臨床検査精度管理調査結果報告書

臨床検査精度管理調査結果報告書 page 119/378

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―117―2)成績およびまとめ(試料14) 試料14は、Rh(D)陽性である。参加242施設全てが抗Dと陽性であったが、総合判定を陽性とした施設数は239(98.8%)であった。表34-3にRh(D)陽性で結果に問題点が見られ....

―117―2)成績およびまとめ(試料14) 試料14は、Rh(D)陽性である。参加242施設全てが抗Dと陽性であったが、総合判定を陽性とした施設数は239(98.8%)であった。表34-3にRh(D)陽性で結果に問題点が見られた施設を示した。抗Dとの反応が陽性でD陰性確認試験結果に陽性と入力した6施設があり、その内の1施設は総合判定で未実施と入力ミスがあった。聞き取り調査の結果、その他にも2施設で総合判定へ入力ミスしたとの回答を得た。3)成績およびまとめ(試料15) 試料15は、Rh(D)陰性である。抗Dとの反応およびD陰性確認試験が陰性であれば総合判定を陰性とし、D陰性確認試験が未実施であれば総合判定は保留となる。表34-4に参加242施設の検査結果を示した。D陰性確認試験を実施して正解となった施設数は223(92.1%)で、D陰性確認試験を未実施のため判定保留とした11施設(4.5%)を合わせて234施設(96.7%)を正解とした。それ以外の8施設については表34-5にまとめた。6施設でD陰性確認試験を未実施のまま総合判定を陰性としていた。他の2施設では入力ミスがあった。「輸血療法の実施に関する指針(改定版)」では、輸血用血液製剤の選択においてD陰性確認試験は行わなくてもよいとあるが、患者のRh(D)血液型を陰性と確定するためにはD陰性確認試験の結果が必要である。弱いD抗原(Weak DやPartial Dなど)の可能性もあり、患者や主治医など診療側への報告は、その事を考慮して行うように心がけて頂きたい。施設仮No. 試料抗Dとの反応D陰性確認試験総合判定コメント1 14 + + + 特になし2 14 + + + 特になし3 14 + + + 特になし4 14 + + + 特になし5 14 + + + 特になし6 14 + + 未実施入力ミス7 14 + 未実施未実施入力ミス8 14 + 未実施未入力入力ミス表34-3 Rh(D)陽性で結果に問題点が見られた施設抗Dとの反応D陰性確認試験総合判定施設数%(-) (-) (-) 202 83.5%判定保留(-) (-) 21 8.7%(-) 未実施判定保留9 3.7%判定保留未実施判定保留2 0.8%(-) 未実施(-) 6 2.5%(-) 未入力未入力1 0.4%(-) 未入力+ 1 0.4%合計242 100.0%表34-4 試料15のRh(D)検査結果