■前立腺がんとは?
前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱のすぐ下で尿道を挟むようにあるクルミのような形をした臓器です。
その働きは前立腺液を分泌することです。前立腺液は精液の一部となり精子の保護やその運動を助ける役割を果たしています。
ここに発症する前立腺がんは、50歳以上の男性に多く見られ、高齢になるほど発症頻度が増していきます。家族に前立腺がんの人がいる人は発症の危険性が高いと考えられますので、検査をまめに受けるなど注意するようにしましょう。
■前立腺がんの症状は?
初期には自覚症状がほとんどなく、がんが進行すると、下腹部の不快感、排尿時間が長くなる、排尿の回数が増える、尿が出にくい、残尿感がある、血尿が出るなどの症状が出てきます。
■前立腺がんの治療は?
前立腺がんの治療法には大きく分けて「手術療法」「放射線療法」「ホルモン療法」の3つがあります。がんの進行の程度によってどの治療法を選ぶか、また組み合わせるかが異なってきます。手術療法の場合は2週間程度の入院が必要ですが、放射線療法やホルモン療法の場合、外来での治療が可能です。
手術療法では尿漏れや勃起障害、放射線療法やホルモン療法では、勃起障害が起こる可能性があります。
前立腺がんは、血液中のPSA(前立腺特異抗原)を検査することで、簡単に調べることができます。
年に1度は検査を受けて、早期発見に努めましょう。 |