アキレス腱の断裂は、普段、あまり運動をしていない人が、急にスポーツをしたり、坂を駆け上ったりしたときに起こりやすく、30〜40歳代の人によくみられます。予防には入念な準備運動を行うことが大切です。

◆アキレス腱が切れるとどうなるの?
 急に足を踏み込んだ瞬間に、かかとの少し上の辺りに、後ろから棒で叩かれたような衝撃を受け、踏み込む力が弱くなり、つま先立ちができなくなります。切れた瞬間、痛みはありますが、その後はあまり強い痛みがないことが多いようです。
アキレス腱が切れてもまったく歩けなくなることはないので、切れていることに気付かない人もいます。
 かかとの少し上あたりにある筋が切れて、へこんでいるのが皮膚の上から確認できます。

◆アキレス腱が切れたときの治療法は?
 アキレス腱がつながるまでギプスによって固定する方法と、手術で縫合する方法があります。一般に、ギプスで固定する方法は日常生活ができるまで3カ月程度と時間がかかりますが、手術のために入院する必要がないなどのメリットがあります。医師とよく相談して決めるようにしましょう

◆予防するにはどうすればいいの?
 テニス、バトミントン、バレーボールなどのスポーツ中に多く起こっています。また、若い人よりも30〜40歳代に多発しています。普段、あまり運動をしない人や、腕に覚えのある運動を急にやる場合は、特に注意が必要です。
 アキレス腱が切れた人の3分の1程度は、準備運動をほとんど行っていなかったことがわかっています。運動前には十分なストレッチやウォーミングアップをするようにしましょう。


運動前には、十分なウォーミングアップを心掛けましょう。

   
 

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