大阪府医師会の主張と紹介・取り組み
大阪府医師会ロゴ

ごあいさつ 大阪府医師会長 茂松茂人



会長近影画像

大阪府医師会の茂松です。

夏の始まりとともに、体調面で気を付けなければならないことのひとつが「熱中症」です。総務省消防庁では、平成20年から熱中症による都道府県別の救急搬送人数を公表し、今年も4月30日からの統計を「速報値」として示しています。これによりますと、5月20日までの1カ月足らずで、既に全国で1,500人以上の方が救急搬送されています。日中の最高気温が25度を超える「夏日」を記録する日も出てきています。本格的な暑さの到来を控え、早めに熱中症への対策を講じていただくとともに、体温調節機能が十分ではない高齢者や小さな子どもさんに対するご配慮をお願いいたします。

この時期になりますと、各紙で「骨太の方針」の見出しが増えてきます。これは、首相が議長を務める「経済財政諮問会議」がまとめる、財政・経済政策に関する基本方針の通称です。2001年の小泉政権時代から自民党政権下で政府が毎年6月に発表するもので、次年度の予算編成や施策等に大きく反映されますので、特に医師会では、社会保障費の抑制に関する方針に注目しています。一方、厚生労働省は先日、年金・医療・介護などの社会保障費の将来見通しを示し、高齢者人口がピークを迎える2040年度の社会保障給付費は多ければ190兆円に達すると推計しました。2018年度の社会保障給付費の名目額が121.3兆円ですので、実に68.7兆円の増加となり、対GDP比でみても21.5%から24.0%に増加すると見込んでいます。こうした議論の材料を基に、今後、社会保障費を抑制するため、新たな抑制目標や新たな改革工程表に国民への更なる負担増が盛り込まれることも考えられます。こうした社会保障費抑制政策によって必要な医療が適切に提供することが難しくなれば、憲法が保障する社会保障の本来の意味合いから大きくかけ離れたものとなってしまいます。医師会においても、憲法に基づき国民が必要とする医療・介護を中心とした社会保障について、国はしっかりと必要な財源を確保すべきであることを強く提言してまいります。

大阪府医師会長に就任して間もなく2年を迎えますが、このほど再任が決定いたしました。6月21日に行われる定例代議員会が終わりますと2期目がスタートします。執行部一同、一つひとつの事業や課題に対して、しっかりと真摯に取り組んでまいる所存です。引き続き、ご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。



会長ごあいさつ府医役員等紹介府医の主張と取り組み個人情報保護方針
医師会館活動内容保健医療センター予防接種センター
ACLS大阪各種統計調査結果のご案内母体保護法関連のご案内

大阪府医師会の主張と紹介・取り組みトップページ