臨床検査精度管理調査結果報告書

臨床検査精度管理調査結果報告書 page 132/378

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―130―反応性を示した。一方で、1施設ではあるがLPIA A-700で6.5と比が大きくなった。この施設では昨年度も試料17/18比が4.0と大きく機種間差が疑われた。また、同一メーカーの試薬でも測定機器が異なると反応性が....

―130―反応性を示した。一方で、1施設ではあるがLPIA A-700で6.5と比が大きくなった。この施設では昨年度も試料17/18比が4.0と大きく機種間差が疑われた。また、同一メーカーの試薬でも測定機器が異なると反応性が異なっていた(AxSYM vs ARCHITECT、HISCL vs PAMIA、LUMIPULSE f vs PRESTO vsVITROS)。抗体測定系では用いる抗原の種類や、抗原抗体反応の環境によって必ずしも希釈直線性は得られないが、他施設とのデータ比較が必要な場合もあり、将来的にはより高精度・高感度でありながら、互換性の取れた反応系に集束することが望まれる。詳細は、別途添付されている、測定法別散布図等を参照願いたい。4)外部委託 外部委託に関しては、ほぼ例年と同様の傾向を示した。委託先数は12施設であり、総受託件数は34施設あり、試薬の内訳はアーキテクト・HCV21施設、ケミルミCentaur-HCV抗体4施設、オーソHCVAbLPIAテストⅢ4施設、ルミパルスⅡオーソHCV2施設、ランリームHCVⅡEX2施設、オーソクイックチェイサーHCVAb1施設であった。全ての施設で正しい報告がなされていた。5)まとめ HCV抗体検査に関しては、全ての施設で正しい成績が得られた。反応性に一部異なるものがあるものの、大阪府下の各医療機関で採用されている試薬・測定系には大きな問題となるものはなかった。HBs抗原同様、参加施設の皆様の日々の精度管理の賜物であると考える。 病診連携を踏まえた、他施設間でのデータ比較にはやはり定量性を持った上で、どこの施設でも同じような測定値が得られることが望ましい。しかし、抗体検査測定値の標準化・共有化は非常に難しい部分がある。現時点では、HCV抗体検査はスクリーニング検査であるという位置づけで、特異性・感度の高い方法を選択し、確実に管理を行って日常業務に供することがわれわれの義務であろう。図37-1 HCV抗体測定値ツインプロット図????????????????HCV抗体25201510500    50   10   15   20   25   30   35   40   45AxSYMLUMIPULSE fLUMIPULSE G-1200LUMIPULSE SVITROSSphereLightLUMIPULSE PRESTOHISCLARCHITECTPAMIALPIABM×Centaur