痔は、症状のない人も含めると、日本人成人の半分以上の人が
患っていると言われるほど、ポピュラーな病気です。
恥ずかしがらずに、早めに肛門科か消化器外科を受診するようにしましょう。

●痔の3大疾患は「痔核」「裂肛」「痔ろう」
・「痔核」(イボ痔):日常生活で肛門部に負担がかかったりすると、粘膜下部分がうっ血して大きくなり、出血したりすることがあります。これを「痔核」と言います。また、粘膜下部分を支えている組織が緩んで、肛門の外に脱出するようになるのを「脱肛」と言います。
・「裂肛」(切れ痔):便秘で硬くなった便が肛門を通過したときや、下痢が続いた時に、肛門が切れて生じる外傷。
・「痔ろう」:直腸と肛門の境目の凸凹部分に便が入り込むと、便の中の大腸菌などの細菌によって直腸や肛門周囲に炎症が起こり、徐々に化膿して膿が溜まります。その膿が排出されてできた膿の管が「痔ろう」です。

●痔の予防&悪化させないための7ケ条
その1 お風呂は毎日入る
その2 お尻を清潔に保つ
その3 便秘や下痢をしないように注意する
その4 トイレで強くいきまない
その5 アルコールなどの刺激物はひかえめに
その6 腰を冷やさない
その7 長く座ったままでいない

●痔の治療法
 上記の日常生活の注意に加え、座薬や軟膏などの外用薬を用いて、出血や痛み、腫れなどの症状を和らげます。
 しかし、内痔核が外痔核を伴って肛門から脱出しているときや、裂肛で排便時の痛みが激しく再発を繰り返すようなとき、また、痔ろうのときには手術が行われます。
 また、症状が軽ければ市販薬での治療も可能ですが、出血などの症状は大腸がんでも起こることがあります。必ず、専門医で確定診断を受けておくようにしましょう。

 

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