会長ごあいさつ

大阪府医師会長
茂松茂人
会長近影

 大阪府医師会の茂松です。
 日ごとに秋も深まってまいりました。百貨店などではお歳暮商戦が本格化し、また、クリスマスケーキやおせち料理の予約も始まっています。年末に向けて色々と慌ただしくなってきますが、体調管理には十分に気を付けていただきたいと思います。
 さて、大阪府医師会では、医療を巡る様々な課題について一緒に考えていただくことを目的に、昭和56年より「大阪の医療と福祉を考える公開討論会」を開催しています。今年度は「在宅医療」をテーマに取り上げ、10月1日に実施しました。その時のあいさつでも申し上げましたが、今後の人口の超高齢化に対応して国は医療費を抑制しようと病院のベッドの数を減らし、在宅医療を中心に住み慣れた地域の中で患者の生活を支える地域包括ケアシステムの推進を打ち出しました。もちろん、通院が難しく在宅医療が必要な患者さんへの環境づくりは大切です。一方で、高齢者の場合には、加齢に伴う身体的機能の低下を防ぐためにも、できる限りご自身の力で動いていただくことも大切です。ご自身で通院できる場合や、自宅療養を経て通院できるまで回復された場合は、「かかりつけ医」を受診されるようお伝えしました。
 9月には、厚生労働省が平成27年度の医療費を公表しました。過去最高の41.5兆円(前年度比1.5兆円増)となり、13年連続で増加しているそうです。高齢化の進展や医療技術の高度化、そして今期の特徴として、C型肝炎に対する特効薬の登場など極めて高額な医薬品が医療費を押し上げているとのことです。しかし、「医療費抑制」一辺倒ではなく、必要な医療を過不足なく提供できる体制、そして皆様方が住み慣れた地域で安心・安全に過ごすことができることが最も大切です。そのためにも医師会は活動を続けてまいりますので、今後とも、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。


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