成人女性の20%が経験を持つ尿漏れ(尿失禁)。病気という認識が薄く、一人で思い悩む人が多いようですが、適切な治療によって症状は改善されます。恥ずかしがらずに専門医を受診するようにしましょう。


◆ 尿漏れ(尿失禁)とは

 尿漏れ(尿失禁)は、自分の意志とは関係なく、尿が漏れてしまうもので、排尿の制御機能がうまく働かなくなった状態によって起こります。成人女性の「20%が経験あり」とのデータがあるほどですが、病気という認識が薄く、尿漏れの症状があっても、「恥ずかしい」「治らないだろう」と思い、医療機関へ行かず、一人で悩む人が多いようです。

◆ 尿失禁はなぜ起こる?
 尿失禁の原因はさまざまですが、加齢や出産にともなう筋肉の衰え、脳血管障害や膀胱炎、結石などによる機能低下などや、不安感や緊張感などのストレスによるものが多いといわれています。突然強い尿意に襲われ、トイレまで我慢できない「切迫性尿失禁」と、咳などをした時に、少量の尿がもれてしまう「腹圧性尿失禁」の2種類がありますが、特に「腹圧性尿失禁」は、女性特有のものです

◆ 尿失禁の治療は?
 「切迫性尿失禁」の場合は、脳血管障害などや、男性では前立腺肥大症、女性では膀胱炎が原因となることもあります。膀胱の収縮を抑える薬物療法などの治療法があります。


「腹圧性尿失禁」は体操や簡単な手術で改善されます。軽度から中度の場合は、専門医の指導のもとに骨盤底筋を鍛える体操を行うとよいでしょう。

 

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