「腎盂」などが細菌に感染し炎症を起こす「腎盂腎炎」は、女性に多い病気で、高熱や腰の痛み、膀胱炎の諸症状などを伴います。
このような症状がある場合は、すぐに泌尿器科や内科を受診するようにしましょう。

「腎盂腎炎」は女性に多い病気です。
 「腎盂腎炎」の原因となる細菌は、ほとんどの場合、尿道から膀胱、腎臓へと逆上ってきますので、尿道が短く外尿道口が膣や肛門に近い女性の体は、細菌が膀胱に入りやすくなっています。そのため「腎盂腎炎」は女性に多い病気となっています。
 「腎盂腎炎」は放置しておくと、腎臓の機能が悪くなり「腎不全」を起こしたり、細菌が血液中に混じり「敗血症」などの全身の感染症に進展することがありますので、早めに医療機関で治療を受けるようにしましょう。

主な症状は高熱と強い腰の痛みがあります。
38度以上の発熱:時には寒けや震えとともに、40度近い高熱が出ることもあります。
腎臓部の痛み:脇腹から背中にかけての腰の部分が痛みます。背中の肋骨の下あたりを叩くと、響くような強い痛みを感じます。痛みは片側に出ることがほとんどです。
膀胱炎の症状:「腎盂腎炎」の患者さんの約3割が膀胱炎を併発しており、その場合には排尿痛や頻尿、残尿感など、膀胱炎の症状が出ます。

治療には安静と水分補給が大切です。
 治療には抗菌薬の注射や内服薬が使われますが、それ以外には、まめに水分補給をするようにしましょう。水分をたくさんとることは、尿の量を増やし細菌を洗い流すことにもなるので、しばらくは水分を多めにとるように心がけます。また、再発を防ぐため、症状が治まってもしばらくはきちんと尿検査や血液検査を受けて「腎盂腎炎」が完治したことを確認することが大切です。
日常生活で再発を防止するには、「過労をさける」「排尿を我慢しない」「水分を多くとる」などを心がけましょう。
 

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