第40回臨床検査精度管理調査結果報告書

第40回臨床検査精度管理調査結果報告書 page 91/368

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―91― 血液学的検査は赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、白血球数、血小板数、赤血球指数について精度管理調査を実施した。網赤血球比率及び自動白血球分類については参考調査とした。血液学検査の参加施設....

―91― 血液学的検査は赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、白血球数、血小板数、赤血球指数について精度管理調査を実施した。網赤血球比率及び自動白血球分類については参考調査とした。血液学検査の参加施設数は255施設(昨年:273)と昨年より18施設減少で、全参加施設(268施設)の95%の参加であった。全血算(CBC)、網赤血球比率、自動白血球分類の試料は、例年通りボランティア採血によるCPDA加新鮮血液(400mL)にEDTA-2K(終濃度1.5㎎/dL)を添加した新鮮血2試料である。試料は1月8日に作製、クール便にて各参加施設に配布した。血液試料の配布にあたり問題となる試料の溶血は、溶血認められずは試料10で227施設(89.0%)、試料11で231施設(90.6%)、軽度溶血は試料10で16施設(6.3%)、試料11で15施設(5.9%)、中等度溶血は試料10で3施設(1.2%)、試料11で1施設(0.4%)、強度溶血が試料10で3施設(1.2%)、試料11で1施設(0.4%)であった。6施設(2.3%)で溶血度の記載がなかった。 配布試料の安定性については、試料作製後にランダムに抜き取った配布用試料を4℃保存し、作成後5日間測定した結果(表A)、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットの変動係数は0.5~1.0%、白血球数、血小板数で2.2~7.2%であり、試料10の白血球数で不安定な結果となったが、適切に保存すれば3日間は調査試料として問題ないと思われる。全ての試料で溶血は認めなかったが、試料10においては、4日目から「PLT Clumps?」のFlag出現と白血球数の低下がみられた。調査試料の項目別基本統計量(極端値を除外後、3SDで1回切断補正後)を表Bに示す。また、評価方法は例年通り日本医師会臨床検査精度管理調査と同様、測定装置別に補正共通CVを適用した評価基準用SDを設定し評価した。但し、同一機器使用施設が5施設以上の施設が、評価対象となります(表C)。3.血液学検査測定期間:平成25年1月9日~13日項目試料番号測定回数平均値標準偏差変動係数赤血球数(x104/uL)1015   4092.190.51115   4272.280.5ヘモグロビン(g/dL)1015   13.00.050.41115   13.00.080.6ヘマトクリット(%)1015   38.00.381.01115   38.60.381.0白血球数(x102/uL)1015   44.93.237.21115   46.61.052.2血小板数(x104/uL)1015   31.70.622.01115   27.20.542.0表A 配布試料の経日測定結果測定機器:Sysmex XE-5000