第40回臨床検査精度管理調査結果報告書

第40回臨床検査精度管理調査結果報告書 page 4/368

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―4―は じ め に「精度管理の原点に戻ろう」 臨床検査精度管理委員会が行う外部精度管理調査は、検査室が報告する検査結果に「想定外」の事態が発生しないようにお互いに監視し、改善するのが目的であることは申....

―4―は じ め に「精度管理の原点に戻ろう」 臨床検査精度管理委員会が行う外部精度管理調査は、検査室が報告する検査結果に「想定外」の事態が発生しないようにお互いに監視し、改善するのが目的であることは申すまでもありません。最近の外部精度管理調査において、多くの項目で収束が進み、入力ミス等がない限り、問題が顕在化することは少なくなってきました。検査室では、この良好な状態を維持するために内部精度管理を実施し、次回の外部精度管理調査につなげておられることと思われます。ここで、今一度、外部精度管理調査の目的について考えてみたいと思います。 外部精度管理調査の目的は、他の多くの施設と比較して、自検査室が報告するデータがどの程度平均値から乖離しているのか、それが臨床的に問題あるのか無いのかを評価し、必要があれば臨床側に報告して、以後の診療に反映してもらうことにあります。統計学的に見ると、このような外部精度管理調査を実施した場合、各施設から提出される成績のデータは、きれいな正規分布を示します。つまり、極端な収束については、問題が含まれている可能性があります。 大阪府医師会にて実施している外部精度管理調査においてそのような問題はないと考えますが、本来の外部精度管理調査の目的に戻って、自施設にては「想定外」の検査結果が臨床へ報告されないようにするための「予防処置」としての取り組みが望まれます。 委員会も、よりレベルの高い外部精度管理調査を目指してまいります。今後とも、ご支援の程よろしくお願い致します。 平成25年3月吉日大阪府医師会臨床検査精度管理委員会 委員長大阪医科大学 臨床検査医学講座 教授   田 窪 孝 行