せっかくの楽しい旅行も、乗り物酔いをすると、一転してつらい旅行となってしまいます。乗り物酔いの原因は、まだはっきりとわかっていませんが、感覚混乱説で説明されています。つまり、乗り物に乗った時、眼からの視覚情報と耳(三半規管や耳石器などの内耳の平衡感覚器)からの揺れの情報が大脳に送られ、過去に蓄積された大脳の経験情報との間にミスマッチ(矛盾)が生じたときに乗り物酔いを感じます。


●乗り物酔いになりやすいのは5〜12歳
 乗り物酔いは、2歳ぐらいから始まると言われています。その後、年齢が上がるにしたがって増えていき、5〜12歳ぐらいがピークになります。その後は乗り物に慣れてくることもあり、だんだんと少なくなります。

●乗り物酔いを起こす3つの条件
乗り物酔いは、体調や心理面なども大きく影響します。
@環境的影響:発進と停止を繰り返したり、道が悪くて車が揺れたりすると酔いやすくなります。また、ガソリンなどのにおいがすると気分が悪くなることがあります。
A心理的影響:以前に酔った経験を思い出したり、酔った人を見て自分も具合が悪くなることもあります。
B身体的影響:過労や睡眠不足、風邪をひいていたり、空腹や食べ過ぎの時は酔いやすくなります。

●乗り物酔いを防ぐには
・酔い止めの薬を飲む。
・睡眠を十分にとって体調を整える。
・揺れの少ない乗用車の助手席や、バスの真ん中あたりに座る。
・進行方向を向いて座り、きょろきょろしない。
・近くを見ずに、遠くの景色などを眺めるようにする。
・乗り物の中で読書や携帯型ゲームなどをしない。
・きついベルト、体を圧迫する下着は避ける。
・窓を開けて新鮮な空気を入れる。
・歌を歌ったり、音楽を聴いたりするなど、気を紛らわせる工夫をする。

 

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