日本では昭和36年に国民皆保険制度が実施され、すべての国民が何らかの公的な医療保険制度に加入するようになりました。しかも、かかった医療費の2〜3割の自己負担を支払えば、いつでもどの医療機関ででも十分な医療が受けられます。これが、日本の医療保険制度が世界一すばらしい制度だと言われる理由です。
 外国にも医療保険制度はありますが、すべての国民を対象としていなかったり、医療機関の選択の自由がなかったりします。

アメリカ:国民全体を対象とした公的医療保険制度がない。
 アメリカは先進国の中で唯一、国民全体を対象とした公的な医療保険制度がない国です。老人や障害者、低所得者は公的な医療保険制度に加入することができますが、それ以外の人はそれぞれ自分自身で民間の医療保険に加入しなければなりません。そのため、医療保険に加入していない人が国民全体の16%にも及んでいます。

イギリス:国民皆保険制度となっているが、医療機関の選択の自由がない。
 イギリスでは、すべての国民が公的な医療保険に加入する国民皆保険制度があり、原則として無料で医療が受けられます。ただし、最初はあらかじめ決められた「家庭医」で診察を受けなければならないことになっており、日本のように自由に医療機関を選択することはできません。「家庭医」の段階で診断がつかなかったり、さらに高度な医療が必要な場合には、専門の病院を紹介してもらうシステムになっています。

日本:公的な国民皆保険制度があり、医療機関の選択も自由。
 日本の医療保険制度では、診療にかかった医療費の2〜3割の自己負担を支払えば、どこの医療機関でも自由に医療を受けることができます。
日本が世界に誇るこの医療保険制度を、皆さんと一緒に守っていきましょう。
 

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