■傷口を洗浄し、患部を押さえる
 まずは、傷口の泥や砂などの汚れを、きれいな水で洗い流します。きれいな水がない場合は、お茶やジュースなどの清涼飲料水でもかまいません。そして止血します。止血の基本は次の通りです。この方法で、ほとんどの出血は止まります。
・傷口に布(清潔なタオルやハンカチ)を当てる
・布の上からまっすぐ力を入れて、3分間以上押さえ続ける
・押さえている途中で手をゆるめたり、傷口をのぞいたりしてはいけない
・灰やみそ、よもぎの葉といった、民間療法は行わない。何の効果もなく、かえって傷の治癒を遅らせてしまうことになる

■それでも出血が止まらない場合
 傷口の根元を縛ったり、傷口からなるべく心臓に近い動脈を押さえるなどして、すぐに医療機関へ行きましょう。ただし、長い時間、縛ったままにしていると、そこから先の部分が壊死してしまうこともありますので、できるだけ早く治療を受けることが大切です。

■こんな場合は、すぐに医療機関へ
・心臓の拍動に合わせて、勢いよく血が吹き出している場合
・傷口から黄色い脂肪や赤い筋肉が見えていたり、傷の長さが5ミリ以上ある場合
・皮がそぎおとされた傷
・深い刺し傷:見た目は小さくても、傷が皮膚を貫通して、脂肪や筋肉にまで達している恐れがあります。また、傷口に泥などがついた場合は、破傷風菌などの細菌が入り込んでいるケースもあるので、特に注意が必要です。

■鼻血はこうして止める
 鼻に脱脂綿やガーゼなどを詰めて、3分程度、うつむき加減で鼻をつまみます。上を向いて後頭部をトントン叩くのは誤った止血法です。

 

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