■「健康寿命」を延ばすための具体的な目標
 
厚生省は2000年、「すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会」の実現を目指して「健康日本21」を制定しました。
これは「健康寿命」を延ばすことを目的に、日本人の三大疾病であるがん・心臓病・脳卒中といった生活習慣病の発病予防や健康増進、さらには生活の質の向上を目指し、「食生活」「運動」「たばこ」「アルコール」など9つの領域で具体的な目標を設定したものです。
※「健康寿命」とは、健康で明るく元気に生活し、実り豊かで満足できる生活、つまり痴呆や寝たきりにならない状態で生活できる期間のこと。

■国民の健康づくりを支援します
 「健康日本21」は、病気にならないように、普段の生活の中で健康増進に努めることに重点をおいています。
 具体的には、国民の健康づくりに対する意識の向上とその取り組みを促す方法、また、個人の主体的な健康づくりを支援していくために地方公共団体などが目指すべき目標が設定されています。


「健康日本21」の目指す9項目

  1. 栄養・食生活:脂肪エネルギー比率や食塩摂取量の減少、野菜やカルシウム摂取量の増加など
  2. 身体活動・運動:日常生活における歩数の増加や運動習慣者の増加など
  3. 休養・こころの健康づくり:ストレスを感じた人の減少、自殺者の減少など
  4. たばこ:喫煙の害についての知識の普及、公共の場における分煙、禁煙支援プログラムの普及など
  5. アルコール:節度ある適度な飲酒の知識の普及、主な酒類換算の目安など
  6. 歯の健康:学童期の虫歯予防、成人期の歯周病予防、歯の喪失防止など
  7. 糖尿病:予防のための日常生活、食事、検診受診の促進、合併症の減少など
  8. 循環器病:成人肥満者の減少、高血圧の改善、検診受診者の増加など
  9. がん:野菜摂取量の増加、脂肪エネルギー比率の減少、がん検診受診者の増加など

 わが国は世界一の長寿を誇っていますが、一方で大阪府は生活習慣病を原因とする中高年の死亡率が高い状況にあります。
 このような状況のもと、府民の健康指標を改善していくため、大阪府が中心となって「健康おおさか21」を作成しました。
 府民の皆さんが健康で長生きできるよう 、ご自身の生活習慣の改善目標を具体的に立てて、健康づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
 

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