働き盛りの人が、ある日、突然、片耳が聞こえなくなることがあります。それが突発性難聴です。治療が遅れると、難聴や耳鳴りが残ることもありますので、異常に気づいたらすぐに受診するようにしましょう。

◆突発性難聴とは
 原因となる疾患が特にないのに、ある日突然、難聴が起こる病気。若い人にも見られますが、特に多いのは40〜50歳の働き盛りの年代です。ストレスや心身の過労が引き金となって、発病すると考えられています。

◆突発性難聴の症状
 かなり高度な難聴が起こり、まったく聞こえなくなる場合もあります。ただし片耳だけに起こるため、すぐには気づかないこともあります。

 難聴以外に、耳鳴りやめまい、吐き気なども起こる場合があります。耳鳴りはほとんどの人に起こり、長く続くとイライラしたり不眠になるなど、精神的な影響を及ぼすこともあります。

◆突発性難聴が起こったら
 聴覚の異常に気づいたら「そのうち治るだろう」と放置せず、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。治療が遅れると、難聴や耳鳴りが残る場合があります。

 治療は薬によるものが主ですが、安静にして身体を休めることが大切です。ストレスや過労を取り去ることが、血液の流れをよくし、身体の免疫力を高め、症状の緩和や治療を円滑に進めることにつながるからです。