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ごあいさつ 大阪府医師会長 茂松茂人



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大阪府医師会の茂松です。

平成29年も残すところわずかとなりました。毎年、この時期になりますと「今年の漢字」が話題に上ります。これは、日本漢字能力検定協会が漢字のもつ素晴らしさや意義を伝えるための啓発活動として、「1年の世相を表す漢字(1文字)」を募集し、12月12日の「漢字の日」に京都・清水寺の舞台で発表しているものです。平成7年より始まり、今や年末の風物詩のひとつになりました。 今年は世界や我が国周辺の情勢不安を反映したような文字が選ばれるのではないかと個人的には思っております。

ところで、皆様は「平成28年の漢字」は何だったか憶えておられますか?昨年はリオデジャネイロオリンピックの「金」メダルに沸き、また、政治と「金」を巡る問題、マイナス「金」利の初導入などが話題になり、「金」という漢字に決定しました。実は平成12年・24年も「金」が選ばれています。オリンピックイヤーということもあると思いますが、「お金」は生活に直結しますから、我々にとって大変身近な漢字のひとつであることに異論はないでしょう。

さて、大阪府医師会では「医療モニター制度」を設け、医療や医師会などに対する率直な意見をお寄せいただいています。11月にモニターの方とお会いした際、私から「日本の医療はどうなる/成熟社会・低成長社会を迎えて」と題して話題提供をしました。戦後の我が国の財政収支と社会保障の変遷を紹介しつつ、アベノミクスの推進による過大ともいえる最近の企業の内部留保や、個人資産の増加に伴う格差の顕在化などを提示しました。将来への不安が企業や国民に広がっているあかしとも言え、医療をはじめとする社会保障の重要性をともに考えていただきたいとお伝えしました。医療費の財源は税金・保険料・患者負担で成り立っていますが、高齢化の進展とともに増加する医療費を賄うためにはこれら財源の在り方が問われることになります。このため、社会保障の給付と負担の在り方が議論されていますが、我々医療を提供する側としては、社会保障への重点的な配分こそが、景気の回復や雇用の拡大につながるとした上で、国民が必要な時に適切な医療を受けることができるよう、十分な財源を確保し体制を整えることは国の責務だと一貫して主張してきました。医師会ではこのことを今後も強く訴えてまいります。引き続き、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

年の瀬を迎えて慌ただしい日々が続きますが、お体を大切にお過ごしください。



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