夏風邪の一種であるヘルパンギーナは小さな子どもに多く発病します。真夏に高熱が出たときには、
脱水症状などに気を付けてあげるようにしましょう。

◆ヘルパンギーナとは?
 夏風邪の一種で、1〜2歳の幼児に多く発病します。6月から10月にかけて発病しますが、特に7月、8月の真夏に多く起こります。
 ウイルス(コクサッキーA群が多い)が原因で、ウイルスを持った人の便や鼻水、唾液などに触れたり、それらがついたものに触れることによって感染し、発病します。このウイルスに効く特効薬はありませんが、安静にしていれば約1週間で回復します。
 入院するほどの重い症状が起こることはほとんどありませんが、まれに髄膜炎や脳炎、ポリオ様のまひが起こる場合がありますので、注意が必要です。

◆ヘルパンギーナの症状は?
 2〜4日間の潜伏期間を経て、突然38〜40℃ほどの高熱を出し、それと同時か少し遅れてのどの奥の粘膜が赤くなり、発疹が出ます。病初期には散在性の白色あるいは灰白色の丘疹、後に浅い潰瘍が出現します。発疹は1〜2mm程度の小さなもので、10個前後とさほど多くはありませんが、かなり激しく痛みます。
 また食欲不振や頭痛、腹痛や嘔吐、熱性けいれんを起こすこともあります。熱は1〜4日ほどでおさまり、発病から1週間程度で他の症状もなくなります。
 

◆いつから登園・登校が可能になりますか?
 熱が下がって、食事もできて元気になれば可能です。    

◆夏に高熱が出たときには
 暑い夏の季節に高温が出ると汗を大量にかくことになります。脱水症状には十分注意し、スポーツドリンクなどでこまめに水分補給をするようにしてあげましょう。また衣類はひんぱんに取り替えるようにします。
 熱が高い場合には、体力を消耗するおそれがありますので入浴は控えたほうがよいでしょう。
ただし子どもは新陳代謝が激しいので、熱いお湯でタオルをしぼり、全身を拭いて清潔にしてあげましょう。

 

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