臨床検査精度管理調査結果報告書

臨床検査精度管理調査結果報告書 page 120/378

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概要:
―118―4)総括 抗Dとの反応は、試料14、試料15ともに参加施設の全てでミスはなかった。しかし、D陰性確認試験については、陽性にも関わらず実施したとする6施設と陰性で未実施のまま総合判定も陰性とした6施設....

―118―4)総括 抗Dとの反応は、試料14、試料15ともに参加施設の全てでミスはなかった。しかし、D陰性確認試験については、陽性にも関わらず実施したとする6施設と陰性で未実施のまま総合判定も陰性とした6施設があり、D陰性確認試験のもつ意義を再確認する必要性があると思われた。表34-6のD陰性確認試験の年度別実施状況から、他へ委託する率が8.7%と過去最高になっていることが気になるところである。また、総合判定への入力ミスも試料14で3施設、試料15で2施設あり、ABO血液型と同様にコンピュータへの登録ミスは異型輸血の最も大きな原因になることを肝に銘じ、結果入力時や報告時におけるチェックを確実に行うよう徹底して頂きたい。5)ABO、Rh(D)血液型検査の参考資料(試料14、試料15) 表34-7にはABO血液型、Rh(D)血液型検査における年度別成績を、表34-8にはABO血液型、Rh(D)血液型検査の受託施設の検査方法と委託施設数を示したので参考にされたい。?試料提供・・・ABO血液型の試料と同一である。?参加施設・・・242施設で自施設検査は221施設(91.3%)、外部委託は21施設(8.7%)であった。?自施設実施の目的・・・ABO血液型検査と同様である。?正解・・・試料14「陽性」の正解率は98.8%、試料15「陰性」の正解率は96.7%であった。施設仮No. 試料抗Dとの反応D陰性確認試験総合判定コメント9 15 (-) 未実施(-) 陰性確認試験外注で未実施10 15 (-) 未実施(-) 陰性確認試験外注で未実施11 15 (-) 未実施(-) 陰性確認試験外注で未実施12 15 (-) 未実施(-) 陰性確認試験は未実施13 15 (-) 未実施(-) 陰性確認試験は未実施14 15 (-) 未実施(-) 陰性確認試験は未実施15 15 (-) 未入力未入力陰性確認試験は実施、入力ミス16 15 (-) (-) + 入力ミス表34-5 D陰性確認試験と総合判定に問題点が見られた施設施設数(%)2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年自施設で実施256 90.5% 259 89.0% 263 92.9% 243 88.7% 241 89.3% 232 87.5% 224 87.2% 224 87.5% 213 86.9% 222 91.0% 207 85.5%他へ委託する16 5.7% 21 7.2% 16 5.7% 16 5.8% 15 5.6% 15 5.7% 18 7.0% 19 7.4% 15 6.1% 20 8.2% 21 8.7%実施しない11 3.9% 11 3.8% 4 1.4% 15 5.5% 14 5.2% 18 6.8% 15 5.8% 13 5.1% 17 6.9% 2 0.8% 14 5.8%合計283 100.0% 291 100.0% 283 100.0% 274 100.0% 270 100.0% 265 100.0% 257 100.0% 256 100.0% 245 100.0% 244 100.0% 242 100.0%表34-6 D陰性確認試験の年度別実施状況