臨床検査精度管理調査結果報告書

臨床検査精度管理調査結果報告書 page 6/378

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― 4 ―は じ め に「臨床検査の標準化に向けて」 春寒の候、ますますご清栄のことお慶び申し上げます。 平素は大阪府医師会の活動に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。おかげをもちまして、平成23年度....

― 4 ―は じ め に「臨床検査の標準化に向けて」 春寒の候、ますますご清栄のことお慶び申し上げます。 平素は大阪府医師会の活動に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。おかげをもちまして、平成23年度、第39回大阪府医師会精度管理調査事業を終えることができました。 今年は、ほぼ例年と同じ284施設が調査にご参加頂きました。昨年度から試行しておりましたオンラインでの調査への回答を、今年から本格的に導入しましたが、皆様におかれましては大きな問題もなく入力して頂きました。多少はストレスとなったことかと存じますが、事務処理の合理化の一環でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ところで、近年、ますます各医療機関における臨床検査の質が問われてきております。DPCの拡充により、医療の標準化が浸透しつつあり、各疾患における診療ガイドラインが拡充・整備されてまいりました。そのガイドラインに記載される検査の判断値が大きな意味を持ってまいります。すなわち、治療法を選択する基準になるのが検査値ですので、臨床検査の標準化ができていなければ治療方針にブレを生じてしまい、結果的に患者のQOLや予後に影響することになります。今回の調査結果を概観しますと、測定法が一定の方向に収束しつつあり、結果についても同様にCV値が下がりつつございます。しかし、まだまだ、マイナーな測定法を採用している施設があり、測定値が大きくかけ離れる例が後を絶たない状況です。 このような外部精度管理は、客観的に自らの検査室を見直すよい機会です。今回の結果をご参考にしていただいて、臨床検査の質の向上にお役立て頂きますようよろしくお願い致します。 平成24年3月吉日大阪府医師会臨床検査精度管理委員会 委員長関西医科大学 臨床検査医学講座 教授       髙 橋 伯 夫