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げんき情報

メタボリックシンドローム

命にかかわる病気につながるメタボリックシンドローム
生活習慣を整えることが予防につながります。

平成31年4月更新

日本人の場合、予備軍も含めると、女性なら5人に1人、男性だと2人に1人がメタボリックシンドロームといわれています。

●メタボリックシンドロームとは?

 メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群とも言われており、内臓の周りについた脂肪が多いと、体中の血管に悪影響を及ぼし、心筋梗塞や脳梗塞など、命にかかわる病気につながる危険性があるといわれています。

●メタボリックシンドロームの診断基準は?

 メタボリックシンドロームの診断基準は、おへその高さの腹回りが、男性で85cm以上、女性で90㎝以上、これに加えて、血圧、血糖値、血中脂質値のうち2つ以上が異常を示すことです。

●血清脂質異常

 トリグリセリド(中性脂肪)値 : 150mg/dL 以上
 HDLコレステロール値 : 40mg/dL 未満のいずれか、もしくは両方

●血圧高値

 最高血圧 : 130mmHg 以上
 最低血圧 : 85mmHg 以上のいずれか、もしくは両方

●高血糖

 空腹時血糖 : 110mg/dL 以上

●メタボリックシンドロームを予防するには

 メタボリックシンドロームは、生活習慣と密接に関係しています。食生活や運動などの生活習慣を整えることが、メタボリックシンドロームを予防することになります。以下のことに気をつけるようにしましょう。

  • 食事は腹八分目にしておく。
  • 緑黄色野菜をできるだけ摂るようにする。
  • 移動にはなるべく車を使わずに歩くようにする。
  • 間食や、夜遅くの食事は控える。
  • 適度な運動をする。
  • たばこや過度なアルコールは控える。
  • 体重を毎日計り、関心を持つ。
メタボリックシンドローム