臨床検査精度管理調査結果報告書

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―106―れ、ばらつきの原因の一つと考えられた。試薬添付のISIとLocal sensitivity index(ローカルSI)でのINRを比較した。試薬添付のISIによるINRはN=147、平均値=1.587、CV=15.2%に対してローカルSIによるINRはN=....

―106―れ、ばらつきの原因の一つと考えられた。試薬添付のISIとLocal sensitivity index(ローカルSI)でのINRを比較した。試薬添付のISIによるINRはN=147、平均値=1.587、CV=15.2%に対してローカルSIによるINRはN=33、平均値=1.469、CV=6.9%とばらつきは小さかった。ローカルSIによるINRは90.9%(30/33)がトロンボレルSを使用しており、そのためCVが小さいと考えられ、ローカルSIの採用によってCVが小さくなったかは判断できない(表30ー4)。4)試薬別(5施設以上)の3SD1回切断後の変動係数(CV) 5施設以上が使用していた試薬は6種類であった。その中でトロンボチェックPTのINRはCV=14.1%と大きくばらついた(表30ー5)。昨年と同様にばらついており、31施設中6施設でINRの入力値が計算値と異なる施設がみられ、ばらつきの原因の一つと考えられた。試薬別の集計で平均より6SDをはずれた施設は1施設認められた。5)ドライ試薬の3SD1回切断後の変動係数(CV) ドライヘマトPT(N=10)のINRの平均は1.531、CV=15.3%であった。昨年度(N=9、平均=1.669、CV=4.3%)と比較すると本年度のばらつきは大きかった。年度試薬添付のISIによるINR 試薬添付のISIでトロンボレルSのINR ローカルSI全体のINR ローカルSIでトロンボレルSのINR施設数平均CV(%)施設数平均CV(%)施設数平均CV(%)施設数平均CV(%)H23 147 1.587 15.2 81 1.437 2.8 33 1.469 6.9 30 1.441 2.9H22 148 1.927 12.3 70 1.787 3.0 29 1.828 9.3 26 1.775 1.6H21 167 1.878 8.9 54 1.740 2.0 18 1.772 2.7 16 1.768 2.3年度施設数試料12 試料13 試料12/13比INR平均(秒) CV(%) 平均(秒) CV(%) 平均CV(%) 平均CV(%)H23 188 12.60 7.3 18.42 11.7 1.459 6.6 1.563 14.4H22 185 12.30 7.9 21.34 13.6 1.727 7.8 1.909 12.0H21 189 12.24 9.6 19.94 16.7 1.623 9.1 1.867 8.7表30ー3.PTにおける集計結果(3SD 1回切断後)表30ー4.PTにおけるISI別INR集計結果(3SD 1回切断後)試薬名施設数ISI INR平均平均CV(%)トロンボレルS 115 0.971 1.438 2.8トロンボチェックPT 31 1.661 1.859 14.1ドライヘマトPT 10 1.730 1.531 15.3デイドイノビン7 1.023 1.569 3.8STA試薬シリーズPT 6 1.320 1.875 6.5ヒーモスアイエルリコンビプラスチン6 0.965 1.715 4.6表30ー5.PTにおける試薬別(N≧5) INR集計結果(3SD1回切断後)