山や海へ出かけることの多い夏には、有害な生物に接する機会も多くなります。特に8月から10月はスズメバチの被害が多くなる季節です。毎年、何人かがスズメバチに刺されて亡くなっていますので、十分な注意が必要です。

◆スズメバチに刺されたらどうなるの
 ハチに刺されると、体内にハチ毒に対する抗体ができ、次に同じ種類のハチに刺されたときには、人によっては、アレルギー反応を起こし、アナフィラキシーと呼ばれるショック症状を起こします。アナフィラキシーを起こすと、呼吸困難や血圧低下などを起こし、最悪の場合、死に至る危険もあります。特に、アレルギー体質の人や、ハチに一度、刺されたことのある人は、十分注意する必要があります。

◆ハチに刺されたらどうすればいいの?
 次のような手順で処置をし、安静にします。20分ほど様子を見て、異常がないようなら、ひとまずは安心です。様子がおかしいと思ったら、ただちに医療機関を受診するようにしましょう。
@ 刺された傷口を流水でよく洗い流す。ハチの針が残っている場合は、そっと抜く。
A 傷口から毒をしぼり出す。口で吸った場合、毒は必ず吐き出しましょう。
B 抗ヒスタミン軟膏などを塗り、冷やす。
C 息苦しさや口の乾き、冷や汗、めまい、血圧低下、しびれ、嘔吐、じんましんなどのショック症状が現れた場合は、一刻も早く救急病院で医師の診察を受ける。

◆ハチに刺されないためには
 ハチは大きな音や振動などの刺激を受けると、興奮して攻撃性を増します。ハチを刺激しないように注意しましょう。
● ハチは黒いものを狙う習性があるので、白っぽい服や帽子を着用する。
● あらかじめ腕や脚などに虫除けスプレーを吹き付けておく。
● 巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないように注意する
● ゆっくり静かにその場を離れる。頭を隠し姿勢を低くして、ゆっくりその場を離れる。

   
 

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