乳幼児に多いさかまつげ。ほとんどの場合は、成長とともに治っていき問題ありませんが、
角膜が傷つけられる場合もありますので、眼科を受診するようにしましょう。

◆さかまつげとは?
 さかまつげは、まつげが眼球の方に向かって生えている状態をいいます。まぶた自体が内向きに折れ込んでいる眼瞼内反(がんけんないはん)と、まつ毛が角膜側を向いて生える睫毛乱生(しょうもうらんせい)があります。乳幼児に多いのは、前者です。

◆さかまつげによる症状は?
 目やにが出たり、充血、眼の違和感、痛みなどの症状が起こることがあります。また、まつげが角膜に接触することで、角膜炎が起こる場合があります。また、まつげによって角膜の表面に細かい傷ができ、角膜の表面で光線が乱反射するようになるため、視力が低下することもあります

◆治療は?
 乳幼児は、もともとまぶたに脂肪が多く、さかまつげになりがちです。しかし、まつげがやわらかいため、痛みなどの症状はほとんど起こりません。成長とともに自然に治っていく場合が多く、特に問題がないようなら心配する必要はありません。ただし、3〜4歳になってもさかまつげが治らず、目やにや充血、痛みなどの症状がひどい場合には、まつげを外側に向ける手術が必要な場合もあります。

目やにや充血などの症状には、結膜炎などの病気が隠れていることもあります。症状がひどいときは、眼科医に相談するようにしましょう。

   
 

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