアテマラを旅行した時のものです。マヤ遺跡の一つであるキリグロで見つけました。ピサの斜塔よろしくいまにも倒れそうになっている石碑です。傾いているのが判りますでしょうか?

「透明な翅をもつ蝶」左から3~4枚
2014年9月グアテマラへ旅行した時のものです。アティトラン湖ほとりの蝶園で見つけた透明な翅をもった蝶です。後ろの花や葉っぱが透けて見えます。カスミ網のような構造考えましたが、それだと空気を通して蝶は飛べません。ホントに透明な翅です。
「大山・剣ケ峰」 大山・剣ケ峰
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県西伯郡大山町国立公園大山・一之沢

大山は標高1720メートル。中国地方で最高の山で信仰とその美しい姿に、古くより人々の尊敬を受け慕われています。
丁度、雲の隙間に最高峰の剣ケ峰が顕れ、旭光で岩肌が照り輝く神秘的な美しさと品性の高さに魅せられ、無意識にシャッターを切っていました。
静止しているように見える光景も、常に移動する風や光とともに、うつろいという時間経過の中で変化しています。
私がシャッターを切る場所は、眼前の光景だけでなく目には直接見えない風や時間と思いを馳せる場所。そこが写真で輝く光景だからです。
「ツェツィーリエンホーフ宮殿 ドイツ」 ツェツィーリエンホーフ宮殿 ドイツ
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

1945年7月~8月にチャーチル(英)トルーマン(米)スターリン(ソ連)の首脳が集まり、第2次大戦後の処理が話し合われたポツダム会談の会場です。 7月26日には日本軍の無条件降伏を求めるポツダム宣言が表明されています。星形の赤い花が特長的でした。
「蓮華」 蓮華 蓮華
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市・万博記念公園・日本庭園

蓮という花は不思議だ。毎年のように出会うが、一年間の汚れた心を厳しく、そして優しく正してくれ、人として保つべきものを自覚させてくれるのである。蓮華と接している時間の大切さは、計り知れないものがある。
蓮華は、「正しく、強く、美しい」。まさに菩薩の心であるように思われるのである。
「神吉池・小島」 神吉池・小島
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府南丹市八木町神吉・神吉池(廻り田池)

神吉池(廻り田池)は愛宕山の北西に位置し、京都市右京区区越畑、南丹市八木町神吉、亀岡市の三地域の境界にあり、国道477線に沿う細長い農業用の潅水目的のダム池(アースダム型式)で、京都府第1の米どころの亀岡盆地の田圃を潤しているのである。
高い山間部独特のしぶい靄と大気の湿潤、小島がポツンと浮かぶその景趣は、風景写真家の垂涎の的となっている。
「淡緑青の水の色」「緑の美しい木々の色よりも……」絵具を流した様なダム特有の色彩に感動を表現したく撮影した。
池に浮かぶ小島の緑、それに朽ちた5本の赤松の直線の姿が、周囲の景観に何とも言えぬ情緒と緊張感を醸し出しているように思われた。
「アドリア海 クロアチア」 アドリア海 クロアチア
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

クロアチアのトロギール周辺から、紺碧のアドリア海を撮影しました。
最高に気持ち良い潮風が吹いていました。
「幻想的なレンゲツツジ」 幻想的なレンゲツツジ 幻想的なレンゲツツジ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県高島市今津深清水赤坂平高原・平池

森の緑の中に赤いレンゲツツジが際立ち、水面に映り込みがより幻想的に感じられた。
レンゲツツジの花言葉は「情熱」である。

杉木立と映り込み
凛とした3本の杉木立が何とも言えぬ清々しさを感じさせ、その映り込みが神秘的なもを思わせるのである。
「紫陽花と光線」 紫陽花と光線 紫陽花と光線 紫陽花と光線 紫陽花と光線
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪府吹田市万博記念公園

雨の日の紫陽花には、イメージに合ったという独特の雰囲気があるが、花をよくよく見ると、明るい光も合いそうだ。「涙が似合うように見えるけど、根は明るいの」と言っているような……。
そう思えば、そう見えてくるのが世の中。ということで、晴れ間の紫陽花を撮影してみました。
明るい雰囲気では、雨の紫陽花に比べて、違う花のように爽やかな印象に感じさせます。
葉の上に落ちた影を利用した画面構成。写真は光、その対極の影もまた写真。強い影を嫌うのではなく、少し見方を変えてみました。日射しで生じた花の影を生かしました。

 紫陽花やはなだにかはるきのうけふ  正岡子規
「杜若群生の美」 杜若群生の美 杜若群生の美
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県高島市今津深清水赤坂平高原・平池

滋賀県高島市の箱館山を越えた谷あいの平池では、毎年6月上旬に杜若(カキツバタ)が淡紫色の花を咲かせてくれる。神秘的・幻想的な原風景が展開し、その数は1万株とも言われている。
杉木立に囲まれた谷あいの湿地と比良山系の水を集めた池に杜若が群生し、時折聞こえる鶯の鳴き声しかない、静寂な場所であった。
その前日、夜半の雨で森の木々や谷あいが渇いた喉を潤すように、たっぷり水を貯え、生き生きした姿を見せてくれた。命の源でもある豊かな水の存在が、日本の自然をより美しく見せてくれる。
自然は留まることを知らず、常に変化し続けている。だが同時に、何も変わらない。山は山のまま座り続け、川は川のまま流れ続ける。
森もある意味不変であるが、季節は巡り、世代の交代を繰り返し、日差しとともに木漏れ日は移り変わる。この景色も、この光も、一瞬でしかあり得ない。自然の中の際立たせる美は、永遠と瞬間の睦み合いに違いないように思われる。

 日のさして 今おろかなる 寝釈迦かな  永田耕衣

半島のように杜若が迫り出し、美しく群生していた。水面が穏やかで、杜若の映り込みが実に綺麗であった。
「ミズリーナ湖  ドロミテ山塊 北イタリア」 ミズリーナ湖  ドロミテ山塊 北イタリア
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

海抜1,754メートルにある自然湖で周囲に遊歩道が通っており、ゆっくり散歩が出来るようになっています。
湖畔にはホテル、レストラン、土産店が並んでいました。後方の山はソラピス山(3,205メートル)です。
「環水平アーク」 環水平アーク 環水平アーク
撮影:豊田芳郎(福島区医師会)

環水平アークを初めてみました。
変な虹だなと思いスマホで撮りました。5月22日に泉佐野で撮影。当日の夕刊で水平アークという自然現象であることが分かりました。
「花菖蒲4題」 花菖蒲4題 花菖蒲4題 花菖蒲4題 花菖蒲4題
撮影:岡田康孝(堺市医師会)
撮影機材:二コンDf マクロ100mm
撮影場所:滝谷菖蒲園
撮影日時:平成24年5月

雨に紫陽花と言うけれど、雨でも、晴れでも私はこの時期花菖蒲が好きです。
特に理由はないけれど、花菖蒲を観ていると写真を撮る時の想像力がわいてきます。
「柳生街道(滝坂の道)」 柳生街道(滝坂の道) 柳生街道(滝坂の道) 柳生街道(滝坂の道)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県奈良市春日野町・柳生街道

柳生街道は平安時代から奈良と柳生を結ぶ古道で、江戸中期には時の奈良奉行により石畳が敷かれ、街道が整備された。
宮本武蔵・荒木又右衛門などの剣豪が柳生道場にたどった街道であり、昭和初期まで、牛・馬の背に炭・米を載せ柳生から奈良に運ばれたのであった。
特に春日山原生林を横切る滝坂の道は、昔ながらの風情を残す。
能登川のセセラギと鶯の鳴き声を聞きながら、今にも剣豪が現われても不思議ではない風情を彷彿させる街道であり、歴史に想いを馳せた。
「舞洲スポーツアイランド・ゆり園」 舞洲スポーツアイランド・ゆり園 舞洲スポーツアイランド・ゆり園 舞洲スポーツアイランド・ゆり園
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:大阪市此花区舞洲・ゆり園

舞洲の先端エリアのスポーツアイランドの海沿いに、約数万株のゆりが造成され、既に3年が経過しております。
梅雨の合間の真夏日を思わせるカンカン照りの日でしたが、海辺だけに頬を撫でていく風が爽やかな涼風と馥郁たる百合の香りに満喫した愉しい撮影日でした。
「初夏の磐之媛命陵」 初夏の磐之媛命陵 初夏の磐之媛命陵
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市佐保・磐之媛陵

磐之媛は夫・仁徳天皇との愛情のもつれから皇居を去り、山城の筒城宮にひとりこもり、その宮居でさびしく他界したといわれる。そうした哀れな生涯を終えた磐之媛の眠る御陵の外濠は、初夏ともなれば河骨の厚葉に覆われ、その濠の畔に咲く杜若の雅な花が彩りを添え、御陵の木立の若緑が明るく照り映え、瑞々しい雰囲気に包まれ、あたかも磐之媛の霊を慰めているかのように思われた。

 かくばかり恋いつつあらずば高山の 磐根し枕きて死なましものを 「万葉集」卷二
「緑」 緑 緑 緑
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:箕面市・箕面国定公園

初夏は新緑の季節と言えます。草や木がそれぞれに息吹き込めた新緑はすがすがしく、見ているだけで清廉さを感じられる美しい色であります。繊細な日本人の感性は、新緑の色をも綿密に見分け、多くの伝統色を生み出してきたのであります。
なかでも若竹色と青竹色、若苗色と苗色は、成長による微妙な色の違いを表現した日本人ならではの観察眼と美意識が感じられるのであります。ほかにも、若草色、萌黄色、木賊(とくさ)色、松葉色、鶸(ひわ)色、常盤色、山葵色、抹茶色など、ほんのわずかな色の違いにも敏感に反応する日本人の感性は、他には類をみない鋭さだと思われます。
何処か控え目で優しい新緑は、我々の心を和ませてくれ、芽吹いたばかりの小さな萌黄色から、柔らかで生命力に満ち溢れる緑色まで、日に日に色を変える新緑は魅力的な被写体なのです。
「愛鷹山(あしたかやま)静岡県」 愛鷹山(あしたかやま)静岡県
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

富士山の南東に位置する山はなぜか「あしたかやま」と読みます。箱根方面からの撮影で右は御殿場市、左は裾野市です。
連峰で最高峰は1504メートルの越前岳で、愛鷹山そのものは1188メートルとのことでした。
「箕面大滝の轟音」 箕面大滝の轟音 箕面大滝の轟音
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:箕面市・箕面国定公園

箕面大滝は、猪名川の支流である箕面川にかかる滝。高さ33メートルの岩壁から轟音とともに一気に流れ落ちる様は、まさに荘厳な水の芸術である。更に加えて渓谷は新緑の楓で満たされ、身も心も洗われる思いがした。
自然は単に美しいだけではない。自然は偉大であり、威力をを持って人間に迫ってくる。威嚇するような岩石、大空に湧き上がる雷雲、破壊的威力を持った火山、荒廃を残して去る暴風、水流高い大瀑布など、自然の威力に我々は突き放されるとともに引き付けられる。
このような自然の大きさや威力は、それを見る人間の能力を圧倒する絶大な偉大さを持ち、人間の力の卑小さを感じさせる。そこに我々は、自然の持つ崇高さを感じるのである。
自然美はむしろ、この自然の崇高感から始まったと言えるように思われる。

 滝落ちて 群青世界 とどろけり  秋櫻子
「咲いた 咲いた」 咲いた 咲いた 咲いた 咲いた 咲いた 咲いた
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:大阪市住吉区・長居植物園

咲いた 咲いた チューリップの花が
並んだ 並んだ あか しろ きいろ
どの花 みても きれいだな
「箱根山(神奈川県足柄下郡箱根町)」 箱根山(神奈川県足柄下郡箱根町)
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

火山活動が活発化したため大涌谷周辺で噴火する可能性があるとして平成27年5月6日に噴火警戒レベルが2に引き上げられました。
長期化しなければ良いのですが……。箱根カントリー倶楽部から平成27年5月3日に撮影しました。
「惜春」 惜春 惜春
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:滋賀県長浜市加田今町・神田溜

滋賀県は古来より近江米で知られる穀倉地である。神田溜は、灌漑用に造られた長さ200メートル・幅180メートルの池で、滋賀県唯一のオニバスの自生で知られている。
周辺は近来には珍しく開発もされず、長閑な田園風景が展開し、伊吹山が望まれ、池の周辺は整備され、櫻が咲き誇り、その艶姿を池の水面に映し、惜春の風情を愉しませてくれるのである。
「サクラ・さくら・櫻」 サクラ・さくら・櫻 サクラ・さくら・櫻 サクラ・さくら・櫻 サクラ・さくら・櫻
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府向日市鶏冠井町長岡宮跡・大極殿公園

あちらこちらから、「会いにきて」と、櫻の声が聞こえてきます。
「毎年行っているから今年はいいわ」と思ってしまう時もありますが、春のたった数日のために、一年をかけて力を蓄え、厳しい冬を乗りこえて、一生懸命頑張っているのですから、知らんぷりはできません。
しかし、樹齢を重ねて弱ってきた桜がいくつもあります。それでも満開になると、「元気な姿を見てください」と言っているようで、応援せずにはいられないのです。「今のうち、今のうち」今年もそう思う人達が花を見上げているのでしょう。
また会いたくなる櫻が増える度に、春の忙しさが増してきます。
「アラスカにて25」 アラスカにて25 アラスカにて25 アラスカにて25 アラスカにて25 アラスカにて25
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「紅一本櫻」 紅一本櫻 紅一本櫻
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良市雑司町東大寺・講堂跡

「われはまた心ことなる花のもとに、飛花落葉を観じつつ、独り心を澄ますところに、」は謡曲『西行櫻』の一節。
庵からの花見を禁止したが、都から花見に来た人をせっかくだからと招き入れた時の問答の一部である。この後、西行の歌「花見んと群れつつ人の来るのみぞあたら櫻の咎にはありける」の「咎」について、これを否定するため櫻の精が出てくる。
「アラスカにて24」 アラスカにて24 アラスカにて24 アラスカにて24 アラスカにて24 アラスカにて24
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「紅一本櫻」 紅一本櫻 紅一本櫻 紅一本櫻
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府向日市鶏冠井町長岡宮跡・大極殿公園

長岡京は784年に桓武天皇の命により平城京より遷された都で、794年に平安京に遷されるまでの10年間、古代日本の首都であった。
都は宮城と京域に分かれ、宮城は都の北部中央に位置し、天皇が政治を司る大極殿、住まいの内裏、国儀大礼を行う朝堂院などと行政の中枢部が存在していた。
その大極殿跡周辺に植えられた桜の樹齢数百年を超えると思われる数本の古木が見事に開花し、春を謳歌しているようであった。

 咲満ちてこぼるる花もなかりけり 虚子
「アラスカにて23」 アラスカにて23 アラスカにて23 アラスカにて23 アラスカにて23 アラスカにて23
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「氷室神社の枝垂れ櫻」 氷室神社の枝垂れ櫻
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD70
撮影場所:奈良市春日野町・氷室神社

3月の末、奈良の町では真っ先にこの櫻の話題が出る。「氷室さんはまだ五分や」、数日後には「もう満開やで」と。
この桜は奈良公園では一番早く満開になり、年によっては参道を挟んだモクレンとの共演が観光客を愉しませる。それから1週間あまり、奈良公園では櫻が盛りを迎える。そして新緑へと続くのである。
奈良の春暦の最初に登場するのがこの櫻である。

 まさをなる空よりしだれざくらかな
「アラスカにて22」 アラスカにて22 アラスカにて22 アラスカにて22 アラスカにて22 アラスカにて22
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「京都御苑の桜」 京都御苑の桜 京都御苑の桜 京都御苑の桜
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:京都市上京区・京都御苑

京都御苑は京都御所と仙洞御所を囲む広大な公園である。苑内には約1千本のサクラがあるが、一番人気はその北側に位置する近衛邸跡の繊細な枝垂れ模様が美しい「イトザクラ」であると思う。
分かりやすく美しく、桜が語りかけてくる言葉の、なんと深いことなのだろうか。咲く様の絢爛、散り際の清簾、越冬の寡黙…。花といえば、やはり桜である。

 願わくは桜の下にて春死なん その如月の望月のころ  西行

桜の樹下に佇めば、この歌がそのまま私の感動でもある。そして桜の花群を前にする度に、まるで西行その人の肉声を耳にでもしたように、この歌がよみがえる。
その枝垂れ櫻の描く放物曲線の美しさ、夕陽に輝く花弁、水面に映る櫻の美しさに見入る次第である。
「アラスカにて21」 アラスカにて21 アラスカにて21 アラスカにて21 アラスカにて21 アラスカにて21
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「春の訪れ」 モクレン 白桃 紅桃
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:大阪市中央区大阪城公園

(左から1・2・3)
1.「モクレン」
モクレンには多数の種がありますが、一般的に紫の花を咲かせるのがモクレン、白い花が付くのがハクモクレンと言われております。
上向きで咲く香りのよい姿の花は、サクラとは違う趣のある「春を告げる花」であります。
モクレンの見頃はとても短く、満開のタイミングではすでに茶色く変色している花が目立つほどシビアです。
2.「白桃」
3.「紅桃」
「アラスカにて20」 アラスカにて20 アラスカにて20 アラスカにて20 アラスカにて20 アラスカにて20
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「河津桜(カワヅサクラ)」 河津桜(カワヅサクラ) 河津桜(カワヅサクラ) 河津桜(カワヅサクラ) 河津桜(カワヅサクラ)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市鶴見区・鶴見緑地公園

澄み切った青空にひときわ鮮やかに映える濃いピンクの花姿を目にすると、一足早い春を感じます。
このサクラの開花は早い年で2月中旬、遅い年で3月中旬と開きがあります。
日が傾き始める夕方は夕陽に照らされて赤く染まるカワヅサクラを順光、斜光で、または逆光でシルエットにモノトーンで浮かび上がらせ、花弁に透明感をもたせるサクラも悪くありません。
その形態から、カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種と考えられています。いずれにしても、カンヒザクラの血が入っていることが、早咲きには重要であるようです。
「アラスカにて19」 アラスカにて19 アラスカにて19 アラスカにて19 アラスカにて19 アラスカにて19
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「梅薫る」 梅薫る
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市中央区・大阪城公園梅林

冬の寒さに耐え、桃や櫻に先駆けて美しい色香を漂わせる梅の花。その気品ある姿は「春告草」として万葉集にも多く詠まれている。
万代に 年は来経とも 梅の花 絶ゆることなく 咲きわたるべし   万葉集
「河津桜(神奈川県三浦市)」 河津桜(神奈川県三浦市)
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

東京から約1時間。京浜急行三浦海岸駅前から小松ヶ池周辺に咲き乱れる河津桜を楽しんできました。
早咲きで花が大きくピンク色のトンネルが長く続いているのがご覧いただけると思います。平成27年3月8日の撮影です。
「Far away」 Far away
撮影:岡田康孝(堺市医師会)
撮影機材:二コンD300/ズーム28~300mm
撮影場所:カナダ
撮影日時:2013年12月

冬のロッキー山脈へ行ってきました。
観光シーズンも終わり、地元の車もほとんど通っていません。
厳しい冬を迎え、人間を拒否するようなロッキー山脈に続く長いロードがただ淡々と続いています。
「アラスカにて18」 アラスカにて18 アラスカにて18 アラスカにて18 アラスカにて18 アラスカにて18
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「梅花いろいろ」 はい…チーズ お次は 私 早春の輝き
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:堺市南区宮山台2丁・荒山公園梅林

(左から1・2・3)
1.「はい…チーズ」
集合写真…卒業写真ですか??

2.「お次は 私」
まだ満開には少し早い、つぼみに着目。つぼみが主役、咲いている花を脇役に、ボケにして脇役化にしました。
「お次は私」と出番待ちのつぼみです。

3.「早春の輝き」
鹿児島紅(八重・早咲き)が早春の陽光を浴び輝いていました。
「ベルニナ特急(アルプ・グリュム駅周辺/スイス)」 ベルニナ特急(アルプ・グリュム駅周辺/スイス)
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

2時間で標高差1828メートルを上下する鉄道のため いたるところにループに近い大きなカーブが多いのが特長です。
複線ですがカーブでは列車同士のすれ違いは不可能のような気がしました。
「アラスカにて17」 アラスカにて17 アラスカにて17 アラスカにて17 アラスカにて17 アラスカにて17
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「アラスカにて16」 アラスカにて16 アラスカにて16 アラスカにて16 アラスカにて16 アラスカにて16
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「白梅」 白梅 白梅 白梅 白梅
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:大阪市中央区・大阪城公園・梅林

梅は寒さの極まる季節に、百花に先駆けて花をつける。寒さにへこたれずに蕾を膨らませていく強さに、藤沢周平は「どこか人を励ますところがある」と見てとった。
寒さに向かってきりりと花を開く。満開も見事だが、「一輪ほどのあたたかさ」にこそ梅の真価は感じられる。凛然とした咲く姿に、獅子文六は若い頃「道徳的な圧迫を感じた」と言っていた。
紅梅
紅梅の紅の通える幹ならん   虚子
「アラスカにて15」 アラスカにて15 アラスカにて15 アラスカにて15 アラスカにて15 アラスカにて15
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「藁小屋と雪原」 藁小屋と雪原 藁小屋と雪原
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県日野郡江府町

白は個性的な色で、神秘的な色だと思われます。
万人を受け入れ、他の個性を引き立て、それでいて決して崩れることのない揺るぎない色なのです。白ほどオリジナリティの確立した存在があるでしょうか。他の色は色同士較べ合うことができるけれど、白は較べるものがありません。すなわち、「色」を超越した別格の存在、それが白なのです。
のどかな田園風景の広がる江府町御机地区。大山南壁を背景に建つ藁葺き屋根の小屋も、冬の声を聞くと一面白銀の世界に一変し、積雪量が1メートルにもなるのです。
使い古した大八車の車輪が残る農村風景。小屋の横に立つ柿の木も鉛色の冬の空に寂しく佇んでいました。

山里は留守かと見えて冬構へ  諷竹
「アラスカにて14」 アラスカにて14 アラスカにて14 アラスカにて14 アラスカにて14 アラスカにて14
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「鴛鴦」 鴛鴦 鴛鴦 鴛鴦 鴛鴦
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県日野郡日野町根雨・日野川

つがいの鴛鴦は古来より夫婦愛を象徴する吉祥の鳥として、文学や美術にしばしば登場する。
雄は水禽の中でも最も美しい羽をもち、特に翼の三列風切の一枚が大きく銀杏の葉に似た形となっており、冬にはその橙色が特に鮮やかに目立つ。鴛鴦の彩り豊かな姿が充分に伝わってくる。
「アラスカにて13」 アラスカにて13 アラスカにて13 アラスカにて13 アラスカにて13 アラスカにて13
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「雪景色と大山」 雪景色と大山 雪景色と大山
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:鳥取県日野郡江府町御机

雪といえば白。「白」というと、西洋の世界では「lux」など光や輝きを意味する言葉と源を同じくする。
例えば聖書では、キリストはその神としての性格をあらわすとき、「顔は太陽のように輝き、衣は雪のように白くなった」という。白は光り輝き、発散して反射する、そのような属性をもっていると考えられていたのだ。確かに、太陽が放つ光のスペクトルを物質がすべて反射してしまう時、それは白に見えるのである。
白にも「輝く白」candidusばかりでなく、「くすんだ白」albusとがあって、このalbusは、夜明け・黎明を意味するフランス語aubeに通じるのである。 ちなみに顔料としての白色には鉛白、そして白土、胡粉などを用いるが、後の二者は炭酸カルシウムを主成分とし、胡粉は、牡蠣や蛤などの貝殻を長い年月をかけて野積みにし、風化させたものであるという。いかにもむなしく、身を滅ぼして大地に帰していった生物の命が結晶したような白だ。また鉛白は、化粧にも使用されたものの、その毒性もかたや、白の不気味さを醸している。生と死のあわいにあって生と死を包含し、ときにまばゆいながら独特のくずみを備えて渋く鈍い輝きを放つ――。こうした白の控えめな佇まいには大いに感服するものである。
「虚空は白を生ず」。空虚なところに生まれる幸せを説く「荘子」を想うのである。
また、「雪はお布団です。四季を通じて働いた草や木に雪のお布団をかけて眠らせているのです」とタシヤ・チューダーは言った。
大山の南に大山広域農道という少し細いが舗装道路があって、この道路上からも大山の南壁の素晴らしい風景が楽しめる。また東大山大橋から東に走ると地蔵峠があるが、ここまでに何カ所か大山をフレームに入れてカメラを向けたくなる豪快な風景がある。
「アラスカにて12」 アラスカにて12 アラスカにて12 アラスカにて12 アラスカにて12 アラスカにて12
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「寒椿(侘助)」ほか 寒椿(侘助) 寒椿(侘助)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市北区北山京都府立植物園

一輪の花は百輪の花より華やかさを思わせるのです。
開ききった花を生けてはならぬと、利休も教えていますが、今日の日本の茶でも、茶室の床にはただ一輪の花、しかも蕾を生けることが多いのであります。
特に冬ですと、「白玉」とか「侘助」とか名付けられた椿、花の小さい椿、その白を選び生けます。色のない白は最も清らかであるとともに、最も多くの色を持っています。そして、その花・蕾には必ず露を含ませることが賞用されています。

白椿一輪感情線かくす  菅原さだを
「オーロラ(アイスランド)」 オーロラ(アイスランド)
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

撮影地はアイスランドのキルキュバイヤルクロイストゥルです。
「教会のある村の修道院」という意味の村で、人口は約120人とのことでした。二線のオーロラが綺麗に見えました。
「アラスカにて11」 アラスカにて11 アラスカにて11 アラスカにて11 アラスカにて11 アラスカにて11
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「檜原神社」ほか 檜原神社 檜原神社
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:奈良県桜井市三輪・檜原神社

ここは崇神天皇が天照大神を祀ったという笠縫邑伝承地で、本殿も拝殿もなく、独特な形をした三ツ鳥居が赤松の林に囲まれて立っている。玉砂利だけの社地とともにまことに清々しい雰囲気をもった神社である。
ここが天照大神を創祀した伊勢の神のはじめの場所である。この鳥居から真東を地図でたどると、点々とある山頂の遺跡を経て、伊勢神宮の元の社地であった伊勢斎王宮跡に至ることになる。
ふり返って西を見ると、風変わりな鳥居の太い注連縄の下に、遠く二上山、近く箸墓古墳の森がきっちりとおさまっている。これまた地図で正確に真西を測ると、箸墓を通って二上山の北側の稜線の先端に小さなV字形に見える穴虫峠に当たる。この東西線上には点々と神社が並び、峠を越えて更に真西に進むと、大阪湾に面した大鳥大社を経て淡路島の伊勢の森という神山に至っている。つまり春分と秋分にこの社頭に立つと、穴虫峠の向かう遥かな伊勢の森へと沈む太陽をみることができる。
こうして伊勢斎王宮から伊勢の森に至るこの東西線は、太陽祭祀に深い係わりがあり、「太陽の道」と名付ける人もいる。
「アラスカにて10」 アラスカにて10 アラスカにて10 アラスカにて10 アラスカにて10 アラスカにて10
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「伏見稲荷大社の千本鳥居――千本鳥居の朱と幻想」ほか 伏見稲荷大社の千本鳥居――千本鳥居の朱と幻想 伏見稲荷大社の千本鳥居――千本鳥居の朱と幻想
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD
撮影場所:京都市伏見区深草・伏見稲荷大社、京都市左京区・下鴨神社

伏見稲荷大社の千本鳥居――千本鳥居の朱と幻想
稲荷神は、日本で稲作が始まって以来の稲の神で、生産を守る神であります。
元々女性神と思われていた稲荷神は、平安から中世にかけて、民衆の心をひきつけ、信仰を集めることになったのです。
伏見稲荷大社は全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮で、本殿背後にある朱色の鳥居のトンネルは観光スポットとして有名であります。びっしりと隙間なく立ち並んでいる朱の鳥居が「千本鳥居」と呼ばれており、他の神社では見られない光景であり、これが入れ子構造のイメージとして捉えられております。
この鳥居を現代の造形的な視点で見た時、圧倒的な数と規模、自然環境との調和といった点で傑出した魅力を持つのであります。そして、朱の鳥居が連続して建ち並び、鳥居のトンネルを造り、2つの道に分かれた後、再び合流したり、上がり下がりの道行きに陽光が差し込む変化もあって、この朱の鳥居の回廊は、現代美術的にいえば壮観なインスタレーションと言うことができ、何か幻想的な、不可思議な妖艶なものすら感じられるのであります。

絵馬「未」
「未」は温和な性格で古来より、人々に可愛がられています。
古来より「福」を齎すと言い伝えられ、好物の「塩」を店頭に置き、招くことがなされていました。
「アラスカにて9」 アラスカにて9 アラスカにて9 アラスカにて9 アラスカにて9 アラスカにて9
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「謹賀新年・春日大社」ほか 謹賀新年・春日大社 謹賀新年・春日大社 楽園へ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)

(左から1・2枚)
「謹賀新年・春日大社」
撮影場所:奈良県奈良市春日野町160・春日大社
撮影機材:ニコンD100
春日大社は、奈良公園の中、御蓋山の山麓に鎮座する。創建以来、藤原氏の興隆とともに隆盛を誇ってきた。
本殿を取り巻く朱の柱と白壁の絶妙なコントラストの回廊は、春日大社のシンボル的景観である。
2月と8月の万灯篭の際には、境内の3千基の全灯篭が灯され、幽玄の世界に誘われるのである。
古今の釣灯籠が整然と並ぶ回廊。その中を歩くと、神の御許に近付く緊張感を覚える。
この創建は768年で、万葉の時代にはまだなかった。しかし、その場所はすでに当時から神聖な場所とされていた。

(左から3枚目)
「楽園へ」
撮影場所:奈良県山辺群山添村・神野山めえめえ牧場
脚下のみ見つめて牧草を噛む羊たちの姿を眺めていると、「羊たちよ、光り輝く平和な楽園へ歩み給え」と声をかけたくなる衝動に襲われる。
そして、視覚を超えて何物かを伝える「象徴的イメージ」として表現した次第である。
「アラスカにて8」 アラスカにて8 アラスカにて8 アラスカにて8 アラスカにて8 アラスカにて8
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「散り紅葉」「冬紅葉」 散り紅葉 冬紅葉 冬紅葉
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市右京区嵯峨二尊院前善光寺山町2・厭離庵

散り紅葉
厭離庵は境内の草庵の風情も奥床しく、閑雅な雰囲気に満ちている。秋が深まると、藤原定家ゆかりの井戸の周りは紅葉の園となり、一面散り紅葉が苔庭を覆う。訪れた人は、その幽境に心揺さぶられるのである。

冬紅葉
冬に入ってもなお冴え冴えと美しい紅葉を「冬紅葉」と呼んでいる。淡くなった冬の光に包まれて、最後の輝きを放つ落葉樹の姿である。
冬紅葉冬のひかりをあつめけり  久保田万太郎
「雪のエッフェル塔(パリ)」 雪のエッフェル塔(パリ)
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

パリにあるトロカデロ広場から雪の降る朝に撮影しました。
フォッシュという軍人の銅像が見つめる先に、エッフェル塔は幻想的に浮かび上がっています。
「アラスカにて7」 アラスカにて7 アラスカにて7 アラスカにて7 アラスカにて7 アラスカにて7
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「夕紅葉」 夕紅葉 夕紅葉
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都市右京区北嵯峨北ノ段町・直指庵

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉  三橋鷹女
大胆な発想の作で、鮮烈なイメージがあります。
紅葉と逆光――色鮮やかな紅葉は、逆光による透過状態により、輝き感が生まれてきます。
その色と光の印象は、逆光撮影の醍醐味を感じさせてくれるのであります。
逆光は一年中存在するが、秋から冬にかけてはその存在が強くなるように思われます。
冬紅葉冬のひかりをあつめけり  久保田万太郎
「金閣寺(京都市北区)」 金閣寺(京都市北区)
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

正式には「鹿苑寺」(ろくおんじ)と呼ばれ、室町幕府3代将軍足利義満により造営され、現在世界遺産に登録されています。
紅葉に包まれた「舎利殿」(金閣)を撮影しましたが、建物の内外に貼られた金箔で光輝いていました。
「アラスカにて6」 アラスカにて6 アラスカにて6 アラスカにて6 アラスカにて6 アラスカにて6
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「遠山に日の当りたる枯野かな」 遠山に日の当りたる枯野かな
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:鳥取県日野群江府町御机

晩秋に、中国地方の最高峰・大山とその山麓を訪ねた。
その山麓高原からの景観、雄大な大山の岩肌、麓の里山群の赤・黄の落葉樹の紅葉と常緑針葉樹の緑などが織りなす景観は、まさに一幅の絵画を観る想いであった。
遠山(里山)が向うにあり、前が広漠たる枯野で、その枯野には日が当たっていない。落莫とした景色でただ、遠山には日が当たっている景観に、標記の句がふと脳裏に浮かんだのである。
虚子は遠山の端に日が当たっている明るい遠景があれば、心は平らかで「救い」であり、人生の不安と困難に対して、遠山のような平安の心で生きたいと言う。いわば安心の世界を、この句にみることができるのである。
遠山に日の当りたる枯野かな  高浜虚子
「アラスカにて5」 アラスカにて5 アラスカにて5 アラスカにて5 アラスカにて5 アラスカにて5
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「師走の伏見、ぶらぶら」 師走の伏見、ぶらぶら 師走の伏見、ぶらぶら 師走の伏見、ぶらぶら 師走の伏見、ぶらぶら 師走の伏見、ぶらぶら
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)


「伯耆富士」 伯耆富士 伯耆富士
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:鳥取県日野郡江府町

大山の南に大山広域濃道という少し細い舗装道路があって、この道路からも素晴らしい風景が楽しめる。
また、東大山大橋から東に走ると地蔵峠があるが、ここまでに何カ所か大山をフレームに入れてカメラを向けたくなる豪快な風景がある。
そのひとつに、地域の日光小学校(現在廃校)があり、その三角屋根と大山がよくマッチしているので撮影した。
「銀閣寺」 銀閣寺
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

正式には「慈照寺」(じしょうじ)と呼ばれ、室町幕府8代将軍足利義政により造営されました。
紅葉に包まれた「観音殿」(銀閣)を撮影しましたが外壁のどこにも銀箔は見られず、落ち着いた黒色でした。平成26年11月23日の撮影です。
「アラスカにて4」 アラスカにて4 アラスカにて4 アラスカにて4 アラスカにて4 アラスカにて4
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「晩秋の神戸、ぶらぶら」 晩秋の神戸、ぶらぶら 晩秋の神戸、ぶらぶら 晩秋の神戸、ぶらぶら 晩秋の神戸、ぶらぶら 晩秋の神戸、ぶらぶら
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)


「紅葉」 紅葉 紅葉
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市北区・上賀茂神社

紅葉(黄葉)は秋に草木の葉が紅色や黄色に変色することを言います。
京都上賀茂神社の紅葉狩りに行ってきました。少し早いようでしたが一番見頃のように僕は感じました。一般には週末がピークと言われるところでしょう。
紅葉は多種・多彩な表情を持っていますが、果たしてそれらを表現できたか…。ご笑覧下さい。
友も鳥も待てば来ぬもの薄紅葉  渡辺水巴
「アラスカにて3」 アラスカにて3 アラスカにて3 アラスカにて3 アラスカにて3 アラスカにて3
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「雲海」 雲海 雲海
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:鳥取県日野郡日野町明地峠(明地高原)

雲海は、見る人の時間や空間までをも惑わしてしまう圧倒的な存在感があります。
自分が立っている地点が現世なのか来世なのか、あるいは前世なのか。壮大な光景に比べて、自分があまりにも卑小な存在で居場所が定まらないのかもしれません。
雲海を前にして、「恍惚のひととき、侵してはならならぬものに近付く我はそこに立ちすくみ、我を忘れ、やがて我は迷う」。
「哲学の道 京都」 哲学の道 京都
撮影:能田貞二 (堺市医師会)

銀閣寺から南禅寺まで続く長さ約2キロの細い道で、大正時代に哲学者が思索にふけりながら歩いたことから名前がつけられたようです。
琵琶湖疏水に映える紅葉を見ながら朱色に光る哲学の道をゆったり歩いてみました。写真は平成25年の撮影ですが 今年も11月末からこの光景が楽しめると思います。
「アラスカにて2」 アラスカにて2 アラスカにて2 アラスカにて2 アラスカにて2 アラスカにて2
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「ボラボラ島の情景」 ボラボラ島の情景 ボラボラ島の情景 ボラボラ島の情景 ボラボラ島の情景
撮影:原吉幸(豊中市医師会/同写真部所属)


「富良野旅情」 富良野旅情 富良野旅情 富良野旅情
撮影:栗田清(豊中市医師会/同写真部所属)


「藁葺き小屋(日没)」ほか 藁葺き小屋(日没) 藁葺き小屋(日没) ブナ林 ブナ林
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D

(左から1・2枚) 「藁葺き小屋(日没)」撮影場所:鳥取県日野郡江府町・御机
のどかな田園風景の広がる江府町御机地区。大山南壁を背景に、藁葺き屋根の小屋と農村風景の撮影で、小屋の横に立つ柿の木には僅かに実が残っていた。

(左から3・4枚)
「ブナ林」撮影場所:鳥取県西伯郡大山町・大山国立公園
大山(国立公園)は西日本一の霊峰と称され、標高800~1400メートルにかけてブナ林が見られる。
特に宝珠山一帯が良く、下宝珠越から中宝珠越・上宝珠越と続く山稜はすべてブナで覆われている。
そして春・夏・秋・冬には素晴しい景観を呈するのである。
「アラスカにて1」 アラスカにて1 アラスカにて1 アラスカにて1 アラスカにて1 アラスカにて1
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)


「ボラボラ島にて」 ボラボラ島にて ボラボラ島にて ボラボラ島にて ボラボラ島にて
撮影:原吉幸(豊中市医師会/同写真部所属)


「京極散策」 京極散策 京極散策
撮影:原育子(豊中市医師会/同写真部所属)


「雪渓」 雪渓 雪渓 雪渓
撮影:栗田清(豊中市医師会/同写真部所属)


「御室の櫻 ほか」 御室の櫻 松本城の櫻 ドウブロブニク アドリア海の夕日 東ローマ帝国の夢のあと
撮影:北村公一(豊中市医師会/同写真部所属)
撮影機材:CANON EOS Kiss X2

(左から)
「御室の櫻」
 撮影場所:京都市、御室/撮影日時:2014年4月10日
 NHKの朝の番組で遅咲きの御室櫻が紹介されたのを機に花見にでかけました。御室櫻は樹高が低く品種「御室有明」は半八重です。低い樹林の向こうに五重の塔が景観を引き締めていました。

「松本城の櫻」
 撮影場所:松本城/撮影日時:2014年4月20日
 小笠原氏の居城、「深志城」と呼ばれていた国宝松本城は全国に4つしかない国宝天守閣のひとつです。残雪が残る信州に櫻をもとめて松本~高遠に出かけました。

「ドウブロブニク」
 撮影場所:ボスニアヘルツエゴビナ/撮影日時:2014年7月7日
 ベニスを起点としたアドリア海の船旅にでかけました。寄港地のひとつ、世界遺産に登録されたドウブロブニク旧市街は「アドリア海の真珠」ともいわれ、ケーブルで隣接のスルジ山から市街を一望すると真珠の指輪のようでした。

「アドリア海の夕日」
 撮影場所:クロアチアのザダル沖/撮影日時:2014年7月9日
 クロアチアのザダルを夕方に出航しスロベニアのコペルに向かいました。デッキで夕食をとりはじめると西の空は真っ赤に染まり、その下を船が横切って行く風景に心を惹かれました。

「東ローマ帝国の夢のあと」
 撮影場所:イスタンブール/撮影日時:2014年7月14日
 イスタンブールを訪れた際、ガイドさんから「オスマン・東ローマ戦争」「コンスタンティノープルの陥落」の話を興味深く伺いました。ホテルの近くに東ローマ帝国時代の城壁が延々と続いていました。城壁はあちこち崩壊し雑草が生い茂っていました。
「愛宕念仏寺の紅葉 奥嵯峨 京都」 愛宕念仏寺の紅葉 奥嵯峨 京都
撮影:能田貞二(堺市医師会)

愛宕念仏寺は「おたぎねんぶつじ」と読み、奥嵯峨の山の斜面にひっそりと佇んでいます。
ふれ愛観音堂と周囲の紅葉の美しさに心が癒されます。
写真は平成25年の撮影ですが、今年も11月末にはこの光景が楽しめると思います。
「迷える羊…ストレイ・シープ」 迷える羊…ストレイ・シープ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:奈良県山辺群山添村・神野山めえめえ牧場

「ストレイ・シープ」は夏目漱石著『三四郎』で頻出する。聖書に由来する言葉で、旧約聖書ではイスラエル民族を例える言葉として使われ、新約聖書ではマタイ伝、ルカ伝にその記述がある。
すなわち、ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすればどうするか。九十九匹を山に残して迷い羊を探しに出かけ、もしそれを見つけたならその一匹のために喜ぶであろうというイエス・キリストの言葉によるものである。
しかし、漱石が抱いていたイメージは??
「名月」 名月
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:奈良市佐紀町・平城京跡・大極殿

あまの原ふりさけみれば春日なる 御蓋山にいでし月かも
阿倍仲麻呂
「ロゼックの谷 ポントレジーナ スイス」 ロゼックの谷 ポントレジーナ スイス
撮影:能田貞二(堺市医師会)

ポントレジーナから谷を1時間30分ほどのハイキングをするか、あるいは馬車で約40分ほど行くと、前方にロゼック氷河が現れてきます。
迫力あるベルニナアルプス(4000メートル級)と氷河の競演は絶景でした。
「木々」 木々
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:奈良県山辺群山添村東山

動く葉もなくて おそろし夏木立  蕪村
大和高原の誰ひとり入っていない広い杉林、約100年を経た見事な樹林に遭遇しました。
早朝の光芒が射しこむ光景は、広重の「東海道五十三次道中」の浮世絵、更に「ジャボニスム」のモネ、浅井忠その他の作品を想起します。
射しこむ光芒はむしろ、「光が静かに降り注ぐ」「瞬時に消える」と表現すべきかもしれません。そしてその齎す影を撮影した次第であります。
平凡ではあるが、新鮮なものを感じた次第です。
「秋櫻(コスモス)」 秋櫻(コスモス) 秋櫻(コスモス) 秋櫻(コスモス) 秋櫻(コスモス)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:吹田市万博記念公園自然文化園・花の丘

日本での歴史は浅く、明治時代に日本に渡ってきたメキシコ生まれの花です。
秋になると咲き乱れるほのかなピンクや白の可憐な花に、明治時代の人々は心を奪われたのでしょう。「秋櫻」という名前をつけました。
心中をせんと泣けるや雨の日の 白きこすもす紅きこすもす  与謝野晶子
「ティーン教会 プラハ チェコ」 ティーン教会 プラハ チェコ
撮影:能田貞二(堺市医師会)

プラハの中心部、旧市街広場に建つ美しい教会で、12世紀に創建され1365年にゴシック様式に改築されています。
高さ80メートルの2つの塔が特徴的です。天文時計がある旧市庁舎から撮影しました。
「曼珠沙華」 曼珠沙華 曼珠沙華 曼珠沙華
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:滋賀県高島市今津町・桂浜公園

路の辺の壱師の花のいちしろく 人みな知りぬわが恋い妻を
万葉集 巻11 柿本人麿歌集
琵琶湖西岸高島市の今津浜の湖岸には、彼岸花の群生地があります。
そこには湖の岸辺の広い黒松林の中に満開の曼珠沙華が咲き乱れれています。曼珠沙華は極楽浄土に咲く高貴な華と言われていますが、そのようなイメージを抱かせるに相応した場所でした。
「パノラマ写真の愉しみ」 利尻の海と島嶼(とうしょ) 夏の海と秋の空
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
撮影機材:iPhone5Sパノラマ撮影モード
撮影場所:利尻島にて
撮影日時:平成26年8月13日

ひと昔前ならば、パノラマ写真を完成するためには途轍もなく高度な技術と努力を必要としました。今や、携帯電話の付録のような超小型の写真機がいとも簡単に美しい展開映像を構成してくれます。パノラマ写真がただ単に広角に写ることではなくて、こころの拡がりをみせてくれているのが愉しいことではないでしょうか。
難しい技法が余りにも容易くなっていることが、寧ろその貴重性を認知し難くなっているのではと心配なくらい簡便です。
(左から)
1.利尻の海と島嶼(とうしょ)
2.夏の海と秋の空
「めえめえ牧場」 めえめえ牧場 めえめえ牧場
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:奈良県山辺郡山添村神野山・めえめえ牧場

愛くるしい羊たち(コリデールとサフォーク)が出迎えてくれるめえめえ牧場は、神野山頂に展開する。
ミレーの「羊飼いと羊群」のように、丘の中腹で群をなして静かに牧草を噛み、今の生活に満足し感謝しているように…、羊の表情にも…。様々な光景を目にし、愉しい一刻であった。
「阿倍野で味わう新しいモノと懐かしい光景」 新しいモノと懐かしいもの 大阪の夜景
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
撮影機材:iPhone6Plus
撮影場所:阿倍野ハルカスとその附近にて
撮影日時:平成26年9月21日

今回は入手したばかりのiPhone6Plusを早速使いました。旧型の(とはいえ僅か一年の違いですが)iPhone5Sに比べて筐体は大きく薄くなりました。液晶画面が5.5インチに拡大しフルハイビジョン構成になって鮮明度の差違は歴然です。また、余り認知されていないことですが手ぶれ防止に本格的なレンズ光軸偏位機構を採用しています。電話機の付録のムービーで振動の少ない快適な動画が得られます。
『なにわともあれ』阿倍野に赴きました。懐かしい阪堺電車のホームから見上げるハルカスは午後の陽光に輝いていました。日没を待って大阪の夜景を愉しみました。離れた所にあるはずの母校天王寺中学校がすぐ足下の夜の静寂(しじま)に埋もれて微(かす)かに見えました。
(左から)
1.新しいモノと懐かしいもの
2.大阪の夜景
「オニバスの群生」 オニバスの群生 オニバスの群生
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都府亀岡市馬路町平の沢池

直径2メートルほどもある丸い葉を水面に広げる「オニバス」は、湖沼、池などに生態するスイレン科の一年草で、表面は光沢のある緑色でしわととげがある。夏には4センチほどの小さい花をつける。
かつては、全国各地で見られたが、池の埋め立てや環境汚染などにより、現在の自生地は富山県氷見市十二町潟をはじめ数える程度。平の沢池も京都府唯一の自生地である。
「新しいモノと懐かしいもの」 新しいモノ 懐かしいもの
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
撮影機材:iPhone5S
撮影場所:東京都内にて
撮影日時:平成26年9月15日

先週に続きまして今回もiPhone5Sを使いました。軽くて簡便なこともさることながら、数日後には新機種のiPhone6PLUSに代替わりを予定しているためでもあります。時の流れは余りにも速く、あらゆる事象を寸分たりとも見落とさずに把握するのは少し厳しいかもしれません。
今更ではありますが、スカイツリーに赴きました。連休中とはいえ開業当初に比してヒトの集中が多少は緩和して予約無く登ることが出来ました。旅の主な目的は、近年都内に出現したセンスに充ちた建造物たちを直に観て触れて感じることでした。羽田への帰途、思わず立ち寄った東京タワーには郷愁に似た気持ちを抱きました。
(左から)
1.新しいモノ
2.懐かしいもの
「白鷺と黄昏」 白鷺と黄昏
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:奈良市佐紀東町・水上池

晩夏の黄昏れ時、休業・廃業した、うらぶれ果てた釣堀池に白鷺の群れが集い休息していた。
その光景は、頽廃した生活と真夏の疲れが滲む、気だるい、うら寂しい切ないものが感じられ、大正ロマンを彷彿とさせるものがある。
ただ、明日に向かう生命力の強さには感心させられた。
「スマホの絵」 橋の下の趣(1) 橋の下の趣(2)
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
撮影機材:iPhone5S
撮影場所:大川の屋形船にて
撮影日時:平成26年8月30日

私事で恐縮ですが、私が写真を始めたのは天王寺中学2年生の夏休みでした。夏休みの自由研究課題に『観心寺様式における折衷様の研究』などという態々難しげなテーマを選んで真夏の河内長野の炎天下の道を重たいカメラを首から提げて通い詰めた時からでした。
以来ちょうど半世紀、近代のカメラの発達史をそのままなぞって写真を撮影し、またカメラという精密機械オタクとして今日に至りました。
今回ご覧頂く拙作は、謂わば電話機のオマケとして付随する写真機で撮影したものです。ポケットの中でハンカチーフと抱き合わせになった携帯物をふと取り出してシャッターを切りました。ライカの布フォーカルプレーンの滑り征く様な色気のあるシャッター音や、ハッセルのミラーの振動を伴う重厚感なども最早一切削ぎ落とされて、少なからず寂しいものではあります。しかし、医学の進歩も含めて激しい時代の変化に柔軟に追随するためには想い出を割愛する元気が必要なのではないかと思います。
時にはスマホのレンズを磨いて真剣勝負も愉しいかも知れません。
(左から)
1.橋の下の趣(1)
2.橋の下の趣(2)
「淡海の暮色」 淡海の暮色 淡海の暮色
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:滋賀県高島市新旭町

晩夏の台風一過の日、湖西の湖畔での夕暮れに出会った。
淡紅色の夕焼に染まった雲に、切ない夏の終わりを想起させる一瞬の光景でした。
「a lucky break」 a lucky break
撮影:岡田康孝(堺市医師会)
撮影日時:2011年11月5日
撮影機材:二コンD300
撮影場所:カナダ

カナダ側からナイアガラの滝を観にいきました。
幸運にも滝の水煙の中に2重の虹を観ました。
「フィレンチェの夜門、ほか」 フィレンチェの夜門 法王留守の夜伽
撮影:播村佳昭(住之江区医師会)
撮影機材:SONYα-99(WB:デイライト、ISO:3200、レンズ:F 2.8/28-75SAM<75mm端>)

(左から)
1.「フィレンチェの夜門」(F4 1/20)
2.「法王留守の夜伽」(F3.5 1/40)
「逃尻の蛍」 逃尻の蛍
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:LUMIX DMC・FH5
撮影場所:奈良市春日大社・飛火野

逃尻の光りけうとき蛍哉   蕪村
娘ほどに年の離れた小糸と蕪村との間に男女関係があったと言われている。そして主観的な凝視が捉えてみせた「逃尻」という言葉がもつ、強さと巧みさが目を引く。句の初めで、吐息が立つような生々しい闇の空間を鷲つかみにして、蕪村は幽けし光を解き放っている…。
蕪村が詠んだ「逃尻の蛍」と同じく、「鹿の群」においても、視線は後ろから忍び寄って、「蛍火」と同じ位置…無防備な丸い尻…そして、そこに息づくエロスの甘い薫る…。
「想像力が自由に展開する領域としてのエロティシズムの可能性」とも通じるものがあるように思われた。
「夏の想い出」 灯台のある岬にて 別れ際にようやく頂きを見せた利尻富士 風車の上に秋の空
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
撮影機材:EOS 5DⅡ&EF LENS

各地で猛威を奮った夏台風11号が日本海に抜けたことを見届けて、急遽航空券をインターネットで手配して利尻島へ向かいました。50年前、府立高津高校の山岳部員だった頃に禁止されていた独り登山を密かに強行して不安感と自己満足を味わっていたことを想い出しての発作的家出でありました。ただし、親や顧問教師は誑かせても山の神にはウソを言えず、家内の特別許可を得ての単独行でした。
気温はまだまだ高いものの、空は既に秋に移ろい、しみじみと自然界のなりわいの正しさを確認いたしました。心の赴くままにファインダーで心模様を切り取りました。
ご笑覧頂ければ幸甚です。
(左から)
1.灯台のある岬にて(平成26年8月13日撮影)
2.別れ際にようやく頂きを見せた利尻富士(同8月14日)
3.風車の上に秋の空(同8月14日)

「天空へ、ほか」 天空へ 風吹き抜ける棚田
撮影:墳本茜(堺市医師会)

(左から)
1.「天空へ」
撮影日時:2014年8月20日
真っ青な空と白い雲、という夏らしいお天気に観覧車の赤が良く映えていました。
空の上にいるような印象をを受けました。

2.「風吹き抜ける棚田」
撮影日時:2014年8月6日
日本の棚田百選に選ばれている千早赤阪村の棚田です。
今の時期は稲の緑が大変美しい時期です。
もうすぐ、秋には黄金色の稲穂と彼岸花が楽しめます。
「水神に祈る」 水神に祈る
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:滋賀県大津市八屋戸

夕陽が西に沈む頃、船の二人は、水神に「一日の無事に対する感謝と明日の幸への願い」をこめて敬虔な祈を捧げているように、そして島影も空も水面も何故か神秘的に思われ、ミレーの「晩鐘」を彷彿とさせるものがある。
船の人の「孤独の世界」。そこに真の創造の世界が生まれるように思われる光景であった。この小さい漁船が佇む湖は、雄大に流れる時間を感じさせるのである。
「郷愁」 郷愁
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:滋賀県大津市北小松

遅き日のつもりて遠きむかしかな  蕪村
閑寂な遅い午後、ふと覚えた倦怠の気分を詠んだであろうこの句は、「郷愁の詩人」と呼ばれた蕪村の晩年の代表作である。
過去への追懐は時間の岸辺を越えて彼岸へと至り、私たちの存在そのものの覚束ない在り様へと行き着いていく。――時空間の無限性の上に託された情感の行方を詠んだこの句は、蕪村の浪漫的資質の結晶として伝わってくる秀句であり、私たちの共通感覚の源泉にまで響いてくるように思われる。
時間の岸辺を「言葉の小宇宙」で紡いだのが、郷愁の詩人・与謝蕪村である。されば、ブランコを用いて、それを視覚化してみた。
「運河上のジャズライブ」 運河上のジャズライブ
撮影:能田貞二(堺市医師会)
撮影場所:アムステルダム(オランダ)

17世紀の教会やレンガ造りの建物などの町並みを背景に、運河上に作られた会場でのライブ演奏を船上で聴くのは、水の都ならではの光景ですね。
ゆったりとした楽しいひと時でした。
「夏の雲」 夏の雲
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:滋賀県高島市今津町・木津港跡

風を頼りに綿雲は形を変えていきます。
雲の通い路はいたずらに結ばれて、百万トンを超える水量を集め、巨大な雲の峰を作りだします。
のどかな風景も一転、巨大な力で地上を翻弄する夏の雲です。
「赤トンボ」 赤トンボ 赤トンボ
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

和泉市にある久保惣美術館の睡蓮が美しく咲いている池で見つけた真っ赤なトンボです。
「奈良の美は湿気にある」 奈良の美は湿気にある
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:奈良市佐紀東町水上池

奈良は盆地特有の湿気を含んでいる。平城宮跡の後ろの佐紀丘陵の古墳群に接している水上池は静寂の緑に囲まれ、現代の騒音がピッタリと消え、原初からつづく自然の中に引き込まれる感じがするのである。
五月雨の今季に訪れると、滴るような若葉の匂いがしっとりした景色の中に漂い、爽涼の雨情が味わいのある空気感を造り出し、風景の優しさを生み出しているのである。
「湖西の港跡」 湖西の港跡 湖西の港跡
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:滋賀県高島市新旭町

梅雨の晴れ間の一日を利用し、日本一大きい湖、琵琶湖の湖西の高島市の近江今津を訪ねた。
その昔、木津港と言われ、湖上交通の要衝で、若狭からの蔵米などの物質を大津方面に回漕した常夜燈は舟の安全と多くの人々の生命を守り、この下で悲喜交々のドラマが展開したものと思われる。
数百年後の今日、鷺が一羽飛翔し、常夜燈のテッペンで何を見ているのか、そこに留っているのが、この長閑な湖西の風景を一層印象的にしているように思われた。
「友愛ほか」 友愛 女王の貫録 乙女の舞 ダンス 光の中で
撮影:大西光英(中央区南医師会)
撮影日時:平成26年7月13日
撮影場所:万博記念公園内日本庭園

毎年この時期の週末は万博記念公園の日本庭園で早朝観蓮会が催されます。
蓮の花は日が高くなると閉じてしまうので、早朝がベストタイムです。
この日は生憎の雨天でしたが、お陰で気温もあまり上がらず、写真撮影には好都合でした。
(左から)
1.友愛
2.女王の貫録
3.乙女の舞
4.ダンス
5.光の中で
「紫陽花」 紫陽花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:吹田市万博記念公園

花二つ紫陽花 青き月夜かな   泉鏡花
梅雨上がり紫陽花の花の毬が二つ、青い月光を浴び、濡れながら寄り添うが如く咲く――。その色、風情にどこか寂しげなイメージがあったのでしょう。
紫陽花は、丸い雪洞のような大きな花をいくつもつける身近な落葉低木です。6月上旬から梅雨の頃、雨にうたれても、ほかの花のようにうなだれることもなく、美しく咲きます。色彩が鮮やかで、葉の色とのコントラストが強いため、曇りの日や梅雨空でも目立つ花です。身近に見ることのできる平凡な花ほど、私達はその本来の輝きを見落としがちです。そんな花ほど、心を落ち着かせて眺めると、きっと新たな出会いを感じられるのではないでしょうか。
この紫陽花で思い出すのは、若かりし時に読んだ、泉鏡花の「高野聖」の小説です。すなわち、孤家の庭には紫陽花が咲いていました。「月の光は開き拡げた家の中へはらはらとさして、紫陽花の色も鮮麗(あざやか)に蒼かった」。紫陽花は象徴的に美女の素性を物語っています。この魔性の美女はおそらく紫陽花の花しか愛でないのではないでしょうか…。
「夕照迫る頃」 夕照迫る頃
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都府南丹市八木町神吉

山間の夕暮れは早く、4時過ぎには夕照が迫り、その陽光に水面の小波が照り輝く。自然の織り成す光景に、俯瞰構図と変則的な遠近法などの浮世絵的な構想を取り入れ、斜光で撮影してみた。
私達はいつも潤いを求め、水の動きに慌ただしい日常とは違う時の流れ、生命に直結するものを感じとっているように思われる。やはり人間にとって水は、「特別な力を与えてくれるもの」のようである。
「サンマルコ埠頭」 サンマルコ埠頭
撮影:能田貞二(堺市医師会)

ヴェネツィアの夜も更けてサンマルコ埠頭は昼間の喧騒とはかけ離れた静けさが漂っています。
運河の右方にサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が静かに浮かび上がってくれました。
「さざなみ」 さざなみ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都府南丹市八木町神吉

水面を渡る風、微風につられて蒼い水面にさざ波が立ち、初夏の陽射しがきらきらと跳ねる。まるでダイヤモンドを散りばめたように煌き、幻想的な世界である。
その様子を撮影しながら、この水の動きに、「慌しい日常とは違う」時の流れ、生命に直結するものを感じた。やはり人間にとって水は「特別な力を与えてくれるもの」と考えた次第である。
「アオバズク」 アオバズク アオバズク
撮影:貴志素子(泉佐野泉南医師会)

休日に和歌山城を散歩しますが、その時に撮った写真です。
先日、木の上にとまっているアオバズクを見つけました。この名は青葉が芽生える季節に飛来することが由来だそうです。
瞼?と首だけを動かし、あとは微動だにもしない姿に見とれつつ、何枚もシャッターをきりました。
「廻り田池」 廻り田池
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都府南丹市八木町神吉・廻り田池

廻り田池は愛宕山の北西に位置し、京都市越畑、南丹市八木町神吉、亀岡市の三地域の境界にあり、国道477号線に沿う細長い農業用の潅水目的のダム池(アースダム型式)で、京都府第1の米どころ亀岡盆地の田圃を潤している。
小島がポツンと浮かぶその景趣は、風景写真家の垂涎の的となっている。「淡緑青の水の色」「緑の美しい木々の色よりも…」絵の具を流した様なダム特有の色彩に、感動を表現したく撮影した。
「映」 映
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市左京区下賀茂神社

昼下がりの森、風も木木の葉擦れもすべて息をひそめ、辺りは静寂につつまれる。小川の淀みの水鏡は、芽吹いたばかりのもうひとつの森の世界を映し出し、水の神秘的な美しさを感じさせる。
季節の巡りは様々な表情を見せてくれる。その中で感じた有形無形の自然の美を表現できればと願い撮影している。
「ハートリーフ」 ハートリーフ
撮影:能田貞二(堺市医師会)

オーストラリアのグレート・バリア・リーフにはハート型のサンゴ礁があり、これを一緒に見たカップルは結ばれると言われています。
セスナ機からの撮影ですが風が強く、満ち潮のため輪郭がはっきりしませんでした。サンゴ礁の撮影には引き潮の時をお勧めいたします。
「竹林美――天に伸びる力強さと美しさ」 竹林美――天に伸びる力強さと美しさ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市右京区北嵯峨朝原山町・蓮華峯寺陵

京都には野から山に接するなだらかな丘陵地帯に広大な竹林がある。中でも、北嵯峨の広沢池から後宇多天皇御陵・直指庵にかけての緩やかな丘陵地帯は歴史的保存地域に指定され、昔ながらの面影を残している静寂な地である。
竹林は町という人工空間と山岳の自然空間との緩衝地帯という不思議な空間であると言えよう。
また竹は植物学的にみても草でもなく木でもない。すなわち子どもである筍が僅か数カ月で大人の竹に成長する生命力と数十年間も毎年その子育てを繰り返す長寿命は、草木の常識をはるかに超す神秘性を持っている。その竹林と身近に接して、素晴しい異空間に感動を憶えた次第である。
竹林のもつ自然の空間から普遍的な装飾美を見つけたいものである。
「緑水」 緑水
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:大阪府箕面市・箕面公園

箕面公園の谷川の淀んだ水面に映す初夏の風景。
風も木木の葉擦れも、すべて息をひそめ、辺りは静寂につつまれる。淀みの水鏡は、芽吹いたばかりのもうひとつの森の世界を映し出し、水の神秘的な美しさを感じさせます。
季節の巡りは様々な表情を見せててくれます。その中で感じた有形無形の自然の美を表現できればと願い撮影しています。
「光と蔭」 光と蔭
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市右京区北嵯峨朝原山町・蓮華峯寺陵

北嵯峨の丘陵地に静寂な竹林に囲まれた後宇多天皇御陵がある。
初夏の午下がりの鬱蒼とした竹林で、今年仲間になった新竹は白い粉をまぶしたようで目立って美しく、その汚れなき初々しさが好まれるのである。
射しこむ陽光に刻々と変化する新竹の桿に映し出されるその幻彩に魅力を感じたのであった。
「アユの遡上(そじょう)」 アユの遡上(そじょう)
撮影:能田貞二(堺市医師会)

海で成長した鮎は3月末頃から 河口から流れに逆らって飛び跳ねながら餌を求めて上流へ上がって行きます。
写真は料理を撮影したもので遡上そのものではありません。
美味しかったです!!
「新緑」 新緑 新緑
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:大阪府箕面市・箕面公園

新緑の小さな命のたくましさ――。なんと健気でいとおしい。5月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする…。
萩原朔太郎は第一詩集「月に吠える」でそう詠っています。黄緑の青葉が心を穏やかにし、目を喜ばせるのは、生まれたての一葉一葉が、みずみずしい「水のきらめき」をまとっているからでしょう。夏の緑とも紅葉とも違う、気高い輝きをもって。
若葉は、清らかな水を貪欲に求め、潤いに満ちた緑色に輝きます。そして、新緑はまた、自らが大地と水を清める力をもつことを知っています。新緑の森に降り響くのは、長き冬を耐えた木々が、再び若芽を伸ばそうとする躍動の歌。それはまた、この美しき世界を創造する喜びの声でもあるのです。

若葉は新緑
青葉は深緑
目を凝らせば季節の流れが刻まれている。
「さざ波」 さざ波
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市右京区北嵯峨・広沢池

水面を渡る風は、大きく息をするように吹いたり、凪いだりを繰り返している。風につられて蒼い水面にさざ波が立ち、初夏の陽射しがきらきら跳ねる。その様子を撮影した。
私達はいつも潤いを求め、水の動きに慌ただしい日常とは違う時の流れ、生命に直結するものを感じ取っているように思われる。やはり人間にとって水は「特別な力を与えてくれるもの」のようである。
岸には一艘の小船が、ゆりかごを思わせる眠たげなリズムで揺れ、時折船べりに小さな波が当たって、くぐもったやさしい音を立て、おだやかな波の音が時の刻みを間遠にしていた。
5月の気温は、水面を渡る風を含めて、暑くもなければ、寒くもない。その環境が、水辺の情景をより幻想的にしているように思われる。
「桜に想う」 桜に想う 桜に想う
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市東山区南禅寺下河原町

花の盛りもいつしか過ぎて、葉桜の緑が明るい今日この頃ともなれば、今年の桜を色々考え、惜春の情、禁じ難いものがある。 元来、桜には明快、華麗な面ばかりでなく、人の心を捉えて離さない不思議な妖気のようなものがある。それに最も早く気付いたのはおそらく無類の桜好きであった西行であろう。
「願はくは花の下にて春死なむその如月の望月の頃」と詠んだ風狂もよく知られているが、「吉野山こずえの花を見し日より心は身にそはずなりにき」という歌は、桜の花の存在そのものに向き合うことによって生じる。
こころ(魂)が体から抜け出して行くような狂おしさを詠んだものとしてより強烈である。それは虚脱感であり、個としての人間存在の自覚なしには生まれない感覚である。これは近代に通じる感覚であるように思われる。
「長岡天満宮のツツジ」 長岡天満宮のツツジ
撮影:能田貞二(堺市医師会)
撮影日:平成26年4月24日
撮影場所:京都府長岡京市

気温は上昇して真紅の花は満開でした。
八条ケ池の周りには樹齢100年以上の「きりしまつつじ」が多数植えられており、池に映る新緑と紅色が十分楽しませてくれました。
「宵桜」 宵桜
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:長岡宮跡・大極公園(京都府向日市鶏冠井町)

満開の桜が白夜の中に白く妖艶に浮かび上がる幻想的な風景に、これが「優雅と頽廃との神秘な調和」と言うべきかと思った次第である。
「シルエットの枝垂れ桜(光響曲)」 シルエットの枝垂れ桜(光響曲) シルエットの枝垂れ桜(光響曲)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都御苑旧近衛邸跡(京都市上京区)

晴れた日、せっかくの太陽を脇役に使った「シルエット描写」。見方によれば贅沢な撮影です。形のよい枝振りを探し、太陽を幹などで隠し、広角レンズで狙えば迫力あるシルエットに、モノトーンで浮かび上がる枝垂れ桜も悪くなく、また太陽の光芒を入れ更に印象的な画となりました。
「チョベ川の夕景」 チョベ川の夕景
撮影:能田貞二(堺市医師会)

ボツワナ(アフリカ)は人口200万人の小さな国。その北部を流れるチョベ川にはアフリカゾウを始め多くの動物が生息します。
輝く川面を撮ってみました。
「京都御苑の桜」 京都御苑の桜 京都御苑の桜
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都御苑(京都市上京区)

京都御苑は京都御所と仙洞御所を囲む広大な公園である。苑内には約1千本のサクラがあるが、一番人気はその北側に位置する近衛邸跡の繊細な枝垂れ模様が美しい「イトザクラ」であると思う。
「生死事大 無常迅速」――。多くの宗教者が「今に生きよ」と警鐘を鳴らし、木版を打して教え示す。けれど宗教よりも分かりやすく美しく、桜が語りかけてくる言葉の、なんと深いことなのだろうか。咲く様の絢爛、散り際の清簾、越冬の寡黙、花といえば、やはり桜である。

 「願わくは桜の下にて春死なん その如月の望月のころ」西行

桜の樹下に佇めば、この歌がそのまま私の感動でもあるのである。そして桜の花群を前にする度に、まるで西行その人の肉声を耳にでもしたように、この歌がよみがえるのである。
「背割堤(せわりてい)の桜」 背割堤(せわりてい)の桜
撮影:能田貞二(堺市医師会)
撮影日:平成26年4月3日

京都府八幡市の桂川・宇治川・木津川が合流して淀川になる場所に背割堤があります。
堤防沿いに植えられた桜のトンネルは約1.4kmも続いていました。
「シルエット」 シルエット シルエット
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:万博記念公園・自然文化園(吹田市)

晴れた日、せっかくの太陽を脇役に使った「シルエット描写」。見方によれば贅沢な撮影です。
形のよい枝振りを探し、太陽を幹などで隠し、広角レンズで狙えば迫力あるシルエットに、モノトーンで浮かび上がる枝垂れ梅も悪くなく、また太陽の光芒を入れ更に印象的な画となりました。
「グッド・ラック」 グッド・ラック グッド・ラック グッド・ラック
撮影:岡田康孝(堺市医師会)
撮影日:2011年10月5日

モンブランの頂上から、アルプスの渓谷へ向かってハンググライダーを楽しんでいるようですが深い渓谷を覗いて見ると恐ろしく感じます。
実際にグライダーを操っている人に聞くと、片手も振る余裕がないそうです。
「アフリカのサンセット」 アフリカのサンセット アフリカのサンセット アフリカのサンセット アフリカのサンセット アフリカのサンセット
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CANON EOS Kiss & EF LENS
撮影場所:南アフリカ ボツワナ・チョベ国立公園

象・カバ・キリン・ワニ・ライオンなど多くの野生動物が生息し、陸と水上からの両方のサファリを楽しみました。
「半逆光線に透ける梅花をふんわりと撮る」 半逆光線に透ける梅花をふんわりと撮る 半逆光線に透ける梅花をふんわりと撮る
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:万博記念公園・自然文化園(吹田市)

ふんわりとのどかな梅花の香りがするような優しい絵作りにしたく、透明感のある絵にするために、逆光側からモデル選びをしました。
「河津桜ほか」 青空の下で メジロの花見 オカメ桜 春の日差し 河津桜
撮影:大西光英(中央区南医師会)
撮影機材:Canon 5D MarkⅢ EF70-300mm F4-5.6L IS USM

鶴見緑地では3月中旬に早咲きの河津桜とオカメ桜が楽しめます。
メジロも密を吸いに沢山やって来ます。
(左から)
1.青空の下で
2.メジロの花見
3.オカメ桜
4.春の日差し
5.河津桜
「アフリカの滝(2)」 アフリカの滝(2) アフリカの滝(2) アフリカの滝(2) アフリカの滝(2) アフリカの滝(2)
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CANON EOS Kiss & EF LENS
撮影場所:南アフリカ ボツワナ・チョベ国立公園

象・カバ・キリン・ワニ・ライオンなど多くの野生動物が生息し、陸と水上からの両方のサファリを楽しみました。
「夕暮れの空を背景にシルエットで情緒的に捉える」 夕暮れの空を背景にシルエットで情緒的に捉える 夕暮れの空を背景にシルエットで情緒的に捉える
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:大阪城公園(大阪市中央区)

暮れなずむ空に白梅をシルエットで捉えることで、白梅の情緒的なイメージを引き出すのである。
あまり暗くなりすぎると梅と空のあえかな色彩が消えてしまい、また、明るすぎると情緒的なイメージが損なわれる。
撮影時間は、日没後10分から30分までが勝負である。また、月の齢は十代が撮影には最適とされている。
「寒さにめげず気品高く咲く梅、微風にのって梅の香りがにおう、梅の新しい枝が直立して長く高く、天を刺し貫こうとする槍のように…」
 田園の憂鬱    佐藤春夫作
「アフリカの滝(1)」 アフリカの滝(1) アフリカの滝(1) アフリカの滝(1) アフリカの滝(1) アフリカの滝(1)
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CANON EOS Kiss & EF LENS
撮影場所:南アフリカ ボツワナ・チョベ国立公園

象・カバ・キリン・ワニ・ライオンなど多くの野生動物が生息し、陸と水上からの両方のサファリを楽しみました。
「虚・実像」 虚・実像
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市北区北山・京都府立植物園

早春の低い光は自然の移ろいや、営む人々の心の情景を、ドラマチックに照らす光となるようです。
光によって生れた影も早春の風景と相性がいい素材です。スッカリ落葉した樹枝の影が水面に揺らめき、画面全体が自分の鼓動のリズムと同調するかのようにゆるやかに奏でる自然の造形に感動し、水面に浮かぶ落ち葉、水泡やガス泡の実像と樹枝の映り込みの虚像とが醸し出す雰囲気を素直に切り撮った次第であります。
「アフリカの動物(2)」 アフリカの動物(2) アフリカの動物(2) アフリカの動物(2) アフリカの動物(2) アフリカの動物(2)
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CANON EOS Kiss & EF LENS
撮影場所:南アフリカ ボツワナ・チョベ国立公園

象・カバ・キリン・ワニ・ライオンなど多くの野生動物が生息し、陸と水上からの両方のサファリを楽しみました。
「大阪駅の大屋根」 大阪駅の大屋根
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
撮影日時:平成24年7月15日
使用機材:CANON EOS 5D MkⅡ EF LENZ 8-15mm F4L 魚眼・対角線魚眼ズームレンズ
露光記録:1/125秒、F8.0、ISO 100相当
画像処理:RAW & Photoshop

先週の金曜日に「あべのハルカス」が全館オープンした。高くそびえるタワーの展望台から見晴らす景色はさぞかし素晴らしいだろうと想いながら未だ阿倍野にすら赴いていない。
片や広く大きく拡がる大屋根は2年前に大阪駅に出来ている。1970年に開催された日本万国博覧会のお祭り広場の大屋根以来の大物だと思う。
経済の低迷・沈滞を続ける大阪の街にも元気の出るスポットが次々と姿を現している。
北の中心、JR大阪駅の大改装で巨大な屋根がプラットホーム全体をすっぽりと護る。暫し、魚の眼になって見上げてみた。
「冬ざれ」 冬ざれ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市北区北山・京都府立植物園

メタセコイヤは中国産で1945年頃、日本に移入された。化石植物といわれている落葉針葉樹である。
公園に佇むこのメタセコイヤの大木が、冬空に力強くたくましく伸びる雰囲気を表現するため、コントラストを高く設定しシャドウー部を暗くし、樹の存在感を強調して、広角レンズで樹木の真下から見上げるように撮影した。
そうすることでどっしりした印象にし、上側の小枝がびっしりと微細に写り、さらに迫力を出した撮影ができた。
「アフリカの動物(1)」 アフリカの動物(1) アフリカの動物(1) アフリカの動物(1) アフリカの動物(1) アフリカの動物(1)
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CANON EOS Kiss & EF LENS
撮影場所:南アフリカ ボツワナ・チョベ国立公園

象・カバ・キリン・ワニ・ライオンなど多くの野生動物が生息し、陸と水上からの両方のサファリを楽しみました。
「大原散策」 大原散策 大原散策 大原散策 大原散策 大原散策
撮影:原吉幸(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CONTAX645 45-90mm Phase One P45+
撮影場所:三千院

大原三千院から寂光院あたりを歩きながら撮影。
この日はことのほか寒く、三千院でふるまわれた「大根炊き」が体を温めてくれた。
「三千院の印象」 三千院の印象 三千院の印象 三千院の印象 三千院の印象 三千院の印象
撮影:原育子(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:SONY NEX-7 10-18mm
撮影場所:三千院

初参加の撮影会でほとんど初めてのカメラでの撮影。
雪の残る三千院での自分の印象をまとめました。
「大阪城の桜ほか」 大阪城の桜ほか 大阪城の桜ほか 大阪城の桜ほか 大阪城の桜ほか 大阪城の桜ほか
撮影:北村浩之(豊中市医師会/同写真部所属)

(左より1~5)
1.大阪城の大川から船に乗って桜を鑑賞いたしました。
 毎年春になると桜鑑賞の船が出ます、おすすめです。
2.大阪城のお堀端の桜です。大変いい天気で光の加減もよく良い写真が撮れました。
3.大阪城のお堀端の桜です。花には詳しくありませんが花びらの形がきれいでしたので撮影しました。
4.皇居のお堀端の枝垂桜です。天気の良い春の日に皇居のお堀端をランニング中見つけました。
5.まだ肌寒い時期でしたが、大阪城梅林から大阪城を背景の撮影しました。
 桜とまた違う雰囲気の梅の花もよいものです。
「逆光の紅葉 ほか」 逆光の紅葉 蛍のひかり 竹やぶの午後 噴火する桜島 野沢温泉の夜
撮影者:谷野桂子(豊中市医師会/同写真部所属)
撮影機材:CANON Power Shot A710 is

(左から)
「逆光の紅葉」
 平成25年11月、箕面公園にて。
 休日朝8時頃、ひとりでブラと散歩に出かけ逆行があまりにも美しかったのでシャッターをきりました。

「蛍のひかり」  平成25年6月、篠山にて。
 孫(5歳)の手の平にのってきたのでチャンスと思って撮りました。

「竹やぶの午後」

「噴火する桜島」
 平成25年10月13日撮影。
 大学同窓会で連休を利用して鹿児島へ。ちょうど朝食時レストランの窓からすごい噴火の瞬間をとらえました。

「野沢温泉の夜」
 平成26年1月2日撮影。
 毎年年末から年始の家族旅行でホテルの窓から撮ったものです。
「ワーイ ほか」 ワーイ 冬の三千院 万博公園のひまわり
撮影:栗田清(豊中市医師会/同写真部所属)
撮影機材:Canon EOS 40D

(左から)
「ワーイ」
 米原駅にて撮影。
 子どもに返って「SL北びわこ号」で木ノ下駅まで45分間楽しんできました。

「冬の三千院」
 京都大原三千院にて撮影。
 久しぶりに雪景色を見ました。

「万博公園のひまわり」
 吹田市の万博公園にて撮影。
 こんなに近くでひまわり畑が見れて幸せでした。
「庭園と額縁 ほか」 庭園と額縁 根の苔 松江城天守閣 松江城のお堀 蒸気機関車の車輪
撮影:澤木政光(豊中市医師会/同写真部所属)
撮影機材:CANON Power Shot A710 is

(左から)
1.「庭園と額縁」
2.「根の苔」
 撮影日時:平成25年12月22日(山陰旅行1日目)
 撮影場所:島根県安来市古川町足立美術館
 地元出身の実業家・足立全康氏の創設で、昭和45年秋開館。
 横山大観をはじめ近代日本画壇の巨匠達の作品約1,500点を所蔵する展示館と10年連続日本一の評価を受ける5万坪の日本庭園とが絶妙のコンビネーションを成し、訪れる人々に感動を与えている。

3.「松江城天守閣」
 撮影日時:平成25年12月23日(山陰旅行2日目)
 撮影場所:島根県松江市殿町
 松江城は別名千鳥城とも呼ぶ。慶長12年(1607)に堀尾吉晴が築城に着手、同16年(1611)に完成した。のち長く松平氏の居城となった。
 宍道湖の北西岸にある標高30メートルほどの亀田山の丘陵に壕が巡らされ、5層6階の望楼風の天守閣を中心に近世城郭が形成されている。
 山陰唯一の現存天守閣で、重要文化財。

4.「松江城のお堀」
 撮影日時・場所は上記と同じ。
 松江は湖と堀川に囲まれた水郷である。3カ所の乗船場から15分間隔で遊覧船が発着しており、城下町の水景巡りを楽しむことができる。

5.「蒸気機関車の車輪」
 撮影日時は3.と同じ。
 鳥取県米子市は山陰鉄道発祥の地である。明治35年(1902)11月1日、境―米子―御来屋間35kmの開通式が行われた。
 JR米子駅前広場には往時を偲ぶモニュメントとして蒸気機関車の車輪、従輪が展示されている。
「冬の三千院」 もう春かな 雪の聚碧園 早春の水面 わらべ地蔵さん1 わらべ地蔵さん2
撮影:北村公一(豊中市医師会/同写真部所属)
撮影機材:CANON EOS Kiss X2、TAMRON 18-270mm (27mm) ISO 400  絞り優先
撮影日:平成26年2月11日
撮影場所:京都大原野、三千院

(左から)
「もう春かな」
 三千院の客殿から円融房への冷え冷えとした渡り廊下の窓から外をみると、もうそこには春の息吹きが感じられた。

「雪の聚碧園」
 三千院客殿より雪の残る聚碧園を望む。雲間から漏れる日差しを受けて苔の緑が冬庭の雰囲気を和らげていた。

「早春の水面」
 撮影機材:Canon EOS Kiss X2 TAMRON 10-24mm(24mm)
 大原の里を流れる律川から水を引かれて園内に清流が流れていた。
 その水面に柔らかな光は周りを溶け込ませていた。

「わらべ地蔵さん1」
 撮影機材:Canon EOS Kiss X2 TAMRON 18-270mm(33mm) ISO 100  絞り優先
 雪に埋もれた三千院有清園にも処々に苔が現れて春の兆しが感じられた。
 数体の「わらべ地蔵」が寒さに耐えて鎮座している様に思わず身の引き締まる思いであった。

「わらべ地蔵さん2」
 撮影機材:Canon EOS Kiss X2 TAMRON 18-270mm(70mm) ISO 100  絞り優先
「暮れなずむフィレンツェ」 暮れなずむフィレンツェ
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
撮影日時:数年前の正月に。
撮影場所:イタリア・フィレンツェ
撮影機材:EOS5DmkⅡ&CANON EF LENS
画像処理:JPEG&Photoshop

数年前に正月をイタリアで過ごしました。伊国はどの街にも独特の個性があって魅力的です。
プッチーニ作曲のオペラ、ジャンニ・スキッキのアリア『わたしのお父さん』で名の知られたポンテ・ヴェッキオから愛娘ラウレッタの気持ちを想像しながら静かに流れるアルノ川を眺めました。
黄昏時にフィレンツェを見渡すと地平の彼方に音にはならない美しいメロディーを感じました。
「月白風清、如此良夜何(後赤壁賦より)」 月白風清、如此良夜何(後赤壁賦より)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:スマートフォン(アローズNX)
撮影場所:大阪市中央区大手前・大阪城公園

梅は寒さの極まる季節に、百花にさきがけて花をつける。寒さにへこたれずに蕾を膨らませていく強さに、藤沢周平は「どこか人を励ますところがある」と見てとった。
寒さに向かってきりりと花を開く。満開も見事だが、「一輪ほどのあたたかさ」にこそ梅の真価は感じられる。凛然とした咲きすがたに、獅子文六は若い頃「道徳的な圧迫を感じた」と言っていた。
夜空いっぱいに枝を広げた白梅、枝が微妙な屈曲を見せて思いもかけないところに蕾を飾り、フェルメール・ブルーの空に奥行きを持って、浮かび上がり、白梅の魅力が更に高まるとともに、細枝の先にまで蕾をつける梅の古木に人力を超える生命力を見いだす思いがするのである。
夕闇が迫り、静寂のなか、心もまた無音となり、個を楽しむと同時に、人恋しくもなるのである。
 梅遠近南すべく北すべく    蕪村
 白梅や誰が昔より垣の外    蕪村
 くもりたる古鏡の如し朧月   高浜虚子
「カトマンズの午後 ほか」 カトマンズの午後 暮れなずむナイヤガラ ヨットハーバーの夕日 南房総の夕日
撮影:北村公一(豊中市医師会/同写真部所属)
撮影機材:CANON EOS Kiss X2、TAMRON 18-270mm F3.5-6.3

(左から)
「カトマンズの午後」
  撮影場所:ネパール、カトマンズ市
  ロータリークラブの奉仕事業で訪れたカトマンズの古い町並みの向こうにエベレトの山脈が白く光っていた。
「暮れなずむナイヤガラ」
  撮影場所:カナダ、トロント
  レインボー・ブリッジのカナダ側より暮れゆくアメリカ滝を撮影。
「ヨットハーバーの夕日」
  撮影場所:和歌山マリーナシティ
  帰港したヨットから人影が消えると夕風のなかで船はゆったりとゆれていた。
「南房総の夕日」
  撮影場所:千葉県館山市
  漁港の一角に立っていたトビウオの彫刻が夕日に輝いていた。
「天空の城跡」 天空の城跡
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
使用機材:CANON EOS 5D MkⅡ EF LENZ 24-105mm F4L IS USM
露光記録:1/500秒、F8.0、ISO 200相当
画像処理:RAW & Photoshop
撮影日時:平成25年2月10日11:41:31

豊中市医師会写真部の撮影会では昨年の2月に兵庫県朝来市の竹田城跡に赴きました。
近年、「日本のマチュピチュ」とも称されて全国から年間20万人を超える来訪者があるのだそうです。
現地を訪れますと遠景に感動し、その場に至ってまた感激いたしました。
写真には吸収しきれない臨場感は、是非とも当地で味わって頂きたいと思います。
「紅・白梅」 紅・白梅 紅・白梅
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:大阪市中央区大阪城公園

2月も立春を過ぎると、あちこちで梅が咲き出してきます。今年も大阪、京都、奈良と梅を求め、特に白梅と紅梅との並存する風景を努めて撮影しました。
白梅はその凛とした装いと気品高く上品で、しかも叡智に長けた風格に瑞々しい色気を感じさせる気高さと初々しさに圧倒されるものがあります。
一方、紅梅は熱い情熱と、ふくよかな肉体を連想させ、その迫り来る凄いエネルギッシュな情熱を感じ、白梅の静的な色気と紅梅の動的な色気に魅せられる思いに駆られるものがあります。
この紅梅・白梅を明と暗の対比に、また紅梅の動に対し白梅の静、紅の若に対し白の老と様々な両義性を兼ね備えた両面は、人間が理知とエロス、善と悪、貞淑と背徳を表裏に併せもつ矛盾した生き物であることを表しています。
そしてこの梅が静かに能舞台を歩く能役者にも見えてくるのであります。一歩、一声に万感の想いを託しながら無常をうたう能の一大叙情詩にとらえると、胸に迫るものがあります。
両面に花が咲き、まさに現世であると同時に彼岸の風景でもあります。この華やかで清楚、しかし同時にこれ以上ないくらいエロスに満ちた混沌を中心に抱え込む「紅・白梅」こそ、人間普遍のドラマをこの花に託した究極の画像ではないかと思う次第です。
「淀川の春」 淀川の春
撮影:西田佳史(東淀川区医師会)
日時:平成26年2月14日
撮影機材:携帯電話内蔵カメラ
撮影場所:大阪市都島区の淀川堤防

毎日淀川沿いをランニングしていると、季節の変化を感じることが多々あります。
大阪にはめずらしく雪の積もった2月14日、雪の中から春が顔をのぞかせているのを見つけました。
「白梅」 白梅 白梅
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市東山区東大路通七条下る・智積院

梅は寒さの極まる季節に、百花にさきがけて花をつける。
寒さにへこたれずに蕾を膨らませていく強さに、藤沢周平は「どこか人を励ますところがある」と見てとった。
寒さに向かってきりりと花を開く。満開も見事だが、「一輪ほどのあたたかさ」にこそ梅の真価は感じられる。
凛然とした咲く姿に、獅子文六は若い頃「道徳的な圧迫を感じた」と言っていた。
「早春譜」 早春譜 早春譜 早春譜
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成26年2月9日
撮影機材:ニコンクールピックスP520
撮影場所:和歌山県由良町

由良町の番所山の中腹にある和歌山県立青少年の家の周辺は日本水仙の群生地で、1月から2月にかけて一面に咲きます。
また、白崎海洋公園までの海岸沿いの道近くにも咲いており、紀伊水道の島並を見ながら、水仙の香りに包まれて楽しく撮影が出来ます。
「雪原と裸木」 雪原と裸木
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:鳥取県日野郡江府町御机

ホワイトは写真の持つ表現性が強く意識されるものである。
離れているときには何もない真白な画面に思われるが、近付くにつれてその肌理を現わす。
光るはずがない印画紙の上できらめく微細な雪粒は、たっぷりとおかれた砂糖のようでもある。
白が人間の視覚の遠近を失わせるのは、それがあらゆる可視光線を乱反射しているという物理的な条件だけでなく、白が象徴する「無垢」「神聖」といったものに対する心理的な近付き難さにも関係しているだろうと思われる。
更に、画面の中央に対称の中心を置く構図は、画面に安定感を生むが、その対称を中心から外すと「間」を生じる。
間は日本の古典芸能のスタイルに通じ、間は被写体の存在感を強め、静的な中に周囲の、あるいは次の動きを意識・予感させ、動的な効果を写真に与えるのである。
 
大空に伸び傾ける冬木かな   高浜虚子
「冬の寒さ、厳しさの表現」 冬の寒さ、厳しさの表現 冬の寒さ、厳しさの表現 冬の寒さ、厳しさの表現
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:鳥取県日野郡日南町・石霞渓

冬の寒さ、厳しさを表現するためにはややアンダー目の露出で撮った方が雰囲気が出る。
季節感や写真の雰囲気が良くなる露出を目指すのがベストだ。
暗いところや被写体の黒っぽい部分がつぶれてもいいのでアンダー目を心がける。
明るめに撮ってしまうと春の雪解けの時期の暖かな雰囲気の写真に見えてしまうので注意が必要だ。
「雪中の笠地蔵」 雪中の笠地蔵 雪中の笠地蔵
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:鳥取県日野郡日南町

山陰の豪雪地に佇む笠地蔵(富増力章作・信楽焼)。
厳寒の中、寒さ冷たさを忘れさせてくれる、ほのぼのとした暖かさを感じさせる笠地蔵さんでした。
「湊山公園の夕彩」 湊山公園の夕彩 湊山公園の夕彩
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:鳥取県米子市湊山公園

山陰の米子市の湊山公園は、日本夕焼け百景に選ばれている。
日没の夕焼け空に浮かぶ童謡「ふるさと」を思い出させるモニュメントが印象的であった。
「長寿の花・椿」 長寿の花・椿 長寿の花・椿
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市北区北山・京都府立植物園

京の椿
雨に濡れた石畳の径に、点々と小さな炎を灯す紅の落椿、万葉の古から「つらつら椿」と慕われるヤブツバキと、北国の雪深い山中にひっそりと咲くユキツバキが、多品種の京椿の原種と考えられている。
天皇家を始め、貴人、武将、大名や茶人たちに愛でられ、名付けられた数々の雅な名称は語り継がれて、今なお300年、400年の樹齢の原木や2代目、3代目と植え継がれた数十の銘椿が巨樹となって京の春を告げている。
寺社や民家の庭の一隅に、また古い屋敷の畑中に、あるいは草庵の片隅に数百年の歴史を秘めながら、名椿は風雅な樹姿で、品格のある花々を咲かせている。野や里には竹薮を守るかのように、連なって逞しく枝を伸ばしているヤブツバキの林、厳冬をこえ、春を謳歌し、初夏にかけて次々と咲き競う京の椿、それら花の撮影は、自然と共に生き、自然を拠り所とした日本の心に触れると同時に、自己の中に眠っている自然への憧憬の心を呼び覚ますものである。
「枯蓮」 枯蓮 枯蓮
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
撮影場所:京都市右京区嵯峨野大覚寺・大沢池

枯れ果てて折れ曲がった蓮の残骸は荒涼として哀れですが、水に映った造形はユーモラスで捨て難い風景です。
よく観ると面白い魚がたくさんいる水族館にも思えてきます。
まるでクレーの絵のような……。
「国見峠の日の出」 国見峠の日の出
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影場所:国見峠

明けましておめでとう御座います。
今年も宜しくお願い申し上げます。
「木賊(とくさ)と石佛 ほか」 木賊と石佛 居並ぶ羅漢像その1 居並ぶ羅漢像その2 崩落現場跡に立つ観音菩薩その1 崩落現場跡に立つ観音菩薩その2
撮影:澤木政光(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CANON Power Shot A710 IS

「木賊と石佛」(写真左)
 平成25年7月11日、長野県下伊那郡阿智村園原・信濃比叡廣拯院にて撮影。
 境内の護摩堂(月見堂)近くで群生する木賊に囲まれるようにして祈りを捧げる石佛に出会い、謡曲「木賊」とのつながりを知った。
 木賊は常緑羊歯植物で、背丈は60~100cm、山の湿っぽい所で自生する。
 茎に珪酸を含んでざらついて堅いので、木材・角・骨・その他器物を磨くのに用いられ、昔は信濃の名産として朝廷に献上され、秋の木賊刈りはこの地方の風物詩として知られていたが、今はすたれた。
 「木賊刈るそのはら山の木の間より みがかれいづる秋の夜の月」は源仲正の作である。

「居並ぶ羅漢像その1・その2」(左から2・3枚目)
 平成25年7月12日、上記にて撮影。
 天台宗の開祖伝教大師が布教のため古代東山道を下られた折、その道程の困難さと旅人の苦難を見かね、この地に廣拯院を建てられた。
 その深い縁で平成12年に比叡山より「信濃比叡」の呼称を許されている。
 根本中堂を背にして立つ大師の尊像の足下で修行中の姿態そのままに居並ぶ10数体の羅漢像はどなたも厳しくもおだやかな表情をしており、ついお声をかけたくなるような親近感を覚えた。

「崩落現場跡に立つ観音菩薩その1」(左から4枚目)
 平成25年7月15日、長野県下伊那郡大鹿村・大西公園にて撮影。
 昭和36年6月下旬、信州伊那谷を襲った集中豪雨は次第に勢いを増し、遂に6月29日午前9時10分、一大音響とともに大西山の大崩落を起こし、山津波が麓を流れる川に押し寄せ、土石流によってせきとめられた大洪水によって山紫水明の村全土が未曾有の災害を被った。
 多くの人命と住宅、家財が奪われたが、村民の努力によって30年後に復旧完了。
 整備された大西公園の高台で大慈・大悲の観音菩薩が大崩落の地肌を背にして静かに麓の村落を見守っている。

「崩落現場跡に立つ観音菩薩その2」(左から5枚目)
 平成25年7月15日、上記にて撮影。
 観音菩薩像の後方から南アルプスの赤石岳(標高3120m)を望む。
 前方に見える小渋川には今は何事もなかったかのように清らかな水が流れている。
「夕暮れの韓国仁川国際空港 ほか」 夕暮れの韓国仁川国際空港 曼珠沙華 ハワイの夜明け フロリダキーウエストの電柱 フロリダキーウエストの夕暮れ
撮影:北村浩之(豊中市医師会/同写真部所属)

(左から)
「夕暮れの韓国仁川国際空港」
 韓国最大のハブ空港であり、夕刻の離陸ラッシュ時であった。

「曼珠沙華」(京都東大谷にて)
 様々な花言葉を持つ曼珠沙華。別名彼岸花とも呼ばれる。
 お彼岸のお参りで見つけました。

「ハワイの夜明け」
 南国らしい夜明け風景を早朝ジョギングの際に撮影しました。

「フロリダキーウエストの電柱」
 多くの島々を結ぶ橋と平行する電柱は海の中に一直線に見られ、とても美しいです。

「フロリダキーウエストの夕暮れ」
 キューバと目と鼻の先、温暖なリゾート地フロリダキーウエストの夕日。
 南国らしい海鳥が防波堤で羽を休めていました。
「五能線の夕日 ほか」 五能線の夕日 夕暮れのモン・サン=ミッシェル 街灯 ラ・マンチャの風車 紫苑
撮影:北村公一(豊中市医師会/同写真部所属)
撮影機材:CANON EOS Kiss X2、TAMRON 18-270mm F3.5-6.3

(左から)
「五能線の夕日」
 平成21年9月23日、JR五能線車中より撮影。
 五能線は、能代駅から鰺ヶ沢駅までは海岸に沿って、ほとんどが波打ち際すれすれに路線が敷かれている。
 日本海に沈む夕日は五能線沿線の名物。

「夕暮れのモン・サン=ミッシェル」
 平成22年6月16日撮影。
 夕焼けの中に佇むモン・サン=ミッシェルを5km離れたホテルの前で撮影。

「街灯」
 平成22年6月13日、カルカッソンヌにて撮影。
 「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」とも言われているヨーロッパで最大の城塞が残るカルカッソンヌは、フランスでは有数の人気観光地。その市街の街灯が古い建物の間で落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

「ラ・マンチャの風車」
 平成24年9月3日、スペイン・ラマンチャにて撮影。
 ドン・キホーテの風車で有名なラマンチャ。丘の上に今は使われていない風車が数個並んでいるだけで、ほかに何も無かった。

「紫苑」
 平成15年11月22日、自宅庭にて撮影。
 この年、紫色の小菊がたくさん咲きました。
「なばなのひかり」 なばなのひかり なばなのひかり なばなのひかり なばなのひかり なばなのひかり
撮影:行岡陽子(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:CANON EOS Kiss X2
撮影場所:なばなの里
撮影日時:平成24年2月23日

国内でも最大級のイルミネーション。
「光のトンネル」や次々と展開する「日本の四季」など、
その光は色鮮やかで、美しく雄大で感動した。
「奈良」 奈良 奈良 奈良 奈良 奈良
撮影:原 吉幸(豊中市医師会/同写真部所属)
使用機材:SONY NEX-7 10-18mm F4

(左より1~5)
1.飛火野の丘陵に立つ孤木も、秋が深まり冬の準備をしている。
2.散策中に石燈籠の間から鹿が愛くるしい顔をのぞかせてあいさつしてくれた。
3.二月堂へ歩く道すがら、橋の横に大きな木がしっかりと根をおろしている。
4.鹿も茶屋で一服。
5.奈良公園奥の手向山あたり。朱色の鳥居と紅葉がマッチしていた。
「朝陽に映える厳冬の富士」 朝陽に映える厳冬の富士
撮影:森田重治(豊中市医師会/同写真部世話人)
使用機材:CANON EOS 5D MkⅡ EF LENZ 70-200mm F4 円偏光フィルター
露光記録:1/250秒、F4.5、ISO 100相当
画像処理:RAW & Photoshop
撮影日時:平成24年2月12日早朝

芸術やグルメ・ファッションなどでは様々に意見が分散する。
しかし、「富士山は美しい」は、おそらく全ての人の合意事項だろう。世界文化遺産に登録されたのも頷ける。
ファインダーの中で早朝の陽を浴びる厳冬の富士を拝んだ。
「謹賀新年 甲午(きのえうま)」 謹賀新年  甲午(きのえうま) 謹賀新年  甲午(きのえうま) 謹賀新年  甲午(きのえうま)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区上賀茂神社

平成26年は「甲午」。
甲とは「草木の芽生えの象徴」を表わす、始まりの「甲」の年。
その干支「午」のように、より高く、より強く駆け抜ける。
「うまく行く」一年となりますように。
「安楽寺山門」 安楽寺山門
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市左京区鹿ケ谷・安楽寺

鎌倉時代の初め、浄土宗の祖、法然上人の弟子だった住蓮と後鳥羽上皇の寵姫、松虫姫・鈴虫姫との出家にまつわる悲しい伝説で知られる名刹・安楽寺。今の時季、特に茅葺の山門に向かう紅葉のトンネルの石段の参道に立てば、何ともいえず心が和みます。秋酣の錦繍の景観を呈する東山を背景にした山門周辺の静謐な佇まいにしばし目を奪われ、京都で一番の場所と思わます。
「谷川の惜秋」 谷川の惜秋 谷川の惜秋
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区上賀茂神社

初冬の谷川はたいへん華やかである。しかし、これも自然が生み出した偶然の光景であり、自然界に対する畏怖の念を感じざるを得ない。光と影をコントラストとして利用し、そこに水面や泡の白さが映え、水の青さが見られ、その2色が連続的に続くので飽きることがない。そして朱、黄と鮮やかな紅葉が、一陣の風による落ち葉、岩は暗色で絵画的で誠に目に心地よい。純粋な日本の色彩、モダンアート的に再創造した日本美を考えて、惜秋の思いを撮影した次第である。
「吉田神社末社・竹中稲荷神社」 吉田神社末社・竹中稲荷神社 吉田神社末社・竹中稲荷神社
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市左京区吉田神楽岡町30 吉田神社・竹中稲荷神社

本殿周辺や参道の終わりあたりには程よい大きさの紅葉が枝を伸ばし、小さいながら品のよい神社の景観に彩りを添える。
宵ともなれな赤い提灯の灯りが灯り、晩秋の風情を感じさせられるのである。
「和歌山城その2」 和歌山城その2 和歌山城その2 和歌山城その2 和歌山城その2 和歌山城その2
撮影:貴志 豊(泉佐野泉南医師会)

和歌山城の紅葉渓庭園の紅葉です。
温暖な和歌山では、もう少し紅葉が楽しめます。
「箕面公園の紅葉」 箕面公園の紅葉 箕面公園の紅葉 箕面公園の紅葉
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:大阪府箕面市・箕面公園

猪名川の支流である箕面川にかかる滝で、高さ33メートルの岩壁から轟音とともに一気に流れ落ちるさまは、まさに荘厳な水の芸術である。
更に加えて滝に至る全長約3キロメートルの川に沿った山道から眺める景観の自然の中で、最も葉が朱色になる樹種はコミネカエデとサラサドウダン、ナナカマド、ヤマウルシで周囲の緑が、朱の鮮やかさを一層、際立たせているのである。
更にそれら紅葉の樹木が静かな川面に映す虚影は一幅の油絵を観ているようであった。
「秋の高千穂峡」 秋の高千穂峡 秋の高千穂峡 秋の高千穂峡
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成25年11月23日
場所:宮崎県高千穂峡

OMCドクターズ・ツアーの「高千穂峡と神話の里」に参加してきました。
雄大な高千穂峡と高千穂神社、国見が丘、天岩戸神社、天安河原と充実した2日間でした。
高千穂峡は阿蘇山の火山活動により、約12万年前と9万年前に大火砕流が起こり、その堆積物が柱状節理となり、それを5ヶ瀬川が侵食して高さ80mから100mの大渓谷になったと言う事です。
「和歌山城」 和歌山城 和歌山城 和歌山城
撮影:貴志 豊(泉佐野泉南医師会)

和歌山城の紅葉は今が見頃です。
「街頭風景」 街頭風景 街頭風景
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:スマートフォン(アローズNX)
場所:大阪市北区梅田界隈

年末ともなれば繁華街のそこかしこにクリスマスツリーやサンタクロースが飾られるのが毎年の慣習になっています。
「コルマール」 コルマール
撮影:播村佳昭(住之江区医師会)
撮影機材:ライカX-1(ホワイトバランス:デイライト、感度ASA1600、絞り4.0、露出1/4)
日時:平成25年8月13日21時36分(日本時間/14日4時36分)
場所:フランス東部・コルマール

ドイツ国境に近いアルザス地方の運河と花の古都、ジブリの「ハウルの動く城」のモチーフになったコルマールです。
教会の尖塔の上には必ずコウノトリがいます、飛ぶときは御約束の風呂敷包を咥えていたような……。
「釣灯篭が下がる東回廊(春日大社)」 釣灯篭が下がる東回廊(春日大社) 釣灯篭が下がる東回廊(春日大社)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県奈良市春日野町160

春日大社は奈良公園の中、御蓋山の山麓に鎮座する。創建以来、藤原氏の興隆とともに隆盛を誇ってきたのである。
本殿を取り巻く朱の柱と白壁の絶妙なコントラストの回廊は、春日大社のシンボル的景観である。2月と8月の万灯篭の際には、境内の3千基の全灯篭に灯がが灯され、幽玄の世界に誘われるのである。
古今の釣灯籠が整然と並ぶ回廊――その中を歩くと、神の御許に近付く緊張感を憶えるのである。
「錦秋一目」 錦秋一目 錦秋一目 錦秋一目
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県宇陀市榛原町・鳥見山公園

台風28号が過ぎたが今一つスッキリしない天候でした。しかも今年は何時までも夏並みの暑さが続き、例年なら紅葉が観られる場所でも出だしが遅いようです。奈良県宇陀市榛原にある鳥見山公園(海抜670m)で寒暖の差が激しいところですが、今年は未だ紅葉のはじまりの兆しがみられる程度でしたが、夕暮れともなれば池(勾玉池)の周辺は落日の光芒を受けた木々の木漏れ日と虫の鳴き声、水面に映る木々など…秋を十分感じさせてくれました。
「陰翳礼讃」 陰翳礼讃 陰翳礼讃
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県天理市布留町・石上神宮

もし日本座敷を一つの墨絵に譬えるなら、障子は墨色の最も淡い部分であり、床の間は最も濃い部分である。その夢のような明るさをいぶかりながら眼をしばたたく。何か眼の前にもやもやとかげろうものがあって、視力を鈍らせているように感ずる。
「ほのじろい紙の反射が、床の間の濃い闇を追い払うには力が足らず、却って闇に弾ね返されながら、明暗の区別のつかぬ昏迷の世界を現じつつある」(陰翳礼讃から)。石上神宮の山の辺の道に面した神域の土塀に映る木漏れ日の翳は障壁の水墨画を観る心地で眺めていた。
大和盆地を見下ろす山辺の道は、日本最古の街道だといわれ、この街道沿いにある、石上神宮は、その神域に往古の情景が思い浮かばれるものがあり、更に飛鳥人の行き交う足音が聞こえてくる感じに誘われるのである。そしてここに、古代歴史の原風景を見出した思いがしたのである。
遠い、見知らぬ人々の面影と景色が、見覚えぬ光と影の輪郭と記憶が、たたずむ私達の日常にそっと甦ってき、かつてのことを、そして来るべき日のことを、そっと耳もとで囁いてくれるもの、それが写真だと思う今日この頃である。
「回廊の柱 光と影」 回廊の柱 光と影図
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良市西ノ京町457・薬師寺

薬師寺の丹塗りの柱を撮影しました。柱と柱の間には結構空間があるのですが、望遠レンズの圧縮効果で、柱と柱が隙間なく隣り合っているように見え、その結果、連続する軽快なリズムが感じられます。そして丹塗りの柱の微妙な光のグラデーションが妙に美しく感じられ、柱の重なりと光の陰影だけで画面を構成してみると、思いのほかモダンな印象になりました。今までの拙い経験ですが、狙ったイメージ通りに撮影できた時は、比較的平凡なカットになりがちで、逆に、条件に恵まれなかった時に限って、妙に印象に残る写真が撮影できるように思われます。これは、苦肉の策で様々な工夫をしているからこそで、結果としてオリジナリティ溢れる洒落た作品になるのではないかと思われます。
「過去・現在・未来 縮図」 過去・現在・未来 縮図
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:滋賀県大津市瀬田・唐橋

ボートレースには8人、4人、艇の大・小と競技種目が多岐にわたっている。古く1716年ロンドンではじめて開催されたのである。なかでもオックスフォード大学とケンブリッジ大学の伝統ある対抗試合は世界的に有名である。近畿でも在京の大学の漕艇部、社会人・企業の漕艇クラブは瀬田川畔に艇庫を所有し、近江大橋から南郷洗堰までを練習場として毎日励んでいるのである。瀬田・唐橋の橋上からの練習風景の1カットを、その航跡・オール、水面などのイメージから「過去・現在・未来」の縮図として、一瞥している様に思えた次第である。
「海の見える花園」 海の見える花園花 海の見える花園花 海の見える花園花 海の見える花園花 海の見える花園花
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成25年10月13日
場所:兵庫県立あわじ花さじき

あわじ花さじきは明石海峡大橋の開通にあわせて平成10年4月に淡路島北部丘陵地に花を主体とした公園が作られた。
四季折々に甲子園球場の4倍という広大な花風景が広がり、海も見下ろされて心地よいこと最高である。しかも駐車料金は無料、入場料も無料と来ている。ただ難点は京阪神方面からでは明石海峡大橋の通行料が高いのが残念である。
「行雲流水」 行雲流水
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:滋賀県大津市大津湖岸なぎさ公園

行く雲、流れる水。「行く雲」も「流れる水」も無念無心の境地を示す禅語です。
禅は修業を重視しますが、その目標は無念無心の境地です。
無心は「空っぽの心」を意味します。自分が空っぽになれば、何にでも自由に対応できます。無心の境地による自由な日暮らしこそ、禅の教える「悟りの生活」です。
大津湖岸なぎさ公園より、近江富士が観える湖東方面の素晴しい秋空に浮かぶ生き生きした白雲を眺め、ふと、上述の「言葉」を思い出した次第であります。
「口・口・口」 口・口・口 口・口・口
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良市春日野町160・春日大社・神苑

「暑さ寒さも彼岸まで」の諺の通り、記録的に暑かった今年の夏の暑さも彼岸を過ぎると爽やかな日に変化しました。その季節の午後、奈良・春日大社神苑の万葉植物園を散策中、能・和樂器が演じられる浮舞台のある池の縁に佇み、修学旅行生らが鯉に餌を与え興じる光景をスナップしながら種々脳裏に去来することを考えさせられる一刻でした。その日の黄昏せまる大和路の秋風は、何かしら背筋に寒さを感じさせるものがありました。
「彼岸花(曼珠沙華)」 彼岸花(曼珠沙華) 彼岸花(曼珠沙華)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:大阪府富田林市山手町入口・市立第三中学校界隈

彼岸花は曼珠沙華とも呼ばれ、その曼珠沙華は梵語で「赤い花」を意味する言葉で、釈迦が悟りを開いたとき、天から降ってきた花であると言われております。多少のズレがあっても、「彼岸の入り」に花が咲き始め、「秋分の日」あたりになると、まるで約束でもしていたかのように満開に咲き誇る姿に、自然の力の偉大さと霊感を感じさせる花であります。
また、曼珠沙華の「レッド」は多くの西欧人がこよなく愛する「マチス・レッド」に匹敵できるものであると確信し、その持つ色合いに魅せられるのであります。
「大聖寺の萩」 大聖寺の萩 大聖寺の萩 大聖寺の萩
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成25年9月23日
場所:京都市上京区、大聖寺

萩の花は万葉集にもよく出てくる花で、恋人に捧げる花とも言われた。
そのため奈良、京都の神社仏閣にはよく植えられている。
京都の大聖寺は皇室関係の尼門跡寺で非公開であるが、山門を入った前庭には自由に入ることができ、よく手入れをされた萩が植えられ、今を盛りと咲いていた。
「白髭神社」 白髭神社
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:滋賀県高島市・白髭神社

近江最古の神社で、比良山系を西に背負い、国道をはさんだ眼前に琵琶湖が広がる。
白髭神社は湖岸から58メートルの湖面に浮かぶ赤い鳥居で知られる。室町時代の近江名所の屏風絵に赤い鳥居があったが、その後なくなったようで記録には見られない。それを昭和12年に大阪道修町の薬問屋小西久兵衛が復興した。いまの鳥居はさらに昭和56年に建て直されたものである。
夕陽が比良山系の山端に沈んだ直後から、空に一番星が現われるまでのわずかな時間、地上から影が消え、風が止み、淡い光の粒子につつまれたすべての風景が、いつしか最も美しい姿に生まれ変わる。この鳥居のシルエットも一段と美しく思われたが、それを確認するだけの写真ではつまらなく、不可視の何かに近づきたい。畏敬の心地で自然を何時までも見ていたい思いで一杯であった。
「奈良の休日」 奈良の休日 奈良の休日 奈良の休日
撮影:貴志 豊(泉佐野泉南医師会)
奈良東大寺を訪れました。台風一過の空高い一日でした。鹿の優しさと、広目天の恐ろしさ。うまく表せましたでしょうか。
「淀川の大亀 ほか」 淀川の大亀 晩夏 赤い風船 銀杏散る 古城にて
撮影:宮浦 徹(吹田市医師会)
撮影機材:キャノンEOS5DMarkII、MarkIII
場所:奈良市白膏寺町・白膏寺

写真は長くやっていますが、私のメインテーマ「おんな」を追いかけて撮っています。
キャノンクラブ大阪第2に入っており、時折景色や心象的な作品も撮ります。
本ギヤラリーの主旨に合いそうな写真を選んでみました。
これからも時々投稿させていただきます。

「淀川の大亀」
  淀川河川敷で見つけた大きな石造りの亀を、夕暮れの街をバックに3年前に撮ったものです。これはEOSkissだったと思います。
「晩夏」
  7年前、群馬県の廃線跡のトンネルの前で撮ったもので、野生のシカに遭遇したり、ヒルに悩まされたりしながらの撮影でした。
「赤い風船」
  日没後、淀川べりで撮りました。
「銀杏散る」
  奈良東大寺の裏で撮りました。
「古城にて」
  舞妓さん撮影会(大阪城)でのもの。
「萩はこぼれて」 萩はこぼれて
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良市白膏寺町・白膏寺

ひんやりとした風の中に、萩の花が小紋のように咲き、波のように揺れるかと思うと花がサラサラとこぼれる。散るのではなく、こぼれるというのを実感して、若い時はそれを感傷だと思った。しかし今、こぼれるのは人生の秋の痛みに通じるように思うようになった。
「錦織寺」 錦織寺
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:滋賀県野洲市木部・錦織寺

親鸞上人には流罪が赦免され、1235年4月下旬、現在の野洲市木部にある錦織寺についた。木部から京へは、およそ1日の距離であるが、何故か3年間の滞在に及んだ。その理由について、「教行信証」後半の「真佛土巻」「化身土巻」の草稿完成の滞在とも推察されている。そして、宗教家・思想家の親鸞は木部近くの琵琶湖岸から比叡の山並みを望み、あるいは阿弥陀堂から大空を眺めながら、自らの若き日々、遠く長かった思索と実行の旅を回想しつつ、生まれ故郷「京」での今後の、自己の在り方や完結への道を暫し考えたのではないかと推測した次第である。
「白髭浜」 白髭浜
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:滋賀県高島市・白髭神社・白髭浜

まるで鏡面のような琵琶湖に積乱雲が湧き、波の音もなく白髭神社の赤い鳥居だけが蜃気楼のように浮かんでいる、心の落ち着く光景である。日本最大の湖、琵琶湖は海といってもいいほど広く、特にこの湖西の白髭神社界隈の水はとてもきれいである。
「水景」 水景 水景 水景
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:滋賀県大津市・瀬田川

静かな水面に風が吹く。目に見えぬ風の姿が水を揺らし、足跡を残していく。やがてその足跡も消え、また静かな水面に戻っていく。ほん数秒の出来事。目を閉じ、耳を澄まし、その余韻の中にとけ込んでみる。ほんの数秒の出来事。私はいったいどんな足跡を残していけるのだろうか。人の心にそっと風を吹かせてみたい。
「二月堂裏参道」 二月堂裏参道 二月堂裏参道
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良市東大寺・二月堂裏参道

石畳の道がわずかに曲がりながら、二月堂へと続く。寄り添うように、歴史を刻む石垣や風雨にさらされた築地塀が石畳とほどよく調和し、古都の情緒を味わい深いものとしている。東大寺の若き僧侶が二月堂の朝夕の勤行に下駄の音も高らかに足繁く往来している様……そして敷石をひと足ひと足踏みながら、日常的な自分の心の塵埃をはらうように歩みながら、調和のとれた景観に、暫し心が癒される思いであった。
これは東大寺・大佛殿の裏参道、大湯屋や塔頭がひっそりと建ち並び、大寺の裏通りらしい静けさを留めている。
「この参道のものさびた光景こそ、いかにも古都らしい情感が漂う佇まいである」
「藤原京の蓮花」 藤原京の蓮花 藤原京の蓮花 藤原京の蓮花 藤原京の蓮花 藤原京の蓮花
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影機材:ニコンD300 レンズ:AF-Sニッコール18-200mm
日時:平成25年8月4日
場所:奈良県橿原市

持統天皇時代に飛鳥浄御原宮から遷都された藤原京は日本最初の大きな唐風都市であった。この都市は万葉集にも良く出てくる畝傍山、香具山、耳成山の大和三山に囲まれている。
平城京に移るまでの16年間は首都として栄えたが、平城京に移って間もなく消失してしまった。それが近年発掘調査されて、史跡公園として整備されている。
平城京のように大極殿等の建物は無いが、季節ごとの花が植えられ、市民の憩いの場となっている。
写真3枚目は耳成山、4枚目は畝傍山、5枚目は香久山です。
「紫陽花と装飾」 紫陽花と装飾 紫陽花と装飾 紫陽花と装飾
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:大阪府吹田市万博記念公園

日本の装飾芸術を代表する琳派芸術もまた、人工的に作りだした幾何学的な文様などはなく、みな自然の姿をデザイン化するところから始まっている。すなわち琳派の特徴は、形態の簡素化、変形、パターン化といった造形面の特徴が際立っているが、その造形の基にあるものはすべて自然の持つ形態である。自然が持っているリズムやパターンを鋭い感性で見抜き、造形化するのである。
またリズムやパターンという言葉がキーワードとなることで分かるように、心理的な心地よさを誘うという意味では、装飾芸術はきわめて音楽的だということができる。
「土塀」 土塀 土塀
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良市・東大寺二月堂裏参道

土壁をつくるときは、基礎として竹などが組まれ、そこに粘土質の土と藁と水をよく練り混ぜたものを塗り重ねていきます。藁を混ぜるのは、発酵すると粘りが出て強度が増すからです。新しい土だけ使うのではなく、古い土壁の土を混ぜて、風合いを出したり、割れにくくしたりするなど、土壁づくりには、古くから左官によって伝承されてきた智恵と技術が詰っています。土塀となると都市部ではほとんど見ることができなくなってしまいました。奈良や京都の古い土塀が続く、淡い土の色調に包まれた町並みは、世界のどこにもない美しさといえるでしょう。雨風にさらされて内部に隠れていた下地の瓦や割竹が浮き出てきたり、修復によって新しい部分と古い部分が混在したり、時間とともに変わっていく豊かな表情は、コンクリートの壁には決して出せないものです。土壁や土塀は、敷地や空間を囲って守るという、いわば強さを象徴するものでありながら、朽ちてく弱さがある。日本人はその無常感にも美しさを見るのかもしれません。
練塀(練った泥土と瓦を交互に摘み重ねて、上に瓦を葺く)が続く、奈良東大寺二月堂の裏参道であります。
「緑の万華鏡」 緑の万華鏡
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:鳥取県米子市大山町赤松・赤松池

大山隠岐国立公園の山麓にある赤松池の魅力的な光景は、私の眼を愉しませてくれました。この日は雨上がりで湿度がやや高く、どんよりした風のない静かな朝でした。池畔の樹々は雨上がりのおかげで瑞々しく、波のない水面に眩しい若緑色をきれいに映していました。実像と虚像をシンメトリーとし、中心の樹の周りを円で囲むような画面構成を考えてみました。
繊細な日本人の感性は、新緑の色をも綿密に見分け、多くの伝統色を生み出しています。なかでも若竹色と青竹色、若苗色と苗色は、成長による微妙な色の違いを表現した日本人ならではの観察眼と美意識が感じられます。ほかにも、若草色、萌黄色、木賊(とくさ)色、松葉色、鶸(ひわ)色、常盤色、山葵色、抹茶色など、ほんのわずかな色の違いにも敏感に反応する日本人の感性は、他には類をみない鋭さだと思われます。
「Green Scape」 Green Scape Green Scape Green Scape
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:鳥取県米子市大山町・大山隠岐国立公園

初夏の陽光に煌く新葉の瑞々しさ、その若葉が日を追って成長し、青葉を茂らせ、いっそう輝きを増すのです。特に清々しいブナ樹林を見ていると、ブナの若葉は萌える。森は無垢な美しさに彩られ、特徴的な滑らかな樹皮のブナの美しい森に魅了され、身体の芯まで染まりそうで、心が勇気付けられるのであります。
そのように若葉の色、空気の温度、風景の匂いなど周りのものがすべてが心地よく響き、心や身体に染み込んでくるのです。繊細な日本人の感性は、新緑の色をも綿密に見分け、多くの伝統色を生み出しています。なかでも若竹色と青竹色、若苗色と苗色は、成長による微妙な色の違いを表現した日本人ならではの観察眼と美意識が感じられます。ほかにも、若草色、萌黄色、木賊(とくさ)色、松葉色、鶸(ひわ)色、常盤色、山葵色、抹茶色など、ほんのわずかな色の違いにも敏感に反応する日本人の感性は、他には類をみない鋭さだと思われます。
  不二ひとつうづみのこしてわかばかな  蕪村。
「雲海」 雲海
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:鳥取県日野郡日南町

空の上にあるはずの雲が、眼下に、しかも海のごとくに広がるその光景は実に非日常的であり、天上の世界に迷い込んだかのような気分にさえなります。それを単なる気象現象として捉えるのではなく、日本人の心の原風景と重ねて見ているように思えたのであります。
「緑風駆け抜ける大滝」 緑風駆け抜ける大滝 緑風駆け抜ける大滝 緑風駆け抜ける大滝
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:箕面市・箕面国定公園

箕面大滝は、猪名川の支流である箕面川にかかる滝で、高さ33メートルの岩壁から轟音とともに一気に流れ落ちる様は、まさに荘厳な水の芸術であり、更に加えて渓谷は新緑の楓で満たされ、身も心も洗われる思いがしました。
生命にとって本質的な物質である水と、また大切な力である重力が掛け合わされて生まれる滝は、すべての生命にとって最も根源的な風景であると思われます。
だから、人種や国籍をこえて、人類がひきつけられるのであります。そして滝と言うのは、その中に生と死、希望と絶望、光と闇、静と動、明と暗があり、重力によって勢いよく下に落ち、重力に逆らってしぶきが跳ね上がる。そのように滝は、世界のあらゆる事象を両義的に表していると思えるのであります。そいう風に相対するものを画面の中に盛り込んでいくというのも、日本文化に見られる特徴であると思われるのであります。
「砂漠のオアシス」 砂漠のオアシス 砂漠のオアシス
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックス
場所:大阪市北区北梅田・グランフロント大阪

セメントと鉄の砂漠の中に心を和ませるオアシスを思わせる池と、小さい滝の流れている場所があった。黄昏時に、光によって生れた影、水面に映る太陽がまるく白い生き物ののように、樹枝の影が水面に揺らめき、画面全体が自分の鼓動のリズムと同調するかのようにゆるやかに奏でる自然の造形に感動し、夕暮れの雰囲気を醸し、「揺れる美」を素直に切り撮った次第である。更に、眼を南に転じるとイスラム教の寺院を偲ばせる建物が蜃気楼のように浮かんでくるのである。近代都市の空間に何と皮肉なことに中東・アラブの世界が幻視・幻想されるとは……。
「プロムナード――夢か現世か幻か」 プロムナード――夢か現世か幻か プロムナード――夢か現世か幻か
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:大阪市北区梅田・JR西日本・大阪駅西口界隈

風薫る清々しい5月の或る日、新装なったJR大阪駅界隈を散策している際、ふと興味深いものが眼に留まり、何か夢を見ているような心地で撮影していた次第である。
事実その時、大阪は33度の真夏日で熱中症?の脱水症状??で、”夢か現世か幻か”を観ていたのか??
ご笑覧あれかし!!
「色(欲)則是空」 色(欲)則是空 色(欲)則是空
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市中京区六角通東洞院・紫雲山頂法寺・六角堂

京の人々から「六角さん」の名称で親しまれている六角堂。本堂の建築形態は特に印象深い。六角形の屋根と入母屋造りが複雑に組み合わさり魅力的なフォルムを生み出している。「六角」は「六根」、つまり、人間の欲望や煩悩を象徴していて、その清 浄を願うという祈りが込められている。有象無象の欲望が渦巻く都の要となる空間にふさわしいデザインである。見渡すと、六角堂の周囲を近代的なビルが取り囲んでいる。本堂は都心景観の新しい可能性を示しているように思われた。
山門を入った右側に「へそ石」と呼ばれる奇妙な形の石が保全されていて、かつてここが京都の中心地であったことが偲ばれる。(京の都のおへそは、欲望を浄化する六角形)
「バラ」 バラ バラ バラ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:大阪市北区中ノ島公園

正五角形の一辺と対角線、対角線によって区切られる二つの線分について、それぞれが1対1.618となり、この割合がもっとも美しいとされる黄金分割と言われている。これと関係するのが五芒星である。軍隊のマーク、国旗などにみられ、セーマンともよばれてお守りのしるしにもなっている。この幾何学模様は何からヒントを得たのだろうか。バラの花が浮かんでくる。バラの造化の妙を抽象化した美学が、ギリシャ以来の黄金比となったのではないか。しかし造化の妙ともいうべき花から五角形という図形を導き出した抽象能力は明らかにギリシャ的知の所産であって、その知性に頭の下がる思いがする。そして花のなかに星を幻想した想像力にも胸を衝かれる。そして、当初美しいと思った星形が後々力の象徴となった経緯……美が力だという思想がまた不可思議で謎めいているように思われるのである。
「初夏」 初夏 初夏 初夏 初夏 初夏
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成25年6月2日
場所:堺市白鷺公園

5月に堺市浄水場のツツジ園を紹介しましたが、今回は堺市の白鷺公園の花ショウブ園を紹介したいと思います。
これは堺市花として花ショウブが市民投票で選ばれてのを機に白鷺公園但馬池周辺に植栽されました。6月になると150種1万株の花ショウブが咲き誇り、市民の憩いの場となっております。
「大田神社の杜若」 大田神社の杜若 大田神社の杜若 大田神社の杜若
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区上賀茂本山・大田神社

大田神社は上賀茂神社の摂社で、祭神は「天細女命」と「猿田彦命」を祀っている。 藤原俊成卿は1190年、「神山の大田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ」と詠われ、平安時代からこの付近の沢地に杜若(かきつばた)が咲き乱れて、名勝となっていた。現在でも5月中旬頃、京都では「葵祭り」に濃紫、鮮紫の「杜若」が美しく咲き、「お祭り」に彩をもたらすと言われている。この杜若の群落は国の天然記念物に指定されている。
杜若といえば、尾形光琳「燕子花図屏風」は、琳派の原点となった光琳珠玉の傑作である。金箔の無地の背景に燕子花の群れのみをリズミカルに配したレイアウトは近代デザインの基本原理となっており、光琳は名実ともに江戸のグラフィックデザイナーといえるだろう。
これは、伊勢物語の九段に三河国の八橋で杜若を眺め、

から衣
きつつ慣れにし
つましなれば
はるばる来ぬる
たびしをぞ思ふ

上の語呂「かきつはた」をからめて望郷の歌を詠じ一同涙した。……を光琳が感動し、絵にしたとされている。
「緑兆」 緑兆 緑兆 緑兆
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区上賀茂本山・上賀茂神社

「卯月ばかりの若楓、すべて万の花、紅葉にもまさりてめでたきものなり」と兼好法師が「徒然草」で語っているように、カエデの若葉、青葉の萌えたつ色彩ほど美しいものはない。
カエデは古来、日本で最も親しまれている樹木で、特にイロハモミジの小葉の繊細さと優美な枝ぶりは、京都の歴史深い名刹や古社の風雅な佇まいによく似合うように思われる。
初夏の陽光に煌く新葉の瑞々しさ、その若葉が日を追って成長し、青葉を茂らせ、いっそう輝きを増す清々しい青モミジを見ていると、身体の芯まで染まりそうで、心が勇気付けられるのである。
「京都の竹林」 京都の竹林 京都の竹林 京都の竹林
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都府向日市物集女町・竹の径

東は比叡山、西は愛宕山を頂点に山で囲まれた京都。その中でも西山丘陵は嵯峨野から大山崎まで12キロにわたる竹薮の丘陵で、竹は京都周辺の景観には欠かせないものとなっている。竹は「古事記」にも登場し、日本の最古の小説も竹を題材にした「竹取物語」がある。竹から人が生まれるという発想は中国の仏教思想の影響を受けたものである。このように古くから人々に愛され続けている竹、そして竹林がみせる様々な表情を捉えてみた。
「白鬚神社」 白鬚神社 白鬚神社 白鬚神社
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:滋賀県高島市鵜川・白鬚神社

琵琶湖に浮かぶような鳥居の姿と謡曲「白鬚」で知られる白鬚神社。その歴史は豊臣秀頼、淀君の建立、近江国最古とされるほど古く、奥深い聖域を持っている。琵琶湖の気象は変わりやすい。異界へのゲートを思わせる鳥居を眺めていると、急に湖面に霞がたちこめたり、光と風の変化で漣が種々形状やら方向を変えることで、神々がヒタヒタと向かってくるような神秘的な気分に襲われる晩春の一日であった。

春のうみ ひねもす のたりのたりかな  蕪村
「ボタン」 ボタン ボタン ボタン
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県葛城市当麻1253・当麻寺

ボタン(牡丹)は細い木に大輪の華麗にして豪華、妖艶な花を咲かせる。観賞用の花として、「花王」という王様の異名をとっている。花の色も多彩で、紫赤系が原種だが、淡赤、真赤、白色、紫色、暗紅色、黄色、などがある。花期は4-5月。「牡丹」の名の由来は、春になって芽が雄々しく出る。その盛んな様から牡を当て、花の赤色は丹色であることから、両者をとり「牡丹」としたらしい。
花言葉は「恥じらい」「富貴」。
美女を称して、「立てば芍薬、座れば牡丹」というが、牡丹こそ花の女王であり、美女の代名詞である。

牡丹散て打かさりぬ二三片   蕪村
白牡丹といふといへども紅ほのか   高浜虚子
「堺市浅香山浄水場のツツジ」 堺市浅香山浄水場のツツジ 堺市浅香山浄水場のツツジ 堺市浅香山浄水場のツツジ 堺市浅香山浄水場のツツジ 堺市浅香山浄水場のツツジ
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成25年4月29日
場所:堺市浅香山浄水場

浅香山浄水場には70年を越すツツジが600mにもわたって植えられている。
老木であるがよく管理をされていて、花付きもよく見上げなくてはならないほど大きくなっており、それはそれは壮観である。大阪の緑百選にも選ばれている。
「スギゴケとシノブゴケのせめぎ合い」 スギゴケとシノブゴケのせめぎ合い スギゴケとシノブゴケのせめぎ合い スギゴケとシノブゴケのせめぎ合い
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町・祇王寺

嵯峨・祇王寺の苔庭。竹林にひっそり佇むこじんまりとした庭ながら、苔の魅力が炸裂しています。メインは、スギゴケとシノブゴケの仲間達。日本庭園の定番であるオオスギゴケは、コロニーのぎっしり具合が美しさのカギ。株がお互いを支え合って上向きに生えるおかげで、こんもりと成長するのです。そしてその山すそへ、地を這うように生え、ふわふわのマットを作るシノブゴケが忍び寄る…。そんなコケ同士のせめぎ合いは、まるで山と草原の風景を眺めているようであり、ミニチュアであり、パノラマ…。もはや小宇宙すら感じられます。
「石峰寺・石仏」 石峰寺・石仏 石峰寺・石仏 石峰寺・石仏 石峰寺・石仏 石峰寺・石仏
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市伏見区深草石峰寺山町・石峰寺

裏山の竹林に釈迦如来像を中心に、十大弟子・五百羅漢像が配置されている。石仏は釈迦の生涯のいくつかのエピソードを形成している。「釈迦誕生」「来迎諸菩薩」「出山の釈迦」「十八羅漢」「説法の場」「托鉢修行」「諸羅漢座禅窟」「涅槃場」「賽の河原」となっている。
石仏はシンプルなデザインで、どことなくユーモラスな感じさえ漂わせている。素朴な味わいがあるが、それぞれ表情とポーズが異なっている。これらは伊藤若冲が洒落た筆法にて下絵を描き、石工に彫らせたもので、釈迦誕生より涅槃に至るものを中心とし諸菩薩、羅漢を一山に安置したものである。長年の風雨を得て丸み、苔寂びその風化に伴う表情や姿態に一段と趣きを深めている。
「さくら・サクラ・桜(その2)」 さくら・サクラ・桜(その2) さくら・サクラ・桜(その2)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区平野宮本町・平野神社

京都・洛中洛外、奈良大和路、吉野山にあって、大和心とは関係なく、植物としての桜を見て感ずるのは、ただひたすらに美しいと言うことである。しかし、私が言う桜の美しさとは、散り際の潔さにあるのではなく、花一輪では概して美しくなく、小さな花が寄り集まって咲き競うその佇まいが美しいのであり、つまり「集合の美」である。
桜が、一輪はもちろん、一枝でもあまり美しくないということは、この花の際立った特色であろう。梅などでは、そうではないからである。観梅は梅林で行われるとしても、歌にも詠まれるように一輪の可憐さが愛でられるようであり、さらに梅の枝の独特の味のある形に支えられている。桜にはそういうことがない。いけばなで桜がめったにないと言うことも、そのような桜の花の特色によるのかもしれない。いずれにせよ、桜は、人の手によって活力を得ながら、あくまでも「自然」の側にあろうとし、また複数の集合のうちに生きようとする花なのである。
だから桜はカメラにとっては一番撮りにくい被写体ではあるけれど、写真が一番取り組まねばならない被写体である。確かに、桜は絵にしてみても、なんともサマにならない対象なのである。だから、桜の美を引き出すとしたら、写真しかないのである。
桜は自然と人工の溶け合ったもので、写真というメディアもまた両者を融合させるものだから、難しいけれどこれほどピッタリの対象はないのである。桜という自然と人工の境界線上に咲く植物に相対していると、写真というメディアの本質を改めて確認でき、桜という花の美しさ、妖しさ、生々しさ、儚さ、悲しさ、恐ろしさと、これほど多様に深く捉えることが出来る花であることを痛感した次第である。
眼に見える桜と眼に見えない桜がせめぎあう春の夢・・・
「花暖簾」 花暖簾 花暖簾 花暖簾
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成25年3月31日
場所:醍醐寺(京都市)

堺市医師会の写真同好会「フォト・ゾンネ」では秀吉が花見をしたという醍醐寺で撮影会をしました。少し早いかなと思いましたが今年の桜の開花が早く、満開に近かったです。
少し小雨のぱらつく日和でしたが、撮影には支障がなく楽しく写真が取れました。
勿論晴天であればこの上ないのですが、それでもカメラを空に向けないようにして撮影をすればそれなりの写真は撮れます。シダレザクラの優雅さを感じて頂ければ幸いです。
「さくら・サクラ・桜(その1)」 さくら・サクラ・桜(その1) さくら・サクラ・桜(その1) さくら・サクラ・桜(その1)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市上京区・京都御苑・旧近衛邸跡

桜を静物画のように捉えてみました、そういう訳で空を写しません。空が入ると風景画に戻ってしまうからです。
瞬間的に桜を捉えること、その被写体の情報をなるべく持たない。知識に影響されないことも重要です。術者(自分)は被写体(桜)とカメラの間に無言でシャッターを押すためにのみ存在するように努めることにしました。このように、なるべく感情を入れずありていに対象(桜)を提示すことで自分の知らない、未知のエリアに進み、新しい発見をすることができると思われます。写真はそういう可能性をもつメディアだと考えられます。
写真の抽象性とは、アブストラクト絵画特有の表象的な形体、フォルムを模倣するという、そういった表面上の捨象の類似をさすのではないことは確かです。
だから、なるべく無感情に、ありていに対象(桜)を提示することにより、逆に対象(桜)から遠くはなれ、多くの含みや解釈の多様性を、想像の中で喚起させられることこそ抽象的な写真ではないかと考えています。

ゆさゆさと大枝揺るる桜かな    村上鬼城
咲き満ちてこぼるる花もなかりけり  高浜虚子
「椿を名残り慈しむ」 椿を名残り慈しむ 椿を名残り慈しむ 椿を名残り慈しむ 椿を名残り慈しむ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市右京区花園扇野町・法金剛院

川の水もぬるみはじめる3月下旬ともなれば、鴨川沿いの柳達のしなやかな枝々にたくさんの愛らしい芽が吹きだす様子は、白緑色のうす衣を重ね着したようである。
この時季、春の花の代表とされる桜と椿。桜はその花見を待ちわびる人々で賑わい、一方、椿の名残りを静かに慈しまれる人もいるのである。椿の名所の関西花の寺第13番霊場「法金剛院」を訪ねた。
待賢門院が極楽浄土として造園させた「池泉回遊式浄土庭園」に椿が其処此処に植えられ、蕾からこの世の花と咲き誇るもの、使命を終えて浅黄色のビロードのような新若苔を褥に静かに満足気に横たえている赤い落椿を目にし、その印象(生命の潮流。万物を巻き込むその渦の中で、植物達は動物達よりも潔い。どのような運命も受容することが叡智というものの究極の形だとすれば、植物達は動物達よりもよほど成熟している。漠然と花を見るだけでは何も見えてこない。
「私」を投影することで、自然を「詠む」ことができる。そして、ひたすら正直であること。それが美を生み出す元である。)をそのままカメラに捉えるめるべく、「彼岸の入り」の一日を過ごしたのである。
「メジロ5題」 メジロ5題 メジロ5題 メジロ5題 メジロ5題 メジロ5題
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影機材:ニコンD300 シグマ150mm~500mm

メジロは人が静かにしていると近くまで来るので撮りやすい小鳥である。
名の如く目の周りが白く、緑色が綺麗で、盛んに動き回り可愛い鳥である。
早春には梅の花や椿の花の蜜を吸いに群れでやってくるので、梅林などに行った時は注意して見ていると必ず見つけることが出来ると思います。
「聖気」 聖気 聖気 聖気 聖気
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市伏見区深草・伏見稲荷大社

稲荷神は、日本で稲作が始まって以来の稲の神で、生産を守る神であります。元々女性神と思われていた稲荷神は、平安から中世にかけて、民衆の心をひきつけ、信仰を集めることになったのです。伏見稲荷大社は全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮であります。
拝殿前の天井から垂れ下がっている広く長い紅白の布が突然大きく揺れ動く様は、祭神の吐く大きな息のためか、不可思議な妖艶なため息のためか? そして馥郁たる香り、心地良い肌触りと暖かさ、心なしか妙なる音声すら五感で感じられ、まさに「見えない音、聴こえない絵」と言う気持ちにさせる神秘的な聖なる気配を感じたのであります。
更に参詣・信仰者が奉納した蝋燭。この素朴きわまりない物質は、様々な焔の形と色によって、人間の持つ情熱・愛情・欲望を顕し、微かなその焔の動きに艶やかさを感じさせ、そして、聖性のかなたに飛翔しようとする、その一瞬の静けさを私に与えてくれるのであります。
焔は敬虔な垂直の光として私の心に、もはや一瞬ではなく、永世の安らぎをあたえるかのようであります。さらに、対象を輝かせる役割から解放された蝋燭の光は、私た達に真直ぐに放たれ、その光との対峙は私達の心の奥深い襞を照らし出すように感じられるのであります。
「世界の山」 世界の山1 世界の山2 世界の山3 世界の山4 世界の山5
撮影:能田貞二(堺市医師会)
1  富士山      3776m  新幹線車窓(富士市)
2  ベスビオ山    1281m  ナポリ港(イタリア)
3  エトナ火山    3326m  タオルミーナ(シチリア島・イタリア)
4  クック山      3754m  マウントクック村(ニュージーランド)
5  マッターホルン  4478m  ツェルマット(スイス)
「早春譜」 早春譜 早春譜 早春譜 早春譜
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市右京区嵯峨・祇王寺・嵯峨釈迦堂(清涼寺)

春まだ浅く、時折、粉雪が舞っている嵯峨野を訪ねた。祇王、祇女姉妹の悲しき物語の祇王寺はあまり広くもないが一面、薄萌黄色の苔庭に早春の訪れを感じさせられ、庭には白牡丹がなまめかしく妖しい風情を漂わせて咲いているのが印象的であった。
更に脚を伸ばし、嵯峨釈迦堂(清涼寺)の境内に咲き匂う白・紅梅を観賞し、奥嵯峨の早春を愉しんだ一日であった。
「嵯峨野の冬・朝」 嵯峨野の冬・朝 嵯峨野の冬・朝 嵯峨野の冬・朝 嵯峨野の冬・朝
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市右京区嵯峨・大沢池・落柿舎

清少納言が「枕草子」で「野はさがのさらなり…」と称賛した嵯峨野は、京都近郊では随一の風光明媚な野原である。しかし、近代化の波は、この地にも押し寄せ、いくばくかの変化はあったが、千年の時を経てもなお野に吹く風は変わることもなく、その風景の美しさが維持されているのは驚異的でさえある。
特に冬の朝、うっすらと霜が未だ残っている時、野焼きの煙が重たく棚引き、大沢池面に映す裸樹(陶磁器の焼成する際、素地と釉薬の膨張率の差により窯から出して生ずる複雑な貫入の素晴しい文様に似た映像)・落柿舎(江戸中期の俳人・向井去来の閑居落柿舎を訪れた)・庵主の在宅を表わす蓑笠――等を撮り、心を和ませる冬のひとときを表現した。
  柿主や 梢はちかきあらし山     去来
「南紀旅情」 南紀旅情 南紀旅情 南紀旅情 南紀旅情
撮影:貴志 豊(泉佐野泉南医師会)

南紀和歌山へ旅行しました。 南部には梅の花が、まさに、匂うがごとく今さかりです。
白浜ではパンダが親子で、とてもユーモラスに迎えてくれました。
「落椿」 落椿 落椿
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区北山・京都府立植物園

大体花が散る様はハラハラとかヒラヒラで、そんな様子であっても音はではない。
しかし、椿は違う。重さを感じさせて、地面に音を立てて落ちるという感じである。
そのように椿の花は散るとは言わないのかもしれない…。と考えながら、落下した状景を眺め、命の儚さと世の無常をひしひしと感じさせられ、

 夢は砕けて 夢と知り
 愛は破れて 愛と知り
 時は流れて 時と知り
 人は別れて 人と知り

このような詩をふと思い出したのであります。

竹箒止めさせている落椿   木内怜子
「白椿(侘助)」 白椿(侘助) 白椿(侘助) 白椿(侘助) 白椿(侘助)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区北山・京都府立植物園

一輪の花は百輪の花より華やかさを思わせるのです。開ききった花を生けてはならぬと、利休も教えていますが、今日の日本の茶でも、茶室の床にはただ一輪の花、しかも蕾を生けることが多いのであります。特に冬ですと、「白玉」とか「侘助」とか名付けられた椿、花の小さい椿、その白を選び生けます。色のない白は最も清らかであるとともに、最も多くの色を持っています。そして、その花・蕾には必ず露を含ませることが賞用されています。

 白椿一輪感情線かくす    菅原さだを
「雪と白」 雪と白 雪と白 雪と白
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:鳥取県日野郡・大山国定公園

白は優しい色でしょうか? 私はそうとは思いません。むしろ、厳しい色だと思います。いや色といってしまうのははばかられるほど、強く厳しい存在であります。
例えば、白という色には嘘がありません。白があって初めて他の色が存在できるのであります。白はすべてを支配しているのに、他の色が白の支配下にあることに気付いている人は少ないのであります。
白は個性的な色で、神秘的な色だと思われます。万人を受け入れ、他の個性を引き立て、それでいて決して崩れることのない揺るぎない色なのです。 白ほどオリジナリティの確立した存在があるでしょうか。他の色は色同士比べ合うことができるけれど、白は比べるものがありません。すなわち、「色」を超越した別格の存在、それが白なのです。

大空に伸び傾ける冬木かな   高浜虚子
裸木に裸の艶の充ちにけり   松崎鉄之介
「行雲流水」 行雲流水 行雲流水
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市東山区本町・東福寺派光明院

臨済宗・東福寺派光明院は名園で知られている寺院である。
昼下がりの一時、庭園を鑑賞し、ふと手水鉢の水面に映る天空の雲の流れの移り行く様を眺めながら芭蕉の句を思い出した。
   此秋は何で年よる雲に鳥    芭蕉
芭蕉は瞬間を書いたのだが、五十歳を生きた思いのすべてが投影された鮮明な一句である。それと同時に、無念無心の境地を示す禅語の「行雲流水」が思い浮かび、無念・無心の境地による自由な日暮らしこそ、禅の教える「悟りの生活」であることを踏まえて、その瞬間を生きていくことの大切さを痛感した次第である。
「華麗」 華麗 華麗 華麗 華麗 華麗
撮影:森本和弘(堺市医師会)

淡路夢舞台の中の奇跡の星の植物館では3月10日までラン展が開かれています。
植物館の中はランの香りに満ち溢れ、色彩豊かな豪華な花に満ち溢れています。
種類も多く一見の価値は十分にあります。
「水族園」 水族園 水族園
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:神戸市須磨区若宮町・神戸市立須磨海浜水族園

大寒は一年の内で一番寒いと言われている時季ですが、須磨海浜水族園に行ってきました。
かねて聞いていたのですが、水族園は風は通さず、暖房が効いて冬には最高の撮影環境とのこと、まさにその通りの環境で愉しんで撮影できました。
「ギヤマンクラゲ」
真白き薔薇が水中に開花した様な、白き羽衣を纏った天女が天空で舞をしているような優雅で幻想的な世界に陥ってしまいます。
笠は透き通り直径は約3cm、体高は約25cmになります。関東から北海道に分布し、春から夏に見られます。
「鰯群」
鰯の群泳は想像を絶するもので、生物のもつ本能・自己保存はまさに「見事」と言うしかありません。自然の摂理に従い生活する彼らに比べ、萬物の霊長と嘯く人類が遙かに愚かに思えた次第です。
「その空間」 その空間 その空間
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市伏見区深草・伏見稲荷大社

何時も見慣れている鳥居。ふっと間を覗いてみたくなった。するとそこに私の眼にはワイドの世界・宇宙に広がる空間が広がっていたのである。
「枯蓮」 枯蓮 枯蓮
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市右京区嵯峨・大覚寺・大沢池

厳寒のある日、嵯峨野界隈を散策しながら、大沢池畔に辿りつき、枯蓮の群落を眺めていると、パウル・クレーの絵画が脳裏に浮かび、そして、アンリ・ミショーの詩の一節を思い出させてくれるのです。

一本の線
これは一本の考える線である。もう一本の線は思考を完了する。
賭けの線たち。決定の線。
一本の線が立ち上がる。一本の線が見ようとしている。曲がりくねった一本のメロディーの線は、二十本の群落層の線を横切る。

  アンリ・ミショー全集 線の冒険 小海永二訳

「芸術とは眼にみえるものを再現するのではなく、眼にみえるようにすることだ」パウル・クレーの言葉が甦ってくる。
「シジュウカラの採餌」 シジュウカラの採餌 シジュウカラの採餌 シジュウカラの採餌
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影機材:ニコンD300 シグマ150-500mmAPO
日時:平成25年1月13日
場所:大泉緑地(堺市)

シジュウカラは春から秋にかけては樹上で虫を取って生活していますが、冬になると落ち葉の下に隠れている虫を取りに地上に降りてきます。
降りてきそうな落ち葉の積もった場所で待って撮影しました。
「フェスティバルホールとその界隈」 フェスティバルホールとその界隈 フェスティバルホールとその界隈 フェスティバルホールとその界隈
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:サイバーショット14.1
場所:大阪市北区中之島

芸術殿堂とビジネスセンターの朝日新聞社のフェスティバルホールが新築オープンした。
そのエントランスと、その南を流れる土佐堀川に架かる「錦橋」(これは元来「西横堀川」の水量・水流調節の働きをする水門を備えもつ橋であった)の小窓から上流の淀屋橋を望む光景を、コンパクト・カメラでそれぞれ撮影した。
「干支巳絵馬・神座」 干支巳絵馬・神座 干支巳絵馬・神座 干支巳絵馬・神座
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市左京区下鴨神社
「釣灯篭が下がる東回廊(春日大社)」 釣灯篭が下がる東回廊(春日大社)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県奈良市春日野町・春日大社

謹賀新年
春日大社は、奈良公園の中、御蓋山の山麓に鎮座する。創建以来、藤原氏の興隆とともに隆盛を誇ってきたのである。
本殿を取り巻く、朱の柱と白壁の絶妙なコントラストの回廊は春日大社のシンボル的景観である。2月と8月の万灯篭の際には、境内の3千基の全灯篭に灯がが灯され、幽玄の世界に誘われるのである。
「谷川の晩秋」 谷川の晩秋 谷川の晩秋 谷川の晩秋 谷川の晩秋
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市北区上賀茂神社

晩秋の谷川はたいへん華やかである。しかしこれも自然が生み出した偶然の光景であると、自然界に対する畏怖の念を感じざるを得ない。光と影をコントラストとして利用し、そこに水面の泡の白さが映え、川面の色が見られ、その2色が連続的に続くので飽きることがない。そして朱、黄、と鮮やかな紅葉の散り葉、岩は暗色で絵画的で誠に目に心地よい。純粋な日本の色彩、モダンアート的に再創造した日本美を考えて撮影した次第である。
「野鳥のどや顔2題」 野鳥のどや顔2題 野鳥のどや顔2題
撮影:森本和弘(堺市医師会)

野鳥にも色々な表情が伺われます。まず巣剤の小枝をゲットしてアオサギのどや顔、服部緑地での撮影です。
次は小魚をゲッットした水辺の宝石といわれるカワセミのどや顔、大泉緑地での撮影です。
「散り紅葉とバブル」 散り紅葉とバブル 散り紅葉とバブル
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都府相楽郡精華町・ケイハンナ記念公園

秋の紅葉もバブルもともに、人生の儚さを象徴しているように感じられました。
「鴛鴦」 鴛鴦 鴛鴦
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:鳥取県日野郡日野町根雨・日野川

鴛鴦のいずれ思ひ羽思われ羽    鷹羽狩行

鴛鴦浮くや雌ややに雄に隠れがち  原石鼎

鴛鴦は雄雌異色で、雄の冬羽は飾り羽(思い羽、銀杏羽)を持ち、緑、藍、紫、橙色とカラフルで美しさ抜群!! 一方、妻の雌は地味な暗褐色、鳥類は雄のほうがお洒落で、雌の気を引くってわけ。雌は外見に弱い??
「コンスエグラ(スペイン)の風車」 コンスエグラ(スペイン)の風車
撮影:後藤武(堺市医師会)
日時:平成24年7月1日
「ドブロブニク(クロアチア)のネコ」 ドブロブニク(クロアチア)のネコ
撮影:後藤武(堺市医師会)
日時:平成23年11月11日
「落書き」 落書き 落書き 落書き
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:クール・ピックスS3100
場所:大阪市北区中崎西3・4丁目界隈

落書きというといたずらで描くようだが、壁がアンダーグランド世界のキャンパスのような役割を果たし、ストリートこそが表現の場だという共通感覚が若い世代にいきわたっているようだ。どんな立場も持たずに手探りで生きている若者の危うさ、アトリエなんかなくてもストリートで描けばいいんだというグラフィティー・ライターの主張・・・
街を歩けば、知らない間に視線はおもしろい壁を求めて彷徨って、これはというものが見つかるとシャッターを切る。きれいな光が当たっていれば、それだけで写真になるグラフィティーもある。その前に佇めば、立ち去った描き手の影が浮かび上がり、その向うに高架下の黒い通路が口を開いているのだ。
「光流」 光流
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D

光が「音や電波のような振動」というよりは、むしろ「粒子」であることを理論的に予言したのはアインシュタインである。光が粒子であるならば、重力によって曲げられるはずだ。ならば皆既日食の際、太陽が完全に月に覆われた瞬間、見えないはずの星が見えることになる。1919年の完全皆既日食においてアインシュタインの予言が見事に立証された。しかし、アインシュタインに先立つ300年近く前、すでに光が粒子であることを、確かに認識していた人間がいた。それがヨハネス・フェルメールである。彼は光の粒子性に気づき、光のつぶだちを正確にキャンパスの上に捉えたのである。
「街角風景」 街角風景
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:大阪市北区中津三丁目

大阪の「ウメキタ」地区は今や高層ビル建設のラッシュです。その指呼の隔たりの場所に、往年「機械化・近代化」を風刺・揶揄した昔懐かしい名喜劇俳優チャップリンが私鉄高架下の壁面に大きく描かれ、成熟した高度資本主義経済・社会化・技術革新によるメディア環境を背景に、都市モダニズム文化を開花させています。その林立する高層ビル群を眺めながら、何を考え、何を語ろうとしているのだろうかと考えつつ、この洒落た風景を撮影していました。
「錦秋」 錦秋 錦秋 錦秋 錦秋 錦秋
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影機材:ニコンD300 AF-Sニッコール18-200mm
日時:平成24年11月4日
場所:神戸市立六甲森林植物園

少し時期的に早かったようで、イロハモミジは未だ色付いておりませんでしたが、長谷池周辺のモミジやシアトルの森のモミジバフウは結構紅葉しておりました。
特に長谷池周辺は松が多く、松の緑が紅葉を引き立てておりました。
池の周りの散策路を歩いていると、次々と紅葉の様子が変わり心が高揚するのが感じられます。
「洒落たコーヒ店」 洒落たコーヒ店 洒落たコーヒ店
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:神戸市中央区下山手通3-6-7・鯉川通

この店のコーヒは厳選された豆を焙煎し、その直後にバターをしみこませた世界で唯一のオリジナルコーヒで、味がまろやかでコクがあり、香りもやわらかく、身体にやさしいコーヒを高級洋食器製造会社・大倉陶園(横浜市)の高価な純白色のカップに金色のスプーンを添えて提供しております。この店頭にある洒落た看板人形が眼にとまり撮影した次第であります。
「プラハ」 プラハ
撮影:貴志 豊(泉佐野泉南医師会)

プラハに旅行しました。
「秋桜花(コスモス)」 秋桜花(コスモス) 秋桜花(コスモス) 秋桜花(コスモス) 秋桜花(コスモス)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:吹田市・万博公園「花の丘」

今年は例年と異なり残暑がことのほか長く厳しかった。彼岸が過ぎてやっと秋らしくなり、10月の中旬になってコスモスも満開と言う有様でした。10月13日から万博公園の花の丘で「コスモス・フェスタ」が開催され、絶好の秋晴れの一日、愉しく撮影の一時を過ごしました。
「明石海峡大橋」 明石海峡大橋 明石海峡大橋
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:神戸市垂水区舞子公園

橋は人々に利便を与えてくれるだけでなく、風景の中にランドマークとして、古くから人々に親しまれてきた。橋の作り方も、機能性・安全性・経済性を重視したものが多く、中でも、現代の我が国の科学技術、土木工学の粋を結集し、多額の資金を投入して完成したのが明石海峡大橋なのである。しかし、科学技術や環境問題が示す我々の暮らしの矛盾に、つながってゆくものがあるように、20世紀の「もの」的な表現が、次第に相対化されつつあるように感じられる。特に秋の太陽が西海に没し、舞子公園も夜の帳が降りる時ともなれば、超近代的なものも宇宙の中の単なる一つの物として、大自然に同化・吸収されていくように感じられ、自然の偉大さをまじかに見せられた思いであった。
「神奈備三輪山の夕景」 神奈備三輪山の夕景 神奈備三輪山の夕景 神奈備三輪山の夕景
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県桜井市箸中

台風一過、冷気も日増しに加わり、秋色いよいよ深しの候となってきた頃。神奈備の三輪山の夕景に接した、不可思議な、一種無気味な雰囲気をを漂わせているのを感じたのである。
三輪山が夕陽に照らされ、中腹から頂上まで薄赤く染まり、不意に現れた光と色の巡り合わせ。空が群青色に、人の気配を感じる窓明かりが灯るまで、時の経つのを忘れ、聖なる山の夕景を眺めていたのである。
「彼岸花(曼珠沙華)」 彼岸花(曼珠沙華) 彼岸花(曼珠沙華) 彼岸花(曼珠沙華) 彼岸花(曼珠沙華)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県高市郡明日香村稲淵

彼岸花は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、その曼珠沙華は梵語で「赤い花」を意味する言葉で、釈迦が悟りを開いたとき、天から降ってきた花であると言われております。多少のズレがあっても、「秋の彼岸の入り」に花が咲き始め、「秋分の日」あたりになると、まるで約束でもしていたかのように満開に咲き誇る姿に、自然の力の偉大さと霊感を感じさせる花であります。
また、曼珠沙華の「レッド」は多くの西欧人がこよなく愛する「マチス・レッド」に匹敵できるものであると確信し、その持つ妖しい色合いに魅せられるのであります。

曼珠沙華あつまり丘をうかしけり  長谷川かな女
むらがりていよいよ寂しひがんばな 日野草城
「白膏寺の萩」 白膏寺の萩 白膏寺の萩
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良市白膏町・白膏寺

秋萩の 散りのまがひに 呼び立てて
鳴くなる鹿の 声の遙けさ
湯原王の鳴く鹿の歌(万葉集 巻8・1550)

低く垂れその上に垂れ萩の花
                  高野素十
「葛城の道」 葛城の道 葛城の道 葛城の道 葛城の道 葛城の道
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成24年9月22日
場所:奈良県御所市田

 葛城の道は古代葛城氏が勢力を拡大した所で、九品寺(くほんじ)、一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)、極楽寺、高天彦神社(たかまひこじんじゃ)等決して大きくは無いが、古代からの寺社が並んでいる。また、その中には千体仏、千年以上にもなるイチョウの巨樹、巨大な杉に囲まれた参道、天孫降臨の伝説のある高天原と見所満点である。
 この道は葛城金剛山地の裾野の小高いところを通っており、棚田越しに御所市内を展望でき、その北のほうを眺めると大和三山の優美な姿が霞んで見える。
 秋のハイキングには絶好の場所である。
「北庭(市松模様の庭)」 北庭(市松模様の庭) 北庭(市松模様の庭)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市東山区本町・東福寺

湧き出すモノへの感受性、平面性と脹らみが対をなしている。湧き出す自然と抑える人為。明確なコントラストである。これを市松模様と簡単に片付けてはいけないと思う。石の面が作る平面性と、間から湧き出す苔の生命力が拮抗しているところが素晴らしい。人間は湧き出すものや燃え立つものを見ると心が潤って元気になるのである。この庭は誰が見ても分かりやすく、独創的であって、なおかつユーモアーがある
「波紋」 波紋 波紋
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:兵庫県伊丹市・瑞池

波紋は風が引き起こす場合もあれば、水滴が落ちて現れる場合もある。そのように波紋は、現れること自体は風といった気象が起こす偶然の産物だが、湖沼などで風が吹き抜けるような状況なら、波紋が現れる瞬間を待つこともできる。光が尾を引いて美しい絵模様を描いてくれるのである。もちろん、その光の軌跡はシャッターを切るたびに変化する。どんな絵模様が現われるかは、シャッターを切ってのお楽しみ! と言うわけである。
「白鳥」 白鳥 白鳥
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:兵庫県伊丹市・昆陽池

昆陽池に遊ぶ白鳥を眺めながら、古代信仰で白鳥は魂を運ぶ鳥と言われており、古事記にも白鳥の飛翔先を詳細に記載されているのである。白鳥には何か神秘的なものが感じられ、古来、東西を問わず、物語り、詩、絵画、舞踊などに登場するのである。

白鳥は 哀しからずや
空の青 海のあおにも 染まずただよふ
    若山 牧水
白鳥といふ一巨花を水に置く
    大串 章
「ホテイアオイ」 ホテイアオイ ホテイアオイ ホテイアオイ ホテイアオイ ホテイアオイ
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成24年9月2日
撮影機材:ニコンD300 AF-Sズームニッコール18-200mm
場所:奈良県橿原市本薬師寺跡近辺の休耕田

藤原時代に建てられた本薬師寺は、現在一部礎石だけが残って見る影も無いが、その近辺の休耕田にはホテイアオイが植えられ、夏の終わりにはその花で埋められ、多くの見物人で賑わっている。
「勧修寺の睡蓮池」 勧修寺の睡蓮池 勧修寺の睡蓮池 勧修寺の睡蓮池
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:京都市山科区勧修寺

900年に醍醐天皇が創建され、千有余年の歴史がある。庭園は「勧修寺氷池園」と呼ばれ、古く平安時代には、毎年1月2日にこの池に張る氷を宮中に献上し、その氷の厚さによってその年の五穀豊凶を占ったと言われ、京都でも指折りの古池になっている。且つ周囲の山を借景にし自然美を愉しむ「池泉庭園」である。
池は夏季には睡蓮・蓮が一面に咲く。睡蓮の池に向かい合ううちに、水面に見出した反映のモチーフ。それは水面に宿された光の効果に他ならない。光と水は重要な要素だが、反映でこの2つが融合するのだと思われる。
「新と旧」 新と旧 新と旧 新と旧 新と旧
撮影:能田貞二(堺市医師会)
東京タワー     333m  昭和33年 竣工
東京スカイツリー  634m  平成24年 竣工
「夏雲によせて」 夏雲によせて 夏雲によせて 夏雲によせて 夏雲によせて
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県桜井市箸中

「大和は美しい」の核ともいえるのは、風景の後ろにひそむ千数百年の歴史の重みであろう。「古事記」や「日本書記」そして「万葉集」に伝えられる古代の姿が風土に染みこみ、風景の中から顔をのぞかせているのは、ヤマトトヒモモソヒメを葬る箸墓の黒っぽい森の古墳から三輪山を拝する処が第一だと思われる。大和朝廷の王家の新たな大王が立つと、三輪山の神霊が王宮に来て大王の体に入り、朝廷を指導すると考えられていた。大王が亡くなると、その魂は三輪山に帰り、神の一部となるとされていた。大物主神は、本来、大王の霊魂の集まりとされていたのである。現在でも大神神社には、ご神体を安置する神殿がなく、拝殿から、三輪山をご神体として拝む形がとられている。この聖域の三輪山から、折りしも夏空に湧き出るが如き雲は,神の吐息か呟きか或いは怒りか、嘆きか、我々に何かを語りかけているのか、我々は何を読みとるべきだろうか???

積乱雲によせて

まんなかを   歩いてゆけ
胸のまんなかに ただしさを
置いて
「三輪山の大物主神と箸墓」 三輪山の大物主神と箸墓 三輪山の大物主神と箸墓
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県桜井市箸中

三輪の神様、大物主神は不意に登場する心憎い存在である。一番初めの登場の仕方からして、「海を光して依り来る神ありき」という具合で大変神々しい。そして、「倭に自分を祀りなさい」と言い置いて倭の三輪山へ去っていくのだが、その後も不意に登場してくる。善悪どちらともなり得る大きな力を持つ、なかなか押しの強い神である。しかし、大物主神は、本来の神の姿で娘の前に現れないのである。けれどもここに注目したのは、「あなたのお姿が見たい」の言葉に負けて、ヤマトトトヒモモソヒメ命に本来の蛇身を見せたばかりに、神は三輪山へと去る羽目になり、残された姫は死んでしまったという破局である・・・。しかし、このような悲恋は、例えば「鶴の恩返し」「雪女」を思い出される。このように「古事記」「日本書記」の、大物主神と人間の娘の恋に破局をもたらした「神の姿を見てはならない」という禁忌は、未だにその名残を留めているようである。
箸墓は、ヤマトトトヒモモソヒメ命の陵墓とされている。桜井市の纏向遺跡内にある。箸墓古墳は三世紀末から四世紀の築造とされてきたが、放射性炭素年代測定法によって卑弥呼が死亡したとされる三世紀初めの築造にさかのぼるとされ、にわかに卑弥呼の墓説が注目されはじめている。
今回、右前の箸墓古墳と三輪山を撮影し、古事記に編纂されている大物主神とヤマトトトヒモモソヒメ命との破局を、以前から陰惨な暗い印象をもっていたが、以外に明るくお洒落で格調高く気品のある風貌と繊細な雰囲気を感じ、本当は「相思相愛」の関係がほんの些細な行違いが破局を招いたが、復縁なり、現在の姿ではないかと想像している次第である。「夫婦喧嘩は犬も喰わん」と言われているとともに、男女の間は「本音と建前」がありデリーケートなものである
「編纂1300年記念  古事記によせて」 編纂1300年記念  古事記によせて 編纂1300年記念  古事記によせて
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:兵庫県伊丹市・昆陽池公園

「天地初めて発けし時」で始まる「古事記」が誕生して今年で1300年になる。そこに登場する神々は野性味に溢れ、高らかに愛し合う、それは魅力的な神々だ。倭建命は日本各地で活躍したため、各地に伝承の地があり、伝説が残っているが、「日本書記」とは異なり、「古事記」では悲劇の英雄として描かれ、それ故、文学性が高く、今も最も愛される古代英雄の像を伝えている。古代信仰で白鳥は魂を運ぶ鳥と言われている。

古事記  中つ巻
  うるわしき国 大和
力尽きた倭建がうたったのは懐かしいふるさと倭の風景であった。

倭建の偲国歌
  倭は 国のまほろば
  たたなづく 青垣 山隠れる
  倭し うるわし
そして、倭建は八尋白智鳥(大きな白鳥)となって天に翔びたっていく。
「PLの花火」 PLの花火 PLの花火 PLの花火 PLの花火 PLの花火
撮影:能田貞二(堺市医師会)
8月1日、夏の風物詩「PLの花火」を約7km離れた堺市南区の泉ヶ丘地区から望遠レンズで撮影してみました。
この日も猛暑でしたが、しばし暑さを忘れることができました。
「蓮華 あれこれ」 蓮華 あれこれ 蓮華 あれこれ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS・20D
場所:大阪市東住吉区・大阪市立長居植物園

蓮という花は不思議だ。毎年のように出会うが、一年間の汚れた心を厳しく、そして優しく正してくれ、人として保つべきものを自覚させてくれるのである。蓮華と接している時間の大切さは、計り知れないものがある。
蓮華は、「正しく、強く、美しい」。まさに菩薩の心であるように思われるのである。
「梅花藻によせて」 梅花藻によせて
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS・20D
場所:滋賀県米原市醒ケ井町

滋賀県米原市醒ケ井地蔵川の梅花藻の撮影をしながら、若かりし頃、今は亡き友人に誘われて梅雨上がりの一日、梅花藻を観賞に行ったとき、彼は瞳を輝かせて、僕に語ったことは・・・
『中山道の宿場町の「醒井」の小川(地蔵川)に生茂している「梅花藻」を観賞に赴いた。丁度その日は土用の真最中・うだるような暑い日であった。JR東海「醒井駅」の程近い所に、鈴鹿山系の雪解けの清水がこんこんと湧き出し、流れる小川・地蔵川にエメラルド・グリーンの藻に白い可愛い梅の花に似た花が幾つも咲く様は例えようもなく清楚で涼しく感ぜられ、「冷たい雪解けの透明な水中に美しいグリーンの背景に可愛い白い花を或る女性に置き換えて思い浮かべて、しばし見惚れていた」過去の楽しい・美しい思い出とこの白い可愛い花のように、冷たい水に遮られ、誰の手にも触れさせたくない思いに駆られ、暫しその美しさと、もの悲しい風情に、その場を去りがたいものにしたのである。そして楽しい想い出をこの清らかな水中に深く沈め、梅花藻の花を見るたびに、寂しい笑顔を思い浮かべ、何時までも清き環境に美しく清楚に咲き、生き抜いていくことを心から祈りつつ、梅花藻の咲く盛夏に訪れることを楽しみしながら、和やかな気分でその場を去るのである。』・・・が懐かしく思い出されるのである。
撮影を終え、帰途車窓より比良山系に落ち行く夕陽を眺め、当時のことなどを感慨に耽りながら一路、帰阪したのである。
「諸行無常」 諸行無常 諸行無常
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市右京区嵯峨北堀町・鹿王院

丁度撮影に適した場所に、奇跡的に今年最後の2輪の沙羅双樹の花が杉苔を褥にして安らかに横たわっていました。かねてから「儚さ」とともに、時の移り変わり、それを写真に撮ってみたいと思っていました。ある種の時間への抵抗と、写真の持っている本質そのものに惹かれたためです。しかし、誰も時間を止めることが出来ない。落花(沙羅)の惨めな姿の撮影、一瞬を閉じ込める写真、写真の持っている体質が残酷なのですね。わたしはなるべくそこを丁寧にトレースしました。これは「出汁」を作るのに丁寧に「灰汁」を掬いとり、その本質の純度を高め、透明度を高めるような作業と同じように、その過程の先に、抽象的な表現ですが、自分の見たい答えが写真から浮かび上がってくるのです。写真は過ぎ去る一瞬をとらえ、常に過去や死というものがつきまとい、「儚さ」がありますが、同時に何か生き生きとしたものがあります。その何かにとても惹かれるのです。これが「諸行無常」と言われるのでしょう。
「極楽浄土の花」 極楽浄土の花 極楽浄土の花 極楽浄土の花 極楽浄土の花 極楽浄土の花
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成24年7月16日
撮影機材:ニコンD300 AF-Sニッコール18-200mm
場所:喜光寺、唐招提寺、薬師寺

蓮の花は仏教では極楽浄土の花として、仏様の台座ともなっています。
朝の光を浴びて光り輝く姿態とほのかな香りは心を和ませ、我々を極楽浄土に誘ってくれるような錯覚に陥らせてくれる様に感じられます。
「蓮華」 蓮華 蓮華 蓮華 蓮華
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

季節をめぐりながら華は、その神秘と共に姿を現す。自然界と呼ばれる営みが人の手を加えることなく繰り返されている。透き通った華びらの先のほんの些細な一本の線に見えはじめる。ピンと張りつめた線の先にしとやかに交わる曲部や、なまめかしく集約された中心部に沸き立つ躍動感は、身の毛がよだつ程の生命力、または果てしない種の繁栄への活力を想像される。しかしその美は、ほんのつかの間の限られた時間の中でしか存在しない繊細さをはらんでいて、はかなく潔く、散るキワになって尊厳でいて、完璧なまでの美をあでやかに発する。その瞬間の芳香や色彩は、大気の加減によって見事に調和されながら存在している。だからその奇跡に出逢えた時の感動は忘れられないのである。そして季節がめぐり、また次の出逢いに期待しながら新しい美を求めていくのである。
「天地(あめつち)」 天地(あめつち) 天地(あめつち)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市北区上加茂本山・世界文化遺産(上賀茂神社)

上賀茂神社の御祭神は賀茂別雷神で雷の如く強い御力にて、天災地災を祓い退ける厄除けの神である。立砂は上賀茂神社の象徴で、もとは、神山に降臨された御祭神を里にお迎えする際に、山をかたどってつくられた依代である。立砂の頂に松の葉が立てられいるのは、昔、神山から引いてきた松の木を立てて神迎えをしていた名残と言われている。
この円錐形の立砂は「天から地へ=トップ・ダウン」の祈りの営みの場であって、互いに天地を交流させ、繋いでいる場所なのである。天上界と地上界、まったく対極のもの同士が出会い乱反射している。

光の雨が降ってくる
重さのない光が突き抜けていく
ひとつぶずつが
「窓からの金環日食」 窓からの金環日食
撮影:初川嘉一(大阪府庁医師会)
日時:平成24年5月21日 午前7時29分

ちょうど金環になった時に急に雲が湧いて肉眼で金環を見ることができた。雲がなければフィルターなしでは撮影できず、窓や電線も入らなかった。もう少し雲が厚いと金環が見えなかった。生涯最高のシャッターチャンスであった。
「闇から光」 闇から光
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷

琵琶湖の南、自然豊かな湖南アルプスの山中に建てられたミホ・ミュージアム。その広大な敷地にレセプション棟と美術館棟を結ぶ約五百米の連絡路があり、その間、二百米ばかりの大きな立派なトンネルが造成されている。このような真っ黒な闇の環境にあって、カメラが象徴しているように光は暗い場所の中だから見え、そして陰影を実感する人間になった時に初めて本当の温かさや明るさを知ることが出来るようになるものだと感じた。
「笠置寺(胎内くぐり)」 笠置寺(胎内くぐり)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都府相楽郡笠置町・笠置山

笠置寺の創建は古い。既に2000年前から笠置山の巨岩は信仰の対象となっていた。1300年前東大寺の実忠和尚、その師良弁僧正によって笠置山の大岩石に仏像が彫刻され、その仏を中心として笠置山全体が一大修練行場として栄えたのである。
笠置寺修行場めぐりをする前、身を清めるため胎内くぐりをするのである。胎内は薄暗い暗黒に近い環境で、初めて本当の明るさ・光を知ることが出来る。即ち、「闇が底をつくと光がやってくる」と言われていることが、この胎内と言う神秘的な幽境で、全身で知ることが出来るのである。そして世界がひとつの織物であるとすれば、「闇と光」「陰と陽」のような、相反するもののすべては、縦糸と横糸のようにつながりあい、様々な模様や形を織り成していくのである。
「梅雨に咲く」 梅雨に咲く 梅雨に咲く 梅雨に咲く 梅雨に咲く 梅雨に咲く
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成24年6月24日
撮影機材:ニコンD300 AF-Sニッコール18-200mm
場所:光沢寺しょうぶ園(三田市)、都麻乃郷あじさい園(西脇市)

堺市医師会写真同好会「フォト・ゾンネ」では6月24日兵庫県三田市の光沢寺しょうぶ園から西脇市の都麻乃郷あじさい園にかけて撮影行を行いました。曇天模様で少し日の照る撮影日よりでしたが、欲を言えば少し雨模様となり花や葉が雨にしっとりと濡れていれば、梅雨の感じが出せたのにと残念でした。
「紫陽花と装飾芸術」 紫陽花と装飾芸術 紫陽花と装飾芸術
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市伏見区醍醐・一言寺

日本の装飾芸術を代表する琳派芸術もまた、人工的に作りだした幾何学的な文様などはなく、みな自然の姿をデザイン化するところから始まっている。即ち琳派の特徴は、形態の簡素化、変形、パターン化といった造形面の特徴が際立っているが、その造形のもとにあるものはすべて自然のもつ形態である。自然がもっているリズムやパターンを鋭い感性で見抜き、造形化するのである。
またリズムやパターンという言葉がキーワードとなることで分かるように、心理的な心地よさを誘うという意味では、装飾芸術はきわめて音楽的だということができる。
「木漏れ陽と紫陽花(一言寺)」 木漏れ陽と紫陽花(一言寺) 木漏れ陽と紫陽花(一言寺)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市伏見区醍醐・一言寺

醍醐寺の塔頭寺院で、本尊の千手観音に「ただひとつの願い事を一心に祈れば願いがかなう」との言い伝えから「一言寺」と呼ばれている。境内には6000株の紫陽花が梅雨頃には咲きそろい、数少ない「アジサイ寺」であるように思われる。折しも梅雨の晴れ間に、木漏れ陽が、境内の竹林の間、朽ちた祠の屋根に、淡い翳を落としている光景に、「移り気」「浮気」の花言葉の「紫陽花」がマッチし、「移ろい」「儚さ」「無情」「虚しさ」「哀れ」を感じた瞬間を捉えたのである。
「富士山」 桜と・・河口湖から スーパームーンと・・富士宮市から 夕日に輝いて・・御殿場市内から 子抱き富士・・精進湖から 紅葉と・・高尾山から
撮影:能田貞二(堺市医師会)
富士山はどこから見ても美しいです。
 桜と・・河口湖から(写真1)
 スーパームーンと・・富士宮市から(写真2)
 夕日に輝いて・・御殿場市内から(写真3)
 子抱き富士・・精進湖から(写真4)
 紅葉と・・高尾山から(写真5)
「花菖蒲」 花菖蒲 花菖蒲 花菖蒲 花菖蒲
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

アヤメ科アヤメ属の野生種・野花菖蒲をもとにつくりだされた。五・六月頃に咲き、梅雨の到来を告げる。日本各地のほか、東南アジア一帯の湿地や野原に分布する多年草。原種は赤紫だった花色から、紫・白・絞りなどの品種が生まれ、多彩になっている。江戸時代に地域ごとに品種群が確立し、それぞれ江戸花菖蒲、肥後花菖蒲、伊勢花菖蒲などと呼ばれている。
「空のことば」 空のことば
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市左京区下鴨神社・糺の森

森林風景の多数の新緑の葉、草、小川のさざ波に、木々の隙間から陽射しが射し込む林間を撮影した。一見ただの空間だが、大地を覆う草や木々の葉、小川のさざ波が、突然、空から投げかけられた言葉に反応し、夫々の生命の調べを奏で、その響きがいっせいに森中に湧き上がっているように感じられた。それらの音声に耳を傾け、同調し、夢心でシャッターを切り、その後の余韻が写真に摘み重なるように封じ込められることを念じた次第である。
「新緑と世界遺産」 新緑と世界遺産 新緑と世界遺産 新緑と世界遺産
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市左京区・下鴨神社(世界遺産)

京都三大祭りの一つ、葵祭りで知られる下鴨神社は、平安京が遷都される以前からあった古社と言われています。境内の糺の森は36000坪の広さがあり、古代の山城国の名残りを留めた自然環境だと言われており、森自体が、長い歴史を刻む古都の雰囲気を留め、その古都らしい森を素直に新緑とまた京の水源を司さどった泉川を生かして表現してみたのであります。
「海と山のあいだ」 海と山のあいだ 海と山のあいだ 海と山のあいだ 海と山のあいだ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市右京区保津峡

「海と山のあいだ」とは、生と死のあいだである。死が祭られる海から、生を司る象徴である森、滝へと続く旅、この海と山のあいだには大きな生命のうねりのなかで、生と死のあいだにあるもモチーフを探し求めたいのである。
「灯がつく通天閣」 灯がつく通天閣
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪市浪速区新世界・通天閣

「王将」の一節
 ♪ やがて灯がつく 通天閣に 俺の闘志も また燃える ♪
通天閣はパリの凱旋門とエッフェル塔を合体して造られたと言われており、その発想といい、シャンソンでなく演歌のモチーフになるところ流石、「浪華の通天閣」だと感心し、東の「スカイツリー」とは違った趣があると思うのは大阪人だからでしょうか。
「狩人」 狩人
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都府相楽郡和束町原山

樹々の隙間からの陽射しが射し込む茶畑の新芽にカメラを向けている。一見何もない空間だが茶葉の新芽の一本一本が、夫々の生命の調べを奏でており、その響きがいっせいに湧き上がっているように感じられる。茶畑を歩きながら、そんな声に耳を傾け、同調し、ここと決めて三脚を据えて撮影する。被写体を見出してから、カメラをセットし、シャッターを切り、その後さらに余韻を味うまでの時の厚みを、写真の中に封じこめたいと願うのである。写真行為は、まさに「森の人」の全身をアンテナにして獲物を求めて歩きまわる「狩人」に近いように思われる。
「揺光」 揺光
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市北区上賀茂・御薗橋界隈

洛北に沈む夕照の僅かな瞬間、加茂川の水面に映る太陽の陽射しが白い生きもののように、対岸の木立の影の映りと波間に揺れて、画面全体が自分の鼓動のリズムと同調するかのようにゆるやかに奏でる自然の造形に感動し、「揺れる美」を素直に切り撮りました。
「金と銀」 金と銀 金と銀
撮影:能田貞二(堺市医師会)
平成24年5月21日(月) 午前7時30分ごろの撮影です。
「大田神社の杜若」 大田神社の杜若 大田神社の杜若
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:キヤノン・EOS20D
場所:京都市北区上賀茂・大田神社

上賀茂神社の摂社で、祭神はあまの「うずめのみこと」を祭っている。藤原俊成卿は1190年「神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ」と詠われ、平安時代からこの付近の沢地にかきつばたが咲きみだれて、名勝となっていた。今日でも5月中旬頃には濃紫、鮮紫の花が美しく咲く、このかきつばたの群落は国の天然記念物に指定されている。
「素晴らしい生命力」 素晴らしい生命力 素晴らしい生命力 素晴らしい生命力
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都府向日市竹の原・竹の径

京都には野から山に接するなだらかな丘陵地帯に広大な竹林がある。竹林園は町と言う人工空間と山岳の自然空間との緩衝地帯という不思議な空間であるといえよう。そして東山・西山へとつながっていくのである。
京都の西部の丘陵地帯を初夏の早朝、洛西・「竹の径」を散策した。竹は植物学的にみても草でもなく木でもない。すなわち子供である筍が僅か数ケ月で大人の竹に成長する生命力と数十年間も毎年その子育てをくりかえす長寿命は草木の常識をはるかに超す神秘性を持っている。その竹林を身近に接し、素晴しい異空間に感動を憶えるとともに、竹林から或いは谷間に鶯の鳴き声が聴かれるなど、五感で感じる世界の向こうに何か不思議な世界を感じられるひとときだった。
「当麻寺と牡丹」 当麻寺と牡丹 当麻寺と牡丹 当麻寺と牡丹
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:奈良県葛城市当麻1253・当麻寺

当麻寺は用明天皇第三皇子麻呂子親王が御兄聖徳太子の教えにより創建された寺で、中将姫の当麻曼陀羅・天平時代の東西両塔・日本最古の白鳳時代の梵鐘や石灯篭などで知られています。奥院五十七代観誉察聞上人が当院大方丈仏間の絵天井に牡丹の絵が画かれてあるのに由来して庭園に数多くの牡丹を植樹し、仏前にお供えたのが今日の「牡丹園」の始まりです。
「カタクリ 花」 カタクリ 花 カタクリ 花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:EOS20D
場所:奈良県宇陀市大宇陀町森田薬草園

カタクリは温帯性で緑林の林床に生える多年草である。カタクリの一生は7~8年の一枚葉の時期を経たのち二枚葉の個体となりやっと開花する。開花は桜の開花と時期が同じで,時間が午後1~4時の時間帯である。小さく、下をむいて咲く習性から可憐な花と可愛がられている。
「鯉のぼり」 鯉のぼり
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:鳥取県日野郡日南町

皐月晴れの空に鯉のぼりは屋根より高くひるがえると思っていたが、地域により様々である。鳥取県の中国山脈に囲まれた地域では、治水ダムの両岸にわたされたロープに真鯉・緋鯉と大小色々な鯉が結ばれ、恰も雪解けの清流を泳いでいるような雄大な鯉のぼりの光景は、都会では見慣れないものでした。
「緑陰」 緑陰 緑陰 緑陰 緑陰 緑陰
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成24年4月29日
撮影機材:ニコンD300 ニッコール18-200mm
場所:奈良県明日香村 岡寺

4月の終わりともなれば緑も濃くなり、緑葉の間を吹く風も心地よく感じられます。
この季節、岡寺ではシャガ、シャクナゲ、ボタンの花と緑陰は華やかになります。
その緑の爽やかさと花の華やかさを感じて頂ければと思います。
「桜の表現」 桜の表現 桜の表現
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:サイバーショットW550
場所:京都市山科区勧修寺参道

うつむいて咲く花ありき早春譜
この画面構成が面白い。

花開き了せてくれぬわが齢に
にこやかに、にぎやかに、においゆたかに咲き連なっている花びら。こういう写真に接すると「花のいのちは短くて」などといえたものではない。あるたくましさ、健気さを感じさせてくれる。
「桜・夢幻 散りぬる」 桜・夢幻 散りぬる 桜・夢幻 散りぬる
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市山科区勧修寺参道

勧修寺門前の参道の艶やかなシダレザクラの並木も土曜日の昼下がり日陰になりかけており、風もないのにはらはらと静かに舞い散る花びらを目にし、もの悲しく、ものの哀れを感じました。まだ咲き誇っている花びらを主役に、散り落ちた花びらをぼかして入れ、散りゆく風情を表現しました。桜色に染まった地面が日陰で青みを帯び、侘び・寂びの色調に表現を試みました。
「春酣」 春酣 春酣
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都府向日市鶏冠井町大極殿、京都府向日市向日町北山65・向日神社

紅一本櫻
長岡京は784年に桓武天皇の命により平城京より遷された都で、794年に平安京に遷されるまでの10年間、古代日本の首都であった。都は宮城と京域に分れ、宮城は都の北部中央に位置し、天皇が政治を司る大極殿、住まいの内裏、国儀大礼を行う朝堂院などと行政の中枢部が存在していた。その大極殿跡周辺に植えられた桜の樹齢数百年を超えると想われる数本の古木が見事に開花し、春を謳歌しているようであった。

向日神社の妖艶な枝垂桜と夕景
718年創建の古刹、向日神社の本殿は「三間社流造」様式の室町時代の代表的な建築物として国の重要文化財に指定されている。また明治神宮本殿は当本殿をモデルとして建立されたのである。春の訪れで、神社の参道や境内に植えられたソメイヨシノや枝垂れ桜が一斉に花開き花見客で賑わうのである。本殿に架かる回廊の造形美と、春の夕暮ともなれば妖艶な紅枝垂れ桜、更に空の言葉のような陽射しと長い木蔭、それらが見事に組合わされ、格別な風情を楽しましてくれる春のスポットであった。
「春の声」 春の声 春の声 春の声 春の声 春の声
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成24年4月8日
撮影機材:ニコンD300 レンズ:AF-Sニッコール18-200mm
場所:堺市大仙公園

春の声によって生命の有る物は芽吹き、花咲き、歌い、生命の輝きを謳歌します。
それを写真で表現したいと思いますが、中々難しいものです。
「SAKURA」 大阪城 醍醐寺 嵐山 琵琶湖疏水 清水寺
撮影:能田貞二(堺市医師会)

大阪城(写真1)
醍醐寺(写真2)
嵐山(写真3)
琵琶湖疏水(写真4)
清水寺(写真5)
「古都大和路・桜三題」 氷室神社枝垂桜 仏教美術資材研究センターと桜 浮見堂・鷺池
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100

「氷室神社枝垂桜」
場所:奈良市春日野町氷室神社

「仏教美術資材研究センターと桜」
場所:奈良市春日野町奈良公園

「浮見堂・鷺池」
場所:奈良市奈良公園鷺池
「桜花」 桜花 桜花 桜花 桜花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区・京都御苑

戦後は京都・洛中洛外、奈良大和路、吉野山にあって、大和心とは関係なく、植物としての桜を見て感ずるのは、ただひたすらに美しいと言うことである。しかし、私が言う桜の美しさとは、散りぎはのいさぎよさにあるのではなく、花一輪では概して美しくなく、小さな花が寄り集まって咲き競うその佇まいが美しいのであり、つまり、「集合の美」である。
桜の美を引き出すとしたら、写真しかないように思われる。桜は自然と人工の溶け合ったもので、写真というメディアもまた両者を融合させるものだから、難しいけれどこれほどピッタリの対象はないのである。桜という自然と人工の境界線上に咲く植物に相対していると、写真というメディアの本質を改めて確認でき、桜という花は、その美しさ、妖しさ、生々しさ、儚さ、悲しさ、恐ろしさと、多様に深く捉えることが出来る花であることを痛感する次第である。
「春告草」 春告草 春告草 春告草
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区馬喰町・北野天満宮

梅のまたの名は春告草。香りよく、可愛いらしく、また凛とした佇まいは、まさに春を告げ、春を呼び込む花にふさわしい。京都には、都びとたちが格別の愛情を注いできた梅の名所がいくつかあります。北野天満宮は京都随一つの梅の名所です。祭神の菅原真公が、梅をこよなく愛したことから、天神社では、全国どこでも梅が植えられていますが、ここの規模は別挌です。
「梅花」 梅花
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪府吹田市・万博記念公園

梅のように小さな花は寄り集まって咲き競うその佇まいが美しいのである。つまり、「集合の美」である。
梅の美を引き出すとしたら、写真しかないように思われる。梅は自然と人工の溶け合ったもので、写真というメディアもまた両者を融合させるものだから、難しいけれどこれほどピッタリの対象はないのである。梅という自然と人工の境界線上に咲く植物に相対していると、写真というメディアの本質を改めて確認でき、梅という花のその美しさ、妖しさ、生々しさ、儚さ、悲しさ、恐ろしさを、多様に深く捉えることが出来る花であることを痛感した次第である。
「桃色吐息」 桃色吐息 桃色吐息
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪府吹田市万博記念公園・梅林園

ピンク色の枝垂れ梅を背景にして、白色の八重の枝垂梅から見ると、恰も梅が桃色のため息を吐いたような、”いい絵”になりました。
「北野天満宮(地主社)」 北野天満宮(地主社)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区馬喰町・北野天満宮

丹塗りの社殿や金色の装飾に雅びを感じるものがあります。北野天満宮の梅を撮影するにしても、木肌の社殿よりは丹塗りの社殿を背景にすることにより、京都らしさを表現できるように思われ、更に、梅の花も白梅よりは、紅梅の艶やかさに京都を感じてしまうのです。
「紅・白梅花」 紅・白梅花1 紅・白梅花2
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪市中央区・大阪城公園

1)ぽっと一輪可憐に匂い漂わせ
「梅一輪」ということばがあるが、それを映像化させた。
2)花見事それを貫く枝亦見事
何という清浄な美しさであろう。日本文学における「白の優位」という言葉を、納得させられる思いである。そしてそれを貫くく黒々とした枝、これ亦見事というほかない。
「夜 白 梅」 夜 白 梅
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区馬喰町・北野天満宮

梅は寒さの極まる季節に、百花にさきがけて花をつける。寒さにへこたれずに蕾を膨らませていく強さに、藤沢周平は「どこか人を励ますところがある」と見てとった。
寒さに向かってきりりと花を開く。満開も見事だが、「一輪ほどのあたたかさ」にこそ梅の真価は感じられる。凛然とした咲きすがたに、獅子文六は若い頃「道徳的な圧迫を感じた」と言っていた。
夜空いっぱいに枝を広げた白梅、枝が微妙な屈曲を見せて思いもかけないところに蕾を飾り、フェルメール・ブルーの空に奥行きを持って、浮かび上がり、白梅の魅力が更に高まるとともに、細枝の先にまで蕾をつける梅の古木に人力を超える生命力を見いだす思いがするのである。
「月と梅」 月と梅
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪市中央区大阪城公園

満月の宵。夜の帳が降りはじめ、暗青色の世界が梅の質感を程よく引き出し、そして、月は自己主張を控えて、脇役に徹しているようで、心静かに、花鳥風月の趣きが描かれたように思われるのであります。
「ウメにメジロ」 ウメにメジロ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市伏見区・城南宮

メジロの羽根は、ウグイス豆やウグイス餅のようなきれいな色だが、ウグイスの羽根は、枯れ葉のようにくすんだ茶色がかった色である。我々が思っているウグイス色は、「メジロ色」と言ったほうがいいのかもしれない。
「築地塀」 築地塀 築地塀
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市北区紫野大徳寺・芳春院

大徳寺塔頭・芳春院の入口右側にある築地塀。これは荒土に古瓦が埋め込まれて、瓦当と平瓦の横の線とが、荒っぽい中に装飾的な効果を創り出している。面白い思いつきだと感心した。
「釣燈篭」 釣燈篭
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区馬喰町北野天満宮

京都随一のウメの名所の北野天満宮の境内に入ってみると本殿回廊の釣灯篭が並んでいる姿が眼にとまります。釣燈篭を主被写体にし、そのリズム感を表現しながら、丹塗りの社殿(地主神社)を背景に華やかさを加えて、古都らしさを表現してみた。
「早春譜」 早春譜 早春譜 早春譜 早春譜 早春譜
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成24年2月26日
撮影機材:ニコンD300 AF-Sニッコ-ル28mm-200mm
場所:大阪城公園梅園

大阪城公園の梅園には1200本を超える花梅が植えられている。
遅咲きの梅は未だ蕾が固かったが、早咲きは満開に近くなっていたのもあった。
桜の花は満開から散り際のほうが風情があるが、梅の花はどちらかと言うと咲き始めから五部咲きぐらいまでのほうが良いように思われる。
「冬の使者」 冬の使者 冬の使者 冬の使者 冬の使者 冬の使者
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影機材:ニコンD300 シグマDG150-500mmApo

北で繁殖した水鳥たちは冬になると南の湖沼に越冬のため飛来します。そして、冬の間に羽毛は婚姻色となり春には北へと帰ってゆきます。
前からヒドリガモ、マガモ、コハクチョウ、ミコアイサ、ハシビロガモです。
「早春」 早春 早春
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区馬喰町・北野天満宮

日常よく観られる光景であるが、被写体のディティールにこだわりながら、現実との関わりを気分として捉えるような不安定さでシャッターを切った。しかし、ピカット輝くものが感じられるものがある。
「春 遠からじ」 春 遠からじ 春 遠からじ 春 遠からじ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪市中央区大阪城公園

1月31日の昼下がり、大寒も終ろうとする日春を思わせる陽射しに誘われて、大阪城公園を散策してきました。風はまだまだ冷たい寒風でしたが、「馥郁たる香り]を漂わせている蝋梅も水仙も満開、「いけばな」の「生花早満奈飛」に「臥龍梅」「女書」「ずわえ」と言われる屈曲した見事な枝ぶりを際立たせている早咲きの梅「冬至」も7部咲きで、「春とうからじ」と言う風情を満喫してきました。
「愛宕念仏寺・羅漢像」 愛宕念仏寺・羅漢像
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町・愛宕念仏寺

俗界の喧騒から一変、静寂境のなか、所狭しと並ぶ千二百体もの羅漢像に迎えられ、百態羅漢と各々対峙し、暫しの語らいに、我知らずのうちに、心が和むのであります。
「松翳」 松翳
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区大徳寺・高桐院

大徳寺・高桐院山門前は「八松の参道」と呼ばれ、すべて白と緑と灰色の京景色である。松は低木だが、左右に連らなる築地塀の高さとよく似合い、松葉の影が透き通って美しく、寒中の陽光の中で柔らかい枝の影が踊っているようであった。
「夢の窓」 夢の窓
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市東山区祇園・何必館・京都現代美術館

白い雲が浮かぶ小寒の空に、すっかり葉を落した「カエデ」の樹枝の逞しい姿の映り込みは、夢の空間の入口のような、そんなメルヘンを感じるひとときでした。
「初冬の夕景」 初冬の夕景 初冬の夕景 初冬の夕景
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市北区賀茂川・上賀茂御薗橋界隈

暦の上では立冬を過ぎるともう冬となります。冬至に向けて、太陽の角度がゆっくりと南に傾くにつれ、日々の日足は確実に早くなり、光の存在をあらためて実感することになります。同時に暮れゆく風景が感傷的に感じられるのもこの頃です。晩秋・初冬の低い光は自然の移ろいや営む人々の心の情景をドラマチックに照らす光となるのです。
光によって生れた影も初冬の風景と相性がいい素材です。スッカリ落葉した樹枝の影が水面に揺らめき、曇天の重い光が夕暮れの雰囲気を醸し、初冬のもの悲しさをえがくには適しています。光と影の対比があるからこそ光が主張し、そこに物語が生まれることを常に基本として考えたいものです。
「希望」 希望
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市北区・京都府立植物園

背景をアンダーな露出で表現し、鬱陶しい印象の「不安」から唐突に和らげる、「沖の朝日」の名の椿を配し、「希望」への流れを表し、「不安」のイメージとクローズアップの「希望」とを対比させました。
「冬の彩り」 冬の彩り 冬の彩り
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコン・クールピックスS3100
場所:京都市右京区落柿舎

江戸中期の俳人・向井去来の閑居落柿舎を訪れた。その日は嵯峨野冬季、独特の薄曇りで、そのほんの一瞬淡い薄日が射し、庵主の在宅を表わす蓑笠と、すっかり葉を落とした梅モドキの淡い木枝の翳とを対比させて切り撮り、心を和ませる冬のひとときを表現してみた。
柿主や梢はちかきあらし山     去来
「暮れゆく川渕」 暮れゆく川渕
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市北区・鴨川、上賀茂御薗橋界隈

日本の風景と水とは密接な関係にあり、水風景は特定な有名撮影地のみでなく、身近なところにも沢山の被写体があります。特に冬の水面は水鏡となって対岸の樹が影を落とし、幻想的な夕暮れの瞬間を写し出してくれます。但しこの時季の最適時間帯は4時半頃です。
絵馬「竜」 絵馬「竜」
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市左京区・下鴨神社

「竜には九似あり」とされ、角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼あるいは兎、体は大蛇、腹は蚤、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るという。また口辺に長髯たくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われる。
秋になると淵の中に潜み、春には天に昇ると言われている。
「正月飾り 謹賀新年」 干支 辰(伏見人形)秋 京こま
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスistD

「干支 辰(伏見人形)」
今年の干支は「辰」である、辰は天空に昇ることから、縁起が良いとされているのである。
「京こま」
京こまは色艶やかな綿紐を巻き重ねて作った京都の伝統工芸品です。
独楽の輪の広がる模様には「繁栄や繁盛を」、丸い形には「円満」を表わし、独楽回しには、「万事何事もうまく回っていきます様に」と願いが込めらられ、お正月の遊びに代表された、また形も末広がりと、縁起の良い物として古来より大切にされてきたものです。
「谷川の晩秋」 谷川の晩秋
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコン・クールピックスS3100
場所:京都市北区上賀茂神社

晩秋の谷川はたいへん華やかである。しかしこれも自然が生み出した偶然の光景であると知ると、自然界に対する畏怖の念を感じざるを得ない。光と影をコントラストとして利用し、そこに水面や泡の白さが映える。水の青さが見られ、その二色が連続的に続くので飽きることがない。そして朱、黄、と鮮やかな紅葉の落ち葉。岩は暗色で絵画的で誠に目に心地よい。純粋な日本の色彩、モダンアート的に再創造した日本美を考えて撮影した次第である。
「富士山」 写真1 写真2 写真3 写真4 写真5
撮影:能田貞二(堺市医師会)

富士山はどこから見ても美しいです。
快晴の東京都内から(写真1)
いくつもの連山の上に・・長野県上空から(写真2)
丸い雲がぶつかる・・御殿場から(写真3)
日本平・三保の松原・清水港とともに(写真4)
春の大雪(写真5)
「祈光」 祈光
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市伏見区深草・伏見稲荷神社・千本鳥居

光は喜怒哀楽を表現する不思議な魔力をもつものです。写真も所詮は「光と影」の造形なのです。写真を究めるには「光」について幅広く知ることが重要であるかを感じている今日この頃です。
「松影」 松影
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区大徳寺

大徳寺山門の「八松の参道」と呼ばれ、すべて白と緑と灰色の京景色。
低木だが、連らなる築地塀の高さと似合う。松の手入れが終わり植木職人の手によって摘まれた松葉の影が透き通って美しい。晩秋の午後の陽光の中で柔らかい枝葉の影が踊っている。
「錦秋」 錦秋 錦秋 錦秋 錦秋 錦秋
撮影:森本和弘(堺市医師会)

堺市医師会の写真同好会(フォトゾンネ)では同日日吉大社から比叡山を通り、石山寺へと撮影会を行いました。天気は余り良くなかったのですが、紅葉真っ盛りでした。
特に石山寺ではカエデが真紅に染まっており、これで太陽が少しでも出てくれれば申し分なかったのですが、少し残念でした。
「暮色」 暮色
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックスFHS(レンズ:ライカDC・バリオ・エルマー)
場所:大阪市北区筑前橋

晩秋の夕暮れ、国立国際現代美術館の帰途、筑前橋から眺めた景観に何となく哀愁と倦怠感を秘めた暮色に感じ、印象派の巨匠クロード・モネの作風を模して撮影してみました。
「♪♪ 小さい秋見つけた ♪♪」 枯蓮 光の戯れ 紅葉 秋彩
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:吹田市・万博記念公園

去る日曜日に万博記念公園を散策しました。夏には艶やかさ一杯の蓮池も、枯葉が孤独とはこんなものだ言わんばかりの風情でした。「もみじ峪」では色付いた楓葉が見られ、カメラに切り取るとともに、「光の戯れ」と楽しみ、「モミの池」は「モミ」「メタセコイヤ」は未だ秋の訪れが未完でしたが、それなりに秋の訪れを表現していました。10日程で美しい金茶色の景観を愉しませてくれることでしょう。
「富士山」 写真1 写真2 写真3 写真4 写真5
撮影:能田貞二(堺市医師会)

富士山はどこから見ても美しいです。
河口湖からはモノクロ写真で(写真1)
まだ3分咲きの富士芝桜まつり会場(山梨県)から(写真2)
赤い富士山(写真3)
こいのぼりと(富士宮市)(写真4)
夕日に染まる羽田空港から(写真5)
撮影してみました。
「夢 幻」 夢 幻 夢 幻
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪市西区・ウツボ公園内

年齢・性別に関係なく人類は夢を自由に視られるものである。しかし、その内容は種々雑多であって当然ですが、多くは人に明瞭に語られようなものではありません。
最近、市内の公園を散策中、「夢か現か幻か」の境地にさせられるような光景に遭遇し、カメラに収めた次第です。
「逆さ富士」 逆さ富士
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:三田市福島・兵庫県立有馬冨士公園

鏡という言葉があるように,静止した水面は物体の影を鏡のように映し出すことができる。日本では古来、天空の月とともに水面に映る月を愛で、湖面に映る冨士を「逆さ冨士」と呼んで称賛した。絵画における「かげ」は物体に立体感や実在感を与えるばかりではない。現世のはかなさや空しさの象徴であると同時に、可視的な現実の向こう側を垣間見させる魔術的な力を持つ。こうした両義性こそ写真においても「かげ」は写り込んでしまう対象であり、存在感を発揮する対象であり、分析すべき対象であるばかりか、主要な撮影対象にもなる。極めて特別なものである。
逆さ冨士は、私に「合理的秩序につながっているだけではいけない。感応力を高め、実体の裏側に広がる世界を予感し、理を超えたものへの寛容さを養うことが必要である。もし、現実をより強く感じたいと願うのであれば、の話だが・・・・・・」、とそんな風に諭しているよう思われた。
「晩秋の上高地」 晩秋の上高地 晩秋の上高地 晩秋の上高地 晩秋の上高地 晩秋の上高地
撮影:大西光英(南医師会)
日時:10月23,24日
撮影機材:EOS 7D
場所:上高地

大正池から河童橋まで晩秋の景色を楽しみながら写真撮影してきました。
流石の人気スポットだけあって、多くの人々で賑わっていました。
「水」 水
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:三田市福島・兵庫県立有馬富士公園福島大池

三羽の鴨が静かな池の水面に己の航跡を残しつつ滑るが如く、泳ぐ姿様を眺めていると、水の持つ不可思議な魅力を感じ、ふと高田敏子の詩(水のこころ)が脳裏に甦ってきた。

水のこころ
水は つかめません
水は すくうのです
指をぴったりつけて
そおっと 大切に
水は つかめません
水は つつむのです
二つの手の中に
そおっと 大切に

水のこころ も
人のこころ も
「灯火に明かりが点る頃」 灯火に明かりが点る頃
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ライカD2(レンズ・DCヴァリオ ズミクロン)
場所:神戸市垂水区舞子公園

山小屋風の灯火(ランプ)にほのかに灯りて、近代工学の粋をを集めて造設された明石海峡大橋と対岸の淡路島が、夕暮れの茜色の空を背景にかすかに霞む景を、窓辺に寄り、遠き過去の数々を・・・・・偲ぶ一刻でした。
「合掌」 合掌
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:キヤノンEOS20D
場所:京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町・愛宕念仏寺

京都市右京区嵯峨の愛宕(おたぎ)念仏寺の境内に足を踏み入れると、1200体の表情豊かで個性的な羅漢さんが迎えてくれます。羅漢様はお釈迦様の弟子で歴史上に実在しており仏教の修行の最高段に達した「人」です。 羅漢像の中には自分の身近な人にそっくりの顔に出会う事が出来ると言われております。
この羅漢さんはすべて一般の参拝者が自らの手によって彫られたもので、表情豊かで、とくに手を合わせる「わらべ石仏」は、誰がどんな思いでつくり、どれだけの人がどんな願いをかけたのか・・・そんなことを思いはせながら、感動と緊張の坩堝でシャッターをきりました。その表情は、見るものを和ませ、安らぎをもたらしてくれ、思わず極楽往生を念じて、心から合掌した次第であります。
「萩花に戯れるクロアゲハ」 萩花に戯れるクロアゲハ 萩花に戯れるクロアゲハ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:三田市福島・兵庫県立有馬冨士公園

秋の七草の一つの萩花も満開に達し、クロアゲハ蝶が戯れる様子の一瞬をスナップした、長閑な秋の午後の一刻でした。
「稔りの秋」 稔りの秋 稔りの秋 稔りの秋 稔りの秋 稔りの秋
撮影:森本和弘(堺市医師会)
撮影機材:ニコンD300 AF-Sニッコウル18-200mm
場所:明日香村稲渕

明日香村稲渕では秋分の日を中心に毎年「彼岸花まつり」が行われます。
そのメインは彼岸花の咲く棚田の道に色んな変わり案山子が並び、案山子街道と成ります。それを目当てに多くの観光客が訪れ、秋晴れの一日を楽しんでおりました。
「東大寺二月堂十七夜」 東大寺二月堂十七夜
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:奈良市雑司町・東大寺二月堂

暑かった夏も過ぎ、早秋の候となりました。毎年九月十七日は、二月堂の堂内に万灯明が灯され「十七夜」の法要が行われるとともに、奈良の盆踊りの最後を飾る二月堂の十七夜の盆踊りの日でもあります。階段の両側や二月堂の周囲などにぐるりと灯篭がおかれ、蝋燭の灯りでお堂や回廊が照らし出され、一陣の風が吹きぬけるような爽快感が残る風情を呈します。何時も見慣れた景観も、灯篭に揺れる蝋燭の灯りが加わると、別の空間であるかのごとき佇まいをみせ,幽玄の世界に溶け込まれてしまうのである。
「秋の気配」 秋の気配
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成23年9月18日
撮影機材:ニコンD300 AF-Sニッコール18-200mm ISO800 f5.6 オート(-0.3)
場所:六甲高山植物園

ススキの季節がやってきました。ススキといえば逆光により銀色に輝いているとか、夕日により茜色に輝く様はまことに綺麗です。
しかしこの様に楚々として咲いているところを見ると秋の澄んだ心地よい涼風が頬をなでていくように感じられ、私のの心を満たしてくれます。
「古代大和への幻想」 古代大和への幻想
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:奈良市春日野町160・春日大社

春日大社は古代大和時代に、藤原氏一族(近衛・九条両家現)の守護と、同族への「怨念」「怨霊」を鎮めるために祀られた神社とも言われている。
今、夜の帳が静かに降り、灯篭に灯りが灯され始めると、次第に漆黒の世界に変貌し、そこには過ぎし古代の幻想的な光景が甦ってくるような思いがすのである。
「リングボケフィルター」 リングボケフィルター リングボケフィルター リングボケフィルター リングボケフィルター リングボケフィルター
撮影:大西光英(南医師会)
日時:9月7日
撮影機材:CANON EOS 7D + 100mm Macro
場所:宇治市植物公園

リングボケフィルターはネイチャー写真家の石井孝親(いしいよしちか)先生が考案された、レンズの保護フィルター等の真ん中に丸いシールを貼ってリング状のボケを写す方法です。今回は直径12mmの丸いシールを貼っていますが、シールの直径はレンズの焦点距離の8分の1~10分の1くらいを目安にするのが良さそうです。AF(オートフォーカス)が効き難くなるとか、絞り開放近辺でしか使用できない等の欠点もありますが、一味違った背景のボケが手軽に楽しめます。
「彼岸花(曼珠沙華)」 彼岸花(曼珠沙華) 彼岸花(曼珠沙華)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪府富田林市・市立第三中学校界隈

彼岸花は曼珠沙華とも呼ばれ、その曼珠沙華は梵語で「赤い花」を意味する言葉で、釈迦が悟りを開いたとき、天から降ってきた花であると言われております。多少のズレがあっても、「彼岸の入り」に花が咲き始め、「秋分の日」あたりになると、まるで約束でもしていたかのように満開に咲き誇る姿に、自然の力の偉大さと霊感を感じさせる花であります。
また、曼珠沙華の「レッド」は多くの西欧人がこよなく愛する「マチス・レッド」に匹敵できるものであると確信し、その持つ色合いに魅せられるのであります。
「陰翳礼讃」 陰翳礼讃
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックス((レンズ:ライカDCバリオ・エルマー)
場所:京都市東山区祇園町北側271 何必館・京都現代美術館

もし日本座敷を一つの墨絵に譬えるなら、障子は墨色の最も淡い部分であり、床の間は最も濃い部分である。その夢のような明るさをいぶかりながら眼をしばたたく。何か眼の前にもやもやとかげろうものがあって、視力を鈍らせているように感ずる。「ほのじろい紙の反射が、床の間の濃い闇を追い払うには力が足らず、却って闇に弾ね返されながら、明暗の区別のつかぬ昏迷の世界を現じつつある。」(陰翳礼讃から)そう言う座敷に這入った時に、その部屋にただようている光線が普通の光線とは違うような、有難味のある重重しいもののような気持ちがするのである。
「都市と自然」 都市と自然 都市と自然 都市と自然
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:和歌山県日高郡由良町大引・白崎海洋公園

都市の建築物や道路の大部分は石灰岩を原料とするセメントで出来上がっている。それはまさに都市の骨格の部分を造り上げている材料は石灰岩なのである。一方石灰岩に目を向けると、普段は殆ど意識されることがないが、都市と自然、人工物と天然資源の緊密なつながりが浮かび上がってくるのである。すなわちこの石灰石はまさに都市の「起源」となる物質である。石灰石についての「妄想」をふくらませるとつぎのような認識にたどりつくのである。「都市の遥か地平線まで続くコンクリートのビルや道路が、すべてこれら山々から掘り出した石灰石を原料としているなら、このビルや道路をすべて擦りつぶし、その膨大な量の炭酸カルシュウムを慎重に元の場所に返してやれば、以前の山の稜線は、ぴったりと復元されることになる。すなわち、「石灰石の鉱山と都市はまるで写真のネガとポジのようなものだ」とも思われ、よく観察すると石灰石の山も都市のビルに、逆に都市のビルも石灰石の山に似通ったものがあるように感じた次第である。
「Going Home」 Going Home
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ルミックスFH5(レンズ:ライカDCバリオ・エルマー)
場所:大阪市北区梅田・JR大阪駅

高所よりガラス越しに見える、家路を急ぐ通勤者のいる駅のプラットホームにリアリテイーを存分に感じられ、また、ガラスがあるゆえに、多少霧のかかったような夜景に、都会の美しさを感じるわけであります。美しさとリアリティーが混在するアンバランスに、現代の断片といったものが感じられ、大変美しくも強い写真だと思っている次第であります。
「六甲枝垂れ」 六甲枝垂れ 六甲枝垂れ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:神戸市六甲山頂・六甲ガーデンテラス

海抜692メートルの六甲山頂に建つ、展望台・六甲枝垂れは、吉野の森で厳選された檜だけを使用しています。床・壁・全て檜の無垢材で仕上げ、爽やかな檜の香りに癒されます。三分一博志氏の設計、檜のフレーム(枝葉)越しに、360度パノラマの景色が展望できます。
檜のフレーム(枝葉)を界に広大な宇宙の空間に拡がる雄大な気分を体感できた一日でした。
その日は気象の変化が激しく、午後、突然入道雲(積乱雲/下層雲2000m迄に属す)が湧き出し、そのチャンスを逃さず撮影しました。
「瀬戸は日暮れて」 瀬戸は日暮れて 瀬戸は日暮れて 瀬戸は日暮れて 瀬戸は日暮れて 瀬戸は日暮れて
撮影:能田貞二(堺市医師会)

瀬戸の夕焼けは本当に美しいです。 明日も晴れそうです!
倉敷市下津井地区から落日風景を撮影してみました。
「蓮華」 蓮華
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

蓮という花は不思議だ。毎年のように出会うが、一年間の汚れた心を厳しく、そして優しく正してくれ、人として保つべきものを自覚させてくれるのである。蓮と接している時間の大切さは、計り知れないものがある。
蓮は、「正しく、強く、美しい」。まさに菩薩の心であるように思われるのである。
「マネキン」 マネキン
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ライカD1
場所:大阪市北区梅田・大阪駅・アトリューム広場

オオサカシティ ステイションの「アトルューム広場」伊勢丹・三越百貨店のショウィンドに、浴衣を着たマネキンと、ガラスに映った周辺の風景が二重露出のような効果で混じり合っているところを意識的に撮影した。都市の生活そのものを素朴な記録から、近代生活の心理的なニュアンスを写真的に見付だそうとした。このショウィンドガラスの反映が前衛的でシュルレアリスム写真を意識させるものである。
「万博記念公園日本庭園早朝観蓮会」 万博記念公園日本庭園早朝観蓮会 万博記念公園日本庭園早朝観蓮会 万博記念公園日本庭園早朝観蓮会 万博記念公園日本庭園早朝観蓮会 万博記念公園日本庭園早朝観蓮会
撮影:大西光英(南医師会)

万博記念公園日本庭園「はす池」では毎年この時期の週末には早朝観蓮会が開催されます。陽が高くなると、酷暑で参ってしまうので、嬉しいイベントですが、6時の開園直後から凄い人出で、池の周りはカメラマンで埋め尽くされてしまいます。
「花菖蒲群生」 花菖蒲群生
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:吹田市万博記念公園・日本庭園

アヤメ科アヤメ属の野生種・野花菖蒲をもとにつくりだされた。五・六月頃に咲き、梅雨の到来を告げる。日本各地のほか、東南アジア一帯の湿地や野原に分布する多年草。原種は赤紫だった花色から、紫・白・絞りなどの品種が生まれ、多彩になっている。江戸時代に地域ごとに品種群が確立し、それぞれ江戸花菖蒲、肥後花菖蒲、伊勢花菖蒲などと呼ばれている。特に花菖蒲の群生は素晴しく、その情景を前にして、美とは、混沌にある。すなわち、混沌の中から、あるルールや規律、そういうものを見つけだしたときに、美が発見されるのである。換言すれば「美は乱調にある」といわれ、「混沌」、いわばぐちゃぐちゃの中にこそ大切なものがあり、そこに初めて秩序を見出したときに、私たちは美的感覚を会得することが出来るのである。
この考え方は「創生に関わる世界」に共通するものである。
世界が混沌に見えたり、秩序的に見えたりするのは、どこを、どう切り取るかという意識次第である。
意識が変わると、視点が変わる。
視点が変わると、世界が変わる。
「沙羅」 沙羅
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ライカD2
場所:京都市右京区嵯峨北堀町・鹿王院

『祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす』「平家物語」にうたわれた沙羅双樹の花は、確かに早朝に咲き、夕べに、散るという、「一日花」の宿命であることから、引用されたものと思われる。しかし、開花から其の終焉に至るまで、僅か十数時間たらずという短時間に,清楚で可憐な花であるが、生ある限り、強く懸命に咲き、今に活きることに大きな自負と誇りをもっているが如く思われるのである、しかもなんの不平も洩らさず、歓んで永久の旅路に立って行くのである。「たけき者も遂には滅びぬ」。世代が交代するということこそが生命の本質である。自然のありさまを見れば、かたちあるものは壊れ、生ある者はやがてはなくなるのが世の常である..。沙羅の花はその生命の本質を理解して、今に活きることに喜びと誇りをもち、全力を傾注しているように思われ、命の儚さ、不憫さと世の無常をひしひしと感じさせられるとともに、沙羅双樹に大切のものを改めて教えられた次第である.
「水車のある村」 水車のある村 水車のある村 水車のある村
撮影:森本和弘(堺市医師会)

兵庫県神河町の新野地区では今でも沢山の水車が動いています。少し観光目的の感もありますが、実際水路から上の水田へと水を汲み上げています。
JR播但線、新野駅の前には新野水車の里協会があり、もし人がいれば色々水車の話をしてくれます。
「見色明心」 見色明心
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市西京区市立洛西竹林公園界隈

京都の西部の丘陵地帯は古来より広大な竹林があり、春ともなれば「山城筍」とブランド銘を冠して賞味されている。竹林は町と言う人工空間と山岳の自然空間との緩衝地帯という不思議な空間であるといえよう。
梅雨の合い間の早朝、洛西の「竹の径」を散策した。夜来の雨で竹林には薄い朝靄が漂い、ときおり鶯の鳴き声に耳を傾け、五感で感じる「竹の秋」の世界の向こうに何か不思議な世界を感じられる朝でした。
「蛍の舞うせせらぎ」 蛍の舞うせせらぎ
撮影:大西光英(南医師会)
場所:兵庫県西脇市中畑
撮影日:6月8日

雑誌の10万匹との情報に飛び付き、仕事が終わってから速攻で行ってきました。
ホタルを見るのは数十年振り、当然撮影は初めてです。 ネットで撮影方法を一夜漬けで叩き込み、20秒間隔で撮った数十枚の写真を重ね合わせています。
「城北公園の花菖蒲」 城北公園の花菖蒲 城北公園の花菖蒲 城北公園の花菖蒲
撮影:大西光英(南医師会)
場所:城北菖蒲園
撮影日:6月4日

城北公園の菖蒲園には約250品種・約13,000株の花菖蒲が栽培されているそうです。
園内にはアジサイやビヨウヤナギも咲いていました。
「アブ・シンベル神殿とその雪像」 アブ・シンベル神殿 大雪像
撮影:能田貞二(堺市医師会)

世界遺産のアブ・シンベル神殿はアブ・シンベル(エジプト)で撮影
ラムセス2世自らの像の建造物。 約3300年前に造られました。
大雪像は「さっぽろ雪まつり」で撮影
アブ・シンベル神殿を参考に作られた雪と氷の芸術品。 3年前に造られました。
2枚目の写真は、大雪像の写真です。
「一条の光明 (求光)」 一条の光明(求光)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷

琵琶湖の南、自然豊かな湖南アルプスの山中に建てられたミホ・ミュージアム。その広大な敷地にレセプション棟と美術館棟を結ぶ約五百米の連絡路があり、その間二百米ばかりの大きな立派なトンネルが造成されている。多くの観覧者は当館の電気自動車を利用されているが、徒歩で赴いたのである。その際、薄暗い環境に一条の光が射しこみ、恰も極楽浄土からの慈光を思わしめる、神秘的な情景に、幽境を彷徨って,光(希望)を求めている己の存在を認識した次第である。
「アビシニアン」 アビシニアン アビシニアン アビシニアン アビシニアン アビシニアン
撮影:益田元子(大阪市南医師会)

レッドのアビシニアンのオス(4か月)です。アビシニアンは賢く、活発な猫です。
ミニチュア・ライオンの愛称のように、野生的な風貌が魅力で、「やっと4か月」とは思えない風格があると思います。動く芸術品、カメラを向けていると、飽きることがありません。
「写真の楽しみ方」 花 花 花 花 撮影方法
撮影:能田貞二(堺市医師会)

花の写真ですが 背景の色合いを変えることにより 異なった花の味わいを楽しむことができます。
撮影方法は右端の写真をご覧下さい。今回の背景には 日本医師会雑誌 生涯教育シリーズを使用してみました。
「レッドローズ」ほか レッドローズ 群生 紅バラ 紅薔薇
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:大阪市北区中之島公園

♪♪♪ バラが咲いた バラが咲いた 真赤なバラが ♪♪♪
今年も中之島公園のバラ園に色とりどりの世界各国の品種のバラが艶を競うが如く咲き誇っていました。
歌にもある通り、バラは矢張り「赤」が定番みたいです。ローズレッドは日本の赤とはやや異なるように思われます。
「幕間の劇場」 茶畑 幕間
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都府相楽郡和束町小杉

何処か控え目で優しい新緑は、我々の心を和ませてくれ、芽吹いたばかりの小さな萌黄色から、柔らかで生命力に満ち溢れる緑色まで、日に日に色を変える新緑は魅力的な被写体なのです。
茶畑は、幕間に舞台の袖から眺める劇場のように、館内一杯の緑のビロードの客席を連想させるものがある。そして八十八夜の頃の茶葉の新芽が光に照り輝く姿の如く・・・・
荒らしい息吹が、光の祝福に迎えられ、あしたに香る、限りない才能を内に秘めて自らを磨き続ける、 若き芸術家たちの姿を客席に見る想いに駆られるのである。
「蘇る埴輪」 蘇る埴輪 蘇る埴輪
撮影:森本和弘(堺市医師会)

馬見丘陵公園は奈良県広陵町から河合町にかけての馬見丘陵古墳群を中心として開発された公園である。昨年(平成22年)には全国植樹祭が開かれました。このナガレ山古墳は古墳群の中でも最大級の前方後円墳で上部が崩れていたのですが、現代に蘇らせました。後円部は展望台になっていて誰でも上れるようになっています。
「産業遺産とサクラ」 産業遺産とサクラ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市左京区南禅寺前

東京への首都遷都にともない、活気をなくした明治の京都は、工業化をすることで町の活性化を狙い数々の土木事業が行われました。インクラインはその当時に造られた産業遺産の一つであります。しかし今は軌道だけが遺されており、その他水路閣や日本初の水力発電施設である赤い煉瓦造りの蹴上発電所などとともに、現代に残る近代京都の面影が偲ばれるものに思われるが、サクラだけは其の当時も、今日でも変わることなく、春ともなれば、今を盛りと咲き映えている光景は何故か印象的であった。
「平安神宮、桜3題」 平安神宮、桜3題 平安神宮、桜3題 平安神宮、桜3題
撮影:森本和弘(堺市医師会)
日時:平成23年4月10日

平安神宮は神苑の紅枝垂れは有名ですが、他の桜も見ごたえのある物があります。
一枚目は左近の桜ですがヤマザクラで、二枚目は紅枝垂れで、三枚目はソメイヨシノです。
「向日神社の妖艶な枝垂桜」 向日神社の妖艶な枝垂桜
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都府向日市向日町北山65・向日神社

718年創建の古刹、向日神社の本殿は「三間社流造」様式の室町時代の代表的な建築物として国の重要文化財に指定されています。また明治神宮本殿は当本殿をモデルとして建立されたのである。春の訪れで、神社の参道や境内に植えられたソメイヨシノや枝垂れ桜が一斉に花開き花見客で賑ぎあうのである。本殿に架かる回廊の造形美と、夕暮ともなれば妖艶な紅枝垂れ桜が見事に組合わされ、格別な風情を楽しましてくれる春のスポットである。
「雅」 雅
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:京都市上京区馬喰町・北野天満宮

日本三天神の一つ北野天満宮は京都髄一つの梅の名所です。祭神の菅原真公が、梅をこよなく愛したことから、天神社ではどこでも梅が植えられていますが、ここの規模は別挌です。
千百年の都・京都の特徴としてまず思い浮かぶのは、「雅」という言葉に象徴されるような洗練された美しさではないでしょうか。写真を撮影するうえではこの雅びをどう映像として表現するかが問題になります。私見ですが、丹塗りの社殿や金色の装飾に雅びを感じるのであります。北野天満宮の梅を撮影するにしても、木肌の社殿よりは丹塗りの社殿を背景にした方が京都らしさを表現できるように思われ、そして、梅の花も白梅よりは、紅梅の艶やかさに京都を感じてしまうのです。
「まほろば偲ぶ山辺の道」 まほろば偲ぶ山辺の道
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
場所:奈良県天理市布留町・石上神宮

大和盆地を見下ろす山辺の道は、日本最古の街道だといわれ、この街道沿いにある、神域の漆喰塀に浮き上がる樹影に、往古の情景が思い浮かばれ、さらに飛鳥人の行き交う足音が聞こえてくる感じに誘われるのである。そしてここに、古代歴史の原風景を見出した思いがしたのである。
遠い、見知らぬ人々の面影と景色が、見覚えぬ光と影の輪郭と記憶が、たたずむ私たちの日常にそっと甦ってき、かってのことを、そして来るべき日のことを、そっと耳もとで囁いてくれるもの、それが写真だと思う今日この頃である。
「マジックアワー(MAGIC HOUR)」 マジックアワー(MAGIC HOUR)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
場所:大阪市北区大淀中1-1-88梅田スカイビル

夕陽が沈んだ直後から、空に一番星が現われるまでのわずかな時間を、マジックアワーと呼ばれている。地上から影が消え、風が止み、淡い光の粒子につつまれたすべての風景が、いつしか最も美しい姿に生まれ変っている。
この儚い時間帯、まぶしい太陽光線がないので、すべての風景が静寂の中に沈んでいるのである。
子供のころ、丁度、家路に急ぐ時間、心の片隅に潜むなつかしい思い出が、夕空を眺めているとフッと蘇ってくるのである。
「富士山」 富士山 富士山
撮影:能田貞二(堺市医師会)

よく見る山ですが 冬化粧色の変化で 目を楽しませてくれます。
「大乗院庭園」ほか 大乗院庭園 散りもみじ
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
場所:奈良市高畑町1083-1 名勝大乗院庭園文化会館

「大乗院庭園」
大乗院は、1087年に創建された興福寺の門跡寺院でした。しかし、1887年に売却され、分散したが、1995年に「大乗院四季真景図」を基に復元整備された。
しかし、橋と橋挟石だけの復元にとどめられている。庭園は春には梅や木蓮、秋には紅葉などが美しく、とりわけ、夏には三ツ島のサルスベリが鮮やかに庭園を彩ります。
「秋のトンネル」 秋のトンネル 秋のトンネル 秋のトンネル 秋のトンネル
撮影:能田貞二(堺市医師会)
場所:明治神宮外苑(東京)

いちょう並木が黄金色に染まり、トンネルと絨毯になって、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
「旧堺燈台」ほか 旧堺燈台 旧堺燈台
撮影:能田貞二(堺市医師会)

今月の待合室の写真「旧堺燈台」
堺市堺港にある旧堺燈台は、高さ11.3m、六角形の灯台で、現存する最古の木製洋式灯台です(明治10年完成)。
兄弟3人が仲良く手をつないで燈台を見ている写真(昭和初期)には心を打たれます。
「雲を越えて」ほか 雲を越えて 黎明 早春の吊り尾根 早朝の西鎌尾根
撮影:河井和彦(淀川区医師会)

「雲を越えて」
南アルプスの間ノ岳からの写真です。雲海の向こうに は富士山。直ぐそこに見えていて雲を渡れば簡単に程なく行けそうです。
「オーストラリア、エアーズロック」 オーストラリア、エアーズロック
撮影:牧典彦(大阪市旭区医師会)
日時:平成22年5月2日 17時32分18秒

エアーズロックのサンセットツアー参加時のショットです。 世界各国からツアーに参加され、夕日に照らされるエアーズロックを背にシャンパンで乾杯です。ツアーコンダクターは、接待におおわらわです。
「野村紅葉と新緑」ほか 野村紅葉と新緑 餘部鉄橋 新旧の餘部鉄橋 現在の餘部鉄橋
撮影:北野馨(豊中市医師会)
日時:平成22年5月16日
機材:PANASONIC FZ18

「野村紅葉と新緑」
餘部鉄橋の架け替え工事が始まるまでに現在の鉄橋を見ておこうと一泊の小旅行に出かけました。旅館の庭の野村紅葉と新緑の見事なハーモニーが部屋のテーブル面に写り込んだものです。
「老若の竹林」ほか 老若の竹林 睡蓮 芽吹き しだれ桜 シャガ(胡蝶花)
撮影:長尾喜八郎(寝屋川市医師会)

「老若の竹林」
老若寄り添うようにして年毎に筍が生え、立派な竹林となっている。竹林の中に入ると、風による枝葉の擦りあう音は素晴らしいハーモニーを奏で心癒してくれる。
花言葉:節操
「琵琶湖疎水の桜」ほか 琵琶湖疎水の桜 薬師寺伽藍 夕茜(明石市大久保町江井ヶ島)
撮影:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100




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