世界保健機関(WHO)は、2000年6月に、加盟191カ国の保健システムについて比較した2000年版「世界保健報告」を発表しました。
それによると、日本は総合で第1位。日本の保健システムは「世界一」と世界から認められました。

 
調査に際して、WHOでは5つの指標を設定し、各国の専門家へのアンケートや統計調査のデータなどを数値化してランクづけしています。
 ランキングの5つの指標とは… 
   健康寿命:健康で暮らすことができる期間は何歳までか。
5歳未満児の死亡率の地域格差:保健システムがしっかりしていて、5歳未満児の死亡率に地域格差がないか。
患者の人権尊重:医療機関で、病名など個人の秘密が保持され、インフォームドコンセント(十分な説明と同意)が行われるなど、人権尊重と医療を受ける者への配慮があるか。
医療上の差別の有無:医療を受ける際、人種や性別によって差別がないか。
医療費負担の公平性:所得に応じた保険料を払うなど、医療費の費用負担が公正か。
 日本は、「健康寿命」が男性71.9歳、女性77.2歳でともに1位を獲得。「5歳未満児の死亡率に地域格差がない」という点では3位にランキングされるなど、すべての指標で8位以内に入り、総合で1位と認められました。
 ちなみに、2位以下はスイス、ノルウェー、スウェーデン、ルクセンブルク、フランスとヨーロッパ諸国が続き、アメリカは15位でした。
 また、各国の財政規模や教育水準には格差がありますので、それらを考慮した上で、その国ができる範囲で保健システムに最大限の努力をしているかという評価では、日本は第10位でした。

日本の保健システムは金メダルです。世界にも認められた保健システムを大切にしましょう。
 

前ページに戻るトップページ