最近、「かくれ肥満」の人が増えています。肥満は糖尿病や高血圧などの「生活習慣病」にかかりやすくなりますので、一見やせている「かくれ肥満」の人もダイエットする必要があります。
●「かくれ肥満」とは
 体の中に占める脂肪の割合を「体脂肪率」と言います。男性では15〜20%、女性では20〜25%が標準ですが、それを超えると「肥満」になります。一見やせていて、体重が標準あるいは標準以下でも、体脂肪率は標準よりも高いという人がいます。これが「かくれ肥満」です。「かくれ肥満」はりっぱな「肥満」ですから、糖尿病や高血圧などのさまざな「生活習慣病」を引き起こし、さらに進行すると、心筋梗塞や脳梗塞へと進展しかねません。

●こんな人は要注意
 「かくれ肥満」は、本人も自覚していない場合がほとんどです。次のような人は、一度、体脂肪率を計ってみましょう。
ダイエットをしては、また元の体重に戻るというようなことを何度も繰り返している人。
特に若いころはスマートで、年をとっても体重は変わらないのに、ウエストだけは年々太くなってきたという中高年の人。

●ダイエットは正しい方法で
 ダイエットの基本は、食事療法と運動療法を同時に行うことです。
<食事療法のポイント>
食事の回数は減らさず、1回に食べる量を減らす。
1日のエネルギー量は、男性1日1400キロカロリー、女性は1200キロカロリーを確保する。
1日30品目を目標に、栄養をバランスよくとる。
<運動療法のポイント>
ウォーキングなどの、酸素をたくさん取り込みながら行う運動、有酸素運動が効果的。1日1万歩を目標に、毎日続けることが大切。
1日15分程度の筋力トレーニングや、ストレッチなどを組み合わせると、より効果があがる。

無理なダイエットは長続きしないだけでなく、やせ過ぎたり、体調をこわしたり、「かくれ肥満」になったりする場合があります。正しいダイエットを行い、肥満による生活習慣病を未然に防ぎましょう。

 

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