第40回臨床検査精度管理調査結果報告書

第40回臨床検査精度管理調査結果報告書 page 140/368

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―140― 試薬メーカー別平均値の比較を示した(図38-1)。前述したドライケミストリー法(ビトロス)での高値傾向以外では、採用施設数は1施設のみであるが、日本光電工業社が昨年同様高濃度側試料で低値傾向を示....

―140― 試薬メーカー別平均値の比較を示した(図38-1)。前述したドライケミストリー法(ビトロス)での高値傾向以外では、採用施設数は1施設のみであるが、日本光電工業社が昨年同様高濃度側試料で低値傾向を示した。標準品の起源はERM-DA474/IFCC(IRMM)で、トレーサビリティの確認もIRMM標準品を用いて行われており問題はないかと思われた。該当施設は一度トレーサビリティの再確認や検量線の確認等をメーカーに依頼してみる必要があるかもしれない。3)定量値解析(ツインプロット図) 詳細は、別途添付されている、測定法別散布図等を参照願いたい。 ラテックス免疫比濁法では、ニットーボー社採用施設で1施設、解離した値を報告していた(図38-2矢印①)。この施設は、試料19 ・20ともに高値に報告されており、系統誤差の影響が示唆された。また、前述した堀場製作所社での試料19の乖離データ(図38-2矢印②)以外では、多少のメーカー間差による偏りは認められるものの臨床上大きな問題となるレベルではなかった。4)外部委託 外部委託に関して、委託先数は9施設であり、総受託件数は16施設であった。測定法の内訳はラテックス免疫比濁法が15施設、ドライケミストリー法が1施設であった。採用試薬メーカーはラテックス免疫比濁法が栄研化学社6施設、ニットーボーメディカル社5施設、三菱化学メディエンス社2施設、積水メディカル社2施設、ドライケミストリー法が富士フィルム社1施設であった。ラテックス免疫比濁法15施設の報告値は、試料19が、平均2.32 ㎎/dL、SD 0.06 ㎎/dL、CV 2.5%、試料20が、平均0.94 ㎎/dL、SD 0.01 ㎎/dL、CV 1.5 %となり、3SD以上離れていた施設はなかった。ドライケミストリー法での報告値は、試料19が2.3 ㎎/dL、試料20が0.8 ㎎/dLであった。全体的に良好であった。図38-2 CRP:ラテックス免疫比濁法メーカー別ツインプロット図(誤記入修正後)