スポーツによるケガの中でも、肉ばなれは比較的、起こりやすいものです。
筋肉に、急激に無理な負担がかかることで起こりますので、特に筋肉が硬くなっている中高年は注意が必要です。

◆肉ばなれとは?
 肉ばなれは、急激に筋肉が収縮した結果、筋肉が部分断裂し痛みや腫れ、運動障害をもたらします。ふくらはぎや太ももに起こることが多く、腫れや痛みが出てきます。筋力不足や疲労、ウォーミングアップの不足などが原因です。また、寒さによっても肉ばなれが起こりやすくなります。

◆肉ばなれの症状は?
 軽い場合には、押すと痛む程度で歩くことにはほとんど不自由がない程度ですが、ひどい場合には、激痛があり患部が腫れます。また、指でさわると筋肉が断裂している部分がへこんでいる場合もあります。血腫(血のかたまり)を硬く触れることもあります

◆肉ばなれの予防は?
 急に激しい運動をせずに、柔軟運動やストレッチングを十分に行い、筋肉をやわらかく伸ばしてから運動を始めることが大切です。また、整理運動(クールダウン)を必ず行うことも重要です。

◆肉ばなれが起こったときの応急処置は?
 1.伸縮性のある包帯で巻くかサポーターをして軽く圧迫し、肉離れが起こった部位を固定して安静にします。
 2.サポーターの上から水や氷で冷やします。
 3.肉ばなれは軽度なものでも再発する可能性が高いケガなので、必ず専門医の診察を受け、適切な治療と早期運動療法、リハビリを行うようにします。


運動会のシーズンには、年配の方は特に注意が必要です。運動前には、準備体操を十分に行うようにしましょう。

   
 

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